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●「マスターズ・オブ・セックス season1 」


1956年。不妊治療専門の高名な産科医 ウィリアム・マスターズ博士(マイケル・シーン)は、ヒトの性に関する画期的な研究を推し進めようとしていた。それにはまず、自身が勤めるワシントン大学の上層部を説得し、過激な研究内容にも臆することのない助手を見つけねばならなかった。そこでマスターズは大学側に対して研究へのサポートを迫る一方、離婚したばかりの2児の母親バージニア・ジョンソン(リジー・キャプラン)を雇い入れる。仕事に対しては野心的、そしてセックスに対しては開放的な彼女は、マスターズの研究にうってつけの人材だった。それぞれに私生活で問題を抱えていたマスターズとバージニアの間には、複雑で親密な関係が急激に築かれていく。

◎第1話 「禁断の研究」
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高名な産科医の一人、ウィリアム・マスターズは、人間の性において革命的な研究をし、名を残したいと考えている医者だ。だが研究を始めるには職場であるワシントン大学の副学長バートン・スカリーと大学病院の理事会を納得さないといけない。セントルイスの娼婦ベティ・ディメロの協力ですでに秘密裏に研究を始めていたマスターズには、計画書をまとめるための助手が必要だった。そんな中、産科1年目の専門研修医、イーサン・ハスは、病院に最近雇われた2児のシングルマザー、バージニア・ジョンソンに熱を上げる。 一方、マスターズの妻リビーはなかなか妊娠しないのは自分のせいだと悩んでいた。だが問題があるのはマスターズのほうだった。

◎第2話 「科学に挑め」
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マスターズからセックスの実験の被験者カップルとして一緒に参加しようと提案され回答を先延ばしにしたバージニア。自分に対し思いを募らせるハスや、3日間の停学処分を受けた息子にも彼女は悩まされていた。マスターズの実験で実際に性交していると何者かがスカリー副学長に密告したため、研究打ち切りの命令がマスターズに下る。そこでマスターズがバージニアに問い詰めると、研究についてハスに話したことを彼女は認める。ハスがスカリーに漏らしたのだと思い込んだマスターズは、バージニアのせいで研究が潰れたとし彼女に解雇を言い渡す。

◎第3話 「異端」
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マスターズは、昼間は大学病院で産科の業務に従事する一方で、夜はバージニアと共にベティの娼館で秘密裏にセックス研究を続けていた。しかし娼婦だけではマスターズが必要とする幅広いデータを収集することはできない。そこで娼館を提供してくれたベティの卵管復元手術を行う直前、マスターズは男性被験者を用意するようベティに頼む。一方イーサンはマスターズの妻のリビーの不妊治療を続けていた。そんな時、4つ子を身ごもる妊婦が病院へ来る。マスターズを補佐につけるという条件で、イーサンは4つ子の妊婦の担当医になるが、イーサンはマスターズに補佐を頼むことを怠る。

◎第4話 「突然の訪問者」
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マスターズの性反応の実験は再び病院で行われるようになっていた。実験を終えたバージニアが夜遅く家に帰ると、家主から追い出された元夫のジョージが転がり込んでいた。彼はバージニアをベッドに誘い一晩泊まると、ヘンリーとテッサの面倒を見るから居候させてくれとバージニアに申し入れる。子供の誕生を控えたマスターズは、厳しかった父親の苦々しい記憶がよみがえり不安を募らせていた。そこへ母親のエスタブルックスが妻リビーの世話をしにやって来る。一方、弄んだ女性たちに非難のまなざしを向けられるハースに、スカリー副学長の18歳になる娘ビビアンが近づいてくる。彼女は16歳の誕生会で自分と踊ってくれたハースに、好意を寄せていた。

◎第5話 「キャサリン」
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一人で子育てしようと頑張るバージニアに、元夫ジョージの存在がつきまとう。イーサンはスカリー副学長の娘、ビビアンとの間にあった出来事について頭を悩ませていたが副学長に頼まれ、ビビアンをデートに誘う。デート中にビビアンから“気軽な関係を求めている”と言われ彼女とベッドを共にするが、ビビアンは処女だった。病院ではマスターズがカップル実験を再開させようとしていた。それを知ったジェーンとランガムは大喜び。しかし実験でランガムは自分のパートナーがジェーンではないことを知り不能になる。ランガムは、勃起の原因は相手がジェーンではなかったからだと怒り、ジェーンをパートナーにするなら実験を続けるとマスターズに直訴する。

