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●NHK SPECIAL 「食べて治す」 〜患者を支える栄養サポートチーム〜

今、病院の「食」が変わりつつある。入院患者の栄養状態を改善すると治療の効果が高まり、回復が目に見えて早ま
ることがわかってきたためだ。治療だけに目を奪われていると意外におろそかになってしまう栄養管理が改めて見直
されているのだ。この点に注目した新しいシステム「栄養サポートチーム」を立ち上げる病院が増えている。医師・
看護師・薬剤師・栄養士などからなるチームが、患者に最適な栄養を最適な方法で補給する。一人一人の栄養状態を
詳しく調べて個別に対応することは、手間がかかるが重要なポイントだ。
 食べることができない患者には点滴を使う場合もあるが、一日も早く点滴をやめて「口から食べる」ことをめざす
。口から胃、そして腸へと食べた物が送られることによって体の免疫機能が刺激され、院内感染を防ぐことにも役立
つからだ。この取り組みにより、ある病院では、患者の平均在院日数が3週間から2週間に減り、院内感染が半分に
減った。現在、全国で280以上の病院がこのシステムを導入、200以上の病院が導入を検討しているという。健
康の原点「食」を見直すことで変わりつつある医療の現場を追う。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK総合 53min 2005-01-09 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)






●NHK SPECIAL 震災10年「いのち守るために」キャンペーン

シリーズ阪神・淡路大震災10年-(1)
「焼け跡のまちは、いま」 〜鷹取商店街 再生の記録〜

神戸市長田区の鷹取東地区。かつては、長屋が軒を連ね、子どもやお年寄りの笑い声が響く町だった。阪神・淡路大
震災は、この町の97パーセントを焼き尽くし、犠牲者は100人近くにのぼった。NHKは、被災した町とその復
興を記録してきた。人々の絆を頼りに、さまざまな苦難と戦い続けてきた町の人たちの姿である。
そして、10年。

▼父親を失った息子は町の人たちに見守られながら20歳になった。
▼夫を失くした60歳の女性は、町の人が集う場所をつくろうとおでん屋を始めた。この秋、新潟県中越地震の被災
地で、初めてのボランティア活動に取り組んだ。
▼自転車屋を営む町内会長は、人情味あふれる町を取り戻したいと、地蔵盆、餅つきなど、昔ながらの行事に力を尽
くしている。

 「大地震で被災するということ」…その重い現実と向き合い、支え合って生きてきた町の人たち。鷹取商店街の1
0年の歩みと今の姿を、町の絆を通して描く。

−−−−−−−−−−
6433人の命が失われた阪神・淡路大震災。その瞬間から、NHKは、被災地とそこに生きる人々の姿を伝え続け
てきました。10年間に蓄積された映像は、VTRにしておよそ10万本。愛する「家族」、思い出の詰まった「住
まい」、そして生まれ育った「まち」…。膨大な映像には、かけがえのないものを奪い取った「震災の実像」と、悲
しみや苦しみと対峙し、それを乗り越えようとする人々の姿が刻み込まれています。震災から10年。震災を体験し
た人々のその後の歳月を取材することで、震災の教訓と課題を浮き彫りにしていくドキュメンタリーです。

(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK総合 55min 2005-01-15 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo






●NHK SPECIAL 震災10年「いのち守るために」キャンペーン

シリーズ阪神・淡路大震災10年-(2)
「マンション再建 住民の選択」

町並みの整備が進み、賑わいが戻った神戸の町に、震災で傷ついた姿のままの分譲マンションが残されている。「建
て替え」か「補修」か。「自分たちの住まい」の再建を巡る話し合いが、10年が過ぎた今も続いている。
 神戸市兵庫区にある90戸のマンションもそのひとつだ。

▼二度とあの恐怖を味わいたくないと、耐震性を高めたマンションへの建替えを希望する男性。
▼資金負担をできるだけ少なくしたいと、補修を希望する年金暮らしのお年寄り。
▼震災で亡くなった夫との思い出の詰まった我が家に、一刻も早く戻りたいと願う85歳の女性…。

 それぞれの「事情」を抱えた住民たちの合意形成は進まない。「自分の家なのに自分だけでは何も決められない」
というマンション住民の現実。全国でマンションに暮らす人は1000万を超えている。
 番組では、合意形成を目指し奔走する管理組合の若き理事長と建て替え・補修両派の住民が直面した現実と、それ
を乗り越えようする苦難の日々を追う。
(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK総合 55min 2005-01-16 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo






●NHK SPECIAL 震災10年「いのち守るために」キャンペーン

シリーズ阪神・淡路大震災10年-(3)
「家族・いのち受けついで」

阪神・淡路大震災が奪った最も大切なもの。それは、かけがえのない家族の命だった。
 この10年、残された家族は、親、夫や妻、そして子供が生きていた証やその思い出を胸に、その後の人生を歩ん
できた。

▼17才で母親を亡くした3人兄妹の長男。母の死を受け入れることが出来ない中で、「強く生きろ」と励ます父親
の声に悩み続けた日々だった。
▼妻を亡くした男性。子供の母親代わりを務められないことに悩み、苦しみ続けてきた。しかし、10年が過ぎては
じめて、娘が父の背中をきちんと見て育ってきたことを知る。
▼息子夫婦を亡くし、孫を我が子として育てている祖父母。自らも年を重ね、生後7か月だった孫は10歳となり、
これから震災の事実と向き合っていく。

 NHKは、こうした遺族の人たちを継続的に取材してきた。3000人の遺族に対して実施したアンケート結果も
交えて、大地震という一瞬の出来事によって大きな変化を余儀なくされた、「家族」10年の歩みを伝えていく。
(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK総合 55min 2005-01-17 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo






●NHK SPECIAL 「球団創設」 〜楽天・プロ野球経営の舞台裏〜

プロ野球に、50年ぶりの新規参入を果たした楽天。NHKは去年10月、参入が決まる前から、楽天がゼロから球
団を立ち上げていく過程を独占取材してきた。三木谷浩史社長が率いる楽天は、「健全経営を実現する」、「強いチ
ームを作る」という二つの目標を掲げて、球団創設に乗り出した。
 赤字体質が染みついたパリーグで黒字化を実現するため、売り上げを徹底的に伸ばす施策やコスト削減の手法を生
み出し、三木谷社長がひとつひとつトップダウンで決断を下していく。選手を集めるチーム編成では、球団経営に重
くのしかかる選手の年俸をギリギリまで抑え、22億円で選手を獲得する方針を打ち出した。
 しかし、獲得したい選手は次々と他球団に獲られ、苦しい日々が続いた。「少ない予算で強いチームを作る」とい
う命題の達成は容易な作業ではなかった。
 プロ野球界のあり方が大きく問われる今、これまでのプロ野球経営を真っ向から否定し動き始めた楽天。その舞台
裏を密着取材したドキュメンタリーである。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 55min 2005-03-21(2005-02-19の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0397





