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●日経スペシャル ガイアの夜明け 「“お届け”で心つかみます」 〜通販3兆円市場の差別化戦略〜

今や電話1本、パソコンのクリック一つで何でも買える時代になったと言える。テレビ、インターネット、携帯電話、カタログなどを通して商品を注文し、届けてもらう、いわゆる通販市場は約3兆3600億円にまで膨れ上がっている。その中でもおよそ5割を占めているのがカタログ通販だ。様々な通販会社が登場し、競争は激しくなる一方だが、そうした中、特化した”お届け戦略”に挑戦している会社がある。ひとつは40代以上の男性をターゲットに「こだわりの商品」を販売するという老舗通販会社「ステイラー」。例えばヤンキースの松井選手が使用したバットやレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画集など。しかし、レアなこだわり商品を販売する、似たような通販会社が最近増えてきたこともあって、「ステイラー」は生き残りをかけて新たな戦略を始めた。それが「にっぽんを残そうプロジェクト」だ。世界に誇れるニッポンの名品を発掘して通販で売り出そうというのだ。果たしてそれはどんなものだろうか?そしてもうひとつ、20〜40代の女性をターゲットに洋服や雑貨などを販売する通販会社「フェリシモ」。「フェリシモ」は「お届け日は未定・色も柄も指定できません」という通販会社としては奇想天外な方針を打ち出し、ファンの心をつかんでいる。その秘密とは? 競争が激化する通販市場での生き残りをかけた特化戦略を追う。

◎“こだわりの商品”を売る会社の「にっぽんを残そうプロジェクト」とは?
WBCで使用されたボールやヤンキースの松井選手が使用したバット。さらに純金の小判や人力車。そしてレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画集など、「こだわりの商品」を通信販売する会社「ステイラー」。昭和55年に設立された業界では老舗の総合通販会社だ。「宝探し」的通販と銘打って「夢見つけ隊」というカタログで通販を手がけている。ターゲットは40代以上の男性。しかし、このところインターネットの普及により様々な企業が通販事業に進出し、似たような商品を販売する会社も増えてきた。そこで、新たな差別化戦略が始まった。それは「にっぽんを残そうプロジェクト」。日本各地の隠された職人の技を発掘し、オリジナル商品の製作を依頼し通販で売ろうというのだ。果たしてそれはどんなものなのか?

◎「お届け日は未定。色も柄も選べません」―異色の通販会社
「洋服の色や柄などは指定できません」「配達日も指定できません」。そんな異色な展開をする通販会社が今、急成長している。20代〜40代の女性をターゲットに、洋服や雑貨などを通信販売する「フェリシモ」という会社だ。会社の核となるのは正社員約300人のうち半数をしめる商品企画プランナー。「消費者目線による商品企画」と「徹底的にターゲットを絞ること」で顧客を増やしてきた。注文してから配達されるまでおよそ一ヶ月もかかり、さらに配達日も指定できず、服の色も柄も指定できないという異色の通販会社がまた通販の常識を破ろうとしている。

◎商品数2万アイテム以上―巨大通販会社「アスクル」
鉛筆1本でも明日には届けるという通販会社「アスクル」。もともとオフィス用品の通販会社としてスタートしたが、今や、食器、家具から医療器具まで、様々な商品を手がけ、商品アイテム数は2万を超える。巨大通販会社となった「アスクル」の最新戦略に迫る。
(text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

ノイズなし
テレビ東京 53min 2007-03-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●日経スペシャル ガイアの夜明け 「公立vs私立」 〜教育再生の最前線では〜

ゆとり教育の見直し、学力低下問題、次々と起こる教師たちの不祥事…。今、教育再生が大きな課題となっている。その現場は、いったいどうなっているのか。「我が子を少しでもいい学校で学ばせたい…」。ゆとり教育の公立学校に不安を抱く親たちが有名私立校に殺到している。今年、首都圏の私立中学受験率は20%に迫る勢いで、新たな「お受験ブーム」が過熱している。そして、岐路に立った公立校。ここ数年、東京23区内では、生徒数の減少による小中校の統合がすすみ、ついに入学者ゼロの学校も出現した。各学校では、生き残りを賭けて、様々な学校経営の改革が始まった。キーワードは、学校の経営者である校長のリーダーシップと、学校力の「要」である教師力の向上だ。番組では公立と私立の両面から、日本の学校経営の現場を取材、生き残りを賭けて、改革をすすめる現場の教師たちの挑戦を見つめた。

