玄関 / ライブラリ / DVD-RRW / DR-441 /

 

 

●「裸の島」

1960年 日本

監督・脚本=新藤兼人
音楽=林光
出演=乙羽信子/殿山泰司

95分 シネマスコープ
モノクロ 片面2層・Dolby Digital Stereo AEBR-10038 レンタル専用
1960 近代映画協会/2003 アスミックエース
Copy by DVD Shrink 3.17J

> <新藤兼人監督>「裸の島」競売へ 映画人ら募金呼びかけ 毎日新聞 2013年12月30日(月)12時0分配信
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
昨年死去した映画監督、新藤兼人さんの代表作「裸の島」(1960年)の舞台となった瀬戸内海の無人島「宿祢島(すくねじま)」(広島県三原市)が来年2月、広島地裁福山支部で競売にかけられることになった。新藤さんの思いがこもった島を守ろうと、ゆかりの映画関係者が落札のため募金への協力を呼びかける活動を始めた。宿祢島は三原市沖約1.5キロにあり、面積は約7400平方メートル。映画は、水や電気のない島で島民が厳しい日々を生き抜く姿を描いた。せりふを排した低予算作品だったが、1961年のモスクワ映画祭でグランプリを受賞、世界各地の映画祭で入賞するなど高い評価を得た。新藤さんの島への思い入れは強く、妻で女優の乙羽信子さんや自身の遺骨の一部は周辺の海に散骨された。新藤さんを敬愛する米俳優のベニチオ・デル・トロ氏も昨年5月、島を訪問している。島は1939年に三原市の材木商が購入し、現在は子孫9人が共同所有。戦後、島守が農漁業をしていた時期もあったが、現在は無人で雑木林に覆われている。08年に所有者間で不動産管理を巡って訴訟になり、売却が決まった。基準価格は約259万円で入札期間は来年2月3〜10日の予定。競売を知った俳優の柄本明さんや映画美術監督の部谷(へや)京子さんらが呼びかけ人となり、「新藤兼人監督と映画『裸の島』を愛する会」を発足させた。賛同者を集め、落札できれば三原市に島を寄贈し、維持・管理を任せるという。新藤さんの次男で映画を製作した独立プロ「近代映画協会」(東京)の新藤次郎社長(64)は「私たち一族にとっても思い入れの深い島。現状を保護してほしい」と話している。【稲生陽、加藤小夜】







ページ先頭へ