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●NHK SPECIAL シリーズ [明治]|第二集 「模倣と独創」 〜外国人が見た日本〜

短期間で急速な近代化を果たした明治の秘密とは何か? 明治期に日本を訪れた多くの外国人たちの記録から、その秘密を解きあかす。日本の開国は、「東洋の神秘の国」がそのベールを脱ぎ素顔をさらけ出した時でもあった。以来、多くの外国人が日本を訪れ、さまざまな記録を残した。日本人の技術力に早くから気づいていたアメリカの提督ペリー。時間に追われない職人の仕事ぶりを記録したフランス人ブスケ。そして、日本の民衆が見せる素朴で温かな人柄に魅せられたイギリスの女性旅行家バード。これらの記録には、異文化の目でこそ捉えることができた日本人の特質が描き出されている。なかでも、注目に値するのは、日本に土木技術を教えたイギリス人ヘンリー・ダイアーである。ダイアーは、日本人は優れた独創性を持っていると評価し、「東洋の小国がわずか30年で近代化を果たした原動力は何か」を解きあかす書物を著した。ダイアーが教頭を務めた工部大学校は、建築家の辰野金吾やアドレナリンを発見する高峰譲吉など多くの人材を輩出する。ダイアーの愛弟子だった田邉朔郎は、師の教えを活かし、西洋の技術を日本の実情にあうように応用することで、近代化のための大工事をなしとげた。帰国後も田邉と交流を続けたダイアーは晩年、日本がその独自性を失いつつあることを心配する記述を残す。日本の近代化を見つめた外国人たちの記録から、「ものづくり日本」の原点にある智恵と工夫の実態を探り、日本人の独創性とは何か、日本人が近代化と共に失ってしまった美点とは何かを描く。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-04-18(2005-04-16の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●よみがえる源氏物語絵巻 「浄土を夢見た女たち」

平安時代に作られた現存する日本最古の物語絵巻、国宝・源氏物語絵巻。その復元プロジェクトを密着取材し、日本文化の源流を探るシリーズの最終回(第5回)。科学調査に基づく復元模写の開始から6年。平成17年秋、ついに国宝絵巻19図すべてが平安の色彩で華麗によみがえり、プロジェクトはクライマックスを迎える。最後に復元される五島美術館所蔵の4図は、光源氏を主人公とする源氏物語のラストシーンを描いた絵巻屈指の名画である。愛のはかなさと浄土への祈りが描き出されている。復元の過程で平安の絵師が絵巻に込めた繊細で大胆な仕掛けが明らかになってきた。主人公を描かないことで、出家という物語のテーマを強調した「鈴虫(一)」。特殊な絵の具で月の光を表現し、秘められた親子関係を浮かび上がらせた「鈴虫(二)」。そして死に直面する紫の上の心を、風に吹かれる秋草で象徴した「御法」。科学の力と現代の絵師の技が、絵巻に秘められた奥深い世界を解き明かしていく。900年前に育まれた日本人の豊かな感性の世界に迫るプロジェクトの完結編。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 43min 2005-11-23 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●にっぽん再発見 ハイビジョンふるさと発
「長良川とともに生きて」 〜川漁師 大橋兄弟の60年〜

無限とも言える長良川の恵を三代に渡り享受してきた川漁師の家、大橋家。「家の柱も壁も全部、うろこでできておる」と兄・亮一さん(70)が笑えば、弟・修さん(68)は「自分はカッパみたいなもんやで、陸にあがったら何もできん」と話す。二人は、父親に連れられるまま、物心ついた時から船の上で育ち、小学生の頃にはすでに大人にまじってサツキマス漁を始めていた筋金入りの漁師だ。だれよりも長良川を愛している大橋兄弟だが、長良川に“清流”の冠をつけることを嫌う。春先、アユは黒い帯をなして遡上し、地引き網で川をさらっても、すぐに魚が飛び跳ねるほど、長良川は生き物であふれ、多くの川漁師が腕を競い合っていた。しかし、護岸工事、工場排水、河口堰の出現と、川が姿を変えていくとともに、生き物も川漁師も姿を消していった。それでも大橋兄弟は、まるで命をつなげようとする長良川の生き物のように、川から離れようとしない。“川の生き証人”大橋兄弟の一年を追いながら、変わりゆく長良川を見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 55min 2005-12-24 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo







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