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●「ライアーゲーム」 第7話/第8話

◎第7話
“ライアーゲーム”敗者復活戦、リストラゲームに1人で参加した神崎直(戸田恵梨香)だが、またしてもフクナガユウジ(鈴木浩介)に騙され1票も得ることがないまま3回目の投票が終わってしまった。続いて4回目、5回目と投票が行われるがフクナガと参加者たちには契約が交わされているため状況は変わることなく直は0票のままだった。逆転の可能性もなく力なくたたずむ直にフクナガが近寄ってきた。フクナガは自分の持ち票30票と、直の3千万円のMチケットを掛けてゲームをやらないかと持ちかける。ゲームとは両面に裏の模様がプリントされているカードと、表にジョーカーが書かれている普通のカードを2枚使うもので、それを袋に入れてから取り出して先に自分の指定したカードが10回出てきた方が勝利となるシンプルなものだった。フクナガが袋でカードをかき混ぜ、直が取り出すという分担をすることでイカサマをできなくするというフクナガの提案に納得した直はゲームを受けることに。光が好きと答えた直が普通のカード、両面が裏のカードはフクナガと決め、口出しをしない約束でエリー(吉瀬美智子)の立ち会いのもとさっそくゲームが開始された。ゲームは進み、直は6ポイントは取ったもののあっけなくフクナガに完敗。騙されやすいどころか運すらないと笑い飛ばすフクナガに、直はMチケットを切ることになってしまった。どうすることもできずロッカーで1人泣き崩れる直。すると、そこに秋山深一(松田翔太)が現れた。事務局の人間から連絡をもらったという秋山は直を助けに来たのだ。直がこれまでのいきさつをすべて話すと、秋山はすぐにフクナガのゲームのイカサマを見破った。はじめからフクナガの勝率は直の2倍あったのだ。直はイカサマを見抜いたことは隠して、フクナガに前回より好条件を提示して再び勝負を申し込む。そして、直とフクナガのカードゲームが始まった。秋山が考えた作戦を実行した直はフクナガを騙しつつ勝利を収めたのだった。6回目の投票結果が発表された。相変わらず0票のままの直だったが、そこでエリーから票の移動があることが告げられる。フクナガの10票が直に移ったのだ。驚く他のプレイヤーたち。しかし直の10票は変わらないままで7回目、8回目の投票を終える。そこで直が動き出した。1人で歩いているオカノケンヤ(泉政行)に近付き、褒めておだてたところで7千万円で10票を売ってくれるようにお願いする。オカノが了承すると、取引きは他のプレイヤーに内緒にすることと7千万円の支払いは10回目の投票までの時間に行われることを条件に直の契約は成立した。そして9回目の投票が終わり、エリーから票の移動が発表された。その結果、直の獲得票はなんと80票になっていた。直はオカノと同じ契約を他のプレイヤーとも交わしていたのだ。呆然とするプレイヤーたちに直が騙したことを謝ると、みんなの前に秋山が現れた。部外者の参加に怒るプレイヤーにエリーは秋山を“直の私物”としての扱いになるため問題はないと告げる。そして、秋山は勝利確定票の50票よりオーバーしている直の30票を売ると言い出した。動揺するプレイヤーたちに秋山は、今ゲームを支配しているのは直だと言い、不敵に微笑むのだった。(2007年5月26日放送)





◎第8話
“ライアーゲーム”敗者復活戦で最下位から一転、一気にトップになった神崎直(戸田恵梨香)。最後の投票まで1時間となり、現時点で最下位のオオノワタル(坂本真)とキダノリユキ(大高洋夫)が直と秋山深一(松田翔太)の元へ票を買いに来た。一千万円で打診してきた2人に秋山は7千万円を要求する。そうすることで、直が以前に票を購入した時に切った7千万円分のMチケットが相殺されお互いに損をしないのだ。了承した2人に2票ずつ売る秋山。続いて秋山は同票最下位のフクナガユウジ(鈴木浩介)にも2票を8千万円で売った。すると、今度は3人が票を買ったことで最下位に並んだ5人が票を買いに来た。秋山は2票で1億円の値をつけるが、負けたくないプレイヤーたちは渋々と購入する。続いて再び最下位になったオオノとキダが現れた。2人の残金である9千5百万円で2票を売る秋山。やがてその一部始終を物陰から見ていたツチダヤスフミ(森下能幸)が動き出した。ノゾエケイコ(畠山明子)に2票を6千5百万円で売ったのだ。3人に2票6千5百万円で売ることで、自分は敗北するが票を売ったお金で前回と今回分の借金はチャラになり、なおかつ6千万円が残る計算になるのだ。嬉々として他のプレイヤーに声をかけるツチダだが、なぜか誰1人として買おうとしない。ツチダの負け狙いの作戦とケイコに2票を売ったことを秋山から全員にバラされていて票を買わなくてもツチダの最下位は決定しているからだという。焦って直と秋山の元へ来たツチダは、何票買ったかを口外しないことを条件に残金すべてで票を買った。票が高額で売買されるのを不安気に見つめていた直。そんな直に秋山は全員で直を負けさせようとしていたんだから当然の報いだと言い切り、賞金を手にしたら3回戦を棄権して“ライアーゲーム”から抜けるように言う。自分が勝利することで全員がまたしても借金を背負うことを考え落ち込む直だが、ふとある考えを思いつき秋山から票の売買を引き継いだ。自ら売買を始め、投票前に全プレイヤーの持ち金9億円を手に入れた直。現時点で誰が何票獲得したかを知っているのは直だけだ。そして投票の時間がきた。直に票を入れてくれるように懇願するプレイヤーたちに、自分の意思を変えるつもりがないと言い切る直。そして開票結果がエリー(吉瀬美智子)によって発表された。最下位となったのは、意外にもエトウコウイチ(和田聰宏)だった。泣き崩れるエトウに、フクナガをリストラしなかった直に驚きつつ非難の目を向けるプレイヤーたち。すると直は「みんなが幸せになる方法を見つけた」と話しだした。ライアーゲームは騙し合うゲームだと聞かされてきたが、全員が正直者で無欲でありさえすればプレイヤーは誰も損をすることもなく、ライアーゲーム事務局にも儲けはないのだ。その考えのもと直は賞金からエトウに2億円のMチケットを渡し、これで2回戦と敗者復活戦の借金を返して“ライアーゲーム”から抜けるように言った。つまりエトウを最下位にしたのは、直のエトウに対する優しさだったのだ。残りの賞金も借金返済用として1億円ずつすべてのプレイヤーに渡した直は3回戦を棄権する金額はなくなり、秋山と一緒に3回戦へ進むことを決めた。そして2人が会場を後にしようとしたその時、入口に谷村光男(渡辺いっけい)ら事務局員が現れた。事務局員により半ば強制的に車に乗せられ、走る車の中で動揺するプレイヤーたち。そしてたどり着いたのは3回戦会場で…!(2007年6月2日放送)
(text from CX official site)

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