●NHK SPECIAL 「インド洋大津波」 〜映像で迫るその全貌〜

死者・行方不明者あわせて30万人近い犠牲者を出し、未曾有の大災害となった「インド洋大津波」。
 津波は時速700キロ以上の速さで、インド洋全域を襲い、すさまじい破壊力を見せつけた。この巨大津波をビデ
オカメラで記録した人々が存在する。津波がこれほどまで多くの人々によって記録された例はない。命の危険にさら
されながら、記録した津波映像の数々。
 映像は、海面が盛り上がり襲いかかる段波、矢を射るような速さで上陸する射流など津波の恐ろしさをなまなまし
く伝えている。どのような条件のもとで、巨大津波は発生したのか。水流実験で明らかにするとともに、専門家の現
地調査、各地で収集した映像と目撃者の証言から、その破壊力を徹底検証する。
 巨大津波はなぜ起きたのか、そしてなぜこれほど多くの犠牲者を出したのか、その全貌に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>??
NHK総合 53min 2005-02-27 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●NHK SPECIAL 「13億人の欲望をつかめ」 〜中国コンビニ戦争〜

中国市場を制する者が、世界を制す。「世界の工場」に加え「世界の市場」という新しい顔を持ち始めた中国で、い
ま、かつてない大実験が始まっている。舞台はコンビニがひしめく上海。台湾勢や日本勢が一気に攻略を狙い、中国
の国有コンビニがそれを迎え打つ。移り気な市民相手の終わりなき商品開発や他店に対する偵察合戦、相手を出し抜
く出店競争が激しさを増し、中国が経験したことのない小売り戦争が繰り広げられている。
 「世界の市場」を目指す中国が、人口1700万の上海を実験台に、コンビニの普及に力を入れ始めたのは9年前
。配給制の名残も見られた時代だった。その後「好徳」や「可的」といった中国企業が飛躍的に店舗を増やし、今や
4000店が売り上げを競うコンビニ激戦都市になった。そこへWTO加盟3年で、去年から外国資本による小売り
業の進出が自由化され、「ローソン」や「ファミリーマート」のブランドを掲げた台湾勢や日本勢が本格参入したこ
とから激戦の火ぶたが切って落とされた。
 外資勢は、客の流れをつかんだ巧妙な出店作戦や店舗の買収を展開。さらに徹底したマーケティングで上海市民が
飛びつくような新商品を次々と開発し、中国人の食文化まで変えようという戦略に打って出た。「おでん」や「パン
・コーヒー」に続いて、消費をリードする戦略商品が「弁当」だ。朝食は自宅、昼は露店や会社の食堂と決まってい
た上海人の間でも急速に普及し、「便当」という中国語が生まれるほどの大ヒット商品となりつつある。これに対し
、上海最大のコンビニ「好徳」の沈副総経理は堂々と迎え撃つ構えだ。一時的に劣勢に追い込まれているものの、中
国人独特の行動様式を強みに、卵や米といった生活必需品を前面に押し出して一歩も引かない。上海での小売り戦争
を戦いながら着実に地方へと出店を伸ばそうとしている。
 これまでのように一部の成功者だけでなく、全ての中国人を巻き込むことになるコンビニ消費戦争の結末はどうな
るのか。急速な消費の変化は中国人をどのように変えるのか。上海で繰り広げられるコンビニ戦争を密着取材、猛ス
ピードで変化を遂げる中国人社会の行方を追う。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体にごく軽いノイズあり>
NHK総合 52min 2005-03-05 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0705





●NHK SPECIAL 「中絶胎児利用の衝撃」

アメリカ・ケンタッキー州に住むエリザベス・ブライアントさんは、遺伝性の難病でほぼ全盲の状態だった。そのブ
ライアントさんの目が突然見えるようになったのは、2年前に受けたある移植手術だった。移植されたのは、胎児の
細胞だった。
 今、最先端医療を担うバイオテクノロジーの世界で、胎児細胞に大きな注目が集まっている。分裂能力が旺盛で、
神経や筋肉などさまざまな組織に分化する「幹細胞」が数多く含まれており、これを移植すれば、患者の損傷した組
織を再生できるのである。
 胎児細胞研究が最も進んでいるのが、アメリカである。カリフォルニアのバイオ企業では、胎児細胞から神経細胞
を作り出し、パーキンソン病など脳に疾患のある患者の脳に移植する研究を進めている。また中国では、すでに脊髄
損傷患者などに大量の胎児細胞を移植する手術が行われており、日本、アメリカなどから数多くの患者が中国に渡っ
ている。
日本でも厚生労働省は、死産や中絶された胎児組織の利用に関して専門委員会で議論をしているが、命の尊厳をめぐ
って議論は続き、結論はまだ出ていない。
 夢の治療の実現か、命の尊厳か。最先端の現場を日本、アメリカ、中国に追い、胎児利用が医療と社会に与える衝
撃を見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-04-11(2005-04-09の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0151





●NHK SPECIAL シリーズ [明治] >>>>>ファイルが見つからない

第三集 「税制改革、官と民の攻防」

明治のはじめ、政府は、抜本的な税制改革に着手する。改革にあたって起草された幻の文書がたどる数奇な運命を追
い、官と民の攻防を描くことで、制度の改革はどう行われるべきかを問い直す。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK総合 52min 2005-05-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo




●NHK SPECIAL シリーズ [明治]

第四集 「国のありかたをどう決めるか」

 「万機公論に決すべし」という宣言で幕を開けた明治時代。「これからは誰もが政治に意見を述べられる」という
趣旨に基づいて設けられた建白書の制度は、津々浦々に空前の反響を呼んだ。
 民草の一人一人が記したおびただしい数の建白書のうち、現存するものの数はおよそ3000通。教育普及の提案
から産業振興の方策まで、その内容は多岐に渡り、実際に政策としてとりあげられたものも数多い。明治のはじめは
、政治というものが、こんにち想像するよりも国民の身近に存在していた時代だったのだ。
 建白書のなかには、やがて、議会や憲法を提案するものが現れるようになる。百数十年前、すでに、日本人は、民
主主義を反映した国のありかたを自らの手で提起していたのである。
 新しい国家の建設に際して提出されたさまざまなアイデアは、どのようなものだったのか。福沢諭吉をはじめとす
る人びとは、この国のありかたをどう考えていたのか。
 建白書をもとに明治の人びとが抱いた民主主義の夢と理想を描き、現代へのヒントを探る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-05-21 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo






●NHK SPECIAL 「待ったなし プロ野球改革」 〜論戦“TVオーナー会議”〜

「改革元年」となる今シーズン、プロ野球は開幕早々、厳しい数字を突きつけられた。巨人戦の視聴率―4月1日、
ナイター開幕戦としては過去最低となる13.5%を記録。さらに、7日には8.8%と僅か6戦目にして二桁を切
ってしまう。この日、観客数も1万3千人足らずに留まった。
 一方、新球団・楽天は、地元・仙台で1万5千人以上の観客を集めるなど健闘している。しかし、26失点という
記録的大敗を喫するなど、戦力に不安を抱える新球団が人気をどこまで持続できるかは予断を許さない。
 そして、毎シーズン球界全体で100億円以上の赤字を生み出す構造的な問題、いつどこの球団が消滅しても不思
議ではないという状況も変わっていない。
 果たして、プロ野球界は人気低迷に歯止めをかけ再生への道筋を付けることができるのか。開幕から1か月、観客
数の増加や視聴率の向上などに取り組む改革の現場を徹底取材。更に、球界の最高意思決定機関「オーナー会議」で
異なる立場を取る、巨人・滝鼻卓雄氏、オリックス・宮内義彦氏、ソフトバンク・孫正義氏、3人のオーナーに改革
の理念を質し、プロ野球再生の条件を探る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK総合 58min 2005-05-04 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0788





