Polygon

[ DR-2632 ] 詳細   |リストページM6へ|  |このページを閉じる|





[2018 神奈川 K氏エディション Disc-2]


●探検ロマン世界遺産・西アフリカの旅 第1回 「断崖に生きるドゴンの民」 〜マリ共和国〜

国名: マリ共和国
分類: 複合遺産
遺産名(英語): Cliff of Bandiagara (Land of the Dogons)
登録年: 1989年

日中の気温が45度を超す灼熱の西アフリカに、魅力あふれる2つの世界遺産を訪ねるシリーズ。第1回は、「ドゴンの集落」。マリ共和国の中央部に、標高差300mの断崖絶壁が200kmにわたって続く、バンディアガラの断崖。この崖の中に、なんと人が暮らしている。ドゴンの人々だ。13世紀、戦乱を逃れてこの地に住み着いたドゴンの人々は、岩盤に土を盛って畑を作り、家と家の間をハシゴで結んで集落を築いていった。今も電気・ガス・水道のない、自給自足に近い生活を送っている。取材班がドゴンを訪れたのは、乾季の4月。ちょうどドゴン伝統の仮面踊りが開かれる季節だった。男たちは、ライオンやヘビ・ウサギなどの野生動物、あるいは太陽や精霊を表す巨大な仮面を被り、ダイナミックな踊りを披露する。宇宙の創生から村の生活まで、豊かな物語世界が断崖の中で繰り広げられる光景は、まさに圧巻だ。取材班はさらに、成人を迎える少年たちの儀式にも遭遇する。2週間にわたって岩の中で共同生活を送り、村の掟を学んでいく少年たち。断崖の民ドゴンの人々が800年にわたって守り続けてきた伝統がここにあった。しかし、こうした伝統的な生活と文化が今、深刻な危機に陥っていた。乾燥化と砂漠化によって作物が育たなくなり、村を離れる人が後を絶たないのだ。取材班が訪れた村では、この10年で人口が半減し、多くの廃屋が 砂嵐に晒されていた。番組では、断崖に息づいてきたドゴンの伝統文化と、それが失われつつある今、人々がどのような思いで生きているのかを描いていく。
(original text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2007-09-15 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●探検ロマン世界遺産・西アフリカの旅 第2回 「泥の天国 ジェンネ」 〜マリ共和国〜

国名: マリ共和国
分類: 文化遺産
遺産名(英語): Old Towns of Djenne
登録年: 1988年

アラビア語で「天国」という意味をもつ都がある。西アフリカ、マリ共和国のジェンネ。大河ニジェールと支流に囲まれた街は、建物のほとんどが「泥」で出来ている。なぜこの泥の都が天国なのか。街には13世紀以来の交易により、言語も文化も異なる様々な民族が暮らしている。多民族をひとつに結ぶのは、巨大な泥のモスク。番組では、年に1度のモスクの化粧直しを取材。住民総出の熱気あふれる大仕事に、街が天国と呼ばれる理由を知る。化粧直しを取り仕切るのは、「泥職人」と呼ばれる100人の人々。彼らは普段から、道具を使わず手のひらだけで泥の家を造り、修繕することを仕事としている。いわば、世界遺産ジェンネの街を築いてきた存在だ。泥の家の独特な味わいを生み出す職人技は、500年以上にわたり大切に受け継がれてきた。泥職人たちの最高傑作とも言うべき建物が、街の中心にそびえる大モスク。泥で出来たモスクとしては世界最大と言われている。13世紀に原型が造られ、1907年に再建された。今年、再建100年を迎える。泥のモスクの表面は、雨季の激しい風雨や乾季の乾燥、そして45度に達する気温によって、縦横にひび割れている。そこで毎年1度、1万3千人の住民全てが参加する「化粧直し」が行われる。少年から大人まで、みな泥まみれになってモスクを蘇らせる、ジェンネの大切な1日だ。
(original text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2008-01-04(2007-09-22の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●NHK SPECIAL 「ローマ帝国」

第二集 「一万人が残した落書き」 〜ポンペイ・帝国繁栄の光と影〜

イタリアのポンペイ。帝国繁栄の絶頂期、火山の噴火で一夜にして灰に埋まったこの都市は、当時の市民生活の様子をそのまま残したタイムカプセルだ。18世紀から発掘が進められてきたが、いまだに調査が続く広大な遺跡である。中でも最近注目されているのは、民家の壁や闘技場の塀など、街のいたる所に残された数万に及ぶ「落書き」である。恋人への想い、友人への連絡、子どものお使いの記録、熾烈な選挙広告・・・・。華麗な壁画やモザイクからでは分からなかった、豊かで活気ある市民生活の詳細が、数々の落書きからつぶさに見えてくるのである。しかし同時に、ローマ社会の影を如実に示す落書きもある。辛辣な誹謗中傷、呪いの言葉、頻発する強盗への不安・・・・。そこからは、贅を極めた飽食、快楽におぼれる市民、頻発する暴力や殺人、広がる貧富の差など、衰退への予感がうかがえる。皇帝ネロの治世と重なるポンペイの最盛期。何不自由ない暮らしは、爛熟から退廃へ。突出した科学技術は、他者を見下す慢心へ。そして最強の軍事力は、独りよがりの傲慢へ・・・・。それは一人勝ちの超大国が歩む宿命でもあった。第二集ではポンペイに残る落書きを軸に、ローマ帝国に暮らした市民の等身大の姿を浮き彫りにしながら、帝国の繁栄がもたらした光と影を浮き彫りにする。さらには、これまでにポンペイで発掘された壮麗な壁画や、古代ローマの暮らしぶりを再現したCGなども織り交ぜる。
(original text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2004-11-27 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo




> 2017年12月のダビング依頼により、チャプター設定&音声200%でDR-347&345を再編集した。





ページ先頭へ