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●食彩浪漫 「歌の心、親の心を包んだ“スープ餃子”」

出演者: 瀬川瑛子(歌手)/近藤紳二(結婚式場・レストラン総料理長)

歌手の瀬川瑛子さんは、演歌歌手・瀬川伸(紅白歌合戦に2度出演)を父にもつ。渋谷・桜ヶ丘で生まれた瀬川さんは3人姉弟の真ん中、母は東京で手広く「焼肉店」を経営していて、店のコックさんから教わってよく作ってくれたのが「大きなスープ餃子」。瀬川さんにとってかけがえのない思い出の味だ。父は瀬川さんを幼い頃から歌手にしようと厳しく特訓、一方の母は、「命くれない」のヒットまで、経済的にも精神的にも支え続けてくれた。今回は母の思い出の味「スープ餃子」を披露するとともに、今、最も上手になりたい料理エビチリをホテルの中国料理総料理長 近藤紳二さんに教わる。父は厳しく瑛子さんの歌を指導したが、デビューしてからは一切金の援助をせず、売れない頃は何度も心細い思いをしたそうだ。そんなとき、父に内緒でそっとお金の 援助してくれたのは優しい母だった。「命くれない」でヒットするまでに、親への借金は120万になっていたが、ヒットしたおかげで、30万の感謝をプラスして返したそうだ。中国料理が得意な瀬川さんだが、これまで、今一つ味に納得できないでいるのがエビのチリソースだ。エビのプリプリ感を残しつつ、パンチの効いたピリ辛味に仕上げるにはどうすれば良いのか?今回は、ホテルの総料理長、近藤紳二さんに、殻付きエビを使った本格的なエビチリの技を伝授してもらう。

◎瀬川さんが「きょうの料理」の講師に???
瀬川さんのロケは目黒雅叙園をお借りして行われました。瀬川さんのご主人は料理が得意と聞いていましたが、直接お話を伺ったら瀬川さんは、子供の頃見たNHK「きょうの料理」の江上トミさんに憧れて、料理研究家になりたかったとのことでした。そこで「食彩浪漫」を突然「きょうの料理」の演出を取ることにしました。講師:瀬川瑛子、聞き手:上田早苗、助手?:近藤紳二総料理長 というメンバー。作った料理は瀬川さんが大得意とする「スープ餃子」。途中で餃子を包む段になって、近藤シェフの見事な包み方に「アラどうしましょう!」瀬川さんが講師の座を奪われそうになりながらも、めげずに最後まで作られました。瀬川さんといえば親子2代でNHK紅白歌合戦に出場した方、特に父瀬川伸さんは、次女の瑛子さんを歌手にしようと5歳から猛特訓、それはそれは厳しいレッスンの毎日でした。それを優しく見守ったお母さんの味が「スープ餃子」なのです。更に瀬川さんが今回マスターしたかった料理が「究極のえびチリ」。近藤シェフが見事なえびチリを作る途中、えびが赤く「くれない色」になっていくのを見て「命くれない、えびもくれなーい」と歌いながらの楽しいロケでした。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 20min 2007-01-20(2007-01-07の教育での再放送)
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●食彩浪漫 「“さば”づくし!僕を育てた ばあちゃんの味」

出演者: 島田洋七(漫才師)

