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●地球ドラマチック 「驚異!古代のテクノロジー」

私たちは最先端のテクノロジー製品に囲まれています。しかし電気もパソコンもなかった数千年も昔に、我々の祖先は当時の技術を組み合わせ、想像を遥かに超えた数々の発明品を作り出していました。番組では残された資料などから古代の発明品や建造物を再現し、その驚くべきテクノロジーを2回にわたって紹介します。

原題: Ancient Discoveries 2
制作: S4C(イギリス 2005年)
ナレーター: 渡辺徹

◎第1回 「2000年前のパワー」

ジュリアス・シーザーの時代の建築家が残した数々の記録を中心に、ローマ時代の様々なテクノロジーを紹介します。ローマ人の文化は水の文化でした。石造りの上水道は史跡として現在まで残っていますが、作られた当時、それを利用して運ばれた水は小麦を挽くための水車の動力源や、市内の噴水などさまざまな用途に使われました。また、優れたパイプシステムを作り上げたことで、地中の温泉を引いた公衆浴場や水洗トイレも誕生したのです。ほかにも太陽熱を利用して光線を発射する古代の秘密兵器や、古代の電池だったかもしれない謎の壺など、数年前の驚くべき発明品が続々登場します!


◎第2回 「ローマ皇帝の“タイタニック”」

1920年代、ローマから24キロ離れたネミ湖から2隻の巨大な沈没船が発見されたとき、古代の船に対するそれまでの認識は大きく変わりました。当時、古代船の中で最も完全な形で船体が残っており、その巨大さ・複雑な構造が明らかになったのです。この2隻の巨大船を建造したのはローマ皇帝・カリグラ帝(帝期37〜41)。その驚くべき造船技術を紹介します。カリグラ帝の造った船の大きさは、全長70m以上、船幅20m。テニスコートを縦に2面に並べた大きさでした。1隻は「宮殿船」として、もう1隻は「儀式船」として建造されたもので、大理石の床や、お湯や水の出る設備があり、少なくとも片方には浴室までありました。またこの船は建造から2000年の時を経て、イタリアの政治家ムッソリーニによって湖底から回収されました。彼は自分のファシスト政権をローマ帝国の栄光と結びつけようとしていたのです。その後焼失してしまった巨大船ですが、残された資料を基に、古代の高度な技術を再現するべく再建プロジェクトが計画されています。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2005-09-14・21 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Mono





●NHK SPECIAL 「巨大旅客機誕生」 〜大競争時代・そこに日本の技術あり〜

今年4月27日、フランス南部のトゥールーズの空港から世界最大のジェット旅客機が大空に飛び立った。エアバス社がヨーロッパの威信をかけ、開発費1兆円以上を投じ16年かけて開発を進めてきたA380である。史上初の総2階建てで、乗客は最大850人。広い機内には寝室やシャワールーム、免税品店、会議室、カジノなどを作ることもできる。このエアバス社に対抗すべく、世界の航空機市場をリードしてきたアメリカのボーイング社が打ち出したのは巨大機の開発ではなく、徹底的な軽量化とコストダウンを追求した中型旅客機787の開発だった。世界の先端技術を積極的に導入して最新の旅客機開発を進めようとする両社の大競争は、世界の航空関連の産業地図を塗り替えるものにまで発展しようとしている。日本の部品メーカーもこの大競争にまき込まれている。エアバス社は今回のA380の開発で、積極的に日本のメーカーに接近してきた。一方、ボーイング社はこれまで国外に出したことのなかった主翼の開発・製造を日本に任せることにした。番組では、エアバスの巨大旅客機A380誕生をきっかけに、日本の先端技術を巻き込んだ新型旅客機開発競争の現場を追った。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-09-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo









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