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●ETV SPECIAL 「発酵仮面 北の大地を行く」 〜小泉武夫のスローフードな旅〜

東京農大教授の小泉武夫さんは自称「発酵仮面」、発酵食品をこよなく愛する食いしん坊である。古来、日本人はみそやしょうゆ、納豆などの発酵食品、つまり目に見えない微生物の働きで出来る食べ物を大切にする食文化を育んできた。しかし、今、食生活のインスタント化の中でそれは急速に崩れつつある。本物の「食」を求めてやまない小泉さんは、初夏の北海道の旅に出た。函館ではイカ漁の季節が始まっていた。名物の塩辛を作るしにせのあるじは、塩辛を漬けるおけをプラスチックに変えたらイカが発酵しなくなったという。だから、この店では今も昔ながらの木のおけにこだわって塩辛を作っている。根釧原野は牧場の新緑がまぶしい季節。最近は効率よく牛乳を搾るために放牧を行わない農家が増えてきたが、放牧でたっぷりと青草を食べた牛が出す乳でなければ長期熟成のチーズは出来ない。10か月から1年寝かせるというこだわりのチーズ作りを紹介する。発酵はおいしい食べ物を作るだけではない。「廃棄物」と呼ばれた物が微生物の働きでよみがえった例も。釧路では、今まで捨てていたサケの内臓を使った魚醤(魚のうまみを引き出したしょうゆ)作りが行われている。やっかい者扱いだった牛のふんも、発酵でミネラルたっぷりの「土」に生まれ変わる。その土で育てたアスパラの甘さが小泉さんを驚かせた…おいしい物と出会い、目に見えない微生物が生み出す驚異的なパワーに感動する北海道の旅。
(text from NHK site)

chapter:
イントロ/スローフード/山漬け・塩辛/新スローフード/漁醤/スローフードの条件
放牧酪農/土と作物/ゆう水・完熟堆肥/人間の役割/おいしい糞尿

NHK教育 90min 2003-11-15(2003-07-26の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)

> 2014-07のダビング依頼時に、DR-685として単独ディスク化した





●ETV SPECIAL 「瀬戸内寂聴 あの世とこの世」 〜玄侑宗久・梅原猛との対話〜

京都の寂庵や岩手県天台寺の住職として、人々の悩みに向き合ってきた作家・瀬戸内寂聴さん。瀬戸内さんのもとに最も多く寄せられる問いは、親しい人や肉親を亡くした人たちからの「死後、人はどうなるのか」、「愛する人は今どこにいるのか」という質問である。80歳をすぎた瀬戸内さん自身、死を自分の問題として考え続けてきた。瀬戸内さんが注目している作家で、同じ僧侶の玄侑宗久さん。去年発表した「アミターバ」という小説で「死にゆく人は何を見、感じているか」を仏教的な観点から描いた。義母の死を看取った経験や、臨死体験の事例、物理工学にも取材し「あの世」の可能性を考えたものである。玄侑宗久さんは、27歳で出家。2年前、人が死んでから仏になるまでの「中陰」をテーマにした小説「中陰の花」を書き芥川賞を受賞。僧侶として、作家として、「あの世」について考え続けている。瀬戸内さんは3年前、80歳を前にしてインドへの旅をした。釈迦が、衰弱した体で歩んだ最期の旅路を辿り、「あの世とこの世」について考えを深めるためだった。帰国後、仏教や釈迦の思想に造詣の深い哲学者の梅原猛さんと対話を行った。梅原さんも60歳と72歳の二度、がんの手術を受け、死に直面する経験をした。人が直面する最大の問題である「死」。仏教や釈迦の思想に導かれながら、瀬戸内さんが「あの世、この世」について、玄侑さん、梅原さんと語っていく。
(text from NHK site)

chapter:
イントロ/第一部・玄侑宗久/第二部・梅原猛

NHK教育 90min 2003-11-22 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)

