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●NHKアーカイブス|ドラマ「紅い花」 1976年(昭和51年)10月22日放送(70分)

独特な作風で知られる漫画家、つげ義春の世界を佐々木昭一郎演出によりドラマ化したのが今週お送りするドラマ「紅い花」です。東京大空襲の日、炎の向こうに消えた妹。水面に散る紅い花、古本屋の店番をする妹。幻想の世界の中に主人公の描く妹がさまざまな姿で現れます。タイトルになった「紅い花」は、1964年に創刊された漫画雑誌「月刊漫画ガロ」の1967年10月号に掲載された短編の漫画作品からきています。「紅い花」と言う漫画は山奥で商売を営みながらひっそりと暮らすキクチサヨコという少女、そして、いたずら盛りの少年、シンデンのマサジの物語です。自然の中で少女から大人の女にと変わっていこうとするキクチサヨコに驚きと淡い恋心をいだくマザジの姿が幻想的に描かれています。このドラマは原題の漫画「紅い花」に加え、他のいくつかのつげ義春の作品、「ねじ式」や「沼」、「古本と少女」などのエッセンスをひとつのストーリーにまとめ上げたものです。(昭和51年度芸術祭大賞受賞作品)

原作: つげ義春の作品から
脚本: 大野靖子 音楽: 池辺晋一郎 演出: 佐々木昭一郎
出演: 私=草野大悟、少女=沢井桃子、マサジ=渡部克浩、兄=喜福和則、妹=松田芽久美、
編集長=藤原釜足、金太郎アメの老婆=宝生あやこ、古本屋主人=北見治一、
巡査=奥村公延、釣り人=樋浦勉、青年=広瀬昌助、義兄=小島三児、その妻=加藤真知子、
学生=長澄修、古本を買う男=清水紘治、刑事=加藤弘二・渡会洋幸、出版社の男=美濃部厚、
村の男=西村克己・遠藤治・松田章・石光豊・椎谷建治、老人=嵐寛寿郎
(original text from NHK site)

NHK総合 80min 2004-03-14 Air ckeck by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo(本編Mono)

> DR-157にもあるが、音声がMPEG-1Audio Layer2なのでPC上で音が出ない







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