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●にんげんドキュメント 「老舗再建」 〜“カリスマバイヤー”の挑戦〜

経営破たんした老舗(しにせ)靴下メーカー福助が、強力なリーダーの下で再建に挑んでいる。
 陣頭指揮を執るのは、大手デパートなどで数々のヒットを生み出し、カリスマバイヤーとまで呼ばれた藤巻幸夫氏(44歳)。昨年10月の社長就任以来、まじめだが新たな可能性に挑む気概と自ら問題を解決する積極性が足りない社員たちの意識改革に取り組んできた。若手社員に対しては、「市場を敏感に読め」と最先端の店を一緒に見回ったり、新商品開発プロジェクトを立ち上げ共に議論したりと、実践の中でヒットを生むノウハウを伝授。幹部社員へは、古い考え方を改めるように会議の度に厳しく迫ってきた。
 とは言え、企業風土が早々一変するものではない。藤巻氏は毎日社内を歩き回り、社員との話し合いを心掛けた。そうした藤巻さんのメッセージは徐々に現場に浸透。若手が開発する新商品には斬新さが加わり始め、幹部社員には問題を自ら解決しようとする姿勢が見え始めた。ようやく芽生えてきた改革の兆しに藤巻氏も手応えを感じている。
 意識改革なくして会社再建なし。藤巻氏が挑む「社員再教育」の現場を10か月にわたって追った。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 45min 2004-07-28(2004-07-23の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0844





●にんげんドキュメント 「水俣 いのちの舞」 〜石牟礼道子のメッセージ〜

20世紀最悪の公害病・水俣病の実態と患者の悲惨な思いを広く社会に伝えた作家・石牟礼道子。医学も行政も見放した発生当時から、唯一患者に寄り添い、50年にわたって支援を続けてきた。
 その石牟礼さんが今年の夏、水俣病をテーマに「能」を上演した。場所は水俣でも最も被害が激しく、猛毒の有機水銀と汚染魚が海ごと封印された埋め立て地。石牟礼さんはその場所で、亡くなっていった患者たちの「美しさ」を能で表現するという。
 そして、かつて石牟礼さんに救われ、今を生きる患者たちが、能を実現しようと動き始めた。両親を水俣病で失いながらもチッソの社員を能に招き、患者の本当の姿を知ってもらおうとする患者の人々。一方、語り部として自らの体験を伝えていく道を選んだ一人の患者は、チッソが立ち会う能には参加しない決断をした。石牟礼さんにとってはどの患者の姿も、水俣病から眼をそらさず前向きに生き抜く「人間の美しさ」に他ならないという。
 半世紀にわたって患者と共に歩んできた石牟礼さんが到達した「人間の美しさ」とは何なのか。能に込めた石牟礼さんの思いを番組では見つめていく。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 45min 2004-10-08 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)

> <訃報>作家の石牟礼道子さん死去 90歳 「苦海浄土」 2018年2月10日 3:27配信 毎日新聞
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人間の極限的惨苦を描破した「苦海浄土(くがいじょうど)」で水俣病を告発し、豊穣(ほうじょう)な前近代に取って代わった近代社会の矛盾を問い、自然と共生する人間のあり方を小説や詩歌の主題にすえた作家の石牟礼道子(いしむれ・みちこ)さんが10日死去した。90歳。葬儀の日程は未定。1927年、熊本県宮野河内村(現・天草市)に生まれた。家業は石工。生後まもなく水俣町(現・水俣市)に移り、水俣実務学校(現・水俣高)卒。代用教員を経て、58年、谷川雁らの「サークル村」に参加。詩歌中心に文学活動を始めた。59年には、当時まだ「奇病」と言われた水俣病患者の姿に衝撃を受け、「これを直視し、記録しなければならぬ」と決心。69年、水俣病患者の姿を伝える「苦海浄土」第1部を刊行。70年、第1回大宅壮一ノンフィクション賞に選ばれたが、辞退した。同書は日本の公害告発運動の端緒となるなど戦後を代表する名著として知られる。74年に第3部「天の魚」を出し、2004年の第2部「神々の村」で「苦海浄土」(全3部)が完結した。水俣病第1次訴訟を支援する「水俣病対策市民会議」の発足に尽力する一方で、水俣病の原因企業チッソとの直接対話を求めた故・川本輝夫さんらの自主交渉の運動を支えるなど、徹底的に患者に寄り添う姿勢とカリスマ性のあるリーダーシップから「水俣のジャンヌ・ダルク」と呼ばれる。患者らの怒りを作品で代弁して「巫女(みこ)」に例えられるなど、水俣病患者・支援者の精神的支柱となった。73年、「苦海浄土」など水俣病関連の作品で「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞を受賞。93年、「十六夜橋」で紫式部文学賞。03年、詩集「はにかみの国」で芸術選奨文部科学大臣賞。02年に発表した新作能「不知火」は04年に水俣湾埋め立て地で上演されるなど全国的な話題になった。04〜14年、「石牟礼道子全集・不知火」(全17巻・別巻1)が刊行された。水俣弁をベースにした「道子弁」と言うべき独特の言い回しや、竜などをイメージした神話的スケールの死生観など、同時代の文芸・思想界に大きな影響を及ぼした。詩人の伊藤比呂美さん、作家の町田康さん、韓国詩人の高銀さんらに慕われ、対談など文学的交流を深めた。11年には作家の池澤夏樹さんが個人編集する「世界文学全集」(全30巻)に「苦海浄土」3部作が日本人作家の作品として唯一収録された。02年ごろから、パーキンソン病を患い、人前に出る機会は減ったが、口述筆記などで執筆活動を継続した。句集やエッセー集を出版するなど書く意欲は衰えなかった。