◎“黒船”ワタミの学校再建術
2003年、当時、経営破綻状態だった中高一貫校「郁文館夢学園(※2005年度までの名称は郁文館学園)」の再建に乗り出したのが居酒屋チェーン「ワタミ」創業者の渡邉美樹さん。「学校を立て直す為には、厳しい競争原理を持ち込むしかない」と旧来の年功序列制度を廃止。校長、同僚の教師、保護者、そして生徒が、教師を評価し、その結果を賞与に反映するという成果主義を導入した。また「2010年 東大合格20人達成」を目標に「東大プロジェクト」を立ち上げるなど、学力向上の為の改革を次々と打ち出した。「システムは変えた。最後の課題は教師の意識改革」だと言う渡邉。既にいる教員に対して契約の更新制度を設け、その資質を厳しく査定する一方、優秀な教師を獲得する為の大規模のリクルートを実施した。さらに現場の教師たちに経営者感覚を持たせる為のプロジェクトも立ち上げた。渡邉が現場の教師たちに投げかけた経営参画プロジェクトの狙いとは…。そして、悩み抜いた末に、教師たちが出した結論とは…。ワタミ流学校経営術を見つめる。

◎スーパー公立を目指せ!
私立中学受験が過熱する一方、都内の公立学校では生き残りを賭けて様々な挑戦が始まっている。その中で最も積極的なのは、千代田区立九段中等教育学校。公立でありながら「学力向上」を最重点に置いている。基本、基礎を徹底してから発展的な内容にチャレンジさせる「九段メソッド」と呼ばれる独自のカリキュラムを作成、さらに数学と英語の2クラスで習熟度別授業を実施して「伸びこぼし」「落ちこぼし」をしない改革を断行した。入学希望者は区外からも殺到、私立の入試にあたる適正検査の倍率は10倍を超える。そしてさらなる学力向上対策として、土曜日の補習授業を大手の塾に委託した。教壇に立つのは、首都圏を中心に展開する早稲田アカデミーの講師たち。偏差値50前後の子供たちを徹底的に鍛え上げ、やる気を引き出し、難関校に合格させてきたノウハウを持つ。ふだんは受験突破のために子供たちを教える早稲田アカデミーの講師が、学校に教師と共に学力向上に取り組む。義務教育の現場にまで進出を遂げる塾産業は、教育再生に寄与できるか。

◎学校が選ばれる日
全国に先駆け、公立だが行きたい小中学校を自由に選べるという 「学校選択制」を導入した東京・品川区。各学校の学力定着度はホームページ上に公表され、親たちの選択の基準となる。魅力的な学校つくりを目指し、各学校では、様々な学校経営の取り組みが行われている。その急先鋒が品 川区立東海中学校だ。かつては入学者が少ない時期もあったが現場の教師たちの努力で人気校に変貌した。公立の再生を賭けて、現場の教師自らの手で行われる様々な挑戦を見つめる。
(text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

ノイズなし
テレビ東京 53min 2007-03-20 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●日経スペシャル ガイアの夜明け 「“余った食”のゆくえ」 〜消費期限 もうひとつの物語〜

飽食社会・ニッポン。今、日本は、世界中から集められた様々な食料品であふれている。簡単に食べるものが手に入る、そんな恵まれた社会になった。しかし、そういった便利さの一方で、毎日、多くの食べ物が廃棄されているという現実もある。例えば昨年、あまりにも野菜が豊作だったため、産地で2万2000トンの野菜が廃棄されたという。また、コンビニでは1日に数回、消費期限の切れていない弁当や惣菜が棚から撤去されていくのだという。消費期限が切れる前で、まだ十分食べられるというのに、品質管理を徹底するため余裕を持って事前に撤去しているのだ。そうした状況の中、 いま日本で、「余った食品」を有効的に活用していこうという動きが出てきている。例えば、コンビニ業界の大手ローソンは、横浜市のある店舗で消費期限間近の惣菜や弁当などを、近くの食堂に提供することを始めたのだ。一方、「フードバンク」という試みも日本で始まった。ラベルの貼り間違えや容器に傷があるものなど、店頭に商品として出せないものを譲り受け、それを児童養護施設などになどに配給するという仕組みだ。そうした商品も以前は廃棄されていた食品である。番組では、捨てられるはずだった食品を有効的に活用しようという様々な試みをリポートする。