◎第6話 「立ち上がる女たち」
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女性の性反応に関するジークムント・フロイトの説を検証したいとバージニアは考えていた。流産をしたリビーの心の傷を癒やそうと、マスターズは夫婦でマイアミのビーチへ休暇に出る。しかしホテルの部屋に入るなり、隣室に泊まるカップルのあえぎ声が聞こえる。彼らが70代の老夫婦と分かると、マスターズは興味を抑えきれなくなる。スカリー副学長が男娼と密会をする中、妻のマーガレットは友人がマスターズの実験に参加していることを聞き、自身の性生活の物足りなさを思い知らされる。

◎第7話 「絡み合う関係」
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バージニアが秘書から研究助手に昇格したため、新たな秘書が雇われるがマスターズは新人を雇った矢先からクビにしてしまう。結局バージニアは後任にジェーンを雇う。 マスターズとバージニアは自らを被験者としてセックス実験を始める。そんな中、リビーは保存してある夫の精子を使って不妊治療をこっそり続けるようイーサンに頼む。イーサンは怪しまれないようにするため定期的に性交渉を持つことをリビーに約束させ治療を再開する。

◎第8話 「恋と結婚」
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ジェーンがマスターズの秘書に落ち着いたおかげで、バージニアは学位を取ることに集中し始めた。そこでデポールの解剖学の履修が必須となるが、自分を快く思わないデポールとの接触を避けようと受講を免除するようデポールに申し入れる。しかしデポールは取り合わず、自分の講義で単位を取るのは厳しいと警告する。ランガムの情熱が冷めマーガレットは打ちのめされながらも、不倫関係に終止符を打つ。ランガムは家族に対する罪悪感から、妻と子供への贈り物を抱えて帰宅する。マーガレットはホテルのバーで見ず知らずの若者と話を交わすが、彼は夫のスカリーと待ち合わせをしていた男娼のデールだった。

◎第9話 「迷いと決断」
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マスターズとバージニアはセックス実験にのめり込み、映像として記録を残そうと考える。そこで顔は映さないという条件でジェーンの自慰行為を撮影する。しかし撮影内容が過激であるため院内で現像することは不可能だった。そこで撮影係のレスターの勧めで2人はアダルトショップへと持ち込む。一方、結婚に向けて進むイーサンとビビアンだが、イーサンがユダヤ人であることを知りビビアンは動揺を隠せない。教会での式を希望するビビアンのため、イーサンはカトリックに改宗することに同意する。

◎第10話 「忍び寄る亀裂」
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バージニアとハスは再び付き合い始めるが、そのことで2人は大きな犠牲を払うことになろうとしていた。バージニアとの被験をやめて以来、マスターズは彼女につらく当たっていた。ハスは正規医のポストに応募するが落とされる。娘のビビアンと別れたことへのスカリーの腹いせだと考えたハスは彼に直訴しに行くが、実はマスターズの低い評価が原因で落とされたことを知る。その頃、国を挙げての核攻撃対策に影響され病院では防衛訓練を行っていた。離婚した友人の苦境を知ったマーガレットは、夫婦関係を修復しようと娼婦に夫の喜ばせ方を聞く。

◎第11話 「男の闘い、女の闘い」
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バージニアを解雇したため、マスターズはジェーンとともに研究報告の準備に奮闘する。慌ただしく動き回る夫を見たリビーは手伝いを買って出る。一方バージニアは、テネシー州ノックスビルで開かれる産婦人科会議でガン検診の重要性を訴えてはどうかとデポール医師に提案する。デポールは会議に一緒に参加するようバージニアに頼むが、子供がいるバージニアは断ってしまう。そのことを聞いたハスはバージニアに出張に行くよう勧め、かくしてバージニアはデポールとともにノックスビルへと旅立つ。そんな中、留守を預かっているハスの元にバージニアの元夫ジョージが押しかけてくる。

◎最終第12話 「運命の日」
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ハスが就職の面接でロサンゼルスへと向かう中、ジェーン・リビー・レスターの3人は、マスターズの研究報告会の準備に追われていた。マスターズは、物議を醸す報告の内容に対し満員の聴衆がオープンになれるよう、会場でマティーニとつまみをふるまうと言って聞かないが、バージニアを招待するように言われると拒否する。仕事を理由に最初は出席するつもりのなかったバージニアだが、思い直して聴衆に紛れ込む。革新的な研究内容に熱心に耳を傾けていた医師たちだが、スクリーンにバージニアの赤裸々な映像が映し出された途端に席を立ってしまう。ポルノ映像ではないと主張するマスターズだが、同僚から解雇しろとの声が上がる。

(original text from Amazon site)

(C) 2013 Sony Pictures Television Inc. and Showtime Networks Inc.






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