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●きょうの健康 「生死を分ける応急処置」


(1) 人工呼吸と心臓マッサージ

◎まずは意識を確認
倒れている人を見かけたら、危険な状態かどうかを見分ける必要があります。「意識」「呼吸」「血液循環(じゅんかん)」「出血」の4つを、この順番に調べていきます。出血があると、ついそちらに気をとられがちですが、まずは意識と呼吸の状態を調べることが重要です。大きな声で呼びかけたり、肩をたたいたりして、意識があるかどうかを確かめます。続いて、倒れている人の口元に頬(ほお)を近づけ、音と皮膚の感覚で、呼吸をしているか確認します。その後は、意識と呼吸の有無に応じて、手当を行います。呼吸があるときは「回復体位」をとらせます。肩と腰を起こして体を横向きにし、上側のひざを約90度に曲げて、体を安定させます。吐いたものが詰まらないように、あごの下に片方の手を入れて、頭はやや後ろに傾けておきます。呼吸がないときは、人工呼吸と心臓マッサージを行います。

◎119番へ通報する
意識や呼吸がない場合は、119番への通報が必要です。また、意識や呼吸がある場合でも、次のようなケースはすぐに119番通報が必要です。「胸の痛みが15分以上続く」ときは、「心筋こうそく」が疑われます。「しびれやまひがある」「しゃべりにくい、見えにくいなどの症状がある」「激しい頭痛や胸痛、腹痛がある」などの場合には、「脳障害」や「内出血」が起きている可能性があります。このほか、「出血が止まらない」ときも、ただちに119番通報し、医療機関を受診するようにして下さい。


(2) 大出血を止める方法

◎体外への出血が起きた場合
出血を見ると、誰でも慌ててしまいがちです。しかし実際は、心臓や呼吸が停止した場合に比べると、やや時間的な余裕があるので、落ち着いて対処することが必要です。「深い部位から出血している」ときはすぐに119番通報します。一方、出血部位がそれほど深くない場合は、「直接圧迫止血」という方法で止血を試みます。まず、傷口を心臓より高い位置に保ちます。傷口にガーゼやハンカチを当てて、その上から手で強く圧迫します。傷口を押さえるほうの手に、手袋やビニール袋をすると良いでしょう。4分間を目安に圧迫して、それでも出血が止まらない場合は、すぐに医療機関を受診して下さい。

◎内出血が疑われる場合
「強く打った」「高いところから転落した」「交通事故にあった」などの場合には、たとえ目に見える出血がなくても内出血が起きている可能性があります。打撲した部位に合わせた適切な手当が必要です。頭を打ったときは「脳内出血」が疑われます。「意識がない」、あるいは「おう吐やしびれ、まひなどがある」場合はすぐに119番通報して下さい。頭といっしょに首も強く打ったときは、脳内出血のほかに、せき髄などの「中枢神経」が傷つけられている可能性があります。「手足のしびれやまひ」があるときは、固い床の上に寝かせ、頭と首の左右を、丸めたタオルなどで固定して、直ちに119番通報します。胸やおなかを打ったときは、「内臓や血管の損傷」や「骨折」が起きている可能性があります。「強い腹痛がある」「呼吸のたびに胸が痛む」ときは、すぐに医療機関を受診して下さい。
(text from NHK site)

NHK教育 15min×2 2004-05-26・27(2004-05-19・20の再放送)
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●極める・日本の美と心 「江戸の仏師・清水隆慶」 〜風俗百人一衆に秘められた謎〜

千葉テレビ 27min 2004-05-27(1993放送) Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)








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