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●NHK特集 「日本の戦後」 59分 総合テレビ

戦後の日本の運命を決定づけた10の出来事に焦点を当て、その決定的瞬間を、スローVTRなどあらゆるテレビ的手法を駆使して劇的に描き出した再現ドキュメント。語り=江守徹、音楽=池辺晋一郎。民主主義国家として再出発する日本の姿を、日本分割・憲法・農地改革・財閥解体・ゼネスト中止・戦後教育・片山内閣辞職・極東国際軍事裁判・マッカーサー解任・サンフランシスコ講和会議という、エポックメイキングな出来事のなかで捉えている。

◎第1回 「日本分割」 〜知られざる占領計画〜
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アメリカでは早くも太平洋戦争の冒頭に、米・英・中・ソの4か国による日本分割占領計画が作られていた。アメリカ国立公文書館の極秘文書をもとに、「日本分割案」の発端から消滅までの過程を描く。|初回放送日: 1977.04.28
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プロローグ/戦後計画委員会の占領案/対ソ和平工作への道/統合戦争計画委員会の占領案/日本分割計画の消滅


◎第2回 「サンルームの2時間」 〜憲法GHQ案の衝撃〜
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外務大臣官邸のサンルームで、日本代表にGHQの憲法草案がつきつけられた。その場の劇的な緊張ぶりを克明に記録したラウエル中佐のメモを中心に、新憲法誕生の過程を描く。|初回放送日: 1977.05.26
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プロローグ/憲法改正の示唆/憲法問題調査委員会/戦犯指名と極東委員会設立の影響/日本国憲法


◎第3回 「酒田紀行」 〜農地改革の軌跡〜
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民主化の実験地として、当時、取材先に選んだ酒田市を31年ぶりに訪れるマーク・ゲインの目を通して農地改革の軌跡をみる。|初回放送日: 1977.06.23
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プロローグ/第1次農地改革案/複雑な農村事情/第2次農地改革案


◎第4回 「それは晩餐から始まった」 〜財閥解体への道〜
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昭和20年9月末、三井別邸で行われた三井財閥の首脳とGHQとの会談を契機として、それから1年後、三井財閥は解体した。GHQ側代表団のひとりであったエリノア・ハードレーの記録に基づく三井・GHQ攻防の物語。|初回放送日: 1977.07.28
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プロローグ/GHQからの解体要請/政財界への国民的不満/自発的解体の始まり/経済改革の方針転換


◎第5回 「一歩退却二歩前進」 〜2・1スト前夜〜
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昭和22年1月31日、ゼネスト中止の悲痛な声が放送で全国に流れた。GHQの組合育成政策・治安維持法廃止・食糧危機などを背景にして、全国官公庁労働者260万人と、ほとんどの民間労組がストへ突入する寸前であった。日本の労働運動に決定的な方向を与えた運命の瞬間を描く。|初回放送日: 1977.08.25
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プロローグ/労働運動の始まり/全官公庁共同闘争委員会結成/ゼネスト宣言/ゼネスト中止と米ソ冷戦の影響


◎第6回 「くにのあゆみ」 〜戦後教育の幕あき〜
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6・3・3制は昭和22年4月から実施されたが、当時、新教科書の編纂に携わった家永三郎氏のメモ、最近日の目をみた日本側委員会の報告、米側資料等に基づいて、墨ぬり教科書に象徴される混乱の中での戦後教育の幕あきを描く。|初回放送日: 1977.10.27
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プロローグ/混乱する教育現場/新教科書の編さん/教職員適格審査と教職追放/新しい教育


◎第7回 「退陣の朝」 〜革新内閣の九ヶ月〜
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昭和23年2月9日午前9時、片山内閣は閣議でついに総辞職を決定した。この時、日本政治史上初の革新内閣は崩れ去り、その後日本は保守長期政権の道をたどることになる。関係者の証言と資料に基づき革新内閣の崩壊の過程を描く。|初回放送日: 1977.11.24
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プロローグ/挙国一致の連立政権/片山内閣と炭鉱国家管理法案/与党内部分裂と内閣総辞職


◎第8回 「審判の日」 〜極東国際軍事裁判〜
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極東国際軍事裁判は昭和23年12月23日東条英機ら7被告の処刑をもって終わった。東条英機に焦点をあて、天皇の戦争責任を巡って繰り広げられた検事側と被告側の応酬を、米・国立公文書館で発掘した資料フィルムと再現ドラマでつづる。|初回放送日: 1977.12.22
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プロローグ/戦犯容疑者と巣鴨拘置所/極東国際軍事裁判開廷/天皇戦犯問題/東條英機の主張/再燃する天皇の責任問題


◎第9回 「老兵は死なず」 〜マッカーサー解任〜
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昭和26年4月12日、トルーマン大統領はマッカーサー元師を連合国最高司令官から解任した。日本の占領政策や朝鮮戦争の収拾策などに関する、両者の長い対立の結果であった。最近公開された、米・国家安全保障会議の文書などの資料をもとに描く、ひとりの武人政治家とその時代。|初回放送日: 1978.01.26
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プロローグ/第二次世界大戦の世界/警察予備隊と憲法第九条/泥沼化する朝鮮戦争/解任の日


◎第10回 「オペラハウスの日章旗」 〜サンフランシスコ講和会議〜
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昭和26年9月8日、サンフランシスコ講和条約調印会場のオペラハウスの舞台に日章旗が掲げられた。全面講和論と単独講和論の対立、朝鮮戦争で激化した東西対立を経て、この日の調印に至った日本の選択を明らかにする。|初回放送日: 1978.02.23
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プロローグ/アジア諸国と東西陣営/全面講和と単独講和/日本の安全保障と国際情勢/講和条約締結に向けて

(original text from NHK site)



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