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●探検ロマン世界遺産 「春 トスカーナの田園交響楽」 〜イタリア・オルチャ渓谷〜

国名: イタリア
分類: 文化遺産
遺産名(英語): Val d'Orcia
登録年: 2004年

世界遺産の数が最も多い国イタリア。その数は40件以上にのぼる。今回は、その中でもまだあまり知られていないとっておきの遺産を紹介する。中部トスカーナ州にあるオルチャ渓谷。トスカーナの州都は、あのルネサンスを代表する都市フィレンツェ。トスカーナといえば、ワインや肉、オリーブオイルなど豊かな食文化が育まれていることで有名である。オルチャ渓谷は州の南部に位置し、ここもまた自然の恵みをたっぷりと享受した暮らしが息づいている。「渓谷」というと山あいの谷をイメージするが、実際のオルチャ渓谷は、波打つようにゆるやかな丘が続き、まるで絵画か絵はがきのような田園風景が広がっている。丘の斜面には、小麦やぶどうの畑、そして牧草地が作られている。田園を通り抜ける道には、空に向かってまっすぐ伸びた糸杉が並び、丘の上には中世から続く古い町が点在する。しかし、このオルチャ渓谷、実はもともとは何も育たない不毛の大地だった。人々は荒れ地と格闘し、長い年月をかけて優美な田園風景を作りあげていったのだ。そこにはどのような物語があったのか。一体、どのようにして美しい風景ができあがったのか。そしてそこに暮らす人々にとって風景はどういう存在なのか。春、新緑がまぶしいトスカーナ・オルチャ渓谷を訪ね、人と自然が奏でる絶妙なハーモニーに耳をすませる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2007-06-30 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●探検ロマン世界遺産 「世界が恋した熱帯の港町」 〜ベトナム・ホイアン〜

国名: ベトナム
分類: 文化遺産
遺産名(英語): Hoi An Ancient Town
登録年: 1999年

一寸法師のようなザル舟が行き交い、埠頭には木造の町屋が軒を連ねる。まるでタイムスリップしたような風景が広がるベトナム、ホイアンは大航海時代の交易港の風情を残す東南アジアで唯一の港町として世界遺産に登録されている。最大の特徴は川港であること。17世紀頃の風情を残す400軒の街並みは、南シナ海から川を5キロもさかのぼった一見不便な場所に築かれている。東西900mの通りにひしめく建造物の9割は交易品を扱ってきた商家。この小さな港町にかつて、中国やタイ、ポルトガルやオランダなど世界中の商人が海を越えて押し寄せた。外国商人を魅了したのは東西の名物珍品だけではない。織田信長や足利義政を魅了した香木、沈香(じんこう)やシルク、そして日本に起源があるというユニークな麺料理まで、今も店頭を彩る熱帯の品々が川港に富をもたらしてきた。番組では、商家8代目の女主人レティビック・ランさんに密着しながら、川港ホイアンの様々な謎に迫る。ランさんの商家に入るとまずその形に驚かされる。4メートルほどの間口に対し、奥行きは30メートル。ホイアンの商家はなぜ「うなぎの寝床」になったのだろうか。さらに、ランさんの商品仕入れ先は上流の熱帯雨林にまで及ぶ。奥地には虎や毒蛇が潜む森で生み出される驚くべき商品とは!? ランさん御用達の熱帯の味から、アオザイとは似ても似つかぬ400年前のシルクドレスまで、伝統の交易港の魅力をあますところなく紹介する。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2007-10-31(2007-10-27の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●探検ロマン世界遺産 「女神に抱かれた天空の花園」 〜インド ナンダ・デヴィと花の谷国立公園〜

国名: インド
分類: 自然遺産
遺産名(英語): Nanda Devi and Valley of Flowers National Parks
登録年: 1988、2005年

インド第2の高峰、ヒマラヤ山脈のナンダ・デヴィ(7816m)。ガンジス川の源流域にそびえる、インドの聖なる山だ。ヒマラヤ本来の自然が残る数少ない場所として一切の立ち入りが禁じられ、1988年世界遺産に登録された。山域に暮らす人々は、山頂にすむという幸福の女神・ナンダ・デヴィを村の寺に祀り、深い信仰を寄せてきた。今回、リポーターの田中洋行アナウンサーがめざすのは、そのナンダ・デヴィに加えて新たに2005年に世界遺産に登録された、花の谷国立公園だ。高山植物の宝庫だが、訪れる人はまだ少ないヒマラヤの知られざる花園である。ヒマラヤオオミツバチやハヌマンラングールといった森の生きものたちと出会いながら、標高3500mに広がるというお花畑をめざす。スノーブリッジの残る暗く深い谷筋を抜けると、氷河が削ったなだらかな谷に600種類の花々が咲き乱れる、天空の楽園・花の谷が広がっていた。比較的乾燥したヒマラヤ西部のなかで、下からわきあがる霧と豊富な雪解け水に恵まれたこの谷は、まるでオアシスのように、花々を育んできたのだ。中でも不思議なのは、ナンダ・デヴィの女神を宿すと信じられてきた、ボンボリトウヒレンの花。世界でもヒマラヤだけで見られるこの花は、高山の厳しい環境で生きぬくためにとても変わった姿をしている。また、およそ70年前、この花の谷を世界に初めて紹介したイギリス人の探検家スマイスは、ここで特別な花に出会った。透き通るように美しい姿で人々の憧れを誘う、ヒマラヤの青いケシだ。なかなか出会えないことから幻の花とも呼ばれてきた。田中アナウンサーはこの花に出会うため、標高4000mの高みをめざす。薄い酸素、苦しい道のりの末に、その幻の花に出会うことはできるのだろうか。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2007-11-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo







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