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●「ダ・ヴィンチ ミステリアスな生涯 Vol.1〜3」


原題: La Vita di Leonardo Da Vinci
監督: レナート・カステラーニ
出演: フィリップ・ルロワ、オッタヴィア・ピッコロ、ジャンピエロ・アルベルティーニ、ジュリオ・ボセッティ
音楽: ロマン・ヴラド
収録時間: 73分、99分、100分
メーカー: マクザム
仕様: 英/日 モノラル音声、日本語字幕、スタンダード、片面1層


> VD-353〜355に、1997年 NHK教育|知への旅 「レオナルド・ダビンチの生涯」あり



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パッケージ写真

◎内容紹介
イタリア・ルネサンス期の画家で彫刻家、科学者、技術者、哲学者でもあった稀代の天才レオナルド・ダ・ヴィンチ。“万能の人”と呼ばれた彼の数奇な生涯を再現ドラマと解説を交えて綴った本作は、豊富な資料と詳細な検証のもと、イタリア放送協会が総力を挙げて制作したドキュメンタリー・ドラマです。

【ディスク 1】
第1話 「出生の謎 〜フィレンツェの青春時代」 (1452〜1482)

【ディスク 2】
第2話 「ミラノ 宮廷の孤独」(1482〜1495)
第3話 「『最後の晩餐』の秘密」(1493〜1500)

【ディスク 3】
第4話 「『モナ・リザ』の微笑」(1500〜1506)
第5話 「漂白の果てに」(1506〜1519)


◎カスタマーレビュー
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●NHK放映版とは異なります。|2005/12/7 投稿者 蛇肌前
'88年にNHK衛星で放映した際のVHSを持っているので比較して観たところ、本DVDのバージョンは、NHK放映版には無かった未公開シーンがある一方、幾つかのシーンの一部が削除されていたり編集が異なっていました。また、NHK放映版の原語はイタリア語ですが、本DVDの原語は英語です。その他、本DVDの日本語吹替えは新録されたものなのでNHK放映版とは当然違います。画質はさすがにデジタル修復されただけにDVD版はNHK放映版とは比較にならない格段の美しさです。購入を検討されている方はその点に留意して判断されることをお勧めします。ただし、NHK放映版と違うにしても、本作が傑作であることに変わりはありません。

●数ヵ所の映像がカット|2011/8/15 投稿者 レジナルド "レジ"
画像はNHKで放映されたものより格段に綺麗ですが、他の方のご指摘にもある通り 自分が再見したかった重要なシーンが何ヵ所もカットされていてがっかりしました。人体解剖で眼球を茹で模写する場面、カリカチュアのモデルを探しスケッチする場面、特に晩年のレオナルド(P.ルロワ)が自曲を弾き語りで歌うシーンは、この映像がきっかけでルネサンス音楽を学んだ経緯があった 最も美しい場面だっただけに、リマスター版で見たかったです。ノーカット伊版でいつか再見したいです。

(image and original text from Amazon site)





> 「最後の晩餐」の技法 科学的に裏付け 日本の研究機関が調査 NHK 2021年1月18日 6時17分
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レオナルド・ダビンチが描いた「最後の晩餐」を日本の研究機関が電磁波を使って調査した結果、「テンペラ画」と呼ばれる技法で描かれていることが科学的に初めて裏付けられ、調査に当たった研究者は「作品をどのように修復・保存していくか検討するうえでも重要な成果だ」と指摘しています。イタリア・ミラノに残されている「最後の晩餐」は、ルネサンスの巨匠レオナルド・ダビンチが500年以上前に描いた巨大な壁画で、キリストが12人の弟子と共に食事を取る様子が描かれています。作品を管理する「最後の晩餐美術館」から要請を受けた情報通信研究機構の福永香室長が、おととしキリストの顔などの4か所に電磁波の「テラヘルツ波」を当て、絵の下地を分析しました。その結果、絵のすぐ下にしっくいでできた薄い下地の層があり、さらにその下の深さ2ミリほどのところにもしっくいが一様に塗られていることが分かったということです。「最後の晩餐」は、20年余り前に行われた壁のかけらの分析から、壁が乾ききらないうちに絵を描く伝統的な「フレスコ画」ではなく、乾いた薄い下地の上に絵の具を塗る「テンペラ画」の技法で描かれたと考えられています。今回、薄い下地が確認できたことで、この推定が科学的に初めて裏付けられる形となり、ダビンチがフレスコ画に比べて時間をかけて重ね塗りができるテンペラ画で精細な絵を描いたと考えられるということです。福永室長は「ダビンチは実験屋さんで絵画によって技法が異なります。作品をどのように修復・保存していくかを検討するうえでもとても重要な成果です」と話しています。 ◎作品を傷つけることなく文化財の研究・修復可能に|テラヘルツ波は赤外線よりも波長が長い電磁波で、照射した波の反射を捉えることで表面から数ミリの深さまでどのような層があるのか調べることができます。情報通信研究機構の福永香室長が平成20年に世界で初めて文化財の調査に活用し、作品を傷つけることなく絵の下地などの様子が分かることから、文化財の研究や修復に役立てられています。最初に調査したのはイタリア・フィレンツェのウフィツィ美術館にあるジョットの「バディア家の祭壇画」で、下地の技法を解明したことで、美術史上、ルネサンスの始まりに当たる作品であることを実証しました。その後、世界各国から調査依頼を受けるようになり、アメリカのメトロポリタン美術館ではミイラの調査も行っています。東京国立博物館にある国宝の「檜図屏風」も調査し、ふすまの引き手の部分が何度も補修されていたことなどを明らかにしたほか、去年には日本に初めてフレスコ画を持ち込んだ長谷川路可の作品の調査を行っています。








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