●にんげんドキュメント 「知床 ヒグマの森で」 〜北海道・対策チームの苦闘〜

クマの出没が年間500件も報告されながら、30年で人身事故がわずか1件だけという奇跡的な場所がある。来年、世界自然遺産への登録が有力視され、年間160万人もの観光客が押し寄せる北海道・知床だ。
 世界でも有数のヒグマの密集地帯での奇跡の背景には、地元・斜里町の(財)知床自然センターのヒグマ対策チームの活躍がある。中心となるのは、中西将尚さん(29歳)。クマ目撃の一報がセンターに入ると直ちに現場に赴き、ヒグマを追い払う。さらに、クマを人里に寄せ付けないようゴミの管理を住民や観光客に呼びかける。休日返上での取り組みの成果だ。
 ところがこの数年、その知床で異変が生じている。地元で「新世代ベアーズ」と呼ばれるヒトを恐れないヒグマが増えているのだ。全国に先駆け国立公園内でのクマの駆除をやめたことが遠因ともいわれる。「ヒグマが住む知床の自然の素晴らしさを多くの人に伝えたい」との思いから対策チームに加わった中西さんにとって、胸を痛める日々が続く。
 新世代ベアーズが出現する知床で、クマとヒトが共に生きるあり方を目指して模索する中西さんらヒグマ対策チームの活動を描く。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 45min 2004-10-29 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●にんげんドキュメント 「ハンドルに誇りをかけて」 〜全国トラックドライバーコンテスト〜

毎年10月、トラックドライバー83万人の頂点を決める大会が開かれている。全国トラックドライバーコンテストだ。各都道府県の予選を勝ち抜いたプロドライバー181人が日頃の仕事で鍛えた技術と安全運転への知識を競う。百戦錬磨のドライバーを悩ますのは、パイロンにぶつからないように正確なハンドルさばきが要求されるスラロームと、制限時間内に決められた場所にいかに壁ぎりぎりまで近づけて止めることができるかを競う車庫入れだ。秋田県代表の小玉勝則さんは、出場者中最年長の49歳。体力勝負の運送業界で、現役でいられるのもあと数年。支えてくれる家族のためにトレーラー部門で上位を目指す。静岡県代表で大手運送会社のエリートドライバー中村知弘さんは2回目の挑戦。前回不本意な成績で終わり「人生の中で一番悔しい思いをした」その雪辱を晴らすため、今年は優勝しか考えていない。日本一の栄誉を狙うプロドライバーたちを通して、自らの仕事に誇りを持ち、情熱を傾けるドライバーたちの姿を描く。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 45min 2004-11-26 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)

