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●「ライアーゲーム」 第9話/第10話

◎第9話
“ライアーゲーム”敗者復活戦で優勝した神崎直(戸田恵梨香)だが、賞金をすべてプレイヤーに分配したため3回戦に進むことになった。そのまま3回戦会場に連行された直や秋山深一(松田翔太)ら9人のプレイヤーたちは、チームに参加する新たなプレイヤー・ヨコヤノリヒコ(鈴木一真)と合流してゲームの説明を受ける。3回戦は“密輸ゲーム”。10人が5人ずつになり、対立する「水の国」と「火の国」に分かれ行う初のチーム戦で、お互い敵国にある自国の財産を相手国の検査官の目をあざむきお金を運ぶゲームだ。まずは密輸人を直が担当して説明を兼ねたリハーサルを行うことになった。事前に渡された個人カードでキャッシュディスペンサーからお金をおろそうとすると、そこに表示された金額はなんと4億円。この他に最初から自国にある財産として1億円を渡されているので1人あたりの持ち金総額は5億円になることがわかる。大金がかかった勝負だと自覚して呆然とする一同。1回にトランクに入れて運べる現金は最大で1億円で、直は誰にも見られないように現金をおろしてトランクに現金をしまうと一同は検査ルームに移動する。ここは検査官と密輸人が質疑応答をして、会話からお互い相手の出方を探る部屋だ。検査官は会話の中で相手がいくら運んだかを推理していくが、この時にトランクが空だと思えば“パス”、入っていると思えば“ダウト”を宣言し、入っていると思われる金額をコールする。検査官のダウトが金額も含め当たっていた場合とコール金額が密輸額よりも大きい場合は検査官の勝利、密輸を見破れなかった場合とコール金額より密輸額が多い場合は密輸人の勝利となる。リハーサルでは秋山が検査官役になり、検査ルームで向き合う2人。すると秋山は直に質問することなくダウトをかけて100万円をコールした。直がトランクを開くとそこには100万円が。あっさりと敗北する直。これを密輸人と検査官を両国で交代しながら30ゲームを行い、密輸できなかった残金は相手国のものとなったうえで最終的に財産が多いチームが勝利となる。リハーサルが終わった時点の立っていた位置でチーム分けが行われ、直と秋山は「水の国」になった。チームごとに分かれ、ゲームがスタートする。最初の密輸人として直が行くことになるが、密輸金額が0円であることをあっさりとみやぶられお金の変動がないままに終わる。ゲームは続くが、負けることを恐れまったく密輸できない「水の国」のプレイヤーに比べ、「火の国」のプレイヤーは次々と密輸を成功させていく。そんな中、第3ゲームで秋山が検査官を務め見事に相手のダウトを見破ったことでゲームの流れが変わってくると「火の国」のツチダヤスフミ(森下能幸)が恐怖から会場から逃げ出してしまった。一方、「水の国」ではフクナガユウジ(鈴木浩介)がチームで戦うことを提案しメンバーは了承。そしていよいよヨコヤがゲームに登場した。密輸人として現れたヨコヤはオオノワタル(坂本真)相手にあっさりと密輸に成功、続いて検査官として直と対峙する。直はフクナガからのアドバイスにより5千1万円を密輸していたのだが、ヨコヤは自分には透視能力があると言い、金額までもピッタリと当てた。その後も密輸額を当てていくヨコヤに「水の国」プレイヤーはなす術もない。そんな折、オオノが相手の密輸を見破る方法をみつけたと言い出した。喜ぶ「水の国」プレイヤーだが、オオノが急に威張りだして…。(2007年6月09日放送)

◎第10話
“ライアーゲーム”3回戦、密輸ゲームの9ゲームが終了した。押され気味だった神崎直(戸田恵梨香)や秋山深一(松田翔太)らが属する「水の国」だが、必勝法を見つけたというオオノワタル(坂本真)のおかげで「火の国」を追い上げてきた。続けて10ゲーム目も相手の密輸を阻止したオオノは同じチームのメンバーを支配し始めた。自分に従うように命令するオオノにすり寄るフクナガユウジ(鈴木浩介)とアソウヒロミ(中込佐知子)だが直と秋山はそのままの姿勢を貫く。その後も見事に密輸を阻止するオオノだが、「火の国」も透視能力があると宣言したヨコヤノリヒコ(鈴木一真)によって密輸は阻止されてしまい2つの国で激しい攻防戦が続く。そんな中、検査官に行く予定だったオオノが腹痛を訴えトイレに駆け込んでしまい、代わりに検査官となったヒロミが相手の密輸を見逃してしまう。一連の流れを黙って見ていた秋山。そしてトイレから戻ってきたオオノは、ヨコヤとの勝負になるヒロミに対して9999万円を密輸するように命令する。躊躇するヒロミだが秋山が近づき“人を騙すテクニック”を書いたという1枚のメモを渡した。いざ対戦になり9999万円をコールするヨコヤ。しかし、ヒロミが密輸していたのは1億円だった。ヨコヤ相手に密輸を成功させ大喜びで戻ってきたヒロミがメモを見せると、そこにはテクニックではなく“1万円多く密輸しろ”の一文だけが書いてあった。ゲームの中間報告を見た秋山は、オオノとヨコヤが獲得している金額がほぼ同額だったことから2人が手を組んでいたことを察したのだった。すべてがバレて土下座するオオノにつかみかかるフクナガだが、直が制止に入り今後は団結して戦おうと声をかける。そして13ゲーム目に入り検査官として検査ルームへ向かった直。対する密輸人はヨコヤだ。ヨコヤは作戦がバレたことを悪びれもせず、人を絶望させるのは簡単だと机のマイクボタンを押して「水の国」にいる秋山に話しかけた。ヨコヤは3年前に秋山に潰されたマルチの代表者で、組織を潰した罰としてライアーゲームに参加させられていると言う。続けてマルチによって自殺した秋山の母親のことをかわいそうにと笑顔を浮かべる。秋山は怒りをあらわにすると部屋を飛び出し検査ルームへ走り出すが、その間に呆然としている直から1億円の密輸を成功させたヨコヤは検査ルームの外で事務局員に取り押さえられている秋山に再び微笑みかけるのだった。怒りが治まらない秋山は次のゲームから密輸人も検査官もすべて自分1人でやり出すも怒りのせいか判断はことごとく外れ、やがて持ち金がなくなるとついに直ら「水の国」全員のカードを奪ってゲームに挑む。それでも負け続け20ゲームが終了し、レロニラから中間報告が行われた。結果は、負け続けていたはずの「水の国」が逆転をしていた。唖然とするヨコヤに、冷静さを取り戻し笑顔を浮かべている秋山が説明を始める。秋山の狼狽は演技で、つかみかかるフリで「火の国」のメンバー3人にある作戦を持ちかけていた。3人が密輸したお金は「火の国」のATMから秋山の持っていた「水の国」のカードでおろしたもので、秋山がわざとダウトさせたお金もまた「火の国」の銀行でおろしたもの。そうやって3人に大金を獲得させ、その代わりにヨコヤを潰すための協力を約束させたのだ。現在、ヨコヤが獲得しているのは4億9004万円で、返済しなければならない5億円に満たないことを突きつける秋山はさらに対決で勝利して慰謝料5千万円を奪う。ヨコヤに憎悪の目を向ける秋山をモニターで悲しげに見つめる直は…。(2007年6月16日放送)
(text from CX official site)

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