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●プロジェクトX(139) 「悲劇のルワンダ 希望の義足」


アフリカの小国・ルワンダ。10年前、ここで世界を震撼させる出来事が起きた。
二つの民族の衝突による80万人以上にのぼる大虐殺。実はその時、もう一つの
悲劇が起こっていた。人口800万人の1割が、地雷などによって手足を失い障害を
負ったのである。その惨状を、一人の日本人女性が見た。吉田真美、31才。
ごく普通のOLだった彼女は、会社を辞め日本の義肢工房に弟子入りした。
心の支えは、祖国ルワンダの復興に懸ける男、ガテラ・ルダシングワ。間もなく、
吉田はルワンダへ飛び、ガテラをはじめとする現地の人々と共に義肢作りに打って出た。
「日本で集めた中古の義足を改造し、無償でルワンダの人々に提供する」。
少しでも国造りの力となればと、吉田は一年余りで、実に80本もの義足を作った。
しかし、プロジェクトには大きな壁が立ちはだかった。患者が、せっかくの義足を
使ってくれない。混乱の中、仕事がないルワンダ。足が無い方が金を恵んで貰える、
というのが理由だった。現地スタッフの志気も下がるばかり・・。その時、吉田とガテラは、
最後の希望を一人の現地の青年に託した。かつて爆弾で左足を失った、セザール26才。
なんと、セザールを水泳選手とし、オーストラリア・シドニーで開かれる障害者のスポーツの
祭典「パラリンピック」のルワンダ初参加に挑んだのである。“ルワンダの人々に
生きる勇気を…”。プロジェクトの大勝負が始まった。番組は、今なお奮闘が続く
現地ルワンダの義肢工房を舞台に、1人の日本人女性と現地の人々の
飽くなき挑戦のドラマを描く。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2004-03-30 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)











 

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