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●「偽装の夫婦」 エピソードリスト


◎第1話 2015-10-07放送
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くだらない世間に背を向け、本だけをこよなく愛する図書館司書・嘉門ヒロ(天海祐希)。彼女は幼い頃から、美しい上に何をやらせても完璧にこなす才能を持っているがゆえに人に妬まれ、疎んじられてきたことで人間嫌いになってしまった。そして今は、いつも穏やかな笑みを浮かべながら、心の中で周囲の人々に悪態をつく毎日。すでに両親も亡くしているヒロは、古いアパートの一室で大量の本に囲まれて孤独な生活を貫いていた。ある日、ヒロは図書館で幼稚園児たちに絵本の読み聞かせをすることに。そんな彼女を見つめる人物がいた。それは、ヒロのかつての恋人・陽村超治(沢村一樹)。超治は、幼稚園の園長代理を務めていた。ヒロは、超治と25年ぶりに再会。25年前、超治はヒロの前から突然姿を消し、二人の関係は終わった。ヒロは、超治がなぜ自分を捨てたのか、長年気にかかっていた。その晩、ヒロは超治から「頼みごとがあるから、ゆっくり話したい」と言われ、喫茶店に呼び出される。ヒロが思い切って25年前の別れの理由を尋ねると、超治は自分がゲイだと告白。彼は、ヒロと付き合ったお蔭でゲイと自覚し、正直に生きる決心がついたのだという。その告白に、ヒロは衝撃を受ける。さらに超治は、偽装結婚してほしいとヒロに頼む。ガンで余命半年と宣告された母親を、亡くなる前に安心させたいのだという。ヒロは、あまりにも唐突で身勝手な超治の申し出を拒絶する。そんな中、ヒロの部屋の床が、大量の本の重さで抜けてしまう。ヒロは弁償のためにアパートの大家から300万円を請求されるが、ヒロの貯金では足らなかった。ヒロは、住む家を失って借金まで背負ってしまう。ヒロが途方に暮れていると、超治から電話が来る。超治は、面倒な相手と会わなければならないので同席してほしいとヒロに頼む。付き合ってくれれば300万円を貸すと言われたヒロは、超治と一緒にその相手との待ち合わせ場所へ。そこに現れたのは、超治の母・華苗(富司純子)だった…。


◎第2話 2015-10-14放送
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超治(沢村一樹)の「偽装結婚してほしい」という頼みをキッパリ断ったヒロ(天海祐希)。しかし今度は、シングルマザーのしおり(内田有紀)がヒロにプロポーズ。しおりは、娘のユウの父親からDVを受けて以来、男性に恐怖を覚え、今は女性しか愛せないとヒロに打ち明ける。ヒロが運命の人だと熱烈にアプローチし、ユウのためにも家族になってほしいと訴えるしおり。ヒロの困惑は、深まるばかり。さらに、ヒロが超治と結婚するらしいと聞き付けた図書館館長の利一(田中要次)までもが、ヒロに結婚してほしいと迫る。超治は図書館にやってきて、自分とヒロが結婚すると言いふらした上、住む家がなくなって図書館に置いておいたヒロの荷物を自分の家に運び込もうとしていた。ヒロは新しい住まいが決まるまでの辛抱と思い、仕方なく超治の家へ。そんな中、華苗(富司純子)が超治の家を訪れる。ヒロが妊娠していると思い込む華苗は、安産祈願のお守りを持ってきたのだという。ヒロは華苗に、超治とは結婚できないと告げて超治の家を出ていく。ヒロと超治の結婚をあきらめられない華苗は「二人の結婚について話し合うなら、この3人だけではだめだと思う」と言い出す。華苗は、ヒロの親戚にヒロを説得してもらおうと考えていた。ヒロは超治と華苗を連れて、会いたくもない叔母の照乃(キムラ緑子)、いとこの天人(佐藤二朗)、八重子(坂井真紀)と顔を合わせることになり…。


