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●「ライアーゲーム」 第5話/第6話

◎第5話
神崎直(戸田恵梨香)が見守る中、残り4名で“ライアーゲーム”2回戦の4問目が出題された。「人生で一番大切なのは金だ」と出題した秋山深一(松田翔太)は、すぐに3人の目の前でNOに投票して自分が勝つことを宣言する。フクナガユウジ(鈴木浩介)、エトウコウイチ(和田聰宏)、イシダリエ(岩佐真悠子)はどうすることもできずに6時間中3時間が経過していった。すると何かを考えていたエトウはフクナガの元に行き、チームを組むように提案する。お互いがYESとNOに分かれれば引き分けはあっても負けはないというのだ。エトウがチームを組む相手として裏切り者であるフクナガを選んだのは理由があった。エトウもリエもそれぞれ前のチームで契約書を交わしているため、2人で勝ってもすでに敗者となっているメンバーに賞金を還元するとマイナスになってしまうからだ。しかし、フクナガはこの行動がリエに丸見えで作戦が筒抜けであることから負けないけれど勝ちもないと断言する。すると2人の背後からリエがやってきて3人でチームを組もうと持ちかける。自分は3回戦に進むため賞金は21億円。2チーム分の返済額をまかない、自分の取り分は2億3千万円、残った125万円がフクナガの取り分になると説明するリエ。1人だけ獲得金額が極端に少ないフクナガは猛反発する。しかし裏切り者であるフクナガの訴えにリエは耳を貸そうともせず、こう着状態のまま時間だけが過ぎていく。そんな3人の争いを笑みを浮かべながら見つめる秋山。そして残り時間が5分となった。代案が浮かばないフクナガはリエとエトウに今回は引き分けにして賞金については次の問題で話し合うことを提案する。2人が仕方なく了承すると、フクナガがまた土壇場で裏切りをしないためリエがエトウとフクナガのYESのカードを持って投票する。3人が結託しているのを見ているにも関わらず、秋山は余裕の笑顔を浮かべていた。そして開票が行われた。フクナガ、エトウのYESに続き、秋山のNOが発表された。フクナガとエトウがホッとしたのも束の間、次に発表されたリエのYESに驚く2人。実は秋山が1人勝ちできるよう前夜からリエと作戦を立てていたのだ。さらに、レロニラはくやしがるフクナガにゲーム以外で騙し取った1億円の返金を言い渡しすのだった。賞金の21億円をもらった秋山。しかし、自分のチームとリエのチームに約束の金額を払うことで3回戦を棄権するだけの金額は残らず、秋山は次へ進まざる得ない状況になっていた。それを知って心を痛める直に、秋山はライアーゲームの主催者を突き止めたいから気にするなと言い残し帰り、その後連絡が取れなくなってしまった。数日後、直の部屋に谷村光男(渡辺いっけい)が訪ねてきた。追い返そうとする直に谷村は秋山の過去を話して聞かせた。女手1つで子供を育てるため必死で働き続けた秋山の母は、秋山の大学在学中に体調を壊して働けなくなり借金を返そうと騙されるままにマルチ商法に手を出した。後に自分も人を騙していたとわかり組織を脱退するもさらに借金は増え、生命保険に入り自殺を図った。秋山が刑務所に入っていたのは母の復讐でマルチの組織を騙して潰したからだったのだ。真実を知って呆然とする直に谷村はゲームに巻き込んだ秋山を救うためには敗者復活戦に参加することだと案内状を置いて帰っていく。3日後、直は敗者復活戦会場にいた。直、フクナガ、エトウら合計9人の参加者が集まったところでレロニラの声が会場に響く。9人で戦うのは自分たちの投票で1人を敗者におとしめる“リストラゲーム”だ…!(2007年5月12日放送)

◎第6話
“ライアーゲーム”の敗者復活戦に参加することになった神崎直(戸田恵梨香)。ゲームは参加者9人の中から1人の敗者を投票で決める“リストラゲーム”だ。投票用紙に自分以外の5名の名前を記入していき、1時間毎に行われる10回の投票で最も票が少なかったプレイヤー1人が1億円の借金を背負って敗退となり、優勝者には賞金1億円と3回戦を棄権する権利が与えられる。また参加者には1億円分の“Mチケット”が配られ、その金額内であればプレイヤー同士で物が売買できるというルールだ。ゲームが始まり、情報を得るために他のプレイヤーを探ろうとする直だが場が和やかな雰囲気であることに気づく。不思議に感じる直にエトウコウイチ(和田聰宏)は、2回戦でみんなを裏切ったフクナガユウジ(鈴木浩介)をリストラすることで話しがついてるからだと説明した。そこにフクナガが近づいてきた。自分がリストラされるのを承知したうえで、メンバー同士でゲームにかける思いをアピールしようと言い出すフクナガ。プレイヤーそれぞれの思いが告げられていき、最後に直の番になるとフクナガは直に今までのゲームによる負債額を聞いてきた。直が正直に無いと答えた瞬間、場の空気が変わった。多額の借金を背負っているプレイヤーたちは直に怒りの目を向け、フクナガの思惑通り直はあっという間にリストラ候補となってしまったのだ。慌てて秋山深一(松田翔太)を助けるための参加だと説明しようとするが誰も聞いてくれず孤立してしまった直。すると直の元へフクナガがやってきた。自分と直が勝ち残れる必勝法があるから手を組まないかと持ちかける。負けた人のことを考え戸惑い決断を下せない直にフクナガは秋山のことを持ち出したうえに全員が幸せになる方法なんてないと言って説得。全部の回の投票で5票ずつ入れれば必ず勝ち残ることを説明して、お互いの名前を書くことを約束した。一方、秋山の前へ谷村光男(渡辺いっけい)が現れた。谷村はライアーゲーム主催者からのメッセージだと「3年前のお礼は必ずさせてもらう」と言い、続けて秋山が3年前に潰したマルチの代表者はダミーだったと告げて去る。怒りと驚きで立ち尽くす秋山。1回目の投票が終わった。結果はフクナガが10票、7名が5票、そして直は0票だった。結果に呆然とする直。またしてもフクナガに騙されたのだ。挽回を図ろうにもプレイヤーは誰1人として直の話を聞いてくれない。2回目、3回目の投票が終わっても直は0票のままだった。泣き崩れる直に声を掛けるエリー(吉瀬美智子)。そんな中、秋山の携帯電話に非通知の着信が入った。電話を聞きながら驚きの表情を浮かべる秋山。同じ頃、敗者復活戦の会場ではエトウが直に近づいてきた。エトウは、フクナガが直に投票する予定だった50票をみんなに500万円で売りつけ、お互いが裏切らないように違反すると1億円の罰金が発生するMチケットを契約書代わりに使ったことを説明する。プレイヤー全員、10回目まで誰に何票投票するかが決められていることになり直が勝つことは不可能なのだ。そこにフクナガがやってきた。フクナガは愕然とする直を無表情に見つめ…。(2007年5月19日放送)
(text from CX official site)

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