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●ドキュメンタリードラマ 「宇宙へ」 〜冷戦と二人の天才〜

これは、事実を元にしたドラマである。1950年代末期、東西冷戦が激しくなる中で宇宙進出を競いあうアメリカとソ連。国の威信をかけたこの開発競争は、一刻も早く相手の領土に到達し得る巨大ミサイルを手にしたいという超大国同士の、強い欲望と恐怖に突き動かされた激闘であった。この宇宙開発競争には莫大な費用がかけられ、ロケット打上げや有人宇宙飛行の失敗などによって多数の死者が出た。宇宙を目指したこの人類史上最大の試みは、先駆的であると同時に最もリスクの高い挑戦として科学史上に刻まれている。二つの超大国には、それぞれ天才科学者がいた。一人は元ナチ党員でアメリカに投降し、宇宙開発を続けるフォン・ブラウン。もう一人は、スターリンの大粛清によって無実の罪で矯正労働収容所に入れられていたソ連のセルゲイ・コロリョフ。二人の天才が、人類が初めてくぐる宇宙への扉を開いていく。

制作: BBC(2005年)
原題: Space Race


第1回 「ロケット開発」 RACE FOR ROCKETS

第二次世界大戦末期、敗色濃厚だったナチス・ドイツが大逆転勝利に最後の望みを託したのが、フォン・ブラウン博士が開発したV2ロケットであった。連合国側のアメリカもソ連も、V2ロケットの性能を知り、フォン・ブラウンとV2ロケットを手に入れようと血眼になる。ロケットの開発に人生のすべてをささげているフォン・ブラウンは、ロケットの研究開発を続けさせてくれそうだという理由から、アメリカへ投降することを選ぶ。しかしフォン・ブラウンは、ナチの党員であり親衛隊員だったという過去を負っていた。アメリカへ渡ったのち、この過去がフォン・ブラウンを苦しめることとなる。一方、ソ連がアメリカに対抗するために白羽の矢を立てたのが、セルゲイ・コロリョフであった。コロリョフはスターリンの大粛清によって無実の罪で矯正労働収容所に入れられていた。釈放されたコロリョフは、ロケットエンジン開発の第一人者グルシュコや、フォン・ブラウンと袂を分かったドイツ人科学者グロトルップらと協力して新型ロケットを開発、打上げ実験を成功させる。第二次世界大戦後、世界は米ソを二極とする冷戦に突入したが、宇宙開発においても激烈な戦いが始まったのだった。そしてその初期、リードしたのはコロリョフ率いるソ連であった……。


第2回 「衛星開発」 RACE FOR SATELLITES

第二次世界大戦が終わり、世界は冷戦の時代へと突入。二つの超大国、アメリカとソ連は軍拡競争に走り、1952年にはアメリカが、翌53年にはソ連が、それぞれ水爆実験を行った。アメリカでは、フォン・ブラウンが活躍の場を与えられずに苦悩していた。アメリカ軍は宇宙開発にそれほど興味がなく、フォン・ブラウンたちへの扱いも冷たかった。そのため、フォン・ブラウンは唯一興味を示してくれた会社に頼み込み、テレビ出演し、宇宙開発の重要性を直接アメリカ国民に訴える作戦に出る。ソ連軍部のネデリン司令官は、コロリョフに水爆の弾頭を搭載できるロケットの開発を命じR7ロケットの開発がスタート、巨大なロケットとなるR7のためにバイコヌール宇宙基地が作られる。コロリョフはR7開発に当たり、エンジン開発をグルシュコに依頼する。コロリョフとグルシュコの間には確執があったが、二人はそれを乗り越えて協力することにする。コロリョフはR7ロケットを軍用に使うだけではなく、人工衛星の打上げにも利用しようと考えるが、ソ連の宇宙開発はあくまでも軍事優先であり、人工衛星開発にはゴーサインが出なかった。しかしついにフルシチョフがコロリョフの要請を入れ、衛星開発を許可する。フルシチョフの後押しを得たコロリョフは、エンジントラブルなどを乗り越え、人工衛星開発をめぐる競争でフォン・ブラウンをリード。1957年10月、ついに人類初の人工衛星スプートニクを地球を周回する軌道に打ち上げることに成功する。さらに11月にはライカという犬を乗せたスプートニクの打上げにも成功したのだった。ソ連の成功に衝撃を受けたアメリカは、ようやくフォン・ブラウンのチームを重用する気になる。そして1958年1月末、フォン・ブラウンは人工衛星エクスプローラ1号を打ち上げることに成功する。米ソの宇宙開発競争は、ますます激しさを増していく……。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min×2 2006-03-18・24・25 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 2か国語





●トクサツ・ナイツ 第1夜 「円谷英二物語」

「生物彗星WoO」の原点となった40年前の「WoO」。その生みの親である円谷英二の生涯をたどります。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS2 25min 2006-03-27 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●トクサツ・ナイツ 第4夜 「生物彗星WoOのテクノロジー」

40年の時を隔て「生物彗星」として甦る「WoO」。映像化を支えた新旧様々な特撮テクニックを紹介します。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS2 25min 2006-03-30 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo









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