◎第3話 2015-10-21放送
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ヒロ(天海祐希)は、超治(沢村一樹)、華苗(富司純子)と3人でウエディング写真を撮影。これで華苗を納得させ、故郷の富山に帰ってもらうはずだった。そんなヒロと超治の思惑をよそに、華苗は二人に結婚披露宴をしてほしいと言い出し、婚姻届まで用意していた。ヒロと超治は、婚姻届に署名捺印するハメに。華苗は、3人で婚姻届を出しに行こうと張り切る。ヒロが超治を問い詰めると、超治は「婚姻届の提出は阻止するし、披露宴もしない」と約束。しかし華苗は、超治がいくら言っても聞く耳を持たず、勝手に会場を決めてきたという。超治と華苗は、激しい親子ゲンカに発展。ヒロは華苗から、超治を説得してほしいと頼まれる。これまで世話になった地元の知人を超治の披露宴に招くのが念願だったという華苗。彼女はヒロに、披露宴をしないなら超治と親子の縁を切るとまで言い切る。一方、超治は、ヒロが華苗の思いを超治に伝えても、母親譲りの頑固さで華苗との話し合いも拒否。ヒロは、超治と華苗の板挟みになってしまう。披露宴をめぐって関係が悪化する超治と華苗を見ていられなくなったヒロは、披露宴を挙げることを承知する。ヒロと超治は婚姻届を提出。かくして偽装結婚は戸籍上では真の夫婦にまで発展してしまう・・・。


◎第4話 2015-10-28放送
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結婚披露宴の直後、ガンで余命半年だったはずの華苗(富司純子)から、すべてウソだったと告白されたヒロ(天海祐希)。さらに華苗からは、超治(沢村一樹)にはそのまま黙っていてほしいと頼まれる。超治とヒロは、披露宴から帰宅。華苗を納得させたと思ってホッとしている超治に対し、なんとかうまく収めてほしいと華苗から問題を丸投げされた上に実は妊娠していないという華苗へのウソも抱えるヒロの困惑は、深まるばかり。ヒロはさりげなく、華苗に偽装結婚のことを話そうと超治に提案する。しかし、超治は聞く耳を持たず、自分が保(工藤阿須加)に夢中になっていることに嫉妬しているのではないかと言い出す始末。ちょうどその時、保が超治のマンションを訪れる。保はヒロに「弟子にしてほしい」と頼みに来たのだった。彼は昔の悪い仲間からヒロに救われて以来、ヒロを理想的な正義のヒーローとして慕うようになっていた。超治は、ヒロに嫉妬。ますますややこしくなる事態に、ヒロは頭を抱える。そんな中、八重子(坂井真紀)が図書館までヒロを訪ねてくる。八重子によると、天人(佐藤二朗)が結婚したいと言い出したのだが、その女性に貢いでいるらしく、照乃(キムラ緑子)から金を借りたり、家から金目の物を勝手に持ち出すようになって困っているという。照乃と八重子は、天人が女性に騙されていると思っていた。ヒロは八重子に、天人と話をしてほしいと頼まれて郷田家へ。天人は、ヒロからどんな女性なのか聞き出そうとされるも何も言わず、その女性と結婚すると言い張るのだった。翌日、ヒロは、天人が出演するマジックショーの会場を訪れる。天人のそばには、超治の幼稚園に勤める原先生(柴本幸)がいた。天人が結婚を考えている相手は、原先生だった。ヒロが隠れて二人の様子をうかがっていると、天人が原先生にプロポーズ。しかし、原先生は「結婚するつもりはない」と拒絶。ヒロは、天人がプロポーズを断られる現場を目撃してしまう…。


◎第5話 2015-11-04放送
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ヒロ(天海祐希)は、もしかしたら、超治(沢村一樹)のことを本気で好きになってしまったのではないかと自覚し始める。そんなヒロの気持ちも知らず、超治は保(工藤阿須加)に夢中。超治は、酔った勢いで保に好きだと告白したことを後悔していた。ヒロは超治から、保との関係を修復するために間を取り持ってほしいと懇願される。しかし、無視して仕事に出かけようとすると、華苗(富司純子)が訪れる。華苗は、ヒロが妊娠したとウソをついたのは超治とどうしても結婚したかったからだと思い込んでいて、ヒロを許すという。それどころかヒロは華苗から、子供を作るよう勧められ大量の子宝グッズを押し付けられる。一方、超治の告白に戸惑う保は、ヒロに相談する。ヒロは、超治の告白に深い意味はないと保に説明。結局、超治をフォローし深く落ち込む。ヒロが保を納得させてくれたと聞き、大喜びする超治。彼は、保を招いてホームパーティーをすると言い出す。パーティーには、しおり(内田有紀)とユウ(井上琳水)も呼ぶことに。パーティー当日、ヒロ、超治、保、しおりが顔を合わせる。夜が更けて酔いも進むうち、話題はそれぞれの身の上話に。しおりは、自分がレズビアンであることを堂々と打ち明ける。そして、ヒロと超治は、二人が初めて結ばれた25年前の夜のことを語り始める。そこへ二人の子供を連れた八重子(坂井真紀)がやってくる。八重子はすぐに帰ってしまうが、どうも様子がおかしい。ヒロは、人の心配をしている場合ではないと思うものの、八重子のことが気にかかる。そんな中、姿を消していた天人(佐藤二朗)までもヒロを訪ねてくる。ヒロは、天人から意外な告白を聞かされ…。


