玄関 / ライブラリ / CD-RRW / GP-567 /

 

 

●日経スペシャル ガイアの夜明け 「タクシー戦国時代」 〜都を狙え!若き武将たち〜


2002年2月に施行された改正道路運送法(規制緩和)により、新規参入や増車
などが行われ、タクシー業界は新時代を迎えたと言われている。しかしこの景気低迷の
なかタクシー台数は増えるのに、利用する客の数は減る一方。激しい顧客獲得、
サービス合戦に突入したタクシー業界において大手三社はトップの世代交代を図った。
若きリーダー達は異業種での経験を生かし、新風を吹き込み、更なる
領土拡大を画策する。そしてタクシーは「ひろう」時代から「えらぶ」時代へ。
タクシー戦国時代に生き残りを賭ける男たちの闘いを追った!

◎老舗復活への道 〜日本交通・川鍋一朗専務(33)〜
昭和3年創業の日本交通は、赤坂に本社を置きタクシー界のトップとして
君臨し続けてきた。しかし、バブル崩壊、不動産投資、グループ企業拡大による
多額の負債により、社屋を赤坂から東京湾のコンテナ置き場とする。
帝国再建のために若き三代目、川鍋一朗は外資系コンサルティング会社を辞め、
専務のポストに転じた。そこで川鍋は、これまでにない大胆な改革を断行する。
現在、1600台以上のタクシーを有している日本交通が、次に仕掛けるは専用乗り場の
確保。六本木ヒルズなどの最新スポットを激戦の競合コンペで制し、他社にない
東京ナンバーワンブランドを誇りに顧客獲得を目指す。

◎最上サービス東京上陸 〜東京MK・青木政明社長(40)〜
東京MKの社長、次男・政明(40)は自ら連日行う入社説明会で東京MKの
将来ビジョンを熱く語る。東京では168台とまだまだ数が揃わないことが悩みの
東京MKは、5年後の増車目標を500台とし、従来には無かったフランチャイズ化で
MKブランドの浸透を図る。そして次なる秘策は、業界初のGPS配車サービス。
このシステムでは、携帯電話から配車センターを通さず衛星で近隣の車両を
キャッチし、直接配車依頼ができる。これら新サービスで更なる顧客獲得を狙う。

◎夢は東京、全国制覇 〜第一交通産業・田中亮一郎社長(44)〜
各社が戦々恐々とその動向を窺う男がいる。テレビディレクターから転身した
第一交通の田中は、現在5694台のタクシーを2010年までに1万台 そして営業地域も
27都道府県から35〜40都道府県に拡大する方針を発表。次から次へと日本各地
140社ものタクシー会社のM&Aを繰り返す田中の次なる目標は東京征圧。
現在300台の東京のタクシーを3〜5年後に1000台程度にして消費者への認知を高め、
東京証券に上場する意向を表明した。地域に根差した経営を進める第一交通が
当地の老舗旅館やオフィスビルのタクシー法人契約を結び、タクシー会社のみならず、
その地方全体を第一交通色に変えてしまう。地域進出の最前線に立つことで、
第一交通の成長の謎を探る。
(text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

テレビ東京 53min 2004-04-06 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)











 

ページ先頭へ