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●新日曜美術館 「この人が語る私の愛する画家|辻口博啓 私と長谷川等伯」

金色の髪がトレードマークの辻口博啓さんは、日本の洋菓子界をけん引するパティシエである。数々のコンクールで優勝し、29歳の時ついに洋菓子のワールドカップと言われる「クープ・ド・モンド」で世界一に輝いた。彼を支えてきたもの、それは一枚の絵画。桃山時代の絵師、長谷川等伯の描いた、国宝「松林図屏風」である。奇しくも辻口さんは等伯と同じ石川県七尾の出身。初めてこの絵と出会った時、船から見た故郷、能登の海岸の松林だと直感した。風雪に耐えながら立ち尽くす松と、霧の立ちこめる余白。それは辻口さんに安らぎと勇気を与えてくれるという。七尾の和菓子店の三代目として生まれた辻口さんだったが、18歳の時店が倒産、もう一度再建したいという強い信念で世界一を極め、念願の自分の店を持つことができた。その執念は、戦国時代の絵師、等伯の人生と重なる。天下一の絵師を夢見て、七尾から京に上った等伯に立ちふさがったのは、御用絵師だった狩野派の存在、その巨大な力に等伯は戦いを挑んだ。今回、「松林図」の舞台、極寒の能登の海を船上から眺めながら、辻口さんの熱い思いが語られる。そして今まで画集でしか見たことのなかった実物の「松林図」と、ついに感激の対面を果たす。時を越えて人の魂を揺さぶり続ける「松林図屏風」の圧倒的な魅力を、辻口さんが熱く語る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2008-01-27 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●新日曜美術館 「江戸っ子の意気 ここにあり」 〜歌川国芳〜

祭りが大好きで、宵越しの銭は持たない。気に入らない仕事は、いくら金を積まれても断る。そんな江戸っ子浮世絵師が幕末を駆け抜けた。歌川国芳である。 国芳は、15歳で役者絵の第一人者・歌川豊国に入門したものの、師匠や兄弟子たちの陰で売れない下積み生活を送った。名をあげるきっかけとなったのが、30歳のころから描き始めた「水滸伝(すいこでん)」の武者絵。当時マイナーなジャンルだった武者絵を我が物にして人気を博す。さらに、武者絵でありながら、3枚続きの浮世絵に、巨大なクジラ以外ほとんど何も描かれていないような作品を生み、江戸っ子たちのどぎもを抜いた。そして、国芳の名声がとどろくようになった1840年代、幕府がぜいたくを取り締まった「天保の改革」で、庶民の娯楽は厳しく制限されていった。国芳は、お化けがひしめく絵に、人々が感じていた幕府への恨みや不満をユーモラスに描き込んで、喝さいをあびた。また、役者絵が禁じられている中で、壁の落書きに見せかけた歌舞伎役者の似顔絵をかき、人々を大いに喜ばせた。遅咲きの才能を開花させ、ひたむきに新しい表現を切り開いた 国芳。その浮世絵から、既存の発想にとらわれずに見る者を楽しませようとした、 江戸っ子の心意気を読み解いていく。 出演: 高橋克彦さん(作家)
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2008-02-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●新日曜美術館 「茶室誕生 陶芸家・樂吉左衞門の挑戦」

2007年秋、茶の湯文化の長い歴史の中で、画期的な茶室が誕生した。伝統の数奇屋造りではなく、堅ろうなコンクリートで固められ、水中に没したような茶室である。京都に400年余り続く樂家の当主・樂吉左衞門(58歳)が設計した。前衛的な茶碗造りで知られる樂さんの長年の悲願は「新しい茶碗に相応しい、新しい茶室が欲しい」ということであった。現代に相応しい茶室とは何かを模索し続けた樂さんの茶室造りの格闘と挑戦の日々を追って、その完成までをドキュメントする。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2008-02-24 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo







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