●NHK SPECIAL 「トラック・列島3万キロ」 〜時間を追う男たち〜

放送文化基金賞 テレビドキュメンタリー番組賞

日本経済の“血液”として、物流の9割を担ってきたトラック業界。いま時代の大きな変化の波にさらされている。
「時間指定」や「産地直送」など、企業や消費者から“より早く”“より安く”を求められる一方、相次ぐ事故の影
響により、大型トラックに対しては時速90kmのスピード制限装置着用が義務づけられた。「スピード」と「安全
」のはざまで、大型トラックのドライバーたちは、葛藤を続けている。睡眠時間をぎりぎりまで削り、到着時間を“
追う”男たち。故郷を一か月近くも離れ、全国各地を転々とする男たち・・・。
 撮影チームは3月、トラック業界の現場を見つめるため、神奈川県にある長距離ドライバーのための休息施設“ト
ラックの港”で取材を開始した。そして、そこで54歳の一人の長距離ドライバーと出会い、トラックに同乗して取
材の旅へと出た。旅からかいま見えてきたのは、スピードや効率を求める一方で、大切なものを失い続ける現代の姿
だった。これは、日本列島3万kmを走りながら見つめた、現代の“トラック野郎”たちの記録である。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>??
NHK総合 50min 2005-06-11(2004-07-18の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●NHK SPECIAL 「生きるために声をあげる」 〜中国・エイズウィルス感染者たちの挑戦〜

今、中国でHIV(エイズウィルス)の感染爆発が起こっている。推計では感染者は84万人、しかし5年後には1千万人
を超え、世界第2位になると予測されている。主な原因は、「麻薬注射器の使い回し」と「売血」である。売血によ
る感染とは、採血所のずさんな処理によって、HIV感染者の血液が、売血をした人びとの体内に混入してしまったの
である。中国政府は国家的課題として、エイズ対策に着手した。しかし一方で、急増する感染者への差別や偏見が、
深刻な社会問題となっている。そうした中、初めて感染者が実名を公表し、自らの体験を舞台で演じることで、差別
と偏見の撤廃を訴える試みが生まれた。売血から感染し、触れたものを全て焼かれたという農民。麻薬注射から感染
した都会の若者たちも、家族から家を追われ、職も失うという差別に苦しんでいる。彼らは社会で自立した生活を送
りたいという切なる思いから、感染者への差別撤廃を訴える舞台に立つことを決意した。
 番組では、公演までの感染者たちの葛藤、家族との和解、そして新たな差別の現実などを密着取材。海外メディア
として初めて中国のエイズの現実を伝えるとともに、生きるために声を上げた中国のHIV感染者と、家族、社会との
共生の在り方を問う。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-06-12 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0783





●NHK SPECIAL 「沖縄 よみがえる戦場」 〜読谷村民2500人が語る地上戦〜

太平洋戦争末期の沖縄戦では、3か月に及ぶ日米の激しい戦闘で20万人以上が犠牲となった。そのうち一般住民の
犠牲者は約10万人に及んだ。猛烈な地上戦は、沖縄の住民の4人に1人の命を奪っていったのだ。
 昭和20年4月1日、米軍が上陸した読谷村では、多数の住民が、地上戦の極限状態の中に最初に陥れられた。「
畳一畳に一発」といわれた激しい砲弾の雨、米軍の包囲が狭まる中での集団自決、原生林を逃げ惑う中での飢餓、味
方であるはずの日本軍から受けた虐待・・・。読谷村民の犠牲者は、3000人を超えた。そして、生き残った村民
たちは、家族、仲間が次々に命を落とした過酷な地上戦の実態について、戦後、長く口を閉ざしてきた。
 読谷村では、戦争に巻き込まれた村民の運命を後世に伝えるために、沖縄戦の体験者からの聞き取り調査を行い、
14年がかりで2500人に及ぶ証言を集め、去年2000ページの戦時記録にまとめた。
 60年前、地上戦の戦場という“逃げ場のない地獄”にさらされ、家族、住まい、ふるさと、すべてを奪われてい
った人々。読谷村の戦時記録に記された村民たちの証言をもとに、60年前の沖縄戦の実態を住民の視点で描き出す

(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-06-18 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->GP-737





●NHK SPECIAL 「“戦争”請負人」 〜イラク・民間軍事会社の実態〜

イラクで日本人・齋藤昭彦さんが武装組織の襲撃を受け、拘束された事件は私たちに大きな衝撃を与えた。齋藤さん
はイギリスの民間軍事会社の警備責任者として、治安の悪化するイラクに派遣され、米軍の支援を行っていた。
 事件をきっかけに改めて民間軍事会社の存在に関心が高まっている。イラクで活動するこうした会社の実態はほと
んど明らかにされていないが、現在、アメリカやイギリスを中心におよそ300社、2〜3万人に上るとされる。9
0年代以降、民間軍事会社は急速に増加、さらにイラク情勢の悪化が、彼らのビジネスの拡大につながり、今や10
兆円産業といわれるほどになっている。
 社員は、世界中から集まった元軍人たち。米軍とともに、要人の警護や物資輸送の警護、さらに米軍やイラクの治
安部隊の訓練や顧問まで引き受けるプロ集団である。治安の悪化から、正規兵の撤退が相次ぐイラクでは、危険な任
務を高額の報酬で請け負う、彼らの存在が欠かせないものになっている。そして今も連日、危険を覚悟でイラクに向
かう。番組では、こうした人々が、どのようにしてイラクに集まってくるのか、派遣される民間軍事会社の社員たち
に密着し、その現実を浮き彫りにする。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-06-26 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->GP-738





●NHK SPECIAL 「僕らは玉砕しなかった」 〜少年少女たちのサイパン戦〜

今年6月1日、サイパンに60代・70代の日本人約300人が集まり、慰霊祭を開いた。61年前、死闘と言われ
たサイパン戦を生き抜いた当時の子どもたちである。「玉砕の島」サイパンでは、4万4千人の日本軍はほぼ全員が
戦死。しかし島で暮らしていた民間人は1万人以上が捕虜となり生き残っていた。そしてその半分が20歳未満の少
年少女たちだったのだ。
 サイパンは大正時代に日本の統治領となり、豊富なサトウキビを原料とした製糖業が栄えた。東北や沖縄から移住
した多くの家族は幸せに暮らし、南洋の楽園と呼ばれていた。しかし太平洋戦争開戦後、サイパンは日米両軍にとっ
て戦局を左右する重要な地となる。そして昭和19年6月、米軍上陸。サイパンは初めて民間人を巻き込む地上戦の
舞台となった。
 「生きて虜囚の辱めを受けず」当時の日本人にとって捕虜になることは許されなかった。狭い島で逃げ場を失った
人々は、手榴弾で、そして“バンザイクリフ”からの飛び降りで、次々に自らの命を絶っていった。しかしその中で
、偶然に、そして必死に生き抜いた子どもたちが数多くいたのだ。軍人が、大人たちが死にゆく中、彼らは何を見、
何を感じたのか。
 戦後60年目にして初めて語られる証言を集め、“玉砕”の影に埋もれていた壮絶な生死のドラマを浮き彫りにす
る。
(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK総合 52min 2005-07-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->GP-759





