Polygon

[ DR-2633 ] 詳細   |リストページM6へ|  |このページを閉じる|





[2018 神奈川 K氏エディション Disc-3]


●探検ロマン世界遺産 「地中海 文明の万華鏡」 〜イタリア・シチリア島〜

国名: イタリア
分類: 文化遺産
遺産名(英語):
Late Baroque Towns of the Val di Noto (South-Eastern Sicily)
Villa Romana del Casale
Syracuse and the Rocky Necropolis of Pantalica
登録年: 2002/1997/2005年

幾度も世界史の舞台となってきた地中海。その真ん中に浮かぶのがイタリア・シチリア島だ。長靴の形をしたイタリア半島、そのつま先が蹴ったボールに例えられる。太陽の恵みをたっぷり受けたオレンジは日本でも有名だ。シチリアは、ヨーロッパにもアフリカにも近いという絶妙な位置、そして肥沃な土地を持っていたため、昔からギリシャ・フェニキア・ローマ・アラブ・ノルマン・スペインなど、東西南北からさまざまな民族が行き交った。まさにシチリアは「文明の十字路」と呼ばれるにふさわしい。それぞれの民族は、シチリアに自分たちの文明の足跡を残した。島には、壮麗な古代神殿・絢爛豪華なアラブ風の宮殿・バロック様式の華麗な教会など、各時代ごとの文化遺産がぎっしりと詰まっている。シチリアの豊かな食文化もその賜物だ。しかしこれはまた、シチリアが常に他民族の支配を受けてきたという歴史を表している。かの有名なマフィアの存在も、実はこの複雑な歴史の産物である。さらにシチリアは、太古から自然の脅威にも晒されてきた。繰り返し地震が起こり、特に17世紀の大地震では一瞬のうちに30以上の街が消滅した。常に自然と人為の脅威に晒されてきたシチリア島。現在、シチリアには4つの文化遺産が世界遺産として登録されており、それぞれシチリアの歩んできた歴史を物語っている。今回の番組では複数の遺産を紹介することで、まるで絵の具を塗り重ねたような島の歴史と、翻弄され続けた島に生きた人々の思いを探る。
(original text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2008-05-03 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●探検ロマン世界遺産 「中世の輝き 永久の古都」 〜スペイン・トレド〜

国名: スペイン
分類: 文化遺産
遺産名(英語): Historic City of Toledo
登録年: 1986年

「もし1日しかスペインに滞在することができないのなら、迷わずトレドへ行け」。スペインの首都マドリッドから南へ70キロ。灼熱の太陽に焦がされた赤茶けた大地の中に忽然と姿を現す中世の街、それが古都トレド。南北1.3キロ、東西1.5キロ。三方を川に囲まれた岩山の上にそびえ立つ天然の要塞都市です。トレドは中世のまま時間が止まってしまった街と呼ばれています。アーチ型の石橋、迷路のように入り組んだ石畳の路地、そしてレンガ造りの家並みにそびえ立つ荘厳な大聖堂。まるで中世のテーマパークのような街全体が世界遺産に登録されています。6世紀 西ゴート王国の首都となったトレドは、8世紀にはイスラムに征服され、11世紀 再びカトリック・スペインの都となりました。16世紀 都がマドリードに移るまでの間、支配者がめまぐるしく変わりながらも、この都は中世ヨーロッパ随一の栄華を誇り、政治・経済・文化の中心であり続けました。なぜ、それほどの繁栄を謳歌することができたのでしょうか? そしてなぜその後突然、繁栄の歩みを止めてしまったのでしょうか? 番組では、トレドを代表する幻想的な画家エル・グレコの傑作の数々を交えながら、古都をつぶさに探索し、トレド発展と衰退の謎に迫ります。
(original text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2007-06-15(2005-08-25の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●NHK SPECIAL 「ローマ帝国」

第三集 「最果ての兵士たち」 〜忍び寄る帝国の終焉〜

イギリス北部の大平原に、総延長120キロに及ぶ巨大なハドリアヌスの長城がある。賢帝と称された皇帝ハドリアヌスが、ローマ帝国の最果てに築いた防衛線である。そしてその近くからは、兵士たちの駐屯地「ヴィンドランダ要塞」の跡が発見されている。ヴィンドランダ要塞では、実に様々なものが発掘されている。整備された住居跡、最新鋭の武器、豪華な日用品の数々・・・・。そこからは、最果ての辺境でさえも、想像を超えて優遇されていた兵士たちの日常と、肥大化した軍事大国の姿がうかがえる。同時に、ローマ軍の悩める実態を示す画期的な発見もある。それは木片に記されたローマ軍の機密文書だ。広大な帝国の各地を転戦させられる兵士、疲弊して頻発する脱走兵・・・・。あまりにも国家が巨大になりすぎた結果、世界最強の精鋭軍にも様々な歪みが生じていた。帝国の強大な軍事力が自らを圧迫していったのである。全ての元凶は“拡大しすぎ”にあると感じた賢帝ハドリアヌスは、帝国史上初めての“縮小”を決意。まずは領土縮小を目指し、いくつかの領土を手放そうと試みたが、保守的な元老院の猛反対に遭い挫折した。次に、市民生活の縮小を目指し、多くの皇帝たちが贅沢禁止令などを出したものの、市民たちの反対で結局これも挫折した。一度獲得したものを手放すのは、いつの世も難しい。ローマ帝国の規模縮小の改革は、ついに実現できなかったのである。その後、財政危機に陥った帝国は滅亡の道をたどることになる・・・・。第三集では、ヴィンドランダ要塞での最新発掘の成果をもとに、帝国拡大の弊害と挫折した改革の詳細を明らかにしながら、ローマ帝国滅亡の要因とプロセスを読み解く。
(original text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2004-12-04 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo




> 2017年12月のダビング依頼により、チャプター設定&音声200%でDR-401&492&346を再編集した。





ページ先頭へ