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●クローズアップ現代 「電子書籍が読書を変える」


『世界の中心で愛を叫ぶ』306万部、『バカの壁』350万部。
歴史に残るベストセラーが相次いで生まれる一方で、出版界は未曾有の
不況に見舞われている。売れ行きの悪い新刊は3ヶ月で店頭から消え、
『収容所群島』や『出発は遂に訪れず』といった古典も次々と絶版に
なっている。こうした出版不況を打破する切り札として期待されているのが
電子書籍。データ化された"本"は絶版がなくなり、流通コストもかからない。
高精密な液晶が開発された今、携帯電話や専用の読書端末で"本"を読む
層が着実に増え、本の読み方そのものも変わり始めている。グーテンベルクが
活版印刷技術を発明して以来、「知識」を伝える中心的な役割を果たしてきた
"本"はどうなっていくのか。出版業界の模索の最前線と電子書籍の
もたらす未来を探っていく。(No.1935)
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 28min 2004-06-23 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●世界美術館紀行 「ルネサンスを伝えた男」 〜〜ウフィツィ美術館 [2]〜


イタリアで一つだけ美術館を選ぶとするならば、ウフィツィをおいて他にない。
花の都フィレンツェが作り上げた世界でも比類のない美術館である。
コレクションの基礎となったのは、フィレンツェを統治し、ルネサンスを生み出す
原動力となったメディチ家所蔵の美術品である。もともとメディチ家の事務所
(ウフィツィ)として建てられたこの建物の設計者は、画家兼建築家のジョルジュ・
ヴァザーリ。ヴァザーリは、3階部分を美術品コレクションを展示する回廊として
設計した。これは、以降のヨーロッパ宮廷で流行する、回廊形式の美術館の
草分けでもあった。建築家としてウフィツィ美術館を残したヴァザーリだが、
その名を不朽のものとしたのは、歴史上初の美術史書「芸術家列伝」である。
この本には、14世紀から16世紀にかけてのイタリアルネサンスを代表する
芸術家たち総勢200人あまりが登場する。ヴァザーリの記述は、
作品解説以上に、芸術家の人物像を生き生きと伝えている。
レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロの市庁舎壁画をめぐるライバル関係や、
数学者にして線遠近法を確立したピエロ・デッラ・フランチェスカ、
破戒僧フィリッポ・リッピの愛人との逃避行などが、ときには虚実入り交じって
記されている。ウフィツィ美術館では、「芸術家列伝」に登場するこうした
天才たちの作品の多くを、鑑賞できるのである。番組では、ヴァザーリの
「芸術家列伝」をひもときながらウフィツィ美術館を巡り、権力者と
天才たちが生んだ美の世界を堪能する。
(text from NHK site)

NHK総合 25min 2004-06-26(2004-06-18の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)






 

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