Polygon

[ DR-116 ] 詳細    |このページを閉じる|





●ドキュメント地球時間 「未来を見た男」 〜SFの父 ジュール・ヴェルヌ〜

「海底二万哩」や「八十日間世界一周」などであまりにも有名な19世紀フランスの作家ジュール・ヴェルヌ(1828〜1905)。探検や冒険と空想科学技術を組み合わせてSF=サイエンスフィクションと呼ばれる新しいジャンルを確立し、200本を超える映画がその著作から生まれている。100年以上も前に書かれた数多くの著作の中で、ヴェルヌは並外れた想像力と知識によって今日の世界の姿を予見していた。飛行機や潜水艇などが未知なる場所への旅を可能にすることなど、ヴェルヌは数々の科学技術の未来を予見し、その多くが20世紀に実現していった。「月世界旅行」に描かれた宇宙飛行にまつわる数々の記述は、後のアポロ号によって実現したものと驚くべき正確さで一致している。また、テクノロジーの進歩の裏にある、科学万能時代がもたらす弊害や、マスメディア権力の増大など、ヴェルヌは今日の我々が抱える社会問題をも見通していた。番組では、映画のシーンを織り交ぜ、ヴェルヌが予見した技術進歩の数々を紹介しながら、類まれなる想像力を発揮した作家の生涯をたどる。

原題: The Extraordinary Voyage of Jules Verne
制作: BBC/Atlantic Production/Take 3 Partnership (イギリス 2001年)

(text from NHK site)

NHK教育 45min 2002-09-27 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●ドキュメント地球時間 「ガウディ」 〜知られざる生涯〜

スペインが生んだ偉大な建築家、アントニオ・ガウディ。サグラダ・ファミリア教会などの作品は世界中に知られているが、彼の素顔は謎につつまれてきた。番組では、ガウディの残した数々の建築物と、その創造力の源となったものを見ながら、今年生誕150年を迎えた建築家の知られざる生涯に迫る。ガウディが暮らした19世紀後半のバルセロナは、めざましい経済発展により急成長を遂げていた。中世の城壁が取り壊され、町はみるみるうちにその姿を変えていく。そんな新しい時代の中で建築家として多くの活躍の場を与えられたガウディは、幼いころに見た自然の情景から受けたインスピレーションを基礎に、これまでの常識を打ち破る独自の建築技法やスタイルを創造してゆく。砕いたタイルをモザイクにした“グエル公園”、あまりにも奇抜なために大きな議論を呼ぶことになった巨大集合住宅“カサ・ミラ”などの傑作が次々と生み出されていった。晩年は現場に寝泊りしながら、サグラダ・ファミリア教会の建設に心血を注ぐが…。
(text from NHK site)

原 題: Gaudi's Shadows
制 作: La-Productra, S. A (スペイン 2002年)

NHK教育 45min 2002-10-04 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●にんげんドキュメント 「アートで人生に輝きを」

現代美術作家の折元立身(おりもとたつみ)さん(56歳)は、軽いアルツハイマーの母親(83歳)を介護する日常を題材にした作品群「アートママ」で世界的に高い評価を得ている。母との散歩コースで、カメラを片手に即興の作品づくりをする折元さん。仕事と介護の両立に悩んだ末にたどり着いたのが、日常生活をアートにしていくことだった。巨大な上げ底靴を履かせて撮った写真『母の大きな靴』は、背が低いというコンプレックスを抱え、さらに足を悪くした母の悩みがユーモラスに表現されている。オブジェ『1999年の母の医療と社会福祉』では、1年間に飲んだおびただしい数の薬のゴミ、袋、写真をガラスの標本ケースに収めた。痴ほう症状進行の予防を目指す全国初の試みとして、秋田県のホームのお年寄りとの共同制作にも取り組むという。芸術は世界の共通語。折元さんの作品への共感は世界に広がる。番組では、厳しい介護生活をユーモラスに表現する折元さんに密着。高齢化社会を前向きに生き、挑むアーチストの姿と母の姿を描く。
(text from NHK site)

NHK総合 45min 2002-09-27 (9/26の再) Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●国宝探訪 「空海 躍動する書」 〜弘法大師の書跡〜 >>> DRW-013に一時保管中

真言密教の開祖・空海(774〜835)は、古来「書聖」と仰がれ、書だけで8点が国宝に指定されている。中国から移入された文字を初めて独自の解釈・筆法で表してみせたことで、空海の書は日本の書の原点とされる。日本の書の最高峰とも言われる「風信帖」。唐から帰朝してまもなくの、空海から最澄に宛てた漢文の手紙3通を1巻に収めたもので、書き出しの言葉「風信雲書」から風信帖と呼ばれる。そこには、「日本の仏教を支えるのは己だ」と記す雄大な風格のみならず、それまでの中国一辺倒の書を革新する、自由で大胆な筆捌きが躍動する。文末に見られる優しく流れるような文字は、日本独自の書「和様」の先駆けを成す。空海はこの「風信帖」で、仮名文字へと至る“日本の文字”への道を切り開いてみせたのだ。書家の岡本光平は、「最澄の書が几帳面に王羲之を模すのに対し、空海はかすれ字・続け字など日本ならではの書の美を生みだした。国家統一のために規格化する唐の書に違和感を持ち、自在に滑るような筆法を生みだした。風信帖は、後のかな文字=和様の夜明けを告げた」と語る。空海の書は、壮年から晩年にかけ、さらなる発展を遂げる。うねりくねる蛇、揺れる水面、呪文する人の姿など、森羅万象の形を文字に取り込んだ「雑体書(ざったいしょ)」だ。真言密教の祖先を描いた画「真言七祖像」に空海が付した文字や、奈良・橿原の大貯水池の完成を祝う「益田池碑文」の書は、古代の象形文字に近い原初的な造形がなされ、「文字は生命体であり1つ1つが宇宙である」と考えた、空海の書の哲学が横溢する。日本の書と文字を変え、文字に世界の全てを見、表そうとした空海。その空前絶後とも言える書の魅力の全てを余すところなく描く。
(text from NHK site)

NHK教育 30min 2002-09-07 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo



このディスクは、読み取り不能になっていたので、2004年11月に、
日立マクセル株式会社 アドバンスドディスク事業部 品質保証部にてデータ救出してもらったコピーディスク。




ページ先頭へ