●NHK SPECIAL 21世紀の潮流 「アフリカ ゼロ年」 <4回シリーズ>

アフリカは決して遠くない。貧困、テロ、内戦など、21世紀の不安定要素のすべてが今、アフリカに集約している
。超大国アメリカは、中東への戦略後にアフリカを見据え、7月イギリスで開かれる主要国首脳会議は、その最重要
課題に「アフリカ」を掲げた。豊かなものは、ますます豊かに。貧しいものは、さらに貧しく。グローバル化の負の
側面を、アフリカは一身に背負い込んで来た。多くの国で、人間の生存条件の基本となる、寿命、所得、医療などの
指標が、悪化の一途を辿り、貧困が内戦を生むマイナスのスパイラルは、アフリカが、「ゼロ」からのスタート地点
に立つことさえ許さない。今回のシリーズでは、アフリカの「負の連鎖」を断ち切る手立てはあるのか、という視点
から、21世紀初頭のアフリカを記録する。

第1回 「ジェノサイドを止めるのは誰か」 〜スーダン・ダルフール紛争〜

 「今世紀最悪の人権侵害」といわれるダルフールの虐殺。それは、なぜ起き、なぜ止められなかったのか。シリー
ズ第1回は、内戦に苛まれつづけるアフリカの象徴的な国・スーダンにスポットをあてる。
今年1月、20年続いたスーダンの内戦が終結。北部に拠点を持つ政府軍と南部の反政府勢力は、歴史的な和平合意
によって、共同で新しい政府をつくり、争いの種だった石油資源も共有することになった。スーダンは豊かさに向か
って、やっとゼロからのスタートを切ることができるはずだった。
 ところがその直後、ダルフールの虐殺は起きた。きっかけは、南北の和平合意に傍らで焦りを募らせた西部・ダル
フール地方の黒人住民たちが、平等な扱いをもとめて空港施設を攻撃した事だった。その直後から「虐殺」は始まっ
た。ジャンジャウイード(武器をもった馬にのる人という意味)と呼ばれる謎のアラブ系民兵が1000近いダルフ
ールの黒人部族の村を襲撃、家を焼き払い、殺戮を繰り返した。犠牲者はこれまで、7万を超えるといわれている。
 「大量虐殺」という事態に、国連など国際社会の対応が遅れるなかで、立ち上がったのがAU・アフリカ連合であ
る。平和を回復し、住民を保護するために、ナイジェリア・ルワンダ軍を中心に3,000人をダルフールに展開し
ている。果たして、アフリカの手でアフリカを救うことができるのか。94年、部族間の争いから80万の命が奪わ
れた「ルワンダの悲劇」から10年、私たちは何ができるのか、また、何をしてはならないのか。AU・アフリカ連
合、初めての平和維持活動を追いながら、考えていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-07-09 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->GP-746





●NHK SPECIAL 21世紀の潮流 「アフリカ ゼロ年」

第2回 「ナイジェリア石油争奪戦」 〜貧困をもたらすのは誰か〜

アフリカの多くの国が、原油、天然ガス、鉱物など豊かな地下資源をもちながら、貧困にあえいでいる。アフリカ最
大の産油国ナイジェリアは、莫大なオイルマネーを得ても国民の暮らしは豊かにならず、逆に300億ドルもの累積
債務を抱えてしまった。第2回は、なぜ豊かなはずの国が貧しさから抜け出せないのか、アフリカ貧困の構造をナイ
ジェリアで探る。
 ニジェール川河口のナイジェリア南部デルタ地帯で、去年から少数民族イジョ族の民兵が石油施設の占拠や原油略
奪を繰り返している。リーダーはアサリ・ドクボ。「石油は自分たちのものだ」と主張し、貧しい村人たちの熱狂的
な支持者を増やしている。その行動は世界の原油高騰の引き金にもなった。
 AU・アフリカ連合の議長を務めるアフリカ大陸有数のリーダー・ナイジェリア大統領オバサンジョ。アサリによ
る争乱を押さえこむ一方で、貧しさこそ紛争の根だと考え、貧困解消のための戦いを始めた。その作戦は、腐敗・汚
職の根絶によるオイルマネーの透明化。専門の政府捜査機関を立ち上げた。
 調査によれば、ナイジェリアがこれまで石油輸出で得た金額3000億ドルの大半が汚職で消えた。背景には、あ
らゆる手段で資源を入手しようとするアメリカ石油メジャーや多国籍企業の戦略がある。
 アサリとオバサンジョ。共に貧困脱却をめざしながら別な方向に向かう2人のリーダー。巨額の石油マネーが紛争
を呼び、紛争が貧困を、貧困が次の紛争を生んだ歴史の教訓を生かすことはできるか。
 今、ナイジェリア沖のギニア湾では、世界有数の海底油田が発見され、さらに海外企業が群がり集まる。21世紀
のアフリカは、欧米の資源戦略がすすむなかで、豊かな資源をアフリカ自身の豊かさに繋げることは出来るか。ナイ
ジェリアの苦闘を追う。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-07-23 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->GP-747





●NHK SPECIAL 21世紀の潮流 「アフリカ ゼロ年」

第3回 「子ども兵を生んだのは誰か」 〜モザンビーク・内戦の果てに〜

21世紀になっても、アフリカで相次ぐ内戦や地域紛争。その戦場では、子どもたちが銃をもち、最前線で闘うこと
を強いられている。子ども兵の多くは、武装組織によって誘拐され、麻薬と暴力によって支配される。誘拐がたやす
く、洗脳し易く、死ねば新たに補充すれば良い、いわば戦争の道具として扱われているのだ。
 アフリカの子ども兵を、世界が初めて知り、大きな問題としてクローズアップされたのは、モザンビーク内戦(1
977〜1992)だった。NHKは、1990年、当時8歳だったフラニスという名前の子ども兵を取材している

 今回、モザンビークを再訪してみると、そのフラニスは、去年、事故死していた。そして、フラニスは、23歳で
亡くなるまで、戦場の記憶に苦しみ続けていた事が分かってきた。子ども兵という過酷な体験は、その未来にも暗い
影を落とす事になる。
 なぜ「子ども兵」は生まれたのか。モザンビーク内戦の歴史的な背景をさぐっていくと、当時、アパルトヘイト体
制を維持しようとしていた隣国の南アフリカ、ローデシアの思惑や、東西の冷戦など、大きな構造が複雑に絡み合う
中で、子ども兵が生み出されてきたことが浮かび上がってくる。
 番組は、かつて子ども兵にされた者たちの声に耳を傾けながら、国際社会と子ども兵との関係、それを生み出した
責任について考えていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-07-26(2005-07-24の再放送)
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●NHK SPECIAL 21世紀の潮流 「アフリカ ゼロ年」