◎第6話 2015-11-11放送
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ヒロ(天海祐希)が超治(沢村一樹)への思いを伝えようとしたその時、超治は保(工藤阿須加)に告白すると言って出て行ってしまった。ヒロは、そのまま一晩帰ってこなかった超治のことが気がかりで仕方がない。翌日、ヒロは超治から、保と過ごした一夜について聞かされる。スッキリした様子の超治を見て、複雑な心境になるヒロ。再び、ヒロは超治に自分の思いを伝えようとするものの、またしてもタイミングを失う。もう振り回されたくないと思い、超治と距離を置こうとするヒロだったが、超治から「助けてほしい」と言われる。しおり(内田有紀)の前夫の母親が幼稚園にユウ(井上琳水)を迎えに来て連れて行ったきり、返そうとしないのだという。しおりの前夫・皆川(神尾佑)はエリート弁護士だが、しおりを暴力で苦しめ、離婚後もストーカー行為をするような男だった。ヒロは超治としおりを連れて、皆川と話し合いに行く。しかし、ヒロたちがユウを返してほしいと頼んでも、聞き入れてもらえない。皆川はしおりに「もう一度やり直したい」と言い出す。しおりが拒絶すると、皆川は態度を豹変させて逆上。ヒロは法律の知識を駆使して弁護士の皆川と対等に渡り合うものの、ユウを取り返すまでには至らない。ユウを奪われてどうしていいか分からずに悩むしおりを超治が「ヒロが取り返す方法を考えてくれる」と慰め、またしても頼りにされるヒロ。ヒロはユウを奪還するために、保の力を借りてある作戦を考える…。


◎第7話 2015-11-18放送
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ヒロ(天海祐希)は超治(沢村一樹)に、華苗(富司純子)の病気がウソだと打ち明けた。そして、ゲイであることを華苗にカミングアウトしてほしいと頼む。ヒロはそのために、華苗を富山から呼び出していた。偽装結婚だったことがバレてしまうと尻込みする超治に、ヒロは思わず「自分が本当に超治を好きになってしまったから一緒にいるのが辛い」と本音を言いそうになるのだった。超治が華苗を前にして、自分はゲイだと告白しようとしたその時、原先生(柴本幸)から連絡が入る。幼稚園のホームページに、超治がゲイだと暴露する書き込みがされているという。ヒロは、超治が幼稚園をクビになってしまうのではないかと心配で仕方がない。超治がすぐに対処して書き込みはすぐに削除したものの、超治の秘密を暴露しようとする何者かによる嫌がらせは続く。園児の保護者の家すべてに、超治と保(工藤阿須加)の2ショット写真と、超治が保と付き合っているという怪文書が送られる。さらにヒロは、超治を中傷する脅迫電話を次々と受ける。ヒロは超治から、保護者会で本当のことを話すつもりだと聞かされる。きっと受け入れてもらえるだろうと楽観する超治に対し、不安を覚えるヒロ。保護者会当日。集まった保護者に向かって、超治はついに自分がゲイだと告白する。保護者たちに責められ、窮地に陥る超治。そこにヒロが現れる。その時ヒロに、彼女自身も予想していなかった変化が訪れ…。


