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●ローマ法王「苦悩と恥辱」 聖職者の性的虐待に謝罪
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1/17(水) 20:21配信 朝日新聞デジタル 2018


 南米チリを訪問しているローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は16日、過去に聖職者が起こした子どもへの性的虐待事件について触れ、「苦悩と恥辱の気持ちを表明せずにいられない」と謝罪を述べた。非公開の場で少数の被害者らとも面会した。同国では複数の虐待事件の発覚でカトリックの威信が失墜。法王の訪問に対する抗議デモも起きている。

【写真】サンティアゴで16日、フランシスコ法王の訪問に反対するデモ参加者を拘束した治安部隊=田村剛撮影

 厳戒態勢のなか、16日には抗議デモに参加した市民ら少なくとも50人が治安当局に拘束された。この日までに手製の爆発物などで9カ所の教会が攻撃される事件も起き、「次は法王を攻撃する」と名指しで脅迫する文書も見つかっている。

 首都サンティアゴの大統領府で最初のあいさつをした法王は、「聖職者たちが子どもたちに与えた償いようのない苦痛について、苦悩と恥辱の気持ちをここで表明せずにはいられない」と謝罪。「犠牲者を全力で支援し、二度と起こらないよう努力する」とも語った。また被害者から直接話を聞き、一緒に祈ったり、涙を流したりしたという。





●米教会、子供に性的虐待70年…聖職者300人
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8/15(水) 11:55配信 読売新聞 2018


 【ニューヨーク=橋本潤也】米東部ペンシルベニア州のカトリック教会で、70年間にわたり300人以上の聖職者が子供への性的虐待に関与したことが、州大陪審が14日に公表した報告書で明らかとなった。被害者は少なくとも1000人に上るという。報告書は、教会が虐待を行った聖職者をひそかに別の地域に異動させるなど、組織的な隠蔽(いんぺい)を行っていた実態も指摘した。

 報告書は同州の八つの教区のうち6教区を対象として、1947年から現在に至る教会の内部文書や被害者からの聞き取り調査を基に作成された。内部文書は計50万ページにも及び、調査には2年かかったという。

 報告書によると、被害を受けた子供はほとんどが男子で、多くが思春期前だったという。虐待に関与した司教や大司教、枢機卿などの高位聖職者の責任が問われることはなかった。教会は虐待に関与した聖職者に住宅や生活の保障を続け、異動する際にも、理由を公表しなかったという。








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