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●探検ロマン世界遺産 「ほほ笑みの都」 〜タイ スコータイ・アユタヤ〜

国名: タイ
分類: 文化遺産
遺産名(英語): Historic City of Ayutthaya and Associated Historic Towns
登録年: 1991年

タイの古都アユタヤは、スコータイ王朝に続いて14世紀中頃に創設され、およそ400年間栄えたアユタヤ王朝の都です。バンコクがあるチャオプラヤ川河口から、100キロ近くも内陸にさかのぼった場所に位置するアユタヤは、海賊の手も届かない安全な国際都市として発展しました。数多くの仏塔や寺院の跡が残されています。「シリーズ世界遺産100」では、アユタヤ王朝歴代33人の王が建立した寺院が、王朝支配で果たした役割を探ります。歴代の王の作った寺院の数はおよそ400、寺院にはインドのストゥーパに由来する塔が建っています。ストゥーパは本来、釈迦の骨を納める仏塔ですが、アユタヤの仏塔には王の遺骨が納められました。王は仏教を国の精神的柱とし、自らも仏と同じ神聖なものとしたのです。強力な支配者として君臨し、自らを神格化した王の権力は、仏像の表現にも影響を与えたと言われています。タイ芸術局の歴史学専門家ブロン・スリカノックさんは、「アユタヤ時代には現在のような国王の肖像画というものはなかったので、その代わりに仏像を作りました。国王は自分の人徳が仏陀と同等であると考えていたのでしょう」と言います。いくつかの仏像の顔は、確かに王の肖像であるかのようです。最盛期には世界的な貿易都市として繁栄を誇ったアユタヤも、1767年、隣国ビルマの攻撃を受け徹底的に略奪され破壊されてしまいました。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2006-03-09 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo

> タイで洪水被害続く、古都アユタヤの寺院も危機  ロイター 2011年10月4日(火)20時11分配信
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7月中旬以降に少なくとも224人の死者が出ている豪雨によるタイの洪水被害で、世界遺産に登録されている古都アユタヤで400年の歴史を持つ寺院チャイ・ワタナラムも被害の危機にさらされている。当局者が4日明らかにした。チャイ・ワタナラムは首都バンコクに向かって流れる大河、チャオプラヤ川沿いにある。アユタヤ県の知事によると、川の水位は1.5メートルまで上昇し、派遣された兵士150人が堤防の補強作業にあたっている。アユタヤ県内にある歴史的寺院500カ所のうち200カ所以上が洪水被害を受けたという。海抜2メートルと低地にあるバンコクの洪水被害も深刻だ。チャオプラヤ川の水が道路にあふれた地域があるほか、北部に向かう列車の一部には運行を見合わせているものもある。タイでは300万エーカー(約1万2140平方キロメートル)近くの農地が水没。気象当局は今後数日間にタイの多くの地域でさらなる降雨が予想されると警告した。隣接するカンボジアでも、洪水被害で8月13日以降に164人が死亡している。





●探検ロマン世界遺産 「サハラ砂漠 岩の大画廊」 〜アルジェリア タッシリ・ナジェール〜

国名: アルジェリア
分類: 複合遺産
遺産名(英語): Tassili n'Ajjer
登録年: 1982年

土曜日夜8時からの放送で新年度をスタートする「探検ロマン世界遺産」今回の舞台は、世界最大の砂漠・サハラ。アフリカ大陸にある人類最後の秘境です。その最奥部の荒涼たる台地・タッシリ・ナジェールに、世にも不思議な光景が広がっています。林立する奇岩群の壁面をよく見ると、無数の古い岩絵が残されているのです。その数はおよそ2万点にのぼるといい、新石器時代から紀元前後頃まで、数千年間に渡って描かれたものとされています。奇岩そびえる砂漠の地形と、先史時代の人類のもっとも重要な痕跡としての岩絵とが、複合遺産に登録されています。さらに、岩絵の解読から驚くべき事実が浮き彫りに。岩絵には、ゾウやカバ、キリンなどの草食動物が多数描かれています。しかし、世界で最も乾燥した地域であるサハラには、水を必要とするそうした動物は生息していないのです。他にも牛の牧畜など、多様で生命感豊かなそのモチーフは、サハラにありえない現実なのです。一体なぜそのようなものが描かれたのでしょうか?誰が、何のために描いたのでしょう?フランスなどで進む研究によって明らかになった、驚くべき事実も紹介します。今回のリポーターは、普段ナレーションを担当している三宅民夫アナウンサー。岩絵群に辿り着くまでの冒険味あふれるリポートも楽しみながら、太古以来の人類の足跡と環境の変遷をつづる壮大な地球史絵巻に迫ります。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2006-04-08 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●探検ロマン世界遺産 「進化論が生まれた島」 〜エクアドル・ガラパゴス諸島〜

国名: エクアドル
分類: 自然遺産
遺産名(英語): Galapagos Islands
登録年: 1978, 2001年

南米大陸の西1000キロ、赤道直下の太平洋に浮かぶエクアドルのガラパゴス諸島は、1978年世界で最初に登録された自然遺産の一つ。大小55個の島々は珍しい生き物の宝庫となっています。体重100キロを超える巨体のゾウガメや、まるで恐竜のような奇妙な姿をしたイグアナ、世界で唯一熱帯に暮らすペンギンなど、この島でしか見られない固有の種類も多いのです。1835年島を訪れた博物学者のチャールズ・ダーウィンは、こうした生き物たちの観察を通じて進化論発想のきっかけを得ました。ダーウィンはガラパゴスで何を見たのでしょうか?ダーウィンが注目した生き物の一つはゾウガメです。下草の豊かな島に暮らすゾウガメの甲羅は、丸いドームのような形をしています。ところが、乾燥が厳しく、サボテンやかん木しか生えていない島に暮らすゾウガメの甲羅は、首元がめくれあがっています。いったいなぜ同じゾウガメなのに島によって甲らの形が違うのでしょうか? ダーウィンは島の環境と甲らの形の関係から進化論のヒントをつかみました。ダーウィンはイグアナにも大きな関心を持ちました。イグアナの好物はサボテンの花や茎ですが、火山島からなるガラパゴスでは不毛な土地が広く、食べ物に限りがあります。そこでイグアナの中には豊かな食べ物を求めて、劇的な進化を見せる種類が生まれました。いったいどのような進化を遂げたのでしょうか?ふしぎな生き物たちが暮らすガラパゴス諸島。その島巡りの旅を通して進化論誕生の秘密に迫ります。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2006-04-21(2006-04-15の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo



> このディスクは、2017年12月のダビング依頼を機に調査 ---> 正常再生不可





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