◎「余った食品を活用せよ!」 コンビニ業界初の取り組み
ローソンでは、一日に3回、消費期限間近になった弁当や惣菜が棚からはずされていく。まだまだ食べられる食品でも、品質管理の徹底のため、消費期限前に棚から撤去されていくのである。平均すると1店鋪あたり1日におよそ15.2キロの惣菜、弁当類が棚から撤去され、廃棄されていることになる。こうした状況を改善するため、ローソンでは2005年から、消費期限間近の食材を捨てずに、有効的に活用していこうという初の試みを始めた。その方法とはこうだ。横浜市にある、ローソンの一つのコンビニ店舗で、消費期限間近で撤去した惣菜や弁当を近くの食堂に提供し、料理の食材として有効活用してもらうという仕組みだ。消費期限間近の弁当や惣菜を受け取りにくるのは「さなぎの食堂」のシェフ・土谷伊麻里(いおり)さん。ローソンで受け取った食材は、土谷さんによってアレンジされ、定食のメニューになる。消費期限まで5〜6時間しかないため、ランチタイムで食材は全て使い切るようにしている。番組ではこうした余った食品を再活用しようというコンビ二の新しい挑戦を追う。

◎余った食料品を集め提供する、日本初の「フードバンク」とは?
消費期限は充分にあるにもかかわらず、ラベルの張り間違えなどで、店頭には出すことができず、廃棄せざるをえない食品。実はそうした食品がメーカーには大量に発生するのだという。それらの食品を企業から提供してもらい、食べ物に困っている人たちに配るというシステムが「フードバンク」というものだ。アメリカで生まれ、かなり浸透しているシステムなのだが、これまで日本ではなかった。そして、いま日本でも「フードバンク」というシステムが動き出している。台東区にある「セカンド・ハーベスト・ジャパン」というNPO団体。ここが日本初の「フードバンク」を始めたところだ。いま、ハインツ日本など外資系の食品メーカーなどから余った食料品を提供してもらい始めている。そこで「セカンド・ハーベスト・ジャパン」のスタッフたちは、日本企業の協力も得られるよう動き出した。日本でも動き出した「フードバンク」の知られざる裏側を取材。
(text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

ノイズなし
テレビ東京 53min 2007-03-27 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●日経スペシャル ガイアの夜明け 「雇用格差」 〜漂流する“就職氷河期世代”〜

最近、雇用環境が改善している。団塊世代の大量退職や少子高齢化をにらみ、新卒者の就職戦線は、80年代バブル期並みの「超売り手市場」の様相を呈している。しかし、その一方で、取り残された世代がある。20代後半から30代前半の「就職氷河期世代」だ。90年代の大リストラ時代、企業の採用が細る中で就職戦線を迎えたこの世代は、正社員になるチャンスを逃した人が多い。「派遣」や「フリーター」という不安定な雇用関係を強いられ、働いてきた。中には、ネットカフェや漫画喫茶を転々とし、「日雇い労働」の生活を強いられる「ワーキングプア」に転落する者まで出てきている。日本経済の片隅に追いやられたロスト・ジェネレーション(=失われた世代)たち。 彼らが安心して働き、生きる道は開けるのだろうか―。

◎住所はネットカフェ…。急増する「宿無しフリーター」の実態
東京・池袋。夜になると大きな荷物を抱えた若者たちが、ネットカフェに吸い込まれていく…。彼らの多くは20代後半から30代。仕事は携帯で登録した派遣会社から仕事をもらい、1日約6000円〜7000円の日払いで、工場での仕分けや作業などの仕事をこなす。夜、ネットカフェがナイト料金になるのを見計らって入店。あすの仕事を探し、リクライニングシートで睡眠をとる。そして朝、再び、日雇いの仕事に出て行く…。定職・定住先を持つことができず、漂流を続ける。漂流する”日雇い・氷河期世代”の「負の現状と本音」とは?

