玄関 / ライブラリ / DVD-RRW / DR-367 /

 

 

●探検ロマン世界遺産 「情熱の酒 祖国の誇り」 〜メキシコ・テキーラ地方〜

国名: メキシコ
分類: 文化遺産
遺産名(英語): Agave Landscape and Ancient Industrial Facilities of Tequila
登録年: 2006年

メキシコが生んだ名酒・テキーラ。芳醇な香りと喉に焼き付く強さで、ジン・ウォッカ・ラムと並び世界四大スピリッツ(蒸留酒)の一つに数えられる人気のお酒だ。今回はその酒造りの生まれた故郷、メキシコにある、その名も「テキーラ地方」を訪ね、テキーラの魅力とその誕生の秘密、さらにその地方がなぜ世界遺産に登録されたのか、に迫る。メキシコ北西部の高原地帯にテキーラ地方は広がる。訪れた人々を驚かせるのが、奇妙の形をした、アメリカ大陸原産のリュウゼツランの畑。高さ1メートル50センチほどの巨大なアロエのような植物が延々と植えられている。これが、テキーラの原料だ。この地で蒸留酒が作られ始めたのは16世紀。その伝統を受け継ぐ蒸留所が今も当時と変わらぬ製法でテキーラを作り続けている。その一つエラドゥーラ社は、140年以上前の建物が今も当時のまま残ることで世界遺産に登録された。敷地内にはテキーラ工場の他に住み込みで働いていた労働者の家も残されており、今もここで働く人々が実際に生活をしている。テキーラ地方ではこのような「小さな村」に例えられる独特の形態でテキーラを作り続けていたのだ。伝統を守り続けてきたテキーラ地方。しかしそこには、スペインによる植民地支配や、社会構造を大きく覆したメキシコ革命など、激動の社会を生き抜いてきたメキシコ人のもう一つの歴史も息づいていた。つまり、テキーラとは、単なる酒ではなく、メキシコの人々の魂そのものだったのだ。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2008-02-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●探検ロマン世界遺産 「神秘の島に大魚が群れる」 〜コスタリカ・ココ島国立公園〜

国名: コスタリカ
分類: 自然遺産
遺産名(英語): Cocos Island National Park
登録年: 1997、2002年

1997年に世界遺産に登録されたコスタリカ・ココ島国立公園は、本国から550キロの沖合にある太平洋上の絶海の孤島だ。2002年には更に広い海域が追加登録され、現在は島と周囲の海、全てが世界遺産となっている。ここは、「宝島」のモデルとして有名なところだ。現在、ココ島にはレンジャーと研究者以外は住むことは許されていない。完全な保護区となっている。島の周囲の海には、海流の関係で栄養豊かな海水が押し寄せる。また、島からたくさんの滝が流れ落ち陸の栄養を海にもたらしている。両者のお陰で栄養豊かな海の中は大小様々な生き物で溢れている。その生き物たちを求めて、マグロやカンパチ、ギンガメアジなどの大型回遊魚や様々なサメも集まってくる。特に、シュモクザメの大群が見られるという。こういった大型回遊魚が集まる保護区は世界でも数少ない。これが世界遺産に登録された理由の一つだ。番組では、飯田紀久夫アナウンサーがココ島を訪ね、陸地や海の中を探検する。島では川を渡り熱帯雨林に入ってココ島固有の動物や珍しいシダなどを目の当たりにし、原生林の豊かさを体感する。また、水中マイクでココ島の海の中の様子をリポートする。出会ったのは、信じられないほどたくさんのギンガメアジやフエダイなどの群。夜にはたくさんのネムリブカに取り囲まれる経験もする。ツマジロやシュモクザメの群れにも出会いその感動を報告する。飯田リポーターは陸と海の自然が深く関わっていることに気づき、両方の貴重な自然を保護する重要性を実感した。また、ココ島近海の密漁を取り締まっているNPOも訪ね、その活動も報告する。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2008-02-09 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●探検ロマン世界遺産 「驚異 岩の教会 15万の大巡礼」 〜エチオピア・ラリベラ〜

国名: エチオピア
分類: 文化遺産
遺産名(英語): Rock-Hewn Churches, Lalibela
登録年: 1978年

エチオピアの古都・ラリベラには、世界遺産に登録された11の岩窟教会がある。それぞれの教会は、なんと一枚の巨大な岩を手作業でくり貫いて作られたものだ。そして、教会群は、なぜか地下道でつながっている。なぜ岩をくりぬき教会群が作られたのか、なぜ地下で結ばれているのか、大きな謎とされている。人口7000万のエチオピア。国民の半数はエチオピア正教と呼ばれるキリスト教を信仰している。国土の4割は、標高2000mを越える山々の連なるエチオピア高原が占める。そのため、急峻な山嶺に守られ、ヨーロッパ諸国の支配をほとんど受けず、独自の文化を育んできた。エチオピア正教も4世紀に伝来して以来、当時の素朴な祈りを現在まで守り続けている。教会群が建てられたのは、12から13世紀。ラリベラという地名の由来になったラリベラ王が建造を命じたのだ。ラリベラ王は、神のお告げに従い、教会群を作った。そこには、キリストがはりつけになったゴルゴタの名を冠した教会やキリストが生まれたベツヘレムの馬小屋を作るなど、聖地エルサレムの世界が現れている。信者にとって、ラリベラは「一生に一度は訪ねたい」聖地である。一月のクリスマスには、国中から10万人を越える巡礼者がラリベラに押し寄せ、共に夜通し祈りを捧げる。番組では、リポーターがクリスマスのラリベラを訪ねた。800年前からほとんど変わらないとされる、神秘的な祈りの世界を伝える。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2008-02-23 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo







ページ先頭へ