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●土曜ドラマ 「人生はフルコース」|第1回 「銅鍋とレシピとパイナップル」

伝統ある天鴎ホテルのコックの修司は、恋人・亜樹との将来について悩みながら舌平目のソースを作っていると、背後から指が伸びてきた。「修司君、いらいらしているでしょう。料理は愛情です」「ムッシュ!」、前総料理長で今は顧問、牧村信太郎(高嶋政伸)が立っていたー。信太郎は、昭和14年、憧れの天鴎ホテルのコックになった。しかし最初はくる日もくる日も鍋洗い、信太郎が家に戻って愚痴を言う相手は従妹の静代(牧瀬里穂)だった。信太郎は11歳で両親を亡くし、静代の家に居候をしていた。信太郎は静代に励まされ、同じ洗うのであれば厨房にある銅鍋を全てぴかぴかにしようと、休憩時間も惜しんで体を動かした。こうして徐々に先輩たちに認められていった信太郎に、昭和16年、徴兵検査の通知が来た。信太郎は陸軍に志願し、前線で戦っていたある日、重傷を負った兵士が最後にパイナップルを食べたいとつぶやいた。信太郎はしなびたリンゴをパイナップルのような見た目と味に調理して差し出した。「美味い…」、生きる気力を取り戻した兵士の様子を見て、信太郎は料理を作る喜びを心の底から実感し、生きて日本に帰って再びコックになろうと決意した…。
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今や世界各国の料理を楽しむことができる日本、この現代日本の豊かな食文化の礎を築いた一人が、昨年亡くなった帝国ホテルの元総料理長・村上信夫氏。村上氏は、昭和14年に入社し、戦争体験を経て昭和29年にパリ留学、その後バイキングの導入、NHK「きょうの料理」の講師、東京オリンピックの選手村食堂の料理長と、フランス料理を紹介するにとどまらず日本人の食卓に定着させることに、その料理人人生を捧げた。この昭和史と重なる波乱万丈の村上氏の半生をモデルにして、現代のホテルのコックとその恋人の人生の1コマに照射しながら、数々のフランス料理とともにダイナミックに描く。

原作: 佐藤陽 脚本: 藤本有紀 出演: 高嶋政伸、牧瀬里穂、松尾敏伸、霧島れいか

(text from NHK site)

ノイズなし??>>>録画忘れ
NHK総合 58min 2006-07-08 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●土曜ドラマ 「人生はフルコース」|第2回 「留学とバイキングとハンバーグ」

悩んでいた修司は、ついに天鴎ホテルに辞表を出した。信太郎(高嶋政伸)は、谷中総料理長(佐藤B作)に修司の年齢を尋ねた。そのとき修司33歳、信太郎がコック人生の転機を迎えたのも33歳のときだった−。昭和29年、猪塚社長(神山繁)はいらいらしていた。フランス留学を打診したコックがことごとく返事を保留したからだ。沢渡総料理長(古谷一行)が9人目の候補として名前を挙げたのが信太郎、部屋に呼ばれた信太郎は即断した。猪塚は感心したが、妻の静代(牧瀬里穂)はおかんむりだった。3年のフランス留学から戻った信太郎を待っていたのは、新しく建設された新館レストランの料理長という抜擢人事と、部下の立場になった先輩コックたちの苛めだった。そしてレストランの目玉は、日本になじみのないスウェーデンの伝統料理・スモーガスボード、信太郎の苦労が実り、一定の料金を支払えば好きなだけ食べることができるスタイルが大いに受け、社内公募でバイキングと名づけられたとき、信太郎は突然きょうの料理に出演しろと社長から命じられる。修業を重ねてきた技術と知識を、なぜ一般の人相手に公開しないといけないのか、今度ばかりは信太郎は反発した…。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 58min 2006-07-15 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●土曜ドラマ 「人生はフルコース」|最終回 「愛情と工夫と真心」

昭和38年、東京オリンピック選手村食堂の料理長を命じられた信太郎(高嶋政伸)は頭を抱えていた。働くコックと食材をどう確保するのか、世界各国のお国料理のレシピをどう身につけるのか…。かつてソ連大使の外交官夫人に料理を学んでいるとき、信太郎はシベリア抑留時代を思い出した−−解凍の仕方を工夫すれば素材の味は落ちない。信太郎は選手村メニューの試食会を仕掛け、冷凍食材を使った料理の味を公に認めさせた。翌年、準備万端整えてオリンピック本番を迎えたつもりだったが、コックは地方から応募してきた寄り合い所帯でその技術にもばらつきがあり、外国選手からも苦情が寄せられた。問題の解決に奔走していた信太郎は悩んだ−−ずっと包丁も鍋も触れなくて、果たしてコックと言えるのか…。オリンピック閉会式を迎え部下から胴上げされた信太郎は、沢渡(古谷一行)から総料理長の座を譲られた…。修司は、パリ行きを打診され辞職を躊躇 していた。その時信太郎から一番大切なものは何かと聞かれ、心を決めた。修司は実家の熊本に帰っていた亜樹を迎えにいき、ホテルを辞めて熊本で店を開きたいとプロポーズした。天鴎ホテルで結婚式を挙げた二人の様子を信太郎が見つめていた…。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 58min 2006-07-22 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo







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