◎僕も路上系だった・・・。宿無しフリーター支援企業現る!
1泊1780円。15坪のフロアに2段ベッドが並び、10数人が共同生活を送る…。東京・山の手線沿線内の雑居ビルの中に「レストボックス」と呼ばれる、簡易宿泊施設が増えている。その数、21箇所。1日単位で利用料金が支払い可能な、いわば「アルバイト寮」だ。利用者の多くは日雇いの仕事で、住所がない20代〜30代の「宿無し」フリーターたちだ。レストボックスを経営するのは、前橋靖さん(38)。20代のころ、働く意欲が沸かず、ホームレス生活を約2年間送った経験を持つ。建設現場での日雇い労働を繰り返し、寝床がなくクルマの中や山手線の中で夜を明かしたこともある。前橋さんは、作業員の中に「ネットカフェ」で寝泊りする人が多かったことから、「レストボックス」のような場所が必要だと感じ、4年前から事業化にこぎつけた。前橋さんは、自らを社会企業家(ソーシャルベンチャー)と呼ぶ。ボランティアではなく、営利目的の事業で「社会貢献」を果たすため「レストボックス」を始めたのだというのだ。元ホームレスの社長の奮闘を追う。

◎氷河期世代にダイヤモンドが埋まっている…
横浜市の委託を受け、転職支援会社のパソナキャリアは30代の「氷河期世代」に対し就職支援を始めている。その中核となる事業が「トライアル雇用」だ。1ヵ月間、就職希望者に求人会社で働いてもらい、双方が合意したら就職してもらう。また、両者の間にカウンセラーが入り、双方の考え方をすり合わせていく。特に大企業に新卒者を取られ、人材不足に悩んでいる中小企業にニーズがあるという。この2月から「トライアル雇用」に挑戦する26歳の男性がいる。挑む先は、中小のソフト開発会社。新卒の大学生などはもっぱら大企業に奪われてしまう今、「氷河期世代の中に優秀な人材」を発掘しようと、29歳の若い社長が陣頭指揮を執る。果たしてトライアル雇用で、双方はうまくマッチングできるのか?正社員になりたい「氷河期世代」の若者の再起する姿を見つめた。

◎「働く貧困」を克服したい…。声を上げる、若者たち
携帯電話で簡単に次の日の仕事が探せる、「日雇い派遣」。その手軽さから、フリーター生活を繰り返す若者たちに多く利用されてきた。が、ここに来て、ワーキングプアを是正しようという声も若者たちの間から上がり始めた。3月1日。派遣労働者の待遇向上を求めるNPO法人「派遣労働ネットワーク」が、業界団体の日本人材派遣協会と「派遣春闘」を開催。特に議論の的になったのが「日雇い労働」の待遇改善だ。ネットカフェに寝泊りしながら、「日雇い労働」を繰り返す若者の実態が報告された。こうした生活から抜け出せない状況にあることを、業界団体側も認識し、賃金アップや有給休暇の取得など、安心して働ける環境作りに努めるべきと求めた。「ワーキングプア化」する若者たちが初めて挑む労働組合活動を追う。
(text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

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テレビ東京 53min 2007-04-03 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●日経スペシャル ガイアの夜明け 「生まれ変わる木造住宅密集地」

今、都市の再開発で、高層ビル、マンションが続々と建設されている。しかし、その一方で、なかなか手つかずの盲点と言われている場所がある。大都市に点在する木造住宅の密集地域だ。実はそうした地域こそが、震災の起きたときに最も被害を受ける可能性があり、大火災の発生源になる危険性も含んでいると言われている。阪神大震災の時にも、木造住宅の密集地が最も被害を受けた。防災上の観点からも本格的に再開発に取り組まなければいけない地域だと政府も考えている。平成15年に政府は、もし地震が起きた場合、大きな被害を生じる可能性のある地域を「重点的に改善すべき密集市街地」として指定した。その面積は、全国で8000ヘクタール。これらの地域を重点改善地区として整備していくと宣言したのだ。しかし、権利者が複雑に入り組んでいるなど様々な理由からなかなか着手できていない。そうした状況の中で、地元に根付き、住民一人一人と話し合い、この地域を安全な街に生まれ変わらせようとしている人たちがいた。番組では、木造住宅密集地の再開発に奔走する人々の姿を追った。

