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[DR-108 リニューアル版]

●プロジェクトX -挑戦者たち-(092)「家電元年 最強営業マン立つ」 〜勝負は洗濯機〜

昭和28年、日本人の暮らしを大きく変える製品が現れた。日本初の噴流式洗濯機「SW53」である。頑固な汚れを7分で落とす性能、狭い日本の住宅に適したコンパクトなボディ、価格は従来の外国製洗濯機の半分。家電製品としては初めて年間6万台を売り上げる大ヒット商品となり、家電時代の扉を開けた。挑んだのは三洋電機社長の井植歳男。井植は14歳から義理の兄・松下幸之助が始めた松下電器を手伝い、大きく成長させた辣腕営業マンだった。しかし終戦後、GHQの公職追放令で松下を辞めた。人柄を慕う20人の部下と、自転車の発電ランプを手がける小さな会社「三洋電機」を作った。井植にはひとつの思いがあった。「家電の時代が必ず来る。その第一歩が洗濯機だ。」当時、女性にとって洗濯は最も過酷な家事だった。道具はたらいと洗濯板だけ。一日数時間かかる過酷な手作業。5人家族で1年間に洗う洗濯物の重さは、象一頭分になった。電気洗濯機は庶民には高嶺の花だった。井植は琵琶湖の畔の古びた工場を買い取った。そこは、業績不振で閉鎖された元・松下金属の工場。後片づけをしていた若い技術者がいた。山下友一、27歳だった。山下たち6人の社員は、井植から電気洗濯機の開発を命じられた。大手メーカー各社も開発にしのぎを削る中、井植は言った。「ライバルは同業他社ではない。お客の心である。」メンバーは高性能で安価、電力事情の悪い日本の家庭でも使える洗濯機の開発を目指す。新婚の山下は、洗濯で荒れた妻の手を見て奮起した。しかし、やっと作り上げた洗濯機は売れなかった。世間は「女性の家事に機械はいらない」とあざ笑った。「男性中心」の社会の意識が壁になっていた。その時、「伝説の営業マン」井植が、あの手この手の営業作戦に打って出た。「お客の心」にこだわり、日本の家電時代を切り開いた男達の熱きドラマを描く。
(original text from NHK site)

35チャプター付加&音量150%化|ノイズなし
NHK総合 43min 2002-07-16 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●プロジェクトX -挑戦者たち-(093)「救命救急 ER誕生」 〜日本初 衝撃の最前線〜

昭和41年、大阪は万博開催を4年後に控えて道路が拡張。事故の発生率が全国一となり「交通戦争」と呼ばれた。しかし、重症患者を治療できる病院は少なく「たらい回し」が社会問題となった。大阪府は、大阪大学付属病院に24時間重症患者を受け入れる施設の設置を要請。昭和42年8月、日本初の「特殊救急部」が誕生した。リーダーは34歳の杉本侃(つよし)。メンバーは皆20代から30代の若者だった。第1号の患者は入れ墨の男。抗争事件で腹を刺されていた。「人殺しを助けるのか」と学内から揶揄された。患者の多くは「指を切った」「目にゴミが入った」など軽傷者。メンバーの気持ちは萎えていく。ある日、交通事故で全身傷だらけになった「多発外傷」の患者が訪れる。メンバーは頭や内臓などを懸命に処置。しかし、全く傷のない肺の機能が低下し、患者は亡くなった。理由が分からなかった。以来「多発外傷」との闘いが始まる。血の海・緊迫した声が飛び交う医療の最前線。修羅場の中で、若き医師達は次第に自分の専門分野を磨いていく。そして、再び「多発外傷」の患者が運び込まれて来た。杉本以下メンバーは総力を挙げ、消えゆく患者の命と向きあった。そして運命の一瞬。日本初の救急医療に挑んだ若き医師達の壮絶な闘いのドラマ。
(original text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 43min 2002-07-23 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo

> 2020年8月のダビング依頼により、DR-108のデータを初編集したDR-3696を作成(40チャプター付加&音量150%化)。このDR-3840には、その編集済データを流用。





●プロジェクトX -挑戦者たち-(094)「料理人たち 炎の東京オリンピック」

昭和34年、東京オリンピックの開催決定に日本中が沸いていた。しかし、大きな問題が起きていた。選手村の食事作りである。世界90カ国以上の国々から集まる選手達。その数、実に7000人。世界中の料理2000種類、延べ60万食という空前の規模の食事を作らなくてはならなかった。しかし当時、日本の料理界の力は世界に未知数。世界各国から不安の声が挙がった。料理作りに挑んだのが、帝国ホテルの料理人・村上信夫をリーダーとする一流ホテルのシェフ達だった。戦前から厳しい料理修行を積み、パリにも留学して最高のフランス料理を極めようとしていた村上。このプロジェクトに料理人の誇りを賭けて挑むことになった。村上らは、世界各国の料理メニューを作るべく奮闘する。問題は、知識の全くないアジア・アフリカ・中南米などの料理。村上は、在日大使館に赴き、大使の妻などに料理法を学び続けた。更に大きな問題が立ちはだかった。膨大な量となる食材の確保である。唯一の対策方法は冷凍食材を使うこと。しかし当時の料理界の常識は「冷凍食材は味が落ちる」。村上達は冷凍食材をものにしようと、懸命な努力を続ける。そしてオリンピックの開幕。膨大な食事を作るため、村上の元に300人の若手料理人が全国から集められる。街の大衆食堂からやって来た者もいた。北海道からは23人の若者が集まった。札幌・釧路・稚内などからやって来た彼らは「ふるさとの代表として恥ずかしくない仕事をしよう」と誓い合う。しかしその時、各国選手団が連れてきた自国のエリートシェフたちが厨房に登場。更にオリンピック開催中、料理人たちの身に事件が襲いかかる。果たして、日本人料理人の食事を世界の選手は満足してくれるのか。東京オリンピックを支えた料理人たちの、知られざる料理作りを描く。
(original text form NHK site)

38チャプター付加&音量150%化|ノイズなし
NHK総合 43min 2002-08-27 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo

> DR-1665に、DVDソフト版あり(画質は良いが7チャプターしかない)



> このディスクは 2021-02-28、DR-108全話にチャプターを付加したリニューアル版として作成。





NHK「プロジェクトX 挑戦者たち」4Kで復活。4月より毎週火曜放送 Impress|AV Watch 2021年2月12日配信
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NHKは、2000年から2005年まで放送され大きな反響を呼んだ「プロジェクトX 挑戦者たち」の4Kリストア版を4月から放送する。毎週火曜夜9時から、BSプレミアムとBS4Kの同時放送。10日に行なわれた、放送総局長定例記者会見、および2021年度の国内放送番組編成計画で発表されたもの。同計画では、新時代へのチャレンジとして、波中心の編成からジャンル別にコンテンツを管理し、重複する番組の整理・削減を実施することを明記。高品質なコンテンツを合理的なコストで届け、放送・サービスの価値を最大化させる、としている。なお、BS4KとBSプレミアムは番組編成の一体化を進め、同時放送枠の拡充に取り組むという。(阿部邦弘)





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