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●あしたをつかめ 〜平成若者仕事図鑑〜 「目指せ!客席後方ど真ん中」 〜PAエンジニア〜

コンサートなどで、たくさんの機材を駆使して音づくりをする音響のスペシャリスト、PAエンジニア。客席の後方に陣取って、ミキサー卓と呼ばれる機械の前に座り、忙しそうに働いているあの人たちです。アーティストの求める響きを共同作業で作り出し、スピーカーを通して観客一人一人に最高の「音」を届ける。音響機材の知識だけでなく、「音」に対するこだわりやセンスが問われる仕事です。今回の主人公、住谷倫章(すみや ともあき)さん(24)は、PAエンジニアになって3年目。現在はステージ上のセッティングを担当しながら、先輩エンジニアの音づくりを勉強中です。番組では、先月行われた津軽三味線の吉田兄弟のコンサートに密着取材。住谷さんの奮闘ぶりと、先輩エンジニアの仕事を通じて、アーティストとPAエンジニアが共同で音づくりをする現場に迫ります。

■PAエンジニアの仕事
PAエンジニアが活躍する場所は、番組で紹介したコンサートの他、野球場などのスポーツ施設、結婚式やイベント会場。変わったところでは株主総会などがあり、大勢の人々が集まる様々な場所に広がっています。いずれの場合でも、音響機材を持ち込み、あるいは会場に備え付けの音響機材も駆使しながら、そのイベントに合った音づくりをするのがPAエンジニアの仕事です。

■一人前になるまで
PAエンジニアには3つのステップがあります。ステージマン、モニターミキサー、ハウスミキサーです。仕事では、それぞれのステップから一人ずつ集まり、三人一組で仕事をする場合が多いようです。

〈ステージマン〉
ステージ上のマイクやスピーカーといった音響機材のセッティングを担当し、最初に任されるポジションです。番組主人公の住谷さんも現在、このステップです。ここでマイク、スピーカーやケーブルの種類や用途など、音響機材の取り扱いについて覚えます。また、常にステージ上にいて、演奏者の生の音を聞けるのもステージマンです。実際にどんな音が鳴っていて、どうすればその音をマイクで拾うことができるのか、勉強します。

〈モニターミキサー〉
ミキサー卓に座り、モニタースピーカーという演奏者のためのスピーカーのミキシングを担当します。ステージマンをおよそ4年経験してからこのステップに進む場合が多いようです。

〈ハウスミキサー〉
ハウスとは劇場の意味です。アーティストなどと共同で音づくりをし、観客のために音を仕上げる最高責任者、それがハウスミキサーです。PAエンジニアは、このハウスミキサーを任されるようになって一人前といい、10年前後の経験が必要だといいます。今回紹介した、津軽三味線の吉田兄弟のコンサートのように大きな現場の場合、15年ほどの経験が必要です。客席後方の真ん中にミキサー卓を構え、最高の音響空間を作り出すのが仕事です。 経験を重ね、一流のPAエンジニアになると、アーティストからの指名なども入るようになり、自分の名前で仕事が来るようになります。しかし、道のりは長く、その途中で挫折していく若者たちが数多くいることも事実です。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 25min 2004-07-28(2004-07-26の再放送) Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Mono (MPEG-1)



> 2020年12月のダビング依頼により初めて編集したDVD
> HDD-G 0643にビデオカプセルを残してある
> 24チャプター設定&音量200%化(音声2は100%のまま)






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