◎東京下町の再開発に取り組む 〜平成蒲田行進曲〜
中小の町工場が集まる地域、大田区蒲田。この街もまた「重点的に改善すべき密集市街地」に指定されている地域だ。その蒲田に注目されている男がいる。大田区蒲田在住の田村文男さん。彼の会社、アイリスコーポレーションが行う木造住宅密集地の再開発事業というのは、家屋や店舗などをひとつに束ね、ビルにすること。当然ながら慣れ親しんだ、自分の土地を手放すことに不安を持ち、共同化に反対する住民も出てくる。また昔ながらの下町の風情が無くなることを惜しむ声もある。地権者一人一人に物語があり、問題がある…。そこで、田村さんは一人一人と話し合い、解決の道を探して日夜努力を重ねていく。田村さんはこうした仕事を15年ほど前から始め、今も続けている。今年3月、以前に手がけた地域の共同住宅が竣工した。かつて共同化に反対していた親の代から続く眼科医は今、一番喜んでいるという。一体その理由は何か?番組では木造住宅密集地が抱える問題点とその実態をリポートする。

◎複数の権利者・・・・木造賃貸住宅の再開発における難題
住宅密集地は東京だけでなく全国の大都市に点在している。大阪では、高度経済成長時代に、出稼ぎにきた労働者やその家族が移り住んだ賃貸型の文化住宅などが密集して残っている。現代の長屋である。今では建物は老朽化、住民も高齢化し、府や市が幾度となく開発に取り組もうとしたが、なかなか思うように進んでいない。東京のケースとは異なり、賃貸住宅が多いので、実際に住んでいる人、建物の権利を持っている人、土地の権利を持っている人など、関係が複雑である。また、再開発した地域は、安全性が高まる分、コストもかかり、どうしても家賃も上がる。これまでその賃貸住宅に住んでいた住民は新しい住宅には住めないかもしれない。  そうした調整で起こる葛藤や困難の中でも、大阪府門真市では、再開発のプロジェクトが進んでいた。発起人は、光亜興産の高橋光利さん。高橋さんは言う。「人の痛みが分からないで街づくりをやると大変なことになる」。高橋さんの動きに街の人、市、府、そして国までもが注目している。父親の姿に影響され、同じ仕事についた川村光代さんも新たに開発する密集地域でのプロジェクトに関わっている。再・ J発に挑む親子の姿とその夢を取材した。
(text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

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テレビ東京 53min 2007-04-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●日経スペシャル ガイアの夜明け 「究極のサービスを目指せ!」 〜心をつかむ“おもてなし”とは?〜

顧客に対しサービスを徹底することで、支持を集めている企業がある。その共通点とは、顧客がいま何を望んでいるか、顧客本位で考え、サービスを提供している点だ。番組では東京・六本木に3月30日にオープンした高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」、そして“いたれりつくせり”のサービスを展開する小さな旅行代理店を取材。顧客を感動させ、もう一度利用したいと思わせるサービスとは何か?究極のサービスを目指す企業の舞台裏を取材した。

◎ザ・リッツ・カールトンのサービス戦略とは?
今年3月30日、東京・六本木の旧防衛庁の跡地に誕生した複合商業施設「東京ミッドタウン」。その施設の一角に約250室を持つ高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」がある。「リッツ・カールトン」とは、全世界で63のホテルを展開する高級ホテルチェーンで今回誕生したホテルは、大阪についで日本で2番目になる。「リッツ・カールトン」は、雑誌などで特集されるホテルランキングでたびたび1位に輝いている。その理由が質の高いサービスと、それを実行する人材にある。スタッフ全員が常に「クレド」(ラテン語で「私は信じる」の意)と呼ばれる小さなカードを必ず携帯させられる。そこにはさまざまなサービスの基本精神が記載されていて、従業員たちは常にその精神と向き合う。また毎朝、ミーティングを行い、その日のテーマを議論し、情報も共有し、その日のサービスにいかしていく。そして、「顧客ひとりひとりのニーズを事前に察知し、驚きと感動を与えるサービスを提供しよう」という精神を身に付け、自主的に実行できるよう教育されていくのだ。番組では開業前の準備風景から開業後の接客やサービスを構築するシステムなどを取材、これまでほとんどカメラの入ることのなかった「ザ・リッツ・カールトンホテル」の裏側を取材した。