> 2017年12月のダビング依頼で在庫調査。GP-861に発見したが、ファイル劣化で再生不可だった。





●にんげんドキュメント 「心の扉 たたき続けて} 〜神戸“希望”診療所の10年〜

阪神・淡路大震災から10年。高層ビルが建ち並ぶ神戸は、一見、震災の爪痕は見当たらない。しかし、今も様々な影響に悩み苦しむ人は少なくない。
 そうした人々をずっと見守りつづけてきた医師がいる。伊佐秀夫さん(53歳)だ。震災当時、伊佐さんは神戸市の民間病院で勤務医として働いていたが、「医師としての無力感」を感じ、勤務医を辞して仮設住宅の傍に小さな診療所「クリニック希望」を立ち上げた。当時、仮設住宅では、誰にも看取られずに亡くなる“孤独死”が問題化していた。伊佐さんは「医師の側から積極的に人々の中に入り込み、生活を見つめないと救うことは出来ない。何とかして人々に生きる希望を与えたい。」と、往診を軸とした医療活動を始めたのだ。そして現在も災害復興住宅の傍に診療所を移し、医療活動を続けている。
 伊佐さんは、この秋、今も減ることのない孤独死の原因調査に乗り出した。被災者たちが災害復興住宅に移り住み、暮らしがどう変化したかを調べ、“孤独死予備軍”と積極的に関わることで、悲劇をくい止めたいと考えている。番組では、伊佐さんの医療活動と調査活動を見つめ、10年たっても癒えることのない人々の心の傷の深さと、困難な状況の中からも立ち上がり逞しく生きようとする姿を描く。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-01-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●にんげんドキュメント 「ヒレをもらったイルカ」

病気で尾ビレを 失ったメスのイルカ「フジ」。水族館の獣医師の発案でタイヤメーカーが世界初の人工尾ビレの開発に乗り出した。スタートから2年。人工尾ビレをつけた「フジ」は驚異的な復活を遂げ、華麗なジャンプを取り戻した。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 45min 2005-03-02(2005-02-25の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)






●にんげんドキュメント 「ふたりの時を心に刻む」

4年前に若年性の認知症(痴ほう症)と診断された越智俊二さん(58)。脳の萎縮のため、いつどこで何をしたのか、最近のことを覚えることが出来なくなっている。根本的な治療法がまだ確立されていないため、病気が進み、いつ話しが出来なくなってもおかしくない。そんな中、越智さんの通うデイケアサービスセンターでは、いま話せる気持ちをなんとかして残しておこうと、越智さんたち認知症の人に対する聞き取りを進めている。越智さんが残しておきたい言葉、それは妻の須美子さん(52)に対する感謝の気持ちであった。昨年10月に開催されたアルツハイマー病の国際会議の場で、越智さんは4000人を超える参加者を前にその気持ちを発表。全国から注目を集めた。一方、夫の気持ちを知った須美子さんは、二人の思い出を今のうちに作ろうと夫に提案した。しかし、どんなに楽しい時間を二人で過ごしても、その出来事を越智さんは記憶にとどめておくことが難しい。夫婦は、病にどう折り合いをつけながら暮らしていくのか。番組では、アルツハイマー病と闘う越智さん夫婦の日々を見つめた。
(text from NHK site)

ノイズなし [GP-1164]
NHK総合 45min 2005-03-04 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●にんげんドキュメント 「思い出の万年筆なおします」

百貨店の文房具売り場に最近静かなブームを呼んでいるコーナーがある。「万年筆クリニック」。壊れたり調子の悪くなったりした万年筆を直してくれる。修理を手がけるのは、万年筆の神様と呼ばれる、長原宣義さん(72歳)。58年にわたり万年筆のペン先を作り続けてきた職人だ。長原さんの修理は少し変わっている。客が字を書く様子を一目見て、その人の癖を見抜き、それに合わせてペン先を調整するのだ。わずか直径1ミリ程度の先端を、100分の1ミリ単位で削って整える熟練の技術。万年筆はその人だけが書きやすい特別なものに生まれ変わる。クリニックには、万年筆に特別な思いをもつ人々が次々とやってくる。教え子に愛用の万年筆を贈りたいと相談に訪れた教師は、心臓病による突然死の不安と闘いながら、教え子たちに自分の思いを託し始めている。30年前に夫から贈られた万年筆を直してもらった女性は、子どもたちが独立して始まった夫婦二人の生活の中で、夫との関係を見つめ直すようになった。長原さんはその技術で、万年筆の持ち主たちの思いまで甦らせている。1本の万年筆から始まる人間模様を追うことで、そこにこめられた人と人の絆の温かさを見つめる。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK総合 45min 2005-04-01 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0385