第4回 「40万人を死なせたのは誰か」 〜南アフリカ・エイズ薬と命の値段〜

10年前の画期的な治療薬の登場で、先進国では、すでに不治の病とは言えなくなったエイズ。一方、途上国では、
アフリカ・東南アジアを中心に患者数が激増し、世界一の南アフリカでは、年間およそ40万人が死亡している。
 病院の設備、医師、看護師の不足。さらにこの格差を決定づけているのが、新しいエイズ薬を使う際、多国籍の製
薬メーカーに支払わねばならない特許料、いわゆる知的所有権の問題である。エイズ薬の値段は当初より引き下げら
れているが、まだ途上国の人々にとっては高く、手が届かない。WTO(世界貿易機構)は、2000年、それまで
先進国を中心に合意していた知的所有権の保護を、一気に140か国以上に拡大した。そのため、南アフリカを含む
途上国では、自由貿易の恩恵を得ると同時に、先進国の製薬メーカーの薬を、成分や製法を真似て安く作ることが難
しくなったのである。また、アメリカは途上国に対し、二国間の貿易交渉の場で、知的所有権の保護の徹底を求める
ようになっている。
 南アは、530万人の患者を抱え、緊急に治療が必要な者だけでも50万と言われるが、薬が行き届いているのは
、5万人に過ぎない。南ア政府は、予算を組み、公立病院でのエイズ薬の無料配布などを実施し始めているが、状況
を大幅に改善するまでには至らない。
 こうした中、さらに深刻な事態が進行し始めた。グローバル化する世界にあって、英語圏に属する南アで、より良
い待遇を求めて、医師、看護師が海外へと流出し始めたのだ。また、南アでは、91年のアパルトヘイト廃止以降、
経済封鎖が解かれたが、ここ数年、中国などの安い外国製品が流入。国内の繊維産業、製造業が不振に陥っている。
失業率は、30%を超え、新たな貧困は、新たなエイズの病巣となっていく。
 番組では、自由貿易の拡大と同時に進む、知的所有権保護の世界的な流れの中で、救われることの難しくなってい
る貧しい人々の命を見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-07-31 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->GP-751





●NHK SPECIAL 「イルボンノレ“日本の歌”をうたう」 〜のど自慢 イン ソウル〜

日韓国交正常化40年を記念し、のど自慢10回目の海外公演が、先月26日、韓国・ソウルで開催された。600
を超える応募者のうち、実に8割近くを韓国の人たちが占めた。
 長年続いた日本文化の禁止により、人前で歌うことがはばかられてきたイルボンノレ(日本の歌)。大衆文化開放
が進んだ今、日本を知り、関心を持つ韓国人たちが、好きな歌を堂々と歌う舞台が整えられたのだ。
 植民地時代に青春を送り、「日本」が幼い日々の思い出の中に生き続ける76歳のおじいさん・・・。在日韓国人
との結婚を機に、突然「日本」との葛藤が始まった34歳の主婦・・・。歴史や政治は別物と割り切って、「日本」
の若者文化に憧れる21歳のOL・・・。
 しかし歴史認識などで日韓関係が悪化し、反日ムードが高まる中、彼らに向けられた世間の目は複雑だ。
イルボンノレを愛し、のど自慢への出演を決めた韓国の人々。その決断が引き起こす日常への波紋を通して「韓国人
にとっての今の日本」を伝える。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-08-01(2005-07-30の再放送)
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●NHK SPECIAL 「追跡 核の闇市場」 〜放置された巨大ネットワーク〜

イラン、リビア、北朝鮮に「核を売った」とパキスタンの核科学者カーン博士が告白したのは去年2月。IAEA・
国際原子力機関などの捜査で「核の闇市場」の驚くべき実態が徐々に明らかになろうとしている。
遠心分離器など核兵器製造のための高度技術を密かに提供する巨大な地下組織はどのようなものなのか。
 NHKは「核の闇市場」で取引されていたさまざまな部品の写真、捜査資料などを独自に入手。これらを手がかり
に十カ国以上に及ぶ取引ルートを追跡し、ネットワークの闇に迫る。また、カーン博士を30年近く監視してきた欧
米の捜査当局も取材。地下組織の存在を知 りながらもその活動を黙認してきた国際政治の舞台裏を浮き彫りにする

(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK総合 52min 2005-08-??(2005-08-08の再放送)
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●NHK SPECIAL −被爆60年企画− 「赤い背中」 〜原爆を背負い続けた60年〜

背中を真っ赤に焼かれ、うつ伏せで横たわる少年のカラー写真がある。原爆被害の悲惨さを物語る一枚として有名な
この記録写真を、長崎市に住む谷口稜曄(すみてる)さん(76歳)は名刺に印刷し、核廃絶を世界に訴え続けてい
る。写真の少年は60年前の谷口さん自身だ。
 16歳の夏、谷口さんは郵便配達中に原爆の熱線を浴び、背中を激しく焼かれた。1年9か月間、うつ伏せのまま
地獄の苦痛に耐える。奇跡的に生き残ったものの、未だに背中の傷は完治せず原因不明の肉塊が繰り返し出現する。
だが谷口さんにとってはキリキリ疼(うず)く背中の痛みこそ、平和を訴える原動力となってきた。
 その不屈の歩みを、妻・栄子さん(75歳)が支えている。二人は長崎の街を見下ろす山の中腹に小さな家を建て
、戦後を生きてきた。結婚、出産、子どもの成長、そして孫の誕生…。夫婦に訪れる喜びには常に、放射能への不安
が背中合わせのようにつきまとう。癒えることのない背中の痛みを抱えながら訴え続ける谷口さんの戦後を見つめる

(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK総合 52min 2005-08-00(2005-08-09の再放送)
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●NHK SPECIAL −終戦60年企画− 「そして日本は焦土となった」 〜都市爆撃の真実〜

炎に包まれる街、次々と焼け死ぬ人々・・。第二次世界大戦は空からの爆撃で、都市そのものが戦場となり、市民が
目標となる人類史上例のない凄惨な戦争となった。戦略爆撃による一般市民の犠牲者は日本、ドイツ、イギリス、中
国などを合せて百万人近くに達する。国際ルールで禁じられていた都市、および住民への攻撃が、なぜ実行されたの
か。日本の都市は、なぜことごとく焦土となったのか。戦後60年が過ぎた今、世界各地で、空爆の実態とそれに至
るプロセスを解明しようという動きがうねりとなり始めている。  番組は、機密解除された膨大な米英の空軍資料
をひもとき、日本をはじめ世界の爆撃を受けた地を訪ねて、爆撃の実態を検証。各国が互いに影響し合いながら都市
爆撃に傾斜していく過程を徹底追跡していく。日本への空爆は、当初、都市爆撃に否定的だったアメリカが激しい議
論の末に決定したものだった。そこでは、市民に恐怖を与え、戦争遂行の意図を失わせるという意図があった。テク
ノロジーの発展と相手の姿が見えない近代戦争のスタイルが、罪なき市民を死に追いやっていった戦争の悲劇を壮大
なスケールで描いていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 60min 2005-08-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo --->G (mpeg2)





