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[2014 埼玉 K氏エディション]


●BS世界のドキュメンタリー 「特別授業 差別を知る」 〜カナダ ある小学校の試み〜

実験の初日、ルブラン先生は子供達に「134センチより背の低い子は優秀。そしてこれは科学的根拠に基づくものだ」と説明する。その日は、背の低い子達が常に優遇され、背の高い子達は差別される。翌日は、立場が逆転。「背の高い子のほうが優秀だったことがわかった」として、子供達は全く逆の待遇を受ける。こうして、子供達に「いわれのない差別を受けるとどんな気持ちになるのか」、身をもって体験させる。この実験の原型は、1960年代から英米で研究されてきた。アメリカの小学校教師がクラスを「青い目と茶色い目」にわけて、人種差別の理不尽さを伝えようとした授業が1988年にドキュメンタリーとして放送されている。それをモデルとして、カナダの小学校が再びこの実験授業に取り組んだ。実験を通して、教師や子供の心情がどのように変化していったのかを授業中のやりとりや、インタビューで丁寧に描いている。 <2007年グランプリ日本賞受賞作品>

原題: Lesson in Discrimination
制作: Radio Canada/CBC(カナダ) 2006年

[担当者メモ]・・・この番組は、フランス語圏で放送されているカナダの公共放送が制作したものです。ルブラン先生は、実験の最中に誰かが「差別」をやめさせようとしてくれるのではないか、と期待していました。しかし実際には、優位な立場の子どもがそうではない子どもを攻撃し続けたのです。子供たちが差別に反発するのではなく、自分より下にいるものを攻撃するという行動に出たことに衝撃を受けたと、ルブラン先生は語っています。それは、実際の社会でも見られる現象を映し出しているかのようでした。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-11-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)

> HDD-C 0893 にGigaPocketビデオカプセルを残してある





●BS世界のドキュメンタリー 「青い目 茶色い目」〜教室は目の色で分けられた〜

3年生を受け持つエリオット先生は、常に「子供たちを差別意識というウィルスから守りたい」と思い続けており、キング牧師の暗殺を受けて、日頃の思いを実行することにした。差別される側の気持ちを実際に体験し、子供たちの人種差別に対する考え方を変えさせることを目的としていた。実験授業の結果、「優れている」とされているときにテストの点数が最高で、「劣っている」とされたときに最低であることもわかった。それから約16年…番組では、大人になった生徒たちが集まりエリオット先生と一緒に、当時の実験授業の映像を見る。そのとき、どんな気持ちだったのか、なぜそのような発言をしたのか、またその後の人生において、この授業で学んだことがどのような場面でいかされたか、などを教師とともに語り合う。エリオット先生はその後教職を去り、人種差別に対する犯罪がなくなることを願って、全米各地の刑務所や企業でこの試みを行った。この番組の中でも、刑務所で職員に対して行われた講習会の様子が紹介される。 <1985年 エミー賞受賞作品>

原題: Class was Divided
制作: WGBH(アメリカ) 2006年

[担当者メモ]・・・この番組は、1988年にNHK特集ワールドTVスペシャルで放送したものです。放送当時、特に教育関係者からの反響が多くありました。エリオット先生の実験授業を通して、大人も子供も人種差別と真剣に向き合い、人種差別を身近なものとして捉えることの大切さを学んだのです。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-11-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)

> HDD-C 0052 にGigaPocketビデオカプセルを残してある



> 2014年11月のダビング依頼によりDVD化した








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