●にんげんドキュメント 「妻・シズヱさんの春」 〜地下鉄サリン事件・遺族の日々〜

1995年3月20日に起きた地下鉄サリン事件。被害者の会代表世話人の高橋シズヱさん(58歳)は、この未曾有の無差別テロで、地下鉄職員だった夫・一正さんを亡くした。三人の子供たちと揃ってキャンプに行くなど、一正さんを中心にとても仲の良かった家族は、大黒柱を失い深い悲しみに沈んだ。子供たちは事件のことを一切語ろうとせず、被害者の会の代表として忙しく飛び回るシズヱさんと距離を置くようになった。この10年、シズヱさんは信念を持って活動を続けながらも、そのことが子供たちの心を殻に閉じ込めているのではないかと悩んできた。去年7月、シズヱさんはアメリカ同時多発テロの現場を長女美雪さん(33歳)と訪ね、アメリカの被害者家族と交流を始めた。そのころから美雪さんは少しずつ母の活動を手伝うようになる。次男誉直(もとなお)さん(28歳)も、母の労をねぎらう気持ちを打ち明けるようになった。10年たってようやく悲しみから立ち上がり、絆を取り戻そうとする家族の姿を見つめる。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK総合 45min 2005-04-21(2005-04-15の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0563





●にんげんドキュメント 「飛鳥の紫に挑む」 〜高松塚古墳壁画と老染色家〜

群馬県の無形文化財に指定されている草木染めの第一人者・山崎青樹氏(81歳)が、この冬、「国宝高松塚古墳壁画」の女子群像の姿を基に、飛鳥・奈良時代の古代服の再現に挑んだ。
 色とりどりの服を着た4人が描かれた女子群像。実は青樹氏はそのうち3人の服は、4年前に既に再現していたが、最後の1人だけは作ることができなかった。壁画は千三百年の間に退色が進み、服の色が分からなかったのだ。しかし、東京文化財研究所による最近の科学調査で、その服の色が紫である可能性が高い事がわかった。それを知った青樹氏は、生涯の集大成として、最後の1人が身にまとう紫色の再現に取りかかることを決意した。
 だが、青樹氏はこの4年間で体調を崩し、体を十分に動かすことができなくなっていた。そこで草木染めを継いだ二人の息子に協力を依頼、20年ぶりに共同作業をすることになった。古代の紫染めは、“紫根”と呼ばれる紫色の染料の元になるものを探すところから始まる。
 材料からこだわり、紫の衣服の再現に取りくむプロセスを追い、青樹氏親子の色へのこだわりを伝える。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>??
NHK総合 45min 2005-04-22 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●にんげんドキュメント・シリーズ 藍とさくら-[1] 「心優しくたくましく」 〜宮里藍選手〜

今、女子プロゴルフ界が沸いている。観客数、テレビ中継の視聴率ともに男子ツアーを圧倒、熱い視線を集めている。その空前のブームを引っ張るのは共に19歳、中学時代以来のライバルでもあった宮里藍と横峯さくらの二人である。その原点を、にんげんドキュメントはかつて丹念に記録していた。今や人気絶頂の二人の貴重な映像記録を2週にわたって振り返る。
 1週目は、沖縄出身の宮里藍選手。パワー溢れるショットと輝く瞳で、今や、ゴルフ・ファンだけではなく、国民のアイドル的存在となった。2月に行われた女性ゴルフのワールドカップでは、初代女王に輝き、米国でのメジャー挑戦など、女子ゴルフの世界に、次々と新風を巻き起こしている。
 「プロとしての見えを張らずに、純粋にゴルフを楽しめているのが自分のいいところ」と明るく語る藍選手。その言葉は、幼い頃から、ゴルフを楽しみ、ゴルフを支えに生きてきた家族の強い絆に裏付けられていた。
 父親の優さんは、沖縄でティーチングプロを務めながら、三人の子どもを育てた。「心優しくたくましく」をモットーに、どんなに辛いときでもゴルフを通じて、全力で生きることの大切さを教えてきた。そんな家族を母の豊子さんは、いつも暖かく見守る。
 4歳のときからゴルフを始めた藍ちゃんは、長男の聖志選手と次男の優作選手にあこがれ、自らもプロの道を選んだ。沖縄の小さな村から世界を目指す、宮里藍選手。最新のインタビューと家族で支え合った日々の記録から、元気溢れるプレーの原点に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK総合 45min 2005-05-04(2005-04-29の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0317





