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●にんげんドキュメント 「おもろいCM作るんや」

関西から笑いあふれるヒットCMを発信し続ける、CMプランナーの石井達矢さん。「亭主元気で留守がいい」「お前の話はつまらん」など、広告の枠を超えた流行語も数々生み出してきた。石井さんのCMには格好いい人やお洒落な人は一切出てこない。そこにはいつも人間の真の姿が描かれている。建前ではないホンネを描いてこそ、人の心を捉えると考えているからだ。広告賞の最高峰・カンヌ国際広告祭など世界的にも高い評価を受け、受賞した広告賞は二百を超える。NHKは、これまでカメラが一切入ることの出来なかった石井さんの制作現場に半年あまりにわたり密着することが出来た。個性豊かな優れたCMで、業界からも一目置かれる石井さんの仕事だが、そこには想像を絶する「ものづくりの苦しさ」があった。面白さを追求するあまり広告主から作り直しを命じられたり、タレントから出演拒否を受けることも少なくない。ひとつのCMが出来上がるまでの創造と苦闘の日々を追った。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-01-21 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●新日曜美術館 「浮世絵ワンダーランド」 〜太田記念美術館 名品展から〜

様々な個性をもった絵師が絵を描き、高度な彫りや摺りの技術によって完成する浮世絵。国際的な知名度を得て現在でも根強いブームを誇り、日本を代表する美術として君臨している。だが、浮世絵の多くは鑑賞だけを目的としてつくられたものではなく、庶民にあらゆるレベルの情報を伝える「メディア」として重宝がられていた。人々が浮世絵に求めたのは、憧れの対象であり流行の発信地である吉原の花魁(おいらん)、歌舞伎の役者についての最新情報であった。さらには、娘が一人前の女性になるためのテキストであり(往来物)、ガイドブック(名所絵)としても使われた。それはまた大量生産が可能で安価、かつ軽くて折り曲げられるという性質から「江戸みやげ」の一番人気となり全国へと広まっていった。このように浮世絵が生まれた時代には、極めて実用品、消耗品に近い「使うもの」として大変身近な存在であったことが最近再び注目を集めている。そのような中、国内最大級の浮世絵専門美術館である太田記念美術館が、開館以来初の名品展を開く。12,000点もの所蔵作品から、浮世絵の初期から明治に至る約300年の展開が通観できる、最上級の名品150点が展示される。美術館を訪れ、ゲストの立川談四楼氏(落語家)に江戸の生活・風俗の話を交えながら当時の人々と同じ目線で浮世絵を見てゆく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2005-01-16 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●新日曜美術館 「かけがえのない風景」 〜グランマ・モーゼスの世界〜

75歳で初めて絵筆を握り、1961年に101歳で亡くなるまでに1600枚もの絵を残したグランマ・モーゼス。素朴な田園風景を描いた詩情あふれるその作品は現在も世界中で親しまれている。
グランマ・モーゼス(本名・アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス)は、1860年、ニューヨーク州の小さな農村に生まれ、農婦としての現役を退いた70歳を過ぎてから刺繍絵の制作を始めるが、リューマチを患い細かい作業が出来なくなったため、針を絵筆に持ち替え、本格的な絵を描きはじめた。描いたのは、刈り入れやりんご採り、嵐や火事、ハロウィーンやクリスマス、メープルシロップ作りなど、農村の日々の中で心に刻み込まれた風景だ。1940年、80歳の時に開いた初個展のタイトルは「一農婦が描いたもの」。当時の新聞が「グランマ・モーゼス(モーゼスおばあさん)」と紹介して以来、この名で親しまれるようになった。
“懐かしい風景”──グランマの作品を見た多くの人が、国や文化の違いを越え、そんな感想をいだく。見る人それぞれの懐かしい故郷、そしてこの世はなお生きるに値するのだという人生への祝福。それこそ明るく平穏な風景を描きながら、グランマが伝えようとしたものなのだ。番組ではグランマ・モーゼスが暮らした村に取材し、数々の絵が生まれた家や、グランマが通った小学校を移設し作品を展示しているベニントン美術館、収穫の活気に沸く農村の様子などを紹介、その魅力をたどる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2005-01-09 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo








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