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●その時 歴史が動いた 「所得倍増の夢を追え」 〜高度経済成長の軌跡〜

その時: 昭和42(1967)年
出来事: 所得倍増計画、目標達成

昭和35年「10年で月給が倍になる」のキャッチフレーズで、総理大臣・池田勇人が打ち出した「国民所得倍増計画」。この計画の生みの親が、大蔵省出身のエコノミスト・下村治である。下村は「貧しいが故に日本人は戦争へ突き進んでしまった」との歴史観から、貧困からの脱却を己の使命とする。しかし朝鮮特需によって戦後復興は進んだものの、依然として国民の多くは貧しく、経済官僚や学者たちの間でも先行きに悲観論ばかりが渦巻いていた。そこに下村は画期的な経済成長論で風穴を開ける。「日本経済は美しい白鳥となる可能性を秘めている」。下村が見抜いたのは技術革新、すなわち新しいモノを生み出そうとする日本人の潜在能力だった。やがてその先見性は池田総理のもと、所得倍増計画として結実。計画は順調に進むかに見えた。ところが目標達成の土壇場で日本経済が失速する。その時下村が訴えたのは、戦後誰一人手を出さなかった禁断の経済政策だった。番組では、日本人が貧しさのどん底から世界第2位の経済大国へ這い上がる原動力となった「所得倍増計画」の知られざる舞台裏を、下村の生前の証言などからドキュメントする。
(original text from NHK site)

ノイズなし|24チャプター
イントロ/前解説/昭和20年8月/闇市の価格調査/
特需景気・格差/貧困と戦争/新しい経済理論/葬られた理論/
池田勇人/内橋克人に聞く/所得倍増計画/下村プラン/
昭和36年/次々買った新製品/集団就職/三種の神器/
池田の死/公害・後継者問題/景気の減速/赤字国債/
国債の効果/昭和42年/下村プランの光と影/低成長の理想像

NHK総合 43min 2007-04-19(2007-04-11の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)



> DR-689のデータを流用し、24チャプターに増加&音量180%化(音声2は100%のまま)
> 2020年10月のダビング依頼により単品化・新規編集したDVD





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