●にんげんドキュメント・シリーズ 藍とさくら-[2] 「旅立ちのとき」 〜横峯さくら選手〜

今、女子プロゴルフ界が沸いている。観客数、テレビ中継の視聴率とも男子ツアーを圧倒、熱い視線を集めている。その空前のブームを引っ張るのは共に19歳、中学時代以来のライバルでもあった宮里藍と横峯さくらの二人である。その原点を、にんげんドキュメントはかつて丹念に記録していた。今や人気絶頂の二人の貴重な映像記録を2週にわたって振り返る。
  2週目は横峯さくら。ファンを魅了するのは、男子顔負けの280ヤードをとばすスケールの大きなゴルフ。そして豪快なゴルフそのままの天衣無縫の性格である。
 さくらのキャディーを務めるのは今やこちらもすっかり人気者になった居酒屋経営の父・良郎さん(43)。鹿児島の自宅近くの山を自ら切り開いて練習場を作り、さらに自前で改造したマイクロバスで、さくらと寝泊まりしながらツアーを転戦してきた。母の絹子さんは、夫不在の居酒屋を一人で切り盛りし、さくらを精神的に支えてきた。番組で追いかけたのは女子ゴルフ日本一を決める去年秋の日本女子オープン。さくらは歴戦のベテラン選手たちが次々と脱落する難コースで我慢のゴルフを展開。2位に入らなければシード権がとれないという厳しいハードルを鮮やかにクリアした。番組では、その初々しい挑戦の秋を、すっかりたくましくなった今のさくらの最新映像を交えて振り返る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK総合 45min 2005-05-06 
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0432





●にんげんドキュメント 「人も長持ち モノも長持ち」 〜93歳 現役社長の経営術〜

社員の3分の1は60歳以上、最新機械は一切なく、パソコンすらない。「人も長持ち モノも長持ち」という経営理念で、社員34人ながら年商4億円という町工場がある。
 大企業の工場等で使われる部品洗浄機を製造するその町工場は、愛知県知立市にある。創業1962年。一代でこの会社を築いた社長の成瀬博(なるせひろし)さんは、大正元年生まれの93歳。自らも無理せず悠々自適で生涯技術者の道を歩んできた。
 趣味は、社交ダンスと、35年乗り続ける愛車でのドライブという元気ぶり。機械化などしなくても、健康な体と豊かな発想からヒット商品を連発してきた。社員たちも、豊富な経験とアイデアを駆使し、発注をしてくる並み居る大企業に堂々意見し、大企業顔負けの機械を作り出す。
 大企業系列がひしめく愛知県にあって、成瀬さんの町工場は異彩を放つばかりか、ものづくり大国を強力に下支えしている。番組では、バブルや高度成長時代にかたくなに流されなかった成瀬さんの身の丈に合った生き方や経営手法を見つめることで、本当に豊かな生き方とは何なのかを探る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK総合 45min 2005-05-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●にんげんドキュメント 「チューバ 一吹きにかける」 〜38年ぶりの奏者交代〜

重さ10キロ、全長1メートルの金管楽器・チューバ。オーケストラやブラス・バンドの響きを支える低音を任される。そのチューバの魅力に取りつかれた一人の若者がいる。池田幸広(いけだゆきひろ)さん、29歳。池田さんは、80年近い歴史をもつオーケストラ「NHK交響楽団」への入団を夢見てきた。去年4月、池田さんは37年ぶりに行われたチューバ部門の新人オーディションを突破し、N響への仮入団を許された。しかし、正式入団を果たすためには、1年の試用期間を経て、全楽団員の3分の2を超える支持を得なければならない。大阪での仕事を辞め、家族とともに東京へ引っ越してきた池田さん。正式入団までの1年間、収入は以前の半分にまで落ち込む。1年後に入団できる保証はない中で、池田さんは“一吹きの重圧”と闘っている。夢を追いかける池田さんの挑戦には、チューバのイメージを覆してきたベテラン奏者の引退があった。多戸幾久三(たどいくみつ)さん、60歳。38年間にわたってN響のチューバ奏者を務めてきた多戸さんは、池田さんに守り続けてきたN響の響きを伝えようとする。華やかなステージの裏側で繰り返される世代交代。時代を超えて受け継がれる伝統の一吹きに迫った。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>??
NHK総合 45min 2005-05-20 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●にんげんドキュメント 「ふたりの故郷 美ら島へ」 〜沖縄・渡嘉敷村前島〜

