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●「ライアーゲーム」 第1話/第2話

◎第1話
大学1年生の神崎直(戸田恵梨香)は、“バカ正直のナオ”と呼ばれるほどの正直者。ある日、直の元へ小包が届き、開けると1万円札で1億円が入っていた。カードには“ライアーゲームトーナメントへのご参加ありがとうございます”との一文が書かれ、同封されていたビデオを見ると仮面をつけたレロニラと名乗る男が“ライアーゲーム”の説明を始めた。カードに書かれていた“ゲームに参加する場合のみ開封してください。開封後の参加取り消しは認められません”の一文を見落としていたため、直は自動的にゲームに参加することになってしまったのだ。説明によると“ライアーゲーム”は、対戦相手からマネーを奪い合うゲームで、期間の30日後に持ち金が多い方が勝者となり敗者となった場合は奪われたお金は自分で弁償しなければならないとのこと。末期ガンで入院している父親・神崎正(福井友信)に心配をかけるわけにもいかず、困った直は交番に行き警官の谷村光男(渡辺いっけい)に相談するが何もできないと言われてしまう。数日後、不安に怯えていた直にライアーゲーム事務局より対戦相手を知らせるカードが届いた。相手は中学時代の担任教師の藤沢和雄(北村総一朗)だった。藤沢の元へ向かった直は藤沢の預かるという言葉を信じて1億円を預けることに。しかし、帰ってくるなり事務局から直が藤沢に負けているというカードが届く。翌日、再び藤沢の家を訪ねた直は藤沢が電話で直を騙したと笑っている姿を目撃する。再び交番に行き、谷村に事情を話すが元々が直のお金ではないので事件にならないという。激しく落胆する直に谷村は詐欺のことは詐欺師に聞くのがいいと翌日に刑務所から出所する天才詐欺師・秋山深一(松田翔太)の話をこっそりと聞かせるのだった。出所日。刑務所から出てきた秋山をつかまえ助けて欲しいとお願いする直。その必死さに最初は軽くあしらっていた秋山も根負けして一緒に藤沢の家へ行くことになった。藤沢はお金を奪ったことを認めると豹変して直を冷たくあしらい、それを見た秋山は直にゲームを手伝うことを申し出た。秋山の指示に従い藤沢に宣戦布告をして家を監視することになった直。監視されていることで1歩も外に出なくなった藤沢の行動から、2億円は家の中にあることを察した秋山は残り1週間になった日、藤沢の家にニセの火事騒動を起こして隠し場所が部屋の金庫であることを突き止めた。大きく頑丈な金庫を見て愕然とする直に、勝ち誇って高笑いする藤沢。そんな中、秋山は藤沢に自分なら金庫から2億円を奪えると断言するのだった…。(2007年4月14日放送)

◎第2話
1億円を奪い合う謎の“ライアーゲーム”に参加することになった神崎直(戸田恵梨香)と、直に協力することになった秋山深一(松田翔太)。対戦相手である直の恩師・藤沢和雄(北村総一朗)に1億円を奪われ、取り返すと宣戦布告をしてから藤沢を監視する日々をおくる2人。そんな2人の行動に藤沢は家に閉じこもり2億円の入った金庫の前からほとんど動かなくなってしまった。ゲームの残り日数が減っていくが何も行動を起こさない秋山に、意味もわからず監視しているだけの毎日に不安を覚え始める直。しかし、秋山は2億円を奪う手はあると断言するだけで作戦を教えてくれない。藤沢は憔悴しつつも金庫を鎖で縛りつけ、包丁やバットも用意してガードを固めていく。幾日かが過ぎ、直と藤沢のもとへ再びライアーゲーム事務局からカードが届いた。「明日の午後5時に回収に伺います」とのカードの文面に思わず笑みをこぼす藤沢。一方、焦る直に秋山は相変わらず監視を続けろと突き放すだけだった。ゲーム終了当日。刻々と時間が過ぎていく中、一向に動く気配がないどころか余裕の微笑みさえ浮かべる秋山。終了10分前になっても動かない秋山に、直が藤沢の家へ走った。窓を叩いて藤沢を呼び、お金を返して欲しいと頭を下げて懇願する直に藤沢は強く突き飛ばして窓を閉め切ってしまう。直後5時になりそれと同時に藤沢宅に事務局員を名乗る男が現金回収にやってきた。藤沢は窓の外で泣き崩れる直の目の前で金庫を開けて男に2億円を渡す。男が金額を確認をしていると、再びチャイムが鳴り同じく事務局員を名乗るエリー(吉瀬美智子)ら3人の女性が現れた。おかしな状況に何かを感じた藤沢が部屋に戻ると、そこには2億円が入ったケースを手にした秋山の姿が。エリーらに2億円を渡す秋山に猛烈に怒りだす藤沢だが、これらは秋山が仕掛けたトリックだったのだ。藤沢が金庫前から動こうとせず郵便物を1週間に1回しか確認しないことを知った秋山が、事務局からの通知を1時間前に書き換えておいたのだ。秋山の作戦により賞金1億円を手に入れた直は約束の半額を秋山に渡して、残りの半額を1億円の借金を抱えることになった藤沢に渡した。すると秋山も報酬を直に渡して、藤沢にあげるように言うのだった。せめてものお礼をするため秋山を部屋に招く直だが、部屋に戻ると「2回戦のご案内」と書かれた事務局からの封書が届けられていた。棄権する場合は5千万円を返却せねばならず、藤沢にお金を渡してしまった直には選択の余地がない。途方にくれる直に秋山は無視するべきだと言い、電話番号を渡して帰っていく。2回戦の日が翌日に迫り困っていた直の前に警官の谷村光男(渡辺いっけい)が通りかかる。事情を話すと谷村は会場に行き事務局員に断る意思を伝えるべきだと助言し、自ら車で送る約束をする。翌日、直は会場に行ってエリーに迷惑だと告げるが、実は谷村は事務局員で直はそのまま2回戦に参加することになってしまう。ほかにも20人の参加者が待機していた会場に直が入るとVTRでレロニラが登場した。そしてゲームの説明をしようとしたその時、「俺も参加する」と声がして振り向くとそこには秋山が。こうして合計22人によるライアーゲーム2回戦“少数決ゲーム”が幕を開けることに!(2007年4月21日放送)
(text from CX official site)

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