●NHK SPECIAL 「学校再建」 〜附属池田小・教師たちの4年〜

4年前、大阪教育大学附属池田小学校で8人の幼い命が奪われた児童殺傷事件は、安全で安心という、学校の根幹を
大きく揺さぶった。なぜ子供たちを守れなかったのか、事件で傷ついた子供たちの心にどう向き合っていくのか、教
師たちはこの4年間、自らに問い続けてきた。事件が残した深い傷を乗り越え、子供たちが安心して学べる学校を取
り戻そうと模索を続ける教師たちの記録。
(text from NHK site)

ノイズなし [GP-1152]
NHK総合 52min 2005-08-27 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●NHK SPECIAL 「タクシードライバーは眠れない」 〜規制緩和・過酷な競争〜

「規制緩和」が思わぬ混乱を生み出したタクシー業界。2002年の改正道路運送法の施行で、「新規参入」「増車」「
価格」の3つの自由化が図られ、多様なサービスが生まれるはずだった。しかし現実には、激しい安売り戦争と供給
過剰が起き、運転手の給与が激減。暮らせなくなった運転手のなかには、繁華街で客引きをする者、家に帰らず空港
や駅に寝泊まりする「タクシー・ホームレス」まで現れた。こうした混乱が特に目立つ「規制緩和の実験場」と呼ば
れる大阪。運転手の平均年収は300万円を下回り、少しでも収入を上げようと必死だ。一方近畿運輸局は、運転手た
ちの長時間労働は何より乗客の安全を脅かす、として監査や是正を求める動きに出ている。番組では運転手、タクシ
ー会社・当局、3者3様の動きと思惑を追い、規制緩和をもたらした厳しい現実を見ていく。
(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK総合 52min 2005-09-17 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->GP-818





●NHK SPECIAL 「ひとり団地の一室で」

千葉県松戸市にある常盤平団地。3年前、その一室で死後3か月経った男性の遺体が見つかった。男性は当時50歳
。病気で職を失ったあと家族と別居し、一人で暮らしていた。
 いま、全国各地の団地では、誰にも看取られずに亡くなる、いわゆる"孤独死"が相次いでいる。常盤平団地でもこ
の3年間で21人が孤独死した。その半数が40代、50代そして60代前半までの比較的若い世代の男性だった。
社会や家族とのつながりを失った人たちが、老後を迎える前に、亡くなっているのだ。
 総世帯数5,300戸を抱える常盤平団地は、昭和35年、全国のニュータウンの先駆けとして誕生した。ダイニ
ングキッチンや洋式トイレなど、最新の設備を備えた団地は、当時"夢の住まい"として入居希望者が殺到した。
 しかし団地は変貌してしまった。高齢化が進み、住民は年々減少。単身での入居も認められるようになり、独り身
の男性などが、数多く移り住むようになった。
 長年支え合ってきた古くからの住民は、地域の絆を取り戻し、"孤独死"を防ぐために動き始めた。
番組では、団地に去年できた「孤独死予防センター」にカメラを据えて"孤独死"の実情を追い、団地に凝縮された日
本の現実を見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK総合 52min 2005-09-24 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo --->GP-835





●NHK SPECIAL 「原油高騰 世界市場で何が起きているのか」

2004年、原油価格が1バレル50ドルを突破、世界を震撼させた。投機マネーを動かしたヘッジファンド、OP
EC、オイルメジャーを取材し、異常な高騰はなぜ起きたのか、そしてその結果、市場で何が起きているのか、を徹
底追跡した。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 52min 2005-02-01(2005-01-30の再放送)
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●NHK SPECIAL 「巨大マネーが東京をねらう」 〜オフィスビル投資の舞台裏〜

バブル崩壊から10余年、日本の不動産が再び動き始めた。東京を舞台にオフィスビルの激しい争奪戦が勃発、都心
の一等地では物件価格が高騰し、次々と高値で取引されている。主役は外資系投資会社。世界中の投資家から集めた
巨額のマネーでビルを購入し、物件の価値を高め、数年のうちに売却し、その利益を投資家に配当する。不動産を株
や債券と同じように金融商品化した「不動産投資ファンド」と呼ばれるビジネスだ。既に10社以上が日本に進出、
軒並み高い利益を上げている。日本でいち早く不動産投資ビジネスを立ち上げたある外資系投資会社では千代田区、
港区などのオフィス街を中心に、200件以上のビルに投資。年間20%以上の利回りを上げている。過熱する不動
産市場に日本勢も相次いで参入、Jリート(不動産投資信託)など新たな市場が生まれたことで、低金利で行き場を
失った日本のマネーも大量に流れ込んでいる。不動産が生み出す収益がその価値を決めるようになったことで、これ
まで地価に依存してきた日本の不動産ビジネスは、大きな転換点を迎えようとしている。番組では、不動産投資ファ
ンドの東京を舞台にしたビル争奪戦を追うとともに、変貌する首都東京を見つめる。
(text from NHK site)

NHK総合 52min 2005-02-06 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0685





●NHK SPECIAL 「マンモスがよみがえる」 〜最新研究が明かす素顔〜

ロシアで、保存状態の良いマンモスの頭部や脚が発掘され、「愛・地球博」で展示される。マンモスの発掘から運搬
、絶滅をめぐる最先端の研究を糸口に、謎とロマンに満ちた知られざる巨大獣の素顔に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK総合 52min 2005-02-28(2005-02-26の再放送)
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●NHK SPECIAL 「“いのち”の対話」 〜妊娠中絶・医師2人の模索〜

厚生労働省研究班の調査で、16歳〜49歳の女性の6人に1人が妊娠中絶を経験、その内の7割が罪悪感を抱いた
り、自分を責めている事が明らかになった。こうした女性たちの心に、2人の医師が、対話を通して正面から向き合
う病院が埼玉県にある。
 院長の中山政美(まさよし)さんは、分娩室で「貴方が産んでくれた新しい命だ」と母親に声をかけ励ます。そし
て副院長の鮫島浩二さんは母親学級で、命の尊さを訴える自作の詩を読み聞かせる。2人の語り掛けに、女性達は涙
を浮かべ耳を傾ける。
 一方で、2人は辛い現実とも向き合う。年間80人を越える女性が中絶の相談に訪れるのだ。その日のうちに手術
を行う産婦人科も多い中、この病院では簡単に中絶をしない。まず鮫島さんが、胎児の将来を想って欲しいと語り掛
け、本当に産む事が出来ないのか何度も女性と考える。それでも中絶を選ぶ女性は中山さんと対話を行う。中山さん
は相手の男性も呼び何時間もかけて話し合わせる。迷ったまま中絶すれば、女性の心に深い傷を残す事になるからだ
。2人の医師との数週間の対話を通し、女性は胎児の命と自らの人生に深く思いを致し最終的な結論を出す。
“いのち”をめぐって女性たちの心と向き合う、2人の医師の格闘を見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-10-03(2005-10-01の再放送)
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> 2013-10-02 ダビング依頼時に、ファイルが壊れて再生不能であることを確認した。