青い空と海の広がる沖縄県の慶良間(けらま)列島。40年以上人の住まなかった島に、ここを故郷とする一組の夫婦が戻って生活を始めた。島の名は前島、珊瑚礁に囲まれた周囲7キロの小さな島だ。かつては300人の島民が生活をしたが、戦後の食糧難や台風被害をきっかけに無人島となり、墓参りを除いてはほとんど訪ねる人もなくなっていた。
 移り住んだのは、13歳までを島で過ごした中村文雄さん(67歳)。勤めていた会社を早期退職して移住の準備を開始、5年がかりで手作りの自宅も建設した。そして一昨年、同じく島の出身である妻の清子さん(70歳)を伴って、念願の「帰郷」を果たした。
 半世紀ぶりに戻った故郷の島。しかしそこには電気もガスも水道もなく、かつて歩いた道すらが樹木に覆われて姿を消していた。中村さんは人生最後の仕事として、故郷を再び人の住む島に変えようと決意。井戸を掘り、畑を耕し、かつて歩いた道を拓(ひら)き続けている。
 そんな中村さんを支えているのは祖父母や両親と暮らした島での思い出の数々。そしてそれはここ慶良間列島が激戦地となった沖縄戦の記憶につながっている。
 やがて迎えた戦後60年目の春、幼き日の中村少年が体験した戦争の記憶が蘇る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-06-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●にんげんドキュメント 「言葉を尽くし医を尽くす」 〜セカンドオピニオン相談室の日々〜

国内で2例目の肝臓のドミノ移植や九州初の生体肝移植など、日本の移植医療をリードしてきた外科医・杉町圭蔵さん(67歳)。九州大学医学部の教授を退官し、民間病院の院長に就任した杉町さんは、2年前から主治医とは別の医師の意見、“セカンドオピニオン”を聞きたいという患者や家族の相談に応じている。患者の多くががんなど重い病を抱え、切実な思いでやってくる。診断は間違ってないか、治療法はこれでいいのか知りたいという患者。主治医が末期ガンの親に治療をしてくれないと訴える家族。相談室では、がんという病に直面する人たちの疑問や悩み、そして医師への不信など医療が抱える様々な問題が垣間見えてくる。30分から1時間をかけ、訪れる人の声に耳を傾け、納得してもらえるまで言葉を尽くす杉町さん。時には、残り少ない命を受け入れざるを得ない患者や家族と向き合わなければならないこともある。これまでに応じた相談は500件を超えた。主治医とは別のもう一人の医師として、言葉で患者や家族の悩みや人生と向き合う外科医・杉町圭蔵さん。相談室の日々を見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-07-15 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●にんげんドキュメント 「科学は“科楽”だ」 〜実験先生・米村でんじろう〜

 “実験先生”として子どもたちに大人気の米村でんじろうさん(50歳)。ごく身近なモノを使って、華麗なショーのように“科学実験”を見せていく。静電気を使って自由自在に操る“シャボン玉”、巨大な空気の輪を何十メートルも飛ばす“空気砲”・・・。「科学は教科書の中にだけあるのではない、君たちのごく身の回りに科学はある」。10年前に高校の物理教師を辞め、理科離れ・科学嫌いが増えているという世の流れと戦いながら、“科学の芽”を子どもたちの心に育てようと、イベント会場に、テレビ出演にと走り回っている。
 学校の先生でもない、大学の研究者でもない。科学の実験を“ショー”として見せるプロ。その志は「科学は“科楽”だ」、である。
 今、その米村さんが悩んでいる。“新しい実験”が生み出せない。「科学は本当に楽しいのか…。」この仕事を始めて10年、カベに突き当たった。
 そんな時、米村さんを励ましたのは、自分の実験に触発された一人の少年の科学への情熱・純真な好奇心だった。果たしてワクワクする新しい“科学実験”は生み出せるか。子どもの心に“科学の芽”を育むショーは再び見せられるか? 少年との交流を通してその答えを得ようとする、米村でんじろうさんの日々を見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-07-29 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●にんげんドキュメント 「特訓3か月 なにわの社長道場」

大阪に、悩みを抱えた経営者が3か月にわたって特訓を受ける場がある。その名は「社長道場」。講師はこれまで400の企業を再生し、「なにわのすご腕再建屋」の異名をとる経営コンサルタントの桂幹人(みきと)さん。社長たちは意識を改革し、成果をあげることができるのか、「社長道場」の3か月に密着する。
 「社長道場」は大阪市の外郭団体である大阪産業創造館(中央区)が、中小企業支援のために3年前から始めたプログラムで、これまで100人を超える卒業生を送りだした。今回が9期目となる道場には、12人の社長が参加している。講師の桂さんは、企業再生の原点は、社長自らが動き、最後までやりきることにあると考えている。その力を鍛えるために、これまで社長たちが経験したことのないような課題を次々と出し、実行を求める。多くの社長が戸惑い、壁にぶつかる。社長たちは、壁をどのように乗り越えていくのか、そして何に気付くのか、その奮闘を追いながら、“大阪発”企業再生のヒントを探る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-09-16 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●にんげんドキュメント 「きっと帰る 故郷へ」 〜山古志・地震から1年〜

