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●日経スペシャル ガイアの夜明け 「西武王国の崩壊」

総会屋への利益供与事件に端を発する一連のコクド・西武鉄道問題。いよいよグループの総帥、堤義明前会長の刑事責任にまで発展しようとしている。リゾート産業で一時代を築いたコクド西武鉄道グループはなぜ、今、崩壊することになったのか?謎のベールに包まれながら拡大してきた巨大企業の内部で一体何が起きていたのか?堤流経営の実態に迫りながら、王国崩壊の意味を考える。

◎ベールに包まれた企業
去年の大晦日、雪の舞う鎌倉霊園で一人の老人が墓参りをしていた。最も奥の高台にそびえ立つような立派な墓。そこに眠るのは堤康次郎、西武グループの創業者だ。「先代はとにかく立派な人じゃった・・・」老人が重い口を開いた。コクドの大半の株を抑えることで西武鉄道グループ全体を支配していた堤義明氏。ごく一部の側近だけによる密室の企業経営。客のためではなく義明前会長のために働いていたといわれる社員。巨大な秘密企業の実態とは?

◎王国スキームの実態
土地の含み益を担保にさらに借金を重ね次々に開発に投資。事業利益は利息の返済へ回して法人税など課税を最小限に抑える。税金は払わずに資産を増やすこの堤流節税テクニックの実態を国税OBの証言などで解明する。

◎「借名株」は80年前から行われていた
創業者の堤康次郎氏が、堤家の財産を守るために考え出した借名株。実はコクドの前身、箱根土地の時代から実践されていた。その手法を義明前会長は西武鉄道株でも使っていたのだ。株の大量売却に義明前会長は積極的に関与したのか?果たして罪の意識はあったのか?ある人物が確信に触れる証言をした。

◎義明前会長に未来を託した村はどうなる?
主を失ったグループの再建を託された経営改革委員会。1月28日、委員会が中間報告を発表した。“全国のリゾート地のうち、赤字の40施設程度を売却、撤退”雪深い北国に激震が走った。青森県鰺ヶ沢町。10年前、西武グループはこの地に「スキー場、ゴルフ場、ホテルの三点セット」のリゾートを開発した。「うちが閉鎖されることはない。そんなはずはない…」何度も同じ言葉を繰り返す住民。西武におらが村の未来を託した日本中の自治体が西武王国の崩壊に不安を隠せないでいる。
(text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

ノイズなし
テレビ東京 53min 2005-03-08 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)

> 2023-01-15 再生確認
> DR-4611にもあり






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