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●プロジェクトXアンコール 「ゆけ チャンピイ 奇跡の犬」 〜日本初の盲導犬・愛の物語〜


「一人で自由にどこへでも歩いて行きたい。」昭和32年夏、光を失った若者の夢を叶えた
一頭の犬が登場した。名はチャンピイ。日本初の盲導犬となったシェパードである。
チャンピイを育て上げたのは、絶望の淵で出会った二人の若者だった。18歳で突然失明した
河相洌。大学中退を余儀なくされ母の付き添い無しには一歩も外に出歩けなかった。
そのとき、生後半年のチャンピイをもらった。「この犬を訓練して街を歩けないか。」
訓練をかって出たのは塩屋賢一。26歳のとき勤めていた会社が倒産。死の病とされた
結核を患い、再就職も叶わなかった。自宅に犬の学校を開き、金持ちの犬をしつけて
食いつないでいたが、虚しかった。人の役に立つ仕事を成し遂げてみたかった。
二人の行く手には難問が山積していた。「畳文化の日本では座敷に犬をあげられない。」
「犬なんか信用できない。妻が手を引け。」盲導犬反対論が吹き荒れていた。
しかも、盲導犬には高度な判断力が必要だった。道を横断するときは、主人が進めと
命令しても、車が来れば、命令を無視しなければならない。育成マニュアルは
世界中どこにも存在せず、塩屋は手探りで訓練方法を考え出すしかなかった。
そんなある日、塩屋はチャンピイと24時間寝食を共にすることを決意する。
そして、主人を喜ばせたいという犬の忠実な性格を信じ、新たな訓練法を編み出していく。
そして迎えた運命の最終試験。コースは難所続きだった。坂道、階段、そして車が
行き交う大通 り。チャンピイは、果たして河相と共に無事、戻ってくることができるのか。
日本初の盲導犬チャンピイ誕生に命をかけた人々の愛と絆の物語を描く。
(2002年2月12日放送の再構成です)

(text from NHK site)

NHK総合 45min 2004-02-10 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)













 

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