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●NHK SPECIAL ラストメッセージ 第1集 「こどもたちへ 漫画家・手恷。虫」

信念を貫き、命を燃やし生き抜いた日本人。時代と格闘しながら戦後を走り続けた人々。フィルムやビデオ映像に刻まれたその熱い姿と肉声は「大切なものは何か」を現代の私たちに鋭く問いかける。NHKスペシャルの新シリーズ『ラストメッセージ』、11月5日から3夜連続で放送。

第1回は“漫画の神様”と呼ばれ、世界に普及したジャパンアニメの源である手恷。虫。手怩ヘ、自らの悲惨な戦争体験と医学生の時、人間の死を見つめた経験から、子どもたちに生涯を通して「いのちの大切さ」を訴え続けた。膨大な仕事量に追われながらも子どもへ向けた講演会を繰り返し行っていたが、ガンで亡くなる3か月前に行われた最後の講演での姿を記録した貴重な映像を今回入手できた。映像の中で、手怩ヘ自らの戦争体験を語り、「鉄腕アトム」や「ブラックジャック」「火の鳥」を即興で描いて作品に込められた思いをぶつけている。そこには、我が身を削りあらん限りの声を振り絞って「生命の尊厳」について語る人間・手恷。虫の最後の姿がある。『宇宙の中のちっぽけな星に何十億もの人間が住み、無数の生物が同棲している。脆い地球でお互い争い自分たちのことだけしか考えない、そんな未来はいらない。人間を愛し、生き物すべてを愛するような子どもに是非なってほしい』番組では、最後の3か月間の姿と、生涯かけて残した作品群とを行き来し、今も圧倒的影響力を与え続けている「手怎潤[ルド」=「いのちのメッセージ」をみつめてゆく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 60min 2006-11-05 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●NHK SPECIAL ラストメッセージ 第2集 「核なき世界を 物理学者・湯川秀樹」

日本人で最初にノーベル賞を受賞した物理学者、湯川秀樹。敗戦まもない日本人に勇気と希望を与えた戦後復興のシンボルだった。ラジオ番組で自らの性格を「非常に内向的」と話し研究に没頭していた湯川は、第五福竜丸が被爆したビキニ事件に衝撃を受け、科学者の先頭に立って核兵器の廃絶運動に乗り出した。それは、物理学が生み出した核兵器の恐ろしさをアインシュタインと語り合っていた湯川にとって“科学者の責任”という博士の遺志を継ぐことでもあった。1960年代、核抑止論を根拠に米ソ超大国が核開発競争を繰り広げる。湯川は「核抑止論では兵器開発は止められず、核保有国は拡散する」と警告し、絶対悪の核はあくまで廃絶しなければならないと主張した。しかし、状況は悪化するばかりで苦闘を強いられる。晩年、ガンに侵されながらも「核廃絶の道は必ずある、人類の叡智を結集すべきだ」と繰り返し、言い続けた。生誕百年を迎えるにあたり、母校・京都大学が中心となって膨大な記録の整理を進めている。番組では、未公開資料や映像記録、そして遺志を継ぐ物理学者の証言を中心に湯川の苦闘ぶりを浮き彫りにする。イランの核開発、北朝鮮の核実験宣言に揺れる今、湯川の言葉の重みを問い直したい。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 60min 2006-11-06 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●ティーンズTV 地球データマップ 「汚染される惑星」

■ 便利さとひきかえの環境汚染
ここ50年あまり、私たちヒトが便利で豊かな生活を追いもとめた結果、さまざまな環境問題が世界中で深刻になっています。とくに人間がばらまいた有害物質は、生命をささえる水や土や大気を汚し、さらに生き物の内部にたくわえられて、生態系全体に大きな影響をあたえつつあります。有害物質には、放射性物質や人工化学物質、それに重金属などがあります。
<参考図書> 『沈黙の春』 レイチェル・カーソン著 (新潮社) 1962年に書かれ、化学物質汚染が生物にあたえる影響を警告した本。彼女の告発によって人々の環境汚染への意識が高まり、それまで広く使われていた殺虫剤DDTの使用禁止につながった。

■ 放射能汚染の恐ろしさ
1986年4月26日、当時のソビエトにあったチェルノブイリ原子力発電所で大爆発が起こり、放射性物質による地球規模の環境汚染が引き起こされました。原子炉が吹き飛び、広島原爆の500倍とも言われるセシウム137などの放射性物質がばらまかれたのです。汚染の状況を示したデータマップを見ると、放射性物質(赤い色の濃いところ)が気流に乗ってヨーロッパ全土に広がったのが分かります。そして放射性物質は、農作物や家畜などを通して人体にとりこまれました。事故から数年後、これらの地域では異常のある赤ちゃんが産まれたり、のどにガンが出来る子供たちが増えたといわれています。この事故によってこれまでに亡くなった人はWHO(世界保健機構)によると9000人、環境NGOグリーンピースによると20万人にのぼるといいます。事故がおきた原子炉はコンクリートで固められましたが20年後の今も強い放射能を帯びており、周辺地域は今も危険なため住むことができません。
 原子力発電は、地球温暖化をひきおこす二酸化炭素をほとんど出さないという利点はあるものの、ひとたび事故が起きると人体や自然環境にたいへんな被害をもたらします。たとえ事故が起きなくても、運転することで出る使用ずみ燃料(「死の灰」)や放射性廃棄物(はいきぶつ)の処分もむずかしい問題です。しかし、たくさんの電気を使う私たちの生活をささえるためにはかかせないとして、今も世界各国で原子力発電所が運転されています。いっぽうで、デンマークのように国民の声の高まりで原子力発電をやめようと決めた国もありますし、原子力にたよらない社会をめざすべきだと考える人もたくさんいます。
<参考図書> 『原発事故を問う―チェルノブイリから、もんじゅへ』 七沢潔著 (岩波新書)
<参考映画> 映画「六ヶ所村ラプソディー」再処理工場がつくられるなど原子力関連の施設が集中する青森県のはずれの六ヶ所村の現在を見つめたドキュメンタリー映画。http://www.rokkasho-rhapsody.com
<参考サイト>
◎「放射能汚染の現場に立つ」NHK解説委員・室山哲也
チェルノブイリ原発事故の放射能汚染の現場を取材した体験を書いている。放射能汚染は人間に何をもたらすのだろうか。
http://sci.gr.jp/project/muroyama/text_2.php
◎京都大学原子炉実験所・原子力安全研究グループ
原子力利用について考える手がかりにするために、チェルノブイリや日本国内の事故などの情報を提供している。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/
◎原子力図書館「げんしろう」
文部科学省が原子力利用を進める立場から、おもに子どもたち向けに作っているサイト。
http://mext-atm.jst.go.jp/index2.html
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 20min 2006-11-16(2006-10-26のBS2でのアンコール放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo








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