漫才師の島田洋七さん。3年前に出版した自伝小説「佐賀のがばいばあちゃん」が、シリーズで 200万部を売り上げ、映画化もされた。少年時代の8年間、佐賀のおばあちゃんのもとで過ごした島田さんは、独自の人生哲学を持ったおばあさんに、カマドでのご飯のたき方から人生の楽しみ方まで全てを教えてもらったという。そんなおばあちゃんの得意料理の一つがさば料理。生のまま握りにしたり、骨もお吸い物にするなど、一本を使い尽くしてしまう。今回は、島田さんの佐賀の自宅を訪ね、新鮮なさば料理を披露してもらい、おばあちゃんの思い出を交えながら波乱万丈の人生を語ってもらう。佐賀では 11月〜2月まで、さばが旬。港にあがったさばがすぐに流通する佐賀では、生のまま調理することが多い。島田さんのおばあちゃんの得意料理の一つが、「さばのごまあえ」。生のさばをごま油と醤油であえるだけのシンプルなもの。おばあちゃんは、ゴマを庭で育てていたので、すり潰して取れる自家製のごま油を使って作っていたという。佐賀のおばあちゃんに預けられてすぐに教えられたのが、カマドでのご飯の炊き方だった。また、おばあちゃんの言葉にも大きな影響を受けた。「社会には勉強よりもっと大きな教科書がある」など、数々の言葉が島田さんの人格形成に大きな影響を与えていた。02年に佐賀に自宅を建てたのも、おばあちゃんとの生活が今も息づいているからだ。

ロケは、島田さんが“がばいばあちゃん”と少年時代を過ごした家の近くからスタートしました。家は建て替えられ、現在はおばあちゃんの息子さん家族が住んでらっしゃるそうですが、その家の前に流れている川の話にまずびっくりです。島田さんが子供の頃、上流にあった市場から売り物にならなくなった野菜など食料が流れてきたそうです。それを川岸から川岸へと渡した棒でひっかけて、食材として食べていたそうです。おばあちゃんはその川のことを「うちのスーパー」と呼んでいらっしゃったそうですが、知恵とユーモアに溢れたおばあちゃんとの暮らしが島田さんのトークや人柄にも大きな影響を与えたんだと感じました。
 島田さんの自宅は、5年前に建てられたもので、おばあちゃんと暮らした家がモデルだそうです。玄関に入るとまず、昔懐かしいかまどが目に飛び込んできました。番組でもそのかまどでご飯を炊いてもらいました。それから土間には、たくさんの漬物用の樽が並んでいたのも印象的でした。島田さんは、近所の人たちにも手伝ってもらって毎年季節の野菜を大量に漬物にするそうです。ロケ終了後、今が旬の白菜の漬物をごちそうになりましたがとてもおいしかったです。さて、肝心の島田さんの料理の腕前ですが、魚をさばくのも調理も日頃からよくやってらっしゃるとお見受けしました。さばの皮のむき方などは、素人に参考になるアイデア満載でした。最後に島田さんといえば、しゃべくり漫才が真骨頂。しかし、今回のロケでの島田さんは、どちらかと言えば落ち着いて、少年時代を懐かしみながら淡々とお話になっていたのが印象的でした。もちろんギャグも適度におりまぜながらでしたが・・・。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 20min 2007-02-05(2007-02-04の再放送)
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●食彩浪漫 「ほっと一息、あったかにゅうめん=v

出演者: 國村隼(俳優)、瀬田金行(日仏融合料理教室主宰)

連続テレビ小説「芋たこなんきん」の健次郎役の包容力あふれる演技で話題になった俳優・國村隼さん。こわもてのイメージがあるが、けっこう料理好き。好物のめん類や酒の肴(さかな)を中心に、ちょこちょこ作っては楽しんでいるという。撮影で各地を飛び回る國村さん。実は胃腸が弱く、よくおなかをこわすのだとか。そんなとき欠かせないのが「本くず」。番組では、ドラマの撮影で知り合って以来親しくしているシェフ・瀬田金行さんの自宅を訪れ、「本くず」を使った料理を競作。「共演者やスタッフを含め、人と会い人にまみれるのが魅力」という俳優業への熱い思いを語る。國村さんが今回作る料理は、「にゅうめん」。丁寧にとった一番だしのつゆに「本くず」でとろみをつけ、体を温めるしょうがをたっぷり乗せたもの。過酷な撮影で疲れたとき、体調管理に欠かせない一品だ。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 20min 2007-05-27 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 解説副音声





●食彩浪漫 「ホテルマンの心が僕の料理の原点」

出演者: 木村祐一(タレント)、角張正晴(ホテル総料理長)

