玄関 / ライブラリ / CD-RRW / GP-578 /

 

 

●ミクロワールド 「熱帯魚 美しい色の秘密」

NHK教育 5min 2004-04-10 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo




●新日曜美術館 「ミレー再発見」 〜修復された“種をまく人”〜


2004年4月、日本人に最も親しまれている絵画作品の一つ、
ジャン・フランソワ・ミレー(1814〜1875)の「種をまく人」が、修復作業を経て、
新たな姿で公開される。1978年に、山梨県立美術館蔵となって以後、日本で初めての
修復であり、1965年以来およそ40年ぶりの作業結果に、注目が集まっている。
「種をまく人」は、ミレーがパリから農村に移住した翌年に描かれた、「農民画家」
としての出発点を宣言する重要な作品である。この「種をまく人」には、同じ構図の
別作品が存在する。もう1枚の作品ボストン美術館蔵の「種をまく人」は、
山梨県立美術館の作品より、画面が明るく、生命感のある農夫が描かれている。
なぜ、ミレーは、2枚の作品を描いたのであろうか?今回の修復では、
最新技術での調査・分析等により、新たな事実が発見されつつある。山梨の作品を
印象づける空の茜色、その下には、当初、ボストンの作品に似た青空が
描かれていたことが判明した。ミレーは、ボストンの作品の後、同じ構図を描き、
空に茜色を加え、人物像により疲労感を感じさせる描写を重ね、山梨の作品に仕上げた
のではないだろうか。そこには、農村生活を続ける中で、ミレーが、農民の暮らしの
厳しさを痛感し、画風を変えていったことが読みとれる。「種をまく人」制作後、
ミレーの作風は、より山梨の作品に似た、労働の厳しさと哀愁を感じさせるものに
なっていく。ミレーの画風は、描かれた厳しい労働環境に共感する人が多かった
明治期の日本で支持され、戦前の教科書には偉人としても賞賛されている。
番組では、ボストンでも同時に進められているミレー作品の最新調査結果等も含め、
「農民画家」ミレーの誕生と実像に迫り、日本人に愛されたその魅力に迫る。
(text from NHK site)

NHK教育 45min 2004-04-11 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)











 

ページ先頭へ