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●芸術劇場 スタジオ演劇 「そのまま!」

昨年はプロ野球の新チーム誕生が話題になるなど、IT企業の飛躍の年だった。地方競馬界では閉鎖のニュースも聞こえる一方、IT企業の参入も噂されている。大きく時代が変わろうとする中でも、地方競馬は規模が小さい分だけ独特の人間臭さに溢れ、根強いファンが支え続けている。平成17年度のスタジオ演劇では、今や地方競馬場にしかいない「予想屋」としがない中年男の出会いを物語を描く。馬と人が一体となって、「勝つ」夢を追う世界。それは、動物が関わる分だけ、人間の思いが純粋に表現される。テーマは、親父たちが臨む「人生の敗者復活戦」である。

≪あらすじ≫ 東京近郊のとある地方競馬場。「予想屋」の男、石橋照男(54)は、この道三十年余り。その口上には、もはや芸とも呼ぶべき味わいがある。地方競馬の閉鎖が相次いでいるのが気がかりではあるが、今日も客たちに囲まれ独特の声を張り上げている。ある日、石橋の前にしがない中年男、立花敏之(60)が現れる。競馬場に似合わぬインテリ風の立花は、健康雑誌を出す小さな出版社社長。この日が初めての競馬の立花は、わずかなポケットマネーでビギナーズラックに出会うが、実は、長引く不況で会社は倒産寸前の窮地に追い込まれている。日暮れ、予想屋たち行きつけの居酒屋で、石橋や立花社長がレースの余韻に浸っている。と、ひとり、ふたりとワケあり風の女が現れる。一人は、立花を探してやって来た会社の部下で恋人らしい。立花は告げる。「明日、会社の存続を賭けた勝負をする」と。もう一人は石橋の前に久方ぶりに現れた一人娘。マーケットリサーチを職業とする娘は、今回、競馬場の存続に関わるリサーチにやって来たと言う。中年男ふたりと女ふたり。そして競馬をめぐる男たちの様々な想いが浮かんでは消える一夜が更けてゆき、やがて、中年男ふたりが、それぞれの人生を賭けた勝負の日を迎える。(3月29、30日 NHK 105スタジオで収録)

作: 水谷龍二
出演: ベンガル、愛華みれ、小田茜、佐野瑞樹、大島さと子、坂本あきら、小宮孝泰、山本學
(text from NHK site)

ノイズなし/チャプターメニューあり
NHK教育 103min 2005-05-08 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●万博 夢のアーカイブス

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(2) 19世紀のパリ 〜花の都誕生〜
(3) 科学技術 〜輝ける未来への予感〜
(4) 明治日本の国際デビュー 〜1873年 ウィーン博〜
(5) アメリカの時代到来 〜1939年 ニューヨーク博〜
(6) 大阪万博 〜100年の夢物語〜
(7) 金メダルのルーツ
(8) ロボット 〜限りない進化の歩み〜
(9) 環境を見つめた150年

ノイズなし/チャプターメニューあり
NHK総合 5min×9本 2005-04-18(再放送分) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo







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