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●世界美術館紀行 「太陽王 至福のコレクション」 〜ルーヴル美術館[5]〜

歴代のフランス国王の収集品が基盤となっているルーヴル美術館。その中で桁違いのコレクション数を誇る人物がいる。17世紀フランスを治めた王の中の王、ルイ14世である。彼の芸術への情熱は、美術の先進国イタリアからティッツィアーノ・カラヴァッジョら最新流行の作品を購入するだけではおさまらなかった。ルイは、自らの住居ルーヴル宮殿内に初めてギャラリーを開設、毎年絵画と彫刻のサロンを開いては、プッサン、クロード・ロランら自国フランス出身の画家たちの作品を買い上げていった。また、建築家ル・ヴォーを登用してのルーヴル宮殿自体の改築、庭園の名匠ル・ノートルによるチュイルリー庭園の設計など、現在ルーヴル美術館が誇る環境の美の大部分は、ルイ14世の頃に整備されたものだ。さらに、宮殿内の装飾のため「ゴブラン王立家具調度品製作所」を設立、主席宮廷画家ル・ブランを指導者として、タピスリーや黒檀家具、金銀細工など高度な技術を要する装飾品を作らせた。現在もパリに息づく美術工芸品制作の伝統は、こうしたルイ王朝時代の熱気を引き継ぐものなのである。番組では、王にまつわるルーヴル内の絵画・彫刻・建築・美術工芸の各部門をめぐることで、太陽王ルイ14世によって育てられたフランスの「美術力」の結集としてのルーヴル美術館を堪能する。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体にゴーストあり>
NHK教育 25min 2004-10-01 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●世界美術館紀行 「ロックフェラーが愛した一角獣」 〜メトロポリタン美術館[5]〜

収蔵品200万点以上、人類5000年の美を17部門にわたって収め「美の百科事典」を称するニューヨーク・メトロポリタン美術館。ここにはユニークな別館がある。マンハッタン島北部にあるヨーロッパ中世美術専門のクロイスターズだ。15世紀フランドルの画家、ロベール・カンパンが描いた傑作「受胎告知の三連祭壇画」や、獲得までの経緯を記した本が世界的なベストセラーとなったことでも知られる中世イギリスの「バリー・セント・エドマンズの十字架」が収められ、アメリカの中世美術の殿堂となっている。実は、クロイスターズの最大の特徴は、4つの回廊と礼拝堂からなる建物そのものだ。廃墟となっていた中世の修道院を移築した建物は大富豪ロックフェラーJr. が大恐慌のさなかに独力で寄贈したもの。展示品の多くと運営・購入の基金もすべてジュニアが一人で寄贈した。大恐慌のさなか、その総額は1500万ドルに及んだという。ロックフェラーJr.はアメリカ最大の財閥を作り上げたロックフェラー家の二代目。美術品に心ひかれるようになったのは、巨大財閥の運営に苦心して神経が弱ったからだった。労働争議が頻発する中で、ジュニアは豪邸の中に美術品で満たした部屋をつくり、何時間もこもって疲れた心を癒していた。その部屋に飾られていたのがクロイスターズ最大の名品「一角獣のタペストリー」だ。7枚からなるタペストリーは一角獣伝説を草木染の糸で色鮮やかに織り上げた傑作。番組ではクロイスターズの建物と名品を紹介しながら、大富豪ロックフェラー・ジュニアの心を癒した中世美術の世界に浸る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 25min 2004-11-19 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●新日曜美術館 「どんどん破壊せねばならない」 〜日本画家・速水御舟〜

大正から昭和へ、他の追随を許さず、新作を発表するたびに大きな話題をさらった天才画家、速水御舟(1894〜1935)。日本の大和絵はもち論のこと、中国の水墨画、セザンヌやデューラーといった西洋の作家の技法を身につけ、それまで日本画にはなかった写実主義的な独自の画風を生み出し画壇に大きな衝撃を与えた。その後、写実画をこえてその対極の幻想的ともいえる画境に達した御舟は、40年の短い人生の中で、700点近い作品を残し、その代表作「名樹散椿」、「炎舞」の2点は、重要文化財の指定を受けている。「芸術において、出来た『型』はどんどん破壊しなければならない」と語り、日本画の破壊と革新を繰り返した御舟。その芸術の秘密は、卓越した「技法」と「色」にある。修復された写実主義の代表作「京の舞妓」では、日本画の技法をベースに、西洋の銅板画や印象派の点描画法を巧みに織り交ぜ、不気味なまでにリアルな世界を作りだしている。修復時の科学的な分析をふまえ、「御舟の絵が自らの理想」と語り長年その研究をしてきた日本画家・田淵俊夫が技法の秘密を探り、また今年、その全貌が初公開された御舟の日記から自身の言葉で綴られた「破壊と革新」を実現するための天才の苦闘の日々を現代アートの旗手、村上隆と読み解いていく。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-10-31 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●新日曜美術館 「万博に飛び出したニッポン」


<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-12-26(2004-07-25の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)








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