◎“至れり尽くせり”の旅行を目指せ・・・
価格競争で激しい顧客争奪戦を繰り広げる旅行業界。そんな中でリピート率90%を超える旅行会社がある。「ベルテンポ・トラベル・アンドコンサルタンツ」という会社で、 創業8年目、従業員は社長を含めてたった3名という小さな旅行会社だ。価格設定は通常のおよそ2倍。しかしその分、徹底したサポートが売り。創業者である高萩徳宗(たかはぎ のりとし)社長(42)は、大手旅行会社に勤めている時に障害者などに対しての旅行の提案が少なすぎると実感し、 「人は誰でも旅を楽しむ権利はある」と自ら旅行会社を立ち上げたのだ。その手法とはこうだ。旅行の前にお客と電話やメールで健康状態、食べ物の好き嫌い、その他旅行においての不安な点などを細かく聞き取り調査をする。場合によっては地方であってもお客の自宅にまで足を運び、直接会ってお話をする。「旅行に行きたいという人には、必ず大きな動機があるはず。それらを全部把握し、事前に信頼関係を築いてこそ、最高の旅が提供できる。」と高萩さんは言う。高萩さんが目指す理想の旅行会社は“1万人に1回ずつ利用してもらうよりも、100人の人に100回利用してもらえる旅行会社”だ。3月10日から2泊3日で屋久島への旅が行われた。参加者はほとんどが、60代の高齢の方であり、中には身体に障害を持ったお客もいる。果たしてどんな風にリサーチし、どんな旅行サービスをしているのか? 密着取材をした。
(text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

ノイズなし(時々メダカノイズあり)
テレビ東京 53min 2007-05-01 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●日経スペシャル ガイアの夜明け 「カラーウォーズ」 〜華麗なる色の仕掛け人たち〜

今や商品の売れ行きを決めるキーワードの一つとなっているのが「色」である。白、黒、シルバーが基本だった携帯電話はオレンジや水色などへ、カメラや家電も色が豊富になってきている。一方、自動車業界でも「色」戦略が進む。同じ車種でも「色」を変えることで売り上げが、前年比265%と増加するなど、消費者の色に対する関心は年々高くなっている。いまや、”誰も見たことのない魅惑的な色”を作り出した者が市場を制するとまでいわれる。番組では、新色を手に入れるために世界を奔走する各企業の「色」戦略を伝える。

◎携帯カラー戦争 〜9億台の世界市場を狙え〜
国内の携帯電話の2006年の販売台数は、約4700万台。2003年の4800万台に次ぐ史上第2位の規模だった。そんな中、今、携帯電話メーカー各社は、色のバリエーションで他社との差別化を図ろうとしている。携帯のボディやボタン塗装のトップクラスの企業が、埼玉県入間の「武蔵塗料」。他のメーカーでは真似ができない「色のブレンド力」を武器に受注からわずか2時間で希望の新色を作り出す。めまぐるしく変わる携帯電話メーカーからの注文がやまない。そんな武蔵塗料が次に狙うのは、9億台にも及ぶ世界市場だ。世界進出を目指し、まずはヨーロッパ市場に乗り込んだ一人の営業マンに密着。携帯電話といえば黒・白・シルバーで、彩色を好まないヨーロッパの人々に、新しい色は受け入れられるのか。「色」で世界市場を狙う日本企業の挑戦を描く。

◎自動車業界もカラー競争突入 〜日産自動車「色」戦略〜
色の世界で最先端を走るのは自動車業界と言われている。中でも、特に色に力を入れているのが日産自動車だ。日産自動車では、3年から5年先の色市場を見据えた戦略会議が行われている。12色展開で人気を集めるマーチは、それまで車に興味を持たなかった女性から色で支持を得てきた。しかし最近、その人気に陰りが見え始めてきた。理由は、軽自動車の人気だ。そんな中、マーチを再び人気車種にするため、新たな色でニーズを開拓する動きが始まった。今までの「かわいいマーチ」から、「上質感のマーチ」を目指す。番組では新色を生み出すカラーデザイナーを通して、日産の色戦略を伝える
(text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