新潟県中越地震で大きな被害を受け、全村避難を余儀なくされた旧山古志村。あのとき、土砂崩れで川が増水し、水に沈んだ木篭(こごも)地区では、今も家屋が土砂に埋まり、集落ごと山古志の別の場所に移転することが検討されている。NHKでは、去年12月の「にんげんドキュメント」で、旧山古志村の牛飼いたちが、地震直後、村のシンボルだった闘牛を心の支えに、一丸となって復興を目指す姿を放送した。
 山古志の牛飼いたちのリーダーとして、村のシンボルだった闘牛をもり立ててきた松井治二さん(65歳)。長岡市の仮設住宅で避難生活を送りながら、木篭地区24世帯全員で再び山古志に帰ろうと仲間を励まし続けている。しかし今、住民たちはそれぞれ苛酷な選択を余儀なくされている。集団移転となれば、移転の費用は誰が負担するのか。家庭の事情も、収入も異なるため、集団移転をめぐって、それぞれが選択を迫られている。
東京で働く息子の元に身を寄せるかどうか、悩む夫婦。 山古志で、米作りを再びしたいと願う人。地震から1年、絆を支えに故郷に戻ろうと格闘する人々の試練の日々を追う。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-10-21 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●にんげんドキュメント 「不屈の四番打者」 〜阪神タイガース 金本知憲〜

この3年間で2度のリーグ優勝を果たした阪神タイガース。しかし日本シリーズでは、まさかの4連敗。チームの浮沈の鍵を握っていたのは、いつも四番打者・金本知憲(37)だ。金本は、昨年8月、日本記録となる701試合連続フルイニング出場を達成し、今シーズン終了時点では、世界記録まであと8試合に迫った。連続試合出場よりも困難といわれるフルイニング出場を6年間も続ける秘密は何か?それは、365日ほとんど休まずに続ける、鍛錬と肉体管理にある。綿密に計算された筋肉トレーニング、徹底した節制の上にできあがった金本の肉体の年齢は25歳といわれる。
 ストイックなまでの鍛錬と節制の背景には、プロ入団当時、やせて体力がなく2軍暮らしが続き、首脳陣から「いくらでも代わりがいる選手」と言われた屈辱がある。現在、骨折していても打席に立ち、守備に着く金本は周囲から敬意を込めて「アニキ」と呼ばれるようになった。そのプロ魂は、ファンだけでなく、同僚選手たちの心もつかみ、阪神というチームを変えた。過酷な死のロード、白熱する優勝争い、そして日本シリーズ。2005年のシーズン、緊張の日々の連続に金本知憲はいかに立ち向かったのか?驚異の肉体の秘密と不屈のプロ意識を探る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-11-10(2005-11-04の再放送)
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●にんげんドキュメント 「わたしの一品 召しあがれ」 〜全国料理コンクールに挑む高校生〜

三重県多気町の山里に、全国各地で開かれる料理コンクールで常に上位入賞を果たす高校がある。県立相可(おうか)高校。その食物調理科の1年生から3年生まで60人が最大の目標にしているのが、10月下旬に行われる全漁連主催の“シーフード料理コンクール”だ。全国の調理師専門学校や栄養短期大学の学生など1000人が参加し、その腕前を一流の料理人たちが審査する。高校生が参加できる日本最大のコンクールだ。昨年度、相可高校は学生部門に3名を送り出し、本選で1位から3位までを独占した。今年も上位独占を狙う。
 生徒たちは、9月5日の予選審査に向けて、夏休みを返上して新作料理に取り組む。そして選ばれた者が全国大会に向けて、納得のいく料理へと仕上げていく。相可高校が毎年、好成績を上げる秘けつは、“料理を食べてもらう相手のことを考える”ことを徹底して教え込まれるからだ。今年のコンクールのテーマは、「手軽に作れるお魚料理」。どんな人にも作れ、美味しい料理とは・・・。
 料理を通して、相手のことを考える“もてなしの心”に気づき成長していく高校生たちの姿を追う。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-11-18 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●にんげんドキュメント 「男40歳 ダッシュにかける」 〜トリノ五輪・氷上の弾丸レース〜