> 2014-07のダビング依頼時に、DR-686として単独ディスク化した





●ETV SPECIAL 「若きピアニストたちの挑戦」 〜浜松国際ピアノコンクール〜

2003年11月、「音楽の街」浜松市に世界29か国1地域から83人の若き「ピアニスト」たちが集った。明日のクラシック界を担う精鋭たちが「グランプリ」を目指し熱演を繰り広げるコンクール。1次から3次までの厳しい審査を経て本選に登場するのはわずか6人だけである。「浜松国際ピアノコンクール」は1991年に始まり3年ごとに開催、今回で5回目を迎える。2000年の第4回大会で2位となった上原彩子は2002年のチャイコフスキーコンクールで優勝し話題となった。今回は申込者の中に世界コンクールで入賞した経験者が29人、しかも第1位に入賞した人が9人も含まれていて、例年にない高いレベルの大会になると注目された。番組では、「浜松」から世界へ羽ばたこうとする若きピアニストたちの熱い闘いを密着取材し、予選、本選に挑んで一喜一憂する彼らの姿や、ふだん見られない厳しい審査の舞台裏も紹介しながら、明日のクラシック界を担う青春群像を描く。
(text from NHK site)

chapter:
イントロ/審査委員長として/第一次予選/審査会/
第二次予選/第三次予選/本選/表彰式

NHK教育 90min 2004-01-17 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●ETV SPECIAL

◎第1部 「武装解除」
9.11後、最初に戦場となったアフガニスタン。ここで今、国際プロジェクト“武装解除”が始まった。戦乱が続いた大地を平和に変える“武装解除”。来年予定の総選挙の成否を占う重要な試金石である。この武装解除の先頭に一人の日本人が立っている。伊勢崎賢治氏(45歳)。「武装解除・動員解除・社会復帰(DDR)」のリーダーとして、特別チームを率いる。DDRは「軍事力による強制なしに」、「丸腰の文民が」、「説得によって」武装解除にあたるという画期的な試み。伊勢崎氏はこれまで、内戦終結後のシェラレオネ武装解除の責任者、東ティモール暫定統治機構の文民行政官などを歴任。紛争の現場を数多く歩いてきた。しかし、伊勢崎氏の前途には数々の障害が立ちふさがる。軍閥同士の小競り合い、相次ぐ武器の密輸、復帰軍人に職業訓練を施そうにも日本やアメリカの協力がなかなか得られない。「来年6月総選挙まで」と期限を切られた武装解除プログラムは正念場を迎えている。「丸腰部隊」DDRは、戦じんくすぶるアフガンで、どんな説得をし、対話をしていくのか。中東復興の先行モデルとも言うべき、アフガニスタンの現実を、伊勢崎賢治氏へのインタビューを通じて見つめる。

◎第2部 「“作る”と“使う”の近距離恋愛」 〜デザインを通じての日本産業再生論〜
11月下旬、「グローバル化時代の日本産業再生」を1つのテーマとして開かれた「京都会議」(文化庁・京都大学・京都府など主催)。その中で注目すべき対談が行われた。工業デザイナーとして第一線を走る川崎和男氏と経済評論家・内橋克人氏の対談である。グローバル化の中で、日本のモノ作りの可能性はあるのかどうか。川崎氏が唱えるのは「デザインの復権」。「作り手側の論理」による「高付加価値商品」ではなく、「使い手側の論理」による「人にやさしい商品」。そのためのデザインが川崎氏のフィールドである。「人にとって最も機能的なモノは、最も美しい」という信念から、車いすのデザイン・人工心臓の開発を手がけてきた。最近では、地域社会がはぐくんできた”地場産業”に着目し、越前の包丁・紀州のたわし、などに”デザインの息吹”を吹き込む事で再生させるという、実績も積み上げている。こだわるのは、「”使い手の顔”が見えるモノ作り」である。これを高く評価するのが内橋克人氏。「持続可能な社会」を唱え、各地の取り組みを丹念に取材してきた内橋氏は、「作る」と「使う」の緊密な連携、相互影響が、グローバル化の波の中での、モノ作りの復権、地域の再生につながる、と主張する。番組では、2人によって深められる議論を通じて、日本産業再生のヒントを探っていく。
(text from NHK site)

NHK教育 90min 2004-02-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)



このディスクは、読み取り不能にはなっていなかったが、2004年12月に、
日立マクセル株式会社 アドバンスドディスク事業部 品質保証部から検証の依頼があり、
正常なデータ品質にしてもらったコピーディスク。




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