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●探検ロマン世界遺産 「白亜の街 ユダヤの夢」 〜イスラエル・テルアビブ〜

国名: イスラエル
分類: 文化遺産
遺産名(英語): White City of Tel-Aviv -- the Modern Movement
登録年: 2003年

今回の「探検ロマン世界遺産」の舞台は、イスラエルの中心都市、テルアビブ。20世紀初頭に、ユダヤ人の街として建設されたテルアビブの中心には、歴史ある白い家々が建ち並んでいる。これらは1930年代から50年代にかけて、当時ヨーロッパから移住してきたユダヤの人々によって建てられた。その頃、世界最先端の建築理念だった「近代建築」の様式で建てられたこうした家々は、壁は白に統一され、正方形や円形を組み合わせたシンプルな形状を特徴としている。これが、世界遺産「テルアビブの白亜の街」である。この「白亜の街」は、ヨーロッパでの差別や迫害を逃れてテルアビブにやってきたユダヤの人々の理想郷だった。建物には、開放的で自由な暮らしを求めるユダヤ人の切実な願いが込められている。その後、中東で繰り返されてきた紛争は、この白亜の街にも暗い影を落としている。1990年以降、白亜の街で自爆テロが頻発したが、特に1996年、白亜の街の中心にあるショッピング・センターでパレスチナ人による自爆テロが行われ、13人のユダヤ人が犠牲となった。そのうちのひとり、当時15歳だったバット・ヘンさんの両親は、今、娘の死を乗り越えようと、ユダヤ人とパレスチナ人の交流を進める平和活動を行っている。白亜の街には、もうひとつイスラエルが抱える現実と直面している。イスラエルは世界中のユダヤ人が移り住んできた移民国家だが、新たにやってくる移民を、どのようにイスラエル社会が受け入れるかが課題となっている。1990年代初頭にロシアから移住してきたある家族は、身寄りもない白亜の街で生活基盤を作るため懸命に生きている。 番組では、白亜の街を訪ねて、白い建物に込められたユダヤの民の夢と、今、そこから見えてくるイスラエルの厳しい現実を見ていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2008-03-22 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●探検ロマン世界遺産 「奇跡の美 街に宿る不屈の心」 〜チェコ・プラハ〜

国名: チェコ
分類: 文化遺産
遺産名(英語): Historic Centre of Prague
登録年: 1992年

4年目を迎える「探検ロマン世界遺産」、4月の1本目を飾るのは、ヨーロッパでも屈指の美しさを誇る街・プラハである。「百塔の街」、「建築博物館の街」とさまざまに讃えられるチェコ共和国の首都プラハ。14世紀、神聖ローマ帝国の首都が置かれ、プラハ城、カレル橋と数々の名所が誕生、その繁栄ぶりから「黄金のプラハ」と賞賛された。今も中世の姿を残している街は魅力にあふれ、年間700万人の人々が訪れる街だ。ではその街の姿は、どのようにして現代へと受け継がれてきたのか。実はプラハは数々の歴史の荒波をくぐり抜けた街。とりわけ20世紀は第二次世界大戦によるナチス侵攻、戦後は40年間、共産党独裁政権が続き、危機と困難の連続だった。 特に1968年にはプラハの春と呼ばれる民主化運動が起こり、これを抑圧するソビエトは武力弾圧を決行、7000台の戦車と14万5000人の兵士達がなだれ込む。街は壊滅の危機に直面した。 しかし、プラハ市民たちは自らの手で街を守り抜いた。占領軍に対しての徹底的な非暴力による抵抗。それにより武力衝突による街並みの破壊を回避させたのだ。また市民は文学、芸術などあらゆる表現活動を、いかなる状況にあろうとも続けてきた。伝統の人形劇を受け継ぐ人、歌で抵抗を表明する歌手、秘密警察の目をかいくぐって出版活動を続ける作家たち。そこにはチェコの文化を尊び、それを育んだプラハの街を守り抜こうとする精神が色濃く現れている。今回のリポーターは番組初登場、元NHKアナウンサーの山根基世さん。文化の奥行きを探り、市民との出会いを通して、壮麗な街並みを受け継ぐプラハの人々の心に迫る旅である。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2008-04-12 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●探検ロマン世界遺産 「地中海 文明の万華鏡」 〜イタリア・シチリア島〜

国名: イタリア
分類: 文化遺産
遺産名(英語):
Late Baroque Towns of the Val di Noto (South-Eastern Sicily)
Villa Romana del Casale
Syracuse and the Rocky Necropolis of Pantalica
登録年: 2002/1997/2005年

幾度も世界史の舞台となってきた地中海。その真ん中に浮かぶのがイタリア・シチリア島だ。長靴の形をしたイタリア半島、そのつま先が蹴ったボールに例えられる。太陽の恵みをたっぷり受けたオレンジは日本でも有名だ。シチリアは、ヨーロッパにもアフリカにも近いという絶妙な位置、そして肥沃な土地を持っていたため、昔からギリシャ、フェニキア、ローマ、アラブ、ノルマン、スペインなど、東西南北からさまざまな民族が行き交った。まさにシチリアは「文明の十字路」と呼ばれるにふさわしい。それぞれの民族は、シチリアに自分たちの文明の足跡を残した。島には、壮麗な古代神殿、絢爛豪華なアラブ風の宮殿、バロック様式の華麗な教会など、各時代ごとの文化遺産がぎっしりと詰まっている。シチリアの豊かな食文化もその賜物だ。しかしこれはまた、シチリアが、常に他民族の支配を受けてきたという歴史を表している。かの有名なマフィアの存在も、実はこの複雑な歴史の産物である。さらに、シチリアは太古から自然の脅威にもさらされてきた。繰り返し地震が起こり、特に17世紀の大地震では一瞬のうちに30以上の街が消滅した。常に自然と人為の脅威にさらされてきたシチリア島。現在、シチリアには4つの文化遺産が世界遺産として登録されており、それぞれ、シチリアの歩んできた歴史を物語っている。今回の番組では、複数の遺産を紹介することで、まるで絵の具を塗り重ねたような島の歴史と、翻弄され続けた島に生きた人々の思いを探る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2008-05-03 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo

> DR-2633にチャプター版あり




> このディスクは、2017年12月のダビング依頼を機に調査 ---> 正常再生





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