●NHK SPECIAL 「棚田よ よみがえれ」

去年10月23日に起きた新潟県中越地震は、震源地・小千谷市の山間部に広がる棚田に壊滅的打撃を与えた。ここ
は、寒暖差が激しく水質が優れていることから、“日本一うまい米”と評される魚沼コシヒカリの中でも、最上級の
味を育んできた場所である。
 春、小千谷では、雪解けが進むにつれ、予想を超える棚田被害が明らかになった。農道・水路など、あらゆる農業
インフラが、一瞬の地震の揺れによってズタズタにされていた。しかし、先行き不透明な中、農家たちは収穫を目指
して歩み始めた。「何とか、米を作り続けたい。そして、この山里で暮らし続けたい」。大きな借金をして棚田の整
備に乗り出したり、力を合わせて農道の改修を行うなど、様々な格闘を経て田植えにたどり着いた。しかし、その後
も、地震に起因する被害が、農家の前に立ちはだかった。
 番組では、小千谷山間の棚田を舞台に、震災後初めての田植えから稲刈りまでを描く。行政による復旧や補償だけ
では癒すことのできない震災の傷痕に、米作りのプロが向き合い、ひたむきに格闘した1年の記録である。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-10-23 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G (mpeg2)





●NHK SPECIAL 「性犯罪 再犯をどう防ぐか」

去年11月起きた「奈良女児誘拐殺害事件」、逮捕された犯人は何度も性犯罪を繰り返していた。なぜ再犯を防ぐこ
とができなかったのか?番組では、奈良事件の犯人が再犯に至るまでの過程を本人や関係者の証言から克明に検証、
さらに刑務所での矯正教育の実態や保護観察制度の問題点を明らかにする。
 再犯を繰り返す性犯罪者自身、現役の保護司、刑務官の証言から、昔ながらの労役中心の刑務所での矯正教育、ボ
ランティア頼みの保護司など、日本の司法制度では再犯防止に効果が期待できないという実態が浮かび上がってくる
。一方、国も再犯防止へ向け制度の見直しを進めている。そのモデルの一つカナダでは司法制度を大転換、人権に配
慮しつつ、性犯罪者に対して心理の専門家が再犯のリスクがどの程度あるか?科学的に調べ、そのレベルに応じた教
育プログラムや処遇、監視を行うシステムを構築している。再犯を着実に減らしているその仕組みを現地に取材した

 被害が表面化しにくく、深刻でありながら公に議論されることが少なかった性犯罪。日本では性犯罪が5年で倍増
、何度も犯行を重ねるケースも多い。どうすれば再犯を防げるのか?多角的な取材を通して考えていく。
(text from NHK site)

ノイズなし [GP-1218]
NHK総合 52min 2005-11-06 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●NHK SPECIAL 「兵士たちの帰還」 〜イラク駐留 アメリカ州兵部隊〜

イラクへ駐留を続けるアメリカ軍。駐留が長引くなかで、各州の州兵も招集された。州兵たちの本来の任務は、災害
救助などである。月1回の訓練のほかは、普通の市民と同様に仕事を持ち、あるいは大学へ行き、日常を送っている
。彼らは、突然その生活を断ち切られ、家族とも別れて、1年間にわたって、イラクの最前線で任務にあたることに
なった。
 このなかに、アーカンソー州の小さな街、クラークスビルの人たちもいた。NHKでは、彼らが召集されてから以
降の動きを継続的に取材し、その模様を、「NHKスペシャル/イラク駐留・アメリカ州兵部隊」で放送した(2004
年12月18日放送)。その彼らが、1年間の任務を終えて、故郷へ帰還することになった。兵士たちのなかには、基地
への攻撃で重傷を負った者もいた。帰還を直前にして、死亡した兵士もいた。州兵たちは、イラクで何を感じ、どう
いう思いで故郷に帰ってきたのか。帰還を待ち続けた家族たちはどんな気持ちで彼らを出迎えたのか。
 番組は、アーカンソーの州兵たちの帰還までを描く。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-11-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->GP-901





●NHK SPECIAL 「高倉健が出会った中国」

日本と中国。お互いが理解しあうために、何が必要かを模索する日々が続いている。そうした中で、俳優の高倉健が
中国を舞台にした1本の映画に挑んだ。監督は中国が世界に誇る巨匠、張 芸謀(チャン・イーモウ)。十数年前か
ら交流を続けてきた二人は、日中両国で失われつつある「絆」をテーマに映画を作ろうと、時間をかけてストーリー
を練り上げてきた。息子との確執に悩む日本人の漁師が、病に臥す息子の代わりに単身中国に渡り、そこで出会った
中国の人々との心の交流を通して、絆を見つめ直す物語。
 本物の出会いを求めて、チャン・イーモウはあえて中国側の役者にオーディションで選んだ素人を起用。日本人・
高倉健が中国の人々と出会い、絆を築いていく過程をよりリアルに記録するためである。
 撮影現場のドキュメント映像を軸に、俳優・高倉健が出会った中国で生きる人々の現実を描き、お互いの理解を深
めるために何が必要かを伝えていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-11-19 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->GP-905





●NHK SPECIAL 「脳梗塞からの“再生”」 〜免疫学者・多田富雄の闘い〜

国際的な免疫学者でエッセイや能の作者としても知られる東大名誉教授の多田富雄さん(71歳)は、4年前、脳梗
塞に倒れ、一夜にして右半身不随、声と食べる自由を失った。
華やかな学者人生が一転、他人の介護なしでは日常生活も送れない日々に一時は自殺まで考えながらも、多田さんは
科学者としての独自の目線で、病気をみつめ受容していく。例えば「リハビリは科学。創造的な営み」と今も週3回
熱心に通う。車イスで何処へでもでかけ、キーボードで電子音が出る機械で弟子をしかりとばし、大好きだった酒は
トロミをつけて味わう。触ったこともなかったパソコンを左手だけで操り、本も数冊出版、エッセイでは福祉の不備
をこき下ろす。そんな多田さんが今、最も力を入れているのが今年上演される原爆の能の制作。科学者としての世界
の核問題にかつてない危機感を覚えるからだ。しかし広島での公演を前に準備をすすめる多田さんを、今度はガンが
襲う…。
 脳梗塞で身体の自由を失い、さらに様々な困難に見舞われながらも多田さんは決して、歩き続けることをあきらめ
ない。「失いたくないのは生きている実感」という類いまれな老科学者の半年を追ったドキュメントである。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-12-04 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) ---GP-911