料理の腕がプロ級で、レシピ本も大ヒットしているタレントの木村祐一さん。キム兄の愛称で呼ばれ、最近は辺見えみりさんとの結婚で話題を振りまいた。木村さんは、高校卒業後は京都のホテルにウェイターとして就職、本来なら入れない厨房にもよく顔を出し、それまで味わった事がない料理に触れ、カルチャーショックを受けたという。当時、厨房で働いていたシェフ角張正春さんには、特に可愛がられ、木村さんが今でも忘れられない「シーフードピラフ」の作り方を教えてもらった。木村さんはその後、染色業そして芸能界へと仕事を変えていくが、このホテル時代に学んだサービスの心は今も大切にしているという。番組では、木村さんが長野の蓼科にあるホテルで総料理長を務める角張さんのもとを久しぶりに訪ね、思い出のシーフードピラフを作りながら、自らの料理の原点を語る。サービスの心とは、例えばお客様に頼まれた時は、待たせることを前提とした「少々お待ち下さい」という言葉を使うのではなく、「すぐお持ちします」→「お待たせ致しました」。と言うきめ細かな気配りだ。木村さんは、このきめ細かい心くばりは、タレントになった今も大切にしているという。どちらもまずお客さまありき、人に喜んでもらうというのと人に笑ってもらうというのは根っこは同じなのだという。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 20min 2007-07-01 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 解説副音声





●食彩浪漫 「我が青春の味はドイツにあり」

出演者: 姜尚中(政治学者)、村田孝行(ドイツ料理店店主)

政治学者・姜尚中さんの青春は、大学院時代に留学したドイツでの2年間だ。そこで、ギリシャ系移民の2世だったインマヌエルさんという生涯の友を得る。どちらかというとひっこみじあんだった姜さんを彼は多くの知り合いに紹介してくれ、国や人種を超えた多くの留学生と語らうきっかけを与えてくれた。語らいの場には、きまって互いの母国の手料理が並んだ。番組では姜さんが当時の得意料理「ジャーマンオムレツ」や、インマヌエルさんがよく作ってくれた「ギリシャ風鶏肉のカレー焼き」で腕を振るいながら、政治学者としての出発点ともいえるドイツ時代を語る。番組で、もう一つ紹介するのが、子牛のレバーを使ったスープ。「レバー・クヌーデル・ズッペ」。厳しいドイツの冬、姜さんの体を温めてくれたこのスープ。子牛のレバーは一般には手に入りにくい食材なので、今回はドイツ料理店の村田孝行さんのお店で作り方を学ぶ。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 20min 2007-11-25 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 解説副音声





●食彩浪漫 「俺をつくった父の味」

出演者: 高橋和也(俳優・歌手)、 高橋三千男(ライブハウス店主)

最近ではNHKドラマ「風林火山」や「純情きらり」をはじめ、舞台に映画に、俳優としての充実ぶりが目立つ高橋和也さん。プライベートでも4男2女の父として忙しい毎日を送っている。そんな高橋さんが「かけがえのない場所」と言うのが、父・三千男さんが新宿で38年間営業しているカントリー&ウエスタンミュージックのライブハウスだ。店には、料理には何の心得もなかった父が、客の米兵に教わったりしながらつくりあげてきた名物料理がいろいろある。3日も煮込むチリビーンズや、お父さんのオリジナル料理テキサスライスなど、「子どものころから親しんで、ときどき無性に食べたくなる親父の味」。とはいえ作り方を習ったことがないという高橋さん、改めて「尊敬し信頼する父」の味を習う。この店には忘れられない思い出があるという高橋さん。アイドルグループ「男闘呼組」を解散して歌う場所がなくなったとき、父が畳二枚ほどのささやかなステージを店に設けてくれたのだという。「それがどれほどありがたかったか。音楽も芝居も、自分にとっては同じくらい大切。今でも、芝居と芝居の間、役と役の間に“歌いたいな”と思ったとき、お客さんを目の前にして歌える、かけがえのない場なんです」と話す。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 20min 2008-01-28(2008-01-27の再放送)
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