Polygon

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●「FARGO/ファーゴ」

地図

◎第1話 「人喰いワニのジレンマ」 The Crocodile's Dilemma
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2006年、ミネソタ州のベミジー。保険会社の営業担当レスターは、出来の良い弟チャズと比較され、妻パールには嫌味を言われる冴えない日々を送っていた。ある日、高校時代のいじめっ子サムに絡まれて鼻を折ったレスターは、病院の待合室で見知らぬ男ローンと出会う。会話の流れから、「代わりにサムを殺してくれるのか?」とレスターが冗談で返すと、ローンは真剣そのものだった。その頃、路上で事故車を見つけたベミジー警察の副署長モリーと署長ヴァーンは、近くの森で下着姿の男の遺体を発見する。

◎第2話 「おんどり王子」 The Rooster Prince
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ストリップ・クラプで殺されたサムの事件を捜査するモリーは、ファーゴの銃密輸組織との関連が噂されていたことから口封じの線を追う。その頃、ファーゴからサムの弁護士のもとへ送られてきたナンバーズとレンチは、サム殺しの犯人を荒っぽい手段で探っていた。一方、妻パールを勢いで殺し、居合わせたヴァーン署長をローンが殺し、自らを傷つけて強盗殺人の被害者を装ったレスターに、モリーは不審を抱く。ローンは、新たな依頼人のスーパーマーケット王スタヴロスに脅迫状を送った人物を探る。

◎第3話 「泥の道」 A Muddy Road
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ローンは資産家スタヴロスの妻のパーソナル・トレーナー、ドンに脅迫状を送ったことを白状させるが、依頼人に内緒でドンと組むことに。モリーは下着姿で殺されていた会計士フィルが、ローンにさらわれた際の会社の監視カメラの映像を調べる。一方、ダルース警察のガスは、恐怖心から見逃してしまったローンの車のナンバーをデータベースで照合し、車の持ち主がベミジーの事件の被害者レスターであることが判明。自分の行為の間違いを正すために、ベミジー警察のモリーと会い、直接事情を説明する。

◎第4話 「知らぬ存ぜぬ」 Eating the Blame
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1987年、借金の取り立てから逃れて妻子を連れてミネソタへやってきた若き日のスタヴロスは、雪の中に埋もれていた札束がぎっしり詰まったトランクを発見した。現在。ドンと組んでスタヴロスを精神的に追い詰めていくローンは、ドンに次なる脅迫状を準備させる。そんなローンを見かけたガスは、今度は手錠をかけて連行するがローンは牧師のフランク・ピーターソンだと主張。ガスはモリーに連絡するが、上司ビルがダルースへ出向く。一方、サム殺しの犯人を追うナンバーズとレンチはレスターに目をつける。

◎第5話 「愚か者の群れ」 The Six Ungraspables
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ナンバーズとレンチと一緒に留置場に入れられたレスターは、脅されてサム殺しの犯人はローンだと話す。モリーは下着姿で殺されていた男フィルをさらった容疑者の名はローン・マルヴォであり、ローンがストリップ・クラブのコインを持っていたこと、さらにストリップ・クラブで殺されたサムとレスターが事件当日会っていた可能性があることを突き止める。一方、ローンとドンが仕掛けた身の回りに起こる災難を、スタヴロスは神の天罰だと信じ怯える。手の怪我が悪化したレスターはモリーの要請で病院に運ばれる。

◎第6話 「ビュリダンのロバ」 Buridan's Ass
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病院で体調が回復したレスターは、警察官に見張られ、弟チャズからも嘘をついているのではないかと詰問されるが、ある非情な計画を思いつき病院を抜け出す。ローンはスタヴロス脅迫の罪をドン一人に負わせる準備をし、車中で警察無線で成り行きを聞いていたところ、ナンバーズとレンチの車に挟み撃ちにされ、猛吹雪の中で銃撃戦になる。近くのカフェにいたモリーとガスは現場へ急行。敵と味方が入り乱れる中、ローンはナンバーズを罠にかけて雇い主を聞き出し、ガスはモリーの姿を見失ってしまう。

◎第7話 「理髪師の髭を剃るのは誰?」 Who Shaves the Barber?
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レスターの弟チャズの家から物証が発見され、警察に呼び出されたレスターは、妻パールと不倫していたチャズが妻と訪ねてきたヴァーンをも殺したと嘘をつく。ローンは不動産会社経営のランドルを訪れ、自分の元へ殺し屋2人を送り込んだのは誰かを聞き出すべく痛めつける。その後ファーゴへ向かい、犯罪組織の本部ビルへ乗り込み機関銃を乱射。本部を見張っていたFBIのペッパーとバッジは、惨劇を防げず大失態をさらす。一方、銃撃戦で怪我を負ったモリーは、チャズが逮捕されたことに衝撃を受ける。

◎第8話 「砂山のパラドックス」 The Heap
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何かが吹っ切れたかのように自信を得たレスターは心機一転、仕事にも意欲的に取り組む。職場に復帰したモリーは、チャズではなくレスターが真犯人であることを上司ビルに訴えるが取り合ってもらえない。ローンは自分の命をねらったレンチの病室に侵入し、ファーゴの雇い主は死んだことを告げる。1年後、ガスは郵便配達員に転職し、妊娠中の妻モリーと実の娘グレタと幸せに暮らしていた。事務所のリンダと再婚したレスターは、保険業界の表彰式に出席するべくラスベガスへ。そこで出会ったのは……。

◎第9話 「狐と兎とキャベツ」 A Fox, a Rabbit, and a Cabbage
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髪の色を変えて歯科医として働いているローンは、証人保護プログラムを受けている弟がいるバートとルイーズ夫妻、恋人ジェマとともにラスベガスに来ていた。レスターに話しかけられると人違いだと主張するが、結果的にレスターの目の前で夫妻とジェマの3人を射殺する。レスターの件を諦めていなかったモリーは、ラスベガス警察から3人の殺害事件の目撃者がレスターだと知り、事情聴取のため自宅を訪ねる。一方、FBIのバッジとペッパーはモリーを訪ねてベミジー警察へ。同じ頃、町にはローンの姿が……。

◎最終 第10話 「モートンの熊手」 Morton's Fork
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ローンに妻リンダが殺されるのを見たレスターは、何食わぬ顔で警察に銃声を聞いたと通報する。モリーはレスターの2度目の妻が殺されたとの連絡を受け、現場に向かう。レスターは悲劇の夫を演じるが、モリーはリンダがレスターのコートを着ているのを見て、人違いで殺されたのではないかと疑う。ベミジー警察署にはFBIの2人も駆けつけ、モリーの父ルーが怪しい男にレスターのことを聞かれたと話す。レスターをおとりにしてローンをおびき出そうとするモリー。一方、モリーを迎えに行く途中、ローンの居場所を見つけたガスは……。
(original text from official site|http://video.foxjapan.com/tv/fargo/s1/#episode_block)


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