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●探検ロマン世界遺産・西アフリカの旅(1) 「断崖に生きるドゴンの民」 〜マリ共和国〜

国名: マリ共和国
分類: 複合遺産
遺産名(英語): Cliff of Bandiagara (Land of the Dogons)
登録年: 1989年

日中の気温が45度を超す灼熱の西アフリカに、魅力あふれる二つの世界遺産を訪ねるシリーズ。第1回は、「ドゴンの集落」。マリ共和国の中央部に、標高差300メートルの断崖絶壁が200キロメートルにわたって続く、バンディアガラの断崖。この崖の中に、なんと人が暮らしている。ドゴンの人びとだ。13世紀、戦乱を逃れてこの地に住み着いたドゴンの人びとは、岩盤に土を盛って畑を作り、家と家の間をハシゴで結んで集落を築いていった。いまも、電気・ガス・水道のない自給自足に近い生活を送っている。取材班がドゴンを訪れたのは、乾季の4月。ちょうどドゴン伝統の仮面踊りが開かれる季節だった。男たちは、ライオンやヘビ、ウサギなどの野生動物、あるいは太陽や精霊を表す巨大な仮面を被り、ダイナミックな踊りを披露する。宇宙の創生から村の生活まで、豊かな物語世界が断崖の中で繰り広げられる光景は、まさに圧巻だ。取材班はさらに、成人を迎える少年たちの儀式にも遭遇する。2週間にわたって岩の中で共同生活を送り、村の掟を学んでいく少年たち。断崖の民ドゴンの人びとが800年にわたって守り続けてきた伝統がここにあった。しかし、こうした伝統的な生活と文化がいま、深刻な危機に陥っていた。乾燥化と砂漠化によって作物が育たなくなり、村を離れる人が後を絶たないのだ。取材班が訪れた村では、この10年で人口が半減し、多くの廃屋が 砂嵐に晒されていた。番組では、断崖に息づいてきたドゴンの伝統文化と、それが失われつつあるいま、人びとがどのような思いで生きているのかを描いていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2007-09-15 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo

> DR-2632にチャプター版あり





●探検ロマン世界遺産・西アフリカの旅(2) 「泥の天国 ジェンネ」 〜マリ共和国〜

国名: マリ共和国
分類: 文化遺産
遺産名(英語): Old Towns of Djenne
登録年: 1988年

アラビア語で「天国」という意味をもつ都がある。西アフリカ、マリ共和国のジェンネ。大河ニジェールと支流に囲まれた街は、建物のほとんどが「泥」で出来ている。なぜこの泥の都が天国なのか。街には13世紀以来の交易により、言語も文化も異なる様々な民族が暮らしている。多民族を一つに結ぶのは、巨大な泥のモスク。番組では年に1度のモスクの化粧直しを取材。住民総出の熱気溢れる大仕事に、街が天国と呼ばれる理由を知る。化粧直しを取り仕切るのは、「泥職人」と呼ばれる100人の人びと。彼らは普段から、道具を使わず、手のひらだけで泥の家を造り、修繕することを仕事としている。いわば、世界遺産ジェンネの街を築いてきた存在だ。泥の家の独特な味わいを生み出す職人技は、500年以上にわたり大切に受け継がれてきた。泥職人たちの最高傑作とも言うべき建物が、街の中心にそびえる大モスク。泥で出来たモスクとしては世界最大と言われている。13世紀に原型が造られ、1907年に再建された。ことし再建100年を迎える。泥のモスクの表面は、雨季の激しい風雨や、乾季の乾燥、そして45度に達する気温によって、縦横にひび割れている。そこで毎年1度、1万3千人の住民全てが参加する「化粧直し」がおこなわれる。少年から大人まで、みな泥まみれになってモスクを蘇らせる、ジェンネの大切な1日だ。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2008-01-04(2007-09-22の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo

> DR-2632にチャプター版あり





●探検ロマン世界遺産 「一瞬の夏 荒野に生きる」 〜スウェーデン・エーランド島〜

国名: スウェーデン
分類: 文化遺産
遺産名(英語): Agricultural Landscape of Southern Oland
登録年: 2000年

バルト海に浮かぶスウェーデンのエーランド島は、海に落ちた蝶から生まれたという逸話を持つ美しい島。限られた自然を生かし、伝統的な放牧を行って暮らす島の人々の生活や人々が長い年月を掛けて作り上げた独特の景観が世界遺産に登録されている。島の南半分を占める世界遺産地区の中心に広がるのは「アルバーレット」と呼ばれる広大な平原。一見すると、石灰岩の岩肌がむき出しになり、雑草が生えているだけ荒れ地に見えるが、このアルバーレットこそがエーランドの人々が千年以上守り続けてきた島独特の景観だ。冬が終わると人々は牛や羊を平原に放つ。家畜が草をはむことで草の高さが揃えられ、アルバーレットの見晴らしの良い風景が生まれるのだ。6月、北の大地に短い夏が訪れると、島の人々は一年で最も忙しい季節を迎える。朝4時に起き、牛を放牧地に放つと夜の10時まで長い冬に向けての牧草作りが続く。どの牧場でも家族総出の作業が続く中、島人の一番の楽しみとなっているのが太陽への感謝を捧げる祭り、「夏至祭」だ。集落の人々が一堂に集まり、大きなポールを回りながら陽気に歌い踊る。島にはこうした千年以上変わらない素朴な暮らしが今も息づく。番組では短い夏、牛と共に暮らす一つの家族の姿を見つめ、自然と共に生きてきた人間の営みを描く。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2007-10-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo



> このディスクは、2017年12月のダビング依頼を機に調査 ---> 正常再生





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