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テレビ東京 53min 2007-05-08 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)






●日経スペシャル ガイアの夜明け 「起業家はいま・・・」 〜ライブドアショック後のベンチャー像〜

「目標は時価総額世界一」「金さえあれば何でも買える」― 若手ベンチャーの旗手として持てはやされた、ライブドア堀江貴文前社長に今年3月、粉飾決算などの罪で有罪判決が下った。判決を下した東京地裁は「成長企業を装って投資家の判断を誤らせた。一般投資家の犠牲の上に立って企業利益のみを追求した」と非難した。 堀江被告などにあこがれ、起業家を志す若者が増えた一方、「ベンチャー=拝金主義」などというマイナスイメージがついてしまったことは否めない。 しかし今、真のベンチャーとは何かを見つめ直す動きが出始めた。お金儲けだけではない、真のベンチャーのあり方を求めて、苦闘する起業家たちの今を追う。

◎社会のためになってこそベンチャー “社会起業家”という生き方
環境や福祉など社会のためになる活動を、ボランティアではなく、ビジネスとして取り組むのが「社会起業家」と呼ばれる人たちだ。活動を維持していくお金を稼ぐことは必要だが、何よりも優先するのが“社会的意義”だ。すでに欧米などでは当たり前の考え方として定着。名門大学オックスフォードやスタンフォードなどでも専門の講座が開かれ、社会起業家の道を目指す若者たちも増えているという。日本でも、ここ最近、社会起業家に対する認知度が高まってきた。社会起業家を支援する団体、ETIC.(エティック)では、「ITバブルの崩壊やライブドアショックを経て、お金だけではなく、社会的な使命の達成を目標に据える人が増えてきた」と話す。東京都内で病児保育に取り組むNPO法人「フローレンス」。これまで行政が前向きに取り組んでこなかった病気の子供を預かるサービスを展開する。その代表を務めるのが駒崎弘樹さん、27歳。大学時代にITベンチャーの社長として活躍していたが、売り上げや利益、時価総額というお金だけが評価基準という世界に疑問を感じ、社会的意義のある病児保育に取り組むことにした。しかし、社会的意義だけでは食べてはいけない。ビジネスとしてどう成立させるのか、課題は山積みだ。それでも駒崎さんは「ITベンチャーの時よりやりがいは大きい」と、社会起業家としての道を歩み続けている。その生き方は、さらに若い人々にも影響を与え、社会起業家を目指す人たちも増えてきた。お金だけではない生き方を目指して苦闘する若者の姿を追う。

◎長年の夢を追いかけて起業 団塊世代の第二の人生
団塊世代の大量定年退職時代がいよいよ始まった。大企業に勤めていたときには出来なかった自分の夢の実現のため起業しようとする人も増えている。トヨタ自動車を早期退職し、自転車製造のベンチャーを興した白井健次さん(59歳)もその1人だ。トヨタ時代、技術者としてブレーキの開発などに携わった白井さんはたった一人で自転車の開発に日々取り組んでいる。「トヨタ時代も、もちろんやりがいはあったが、自分でひらめいたアイデアをすぐに商品開発できる今の方がもっとやりがいがある」。起業から2年、ようやく出来た主力商品は、世界最軽量のアルミ製折りたたみ自転車。その名は「YS-11」。白井さんはトヨタに転職する前、唯一の国産旅客機「YS-11」の製造会社にもいたことがある。「YS-11」の名を消したくないという思いと、「YS-11」の構造を使って、重い折りたたみ自転車ではなく、もっと軽くて便利な折りたたみ自転車を世に送り出したいという二つの夢を実現させた。しかし現実はきびしい。初年度の決算は400万円の赤字。夢を追うばかりでは生きていけない。白井さんの夢、「YS-11」は果たして売! れるのか・・・。
(text from TV-tokyo Site and Mail Magazine)

ノイズなし
テレビ東京 53min 2007-05-22 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)








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