トリノ五輪のソリ競技・スケルトンへの出場を目指す越和宏さん40歳。13年前、まだ日本には競技者がいなかったスケルトンを始め、独学でコーナーリングの技術を磨き、35歳で初めて世界の頂点に立った。しかしメダルが期待されたソルトレーク五輪では8位。築き上げてきた第一人者のプライドを失った。スタートダッシュの差が決定的だった。
 それから3年。海外の強豪だけでなく、国内の若手選手にも追い越されそうになっている越さん。五輪の敗因となったスタートダッシュの強化にかけている。慣れ親しんだ両手でソリを押すフォームから、片手で押すフォームへ。
 今年春から越さんはトレーナーを申し出てくれた元競輪選手と二人三脚で、フォームの改良に取り組んできた。海外の最速選手のフォームを参考に、これまでと全く違った走り方を身につけようとしている。
 しかし秋のシーズンインを前にした練習で目指す成果は得られず、不安を残したまま臨んだ海外合宿。そこで一つの光明を見いだした。スタートダッシュで念願の5秒を切ることが出来たのだ。
 氷上の弾丸レースと言われるスケルトンで、トリノのメダルを目指す40歳。何度も限界にぶつかりながらも決してあきらめず、夢を追う姿をみつめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-11-25 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0231





●にんげんドキュメント 「僕らの子馬物語」 〜北海道 日高〜

日本最大の馬産地、北海道日高地方の静内(しずない)農業高校は、日本で唯一サラブレッドの種付けから育成までを教える高校だ。今年2月には同校産の馬が中央競馬で勝ち、「高校生が育てた馬が勝った」と大きな話題を呼んだ。
 4月、この勝った馬の妹にあたるサラブレッド“桜可憐(サクラカレン)”が生まれた。育成にあたるのは、2年生の岡本諒介君(17歳)ら4人の高校生たち。サラブレッドを育てるのはもちろん初めてだ。繊細でケガをしやすく、育てることは生産農家でも難しい。彼らは学校の寮に寝泊まりして、毎朝6時から、厩舎の掃除、えさやり、放牧、そして、授業の後も馬の世話が続く。子馬は育て方一つで体格から性格まで変わると言われ、緊張の連続だ。
 4人の高校生たちは、不器用だったり、引っ込み思案だったりという子供たちだ。しかし、人一倍馬が好きで「何とか自分の育てる子馬を競争馬にしたい」と思っている。そして、子馬を育てることを通して、いい加減な自分を変えたい、自信のあるたくましい人間になりたいとそれぞれが願っている。育てた馬が競走馬となるためには、まず、馬主に買ってもらうことが第一歩。4人は地元で行われる競りに向けて、人に従う馬になるよう訓練を重ねていく。
 挫折の日々。そして、競りへ。高校生たちが一頭のサラブレッドを育てる半年間を取材し、馬に青春をかける若者たちのひたむきな気持ちを見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-12-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0336





●にんげんドキュメント 「仲代達矢 いま挑戦の秋」

舞台と映画、ふたつの世界で半世紀役者を続けてきた仲代達矢さん、72歳。 
 9年前、妻の恭子(やすこ)さんをガンで亡くした。人生と仕事のパートナーを喪った悲しみは深く、遺骨は未だに自宅の和室に置かれている。そんな仲代さんが、老いを迎えた今、新しい舞台に挑戦しようとしている。
 演目は『ドライビング・ミス・デイジー』。アメリカ南部で誰にも頼らずひとり暮らしをする頑固なユダヤ人女性・デイジーと彼女を優しく見守る黒人運転手・ホークの二人が年老いてゆく25年間の交流を描いた名作だ。仲代さんは、老いと孤独という、自分自身にとって最も身近なテーマを取り上げたこの芝居を、人生の新しいステージへの出発に選んだ。仲代さんが演じるのは黒人運転手・ホーク。デイジー役は仲代さんと同世代で劇団民藝の看板女優・奈良岡朋子さんが演じる。番組では、一人暮らしの日常から大量の台詞にかつてないほど苦しむ劇団民藝での稽古、自宅の寝室の壁に貼り付けた台詞を暗闇のなかで覚える鬼気迫る稽古、そして石川県・能登演劇堂での初日まで、仲代さんの40日に密着。老いてなお、新しい自分と向き合うその摸索を描く。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 45min 2005-12-09 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0682










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