◎第8話 2015-11-25放送
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ヒロ(天海祐希)は、超治(沢村一樹)に募る想いを告白し、離婚届を渡して家を飛び出した。彼女は街をさまよううち、しおり(内田有紀)とユウ(井上琳水)に会い、涙が止まらなくなる。翌日、ヒロは、しおりのアパートで目を覚ました。しおりが号泣するヒロを家に連れて帰り、ヒロはしおりにすがりついて、泣きながら眠ってしまったのだ。ヒロは再び人嫌いに戻ってしまった。しおりから引き止められるものの、ヒロはアパートを出ていく。結婚指輪を返し忘れたことに気付いたヒロは、超治のマンションへ向かった。ヒロが郵便受けに指輪を入れようとした時、華苗(富司純子)がマンションから出てくる。 華苗はヒロに、超治と親子の縁を切ったと告げて富山へ帰っていく。超治を忘れようとしても、どうしても彼のことが気になって仕方がないヒロ。行くあてのないまま、ヒロは両親の墓参りへ。そこでは天人(佐藤二朗)がヒロを待っていた。天人に誘われ、ヒロは郷田家へ行くことに。郷田家では、照乃(キムラ緑子)が八重子(坂井真紀)の子供たちの面倒を見ていた。照乃と八重子の親子ゲンカが始まり、思わず心の声を口に出してしまうヒロ。その勢いで、ヒロは子供の頃に辛く当たられた思いを照乃にぶつける。そんなヒロに天人と八重子が、意外なことを口にする。それは、ヒロが思いもよらなかった両親の死の真相だった。そんな中、ヒロは保(工藤阿須加)から、超治の様子がおかしいので会いに行ってほしいと頼まれる。超治は、すでに幼稚園も辞め、ひとりぼっちになっていた。ヒロが超治のマンションに戻ると、そこには変わり果てた姿の超治がいた…。


◎第9話 2015-12-02放送
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ヒロ(天海祐希)は、超治(沢村一樹)と正式に離婚し、偽装結婚を解消。「一年後にお互い付き合っている人がいたら同じ場所で同じ時間に再会して、その人を紹介し合おう」と約束し、二人は別れた。そして一年後。ヒロと超治は、約束の場所で再会した。それは、お互いに新しいパートナーがいるということでもあった。心の中で悪態をつくことを止め、柔らかい雰囲気を漂わせるようになったヒロと、ちょっとワイルドになった超治。二人は、一年をどのように過ごしてきたのかを語り合う。ヒロが今のパートナーと付き合うようになったのは、ユウ(井上琳水)が図書館で騒ぎを起こしたことがきっかけだった。ヒロはパートナーと家族になる決意をして、暮らし始めていた。一方、超治は、ヒロと別れてからゲイであることをオープンにして生きるようになり、世界一周をしていた。世界一周の旅の終わりにハワイへ行った超治は思いがけない出会いをして、その相手と交際するように。約束通り、お互いのパートナーを紹介し、親友としての絆を確かめ合うヒロと超治。ヒロは、超治が華苗(富司純子)と絶縁したまま連絡もしていないことが気がかりだった。ヒロは超治に、華苗に会いに行ってあげてほしいと頼む。数日後、ヒロは超治から、実家に帰るので一緒に来てほしいと言われる。ヒロは迷いながらも超治と富山へ向かい、華苗を訪ねるが…。


◎最終第10話 2015-12-09放送
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ヒロ(天海祐希)は、華苗(富司純子)に会うために超治(沢村一樹)と一緒に富山へ行くことに。そこで超治から「もう一度やり直したい」と告白される。心揺れるヒロだったが「やり直すなら、お互いのパートナーと別れるべき」と言い、保(工藤阿須加)と話してほしいと超治に電話を差し出す。しかし、超治は、その場で保と別れ話をする踏ん切りがつかない。ヒロは「親友のままでいるのが一番いい」と超治に言い聞かせる。しおり(内田有紀)、ユウ(井上琳水)が待つ家に帰ってきたものの、超治への思いを断ち切れないヒロ。自分の心の声を抑えなくなった彼女は、正直な気持ちがつい口から出てしまう。ヒロは自分の思いを封じ込めるように、結婚式をしようとしおりに提案する。ヒロの申し出に、しおりとユウも喜ぶのだった。ヒロたちの結婚式は、図書館長の利一(田中要次)の計らいで、図書館で行われることに。利一は、ヒロのお蔭で図書館の仕事に生きがいを見出し、ヒロに感謝していた。ヒロは照乃(キムラ緑子)ら郷田家の人々に、しおりと結婚式を挙げることを報告。照乃、天人(佐藤二朗)、八重子(坂井真紀)は、家族として穏やかな暮らしを取り戻していた。これまでヒロと関わってきた人々は、それぞれの幸せを見つけつつあった。結婚式の準備を進めるヒロの前に、超治が現れる。超治はヒロに、他の子となじめない子供の居場所になるようなフリースクールを作ると伝える。超治の夢を聞いたヒロは…。

(text from official site|http://www.ntv.co.jp/fake/)





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