●NHK SPECIAL 「欺かれた“安全性”」 〜耐震強度偽装マンション〜

いま、建物の安全性に対する根本的な信頼が大きく揺らいでいる。先月、姉歯秀次元建築士が、耐震強度を偽装した
ことが発覚し、震度5強の地震で倒壊する恐れのあるマンションなどが次々と見つかっているのだ。 
 突然、住まいが危険だと通告された住民は、移転を迫られる一方で多額のローンを抱え、今後の生活に不安を抱え
ている。 
 偽装を生み出した問題の核心はどこにあるのか。国会でも参考人質疑と証人喚問が行われたが、当事者達は互いに
責任をなすりつけ合うだけで、真相解明には至っていない。 
どのように耐震強度の偽装は行われたのか。安全性を無視してまで推し進められた当事者たちのコスト削減とはどの
ようなものだったのか。建物の安全性をチェックするはずの検査機関はなぜ偽装を見過ごし続けたのか。
 番組では、姉歯氏や木村建設などへの独占インタビューに成功。当事者たちの証言から、問題の核心に迫る。
(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK総合 60min 2005-12-17 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●NHK SPECIAL 「自殺を減らしたい」 〜救命救急センター・精神科医の模索〜

7年連続、年間3万人を超えた自殺者。岩手県盛岡市にある岩手医科大学付属病院には、自殺を図った人が毎日のよ
うに運ばれてくる。人々は何に苦しみ、どんな状況で死に追い込まれていったのか。
 この病院では、自殺を図った患者が運ばれるとすぐ精神科医が駆けつける。「自殺を減らしたい」という熱意あふ
れる若手精神科医だ。医師は入院した患者に徹底して話を聞き、生きる意欲を取り戻すための治療を行っている。
 この病院の調査によると、自殺で死にかけた患者の半数近くがうつ病を患っていることがわかってきた。うつ病に
至る原因は実にさまざまだ。しかし、そこに共通するのは、家族や友人がいながら、苦しみを誰にも語らないまま絶
望に追いつめられていった孤独な姿だった。「だからこそ、一人一人の心の声に耳を傾け、すぐ隣にある解決策を示
すことで、自殺は減らすことができると考えています」と、医師たちは断言する。
 人々を自殺に追い込むものは何なのか。自殺はどうしたら減らせるのか。自ら命を絶とうとした人々、そして、彼
らに向き合う医師たちの姿を追った。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-12-18 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->GP-922






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●NHK SPECIAL 「新シルクロード 第1集|楼蘭 四千年の眠り」

シルクロードの夢とロマンをかきたてる象徴、天山南路と西域南道の分岐点に位置する大砂漠のなかの廃虚楼蘭(ろうらん)。この楼蘭の一角にある小河墓で、2004年から大規模な古代墓地の発掘が行われている。天山南路と西域南道の分岐点に位置し、5世紀にこつ然と消えるまで貿易立国で繁栄をおう歌していた楼蘭王国に先立ち、今から4000年前という太古の遺跡で、ミイラが数百体の規模で、数々の副葬品とともに出土することが期待されている。彼らこそタクラマカン砂漠に歴史上はじめて現れた人類となる。では彼らはどういう人種なのか。どこからやって来たのか。なぜ過酷な砂漠に住み着くことができたのか。最新研究成果からは、4000年前に既に東西文明の交流が行われていたこと、太古の環境は、周辺の40%が緑深き胡楊(こよう)の木々で覆われ、今の砂漠地帯にはタリム川の水が満ちていたことが予想される。東西文明が交流融合するシルクロードのれい明期を、4000年の眠りから覚めたミイラたちがいま初めて解き明かす。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>??
NHK総合 60min 2005-01-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo






●NHK SPECIAL 「新シルクロード 第2集|トルファン 灼熱の大画廊」

砂漠のなかのオアシス都市トルファンは交河故城や高昌故城など遺跡の宝庫として知られる。なかでも孫悟空の伝説で名高い火焔山のベゼクリク千仏洞は傑出している。ウイグル語で「絵のある所、美しく飾られた所」という名を持つ石窟寺院は、11世紀頃にウイグル族が描いた仏教美術の傑作「誓願図」で彩られていた。美しい仏たちの回廊があった第15号窟には、高さ・幅ともに2メートルを超す巨大な極彩色の仏が15枚描かれ、回廊を埋め尽くしていたという。しかし、20世紀初頭、この地で発掘競争を繰り広げたドイツのル・コック隊やイギリスのスタイン隊、日本の大谷探検隊など世界列強の探検家たちに剥ぎ取られ、壁画は海外に流出、回廊は無残な姿をさらす。番組では、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館をはじめ、ベルリン、ニューデリー、ソウルなどに散逸した壁画を21世紀のデジタル技術で再現。そこからは、当時のトルファンに築かれていた多民族多宗教の国家「西ウイグル王国」の豊かな姿や、壁画に込められた人々の祈りも浮かび上がってくる。千年の時を越えて、ベゼクリク千仏洞の幻の回廊が世界で初めてよみがえる。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>??
NHK総合 60min 2005-02-20 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●NHK SPECIAL 「新シルクロード 第3集|草原の道 風の民」

天山北路は草原の道とも呼ばれ、古来、騎馬遊牧民が、ここを舞台に広大なユーラシア大陸を縦横に駆け巡った。近年、重要な考古学の発見が相次いでいる。1997年にはカザフスタン国境付近から4〜6世紀のものと見られるひげをたくわえた遊牧民の風ぼうに似た黄金のマスクが発見された。同様の金製品は黒海北岸からカザフスタン、さらにはモンゴルまで草原の道に沿って広く出土している。この時代に草原の道の覇者であった烏孫(うそん)は、漢の武帝が西域工作のために派遣した張騫(ちょうけん)と友好を結び、彼に天馬を提供したことで知られる。人口数十万を誇る大勢力で、馬を交通手段として、現代の大圏航路にも似た最短距離でユーラシアをつなぐ「シルクロード特急」の役割を果たした。草原を長駆疾走し、ユーラシアを結びつけた騎馬遊牧民・風の民。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>??
NHK総合 60min 2005-03-20 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo




●NHK SPECIAL 「新シルクロード 第8集|カラホト 砂に消えた西夏」

作家井上靖の「敦煌」で知られる西夏(せいか)王国は、11世紀にシルクロードの覇者となる。その軍事と交易の拠点はエチナ川が流れ込む湖のほとりにあったカラホト、黒水城であった。独自の西夏文字を開発し、優れた仏教芸術を残したが、15世紀に西夏人はカラホトとともに、こつ然と砂漠の中に消滅してしまう。カラホトはなぜ滅んだのか。その謎を解明する国際共同研究が進んでいる。アルタイ山脈の大氷河でボーリング調査し、2000年にわたる気象状態などの変化を収集する。これをロシア探検隊コズロフがカラホトで発掘し、いまはエルミタージュ美術館に眠る膨大な西夏文書に書かれた土地利用の資料と付き合わせる。そこから見えてきたのは、14世紀末期に起きた、小氷期と呼ばれる不安定な寒冷期の出現である。この時期深刻な自然の猛威がカラホトを襲った可能性が高いことがわかったのだ。この事実は、カラホト消失の謎を解明する鍵となりうるのか。番組では、この最新の研究成果を追う。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 60min 2005-10-16 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo --->G (mpeg2)







●NHK SPECIAL 日本の群像 再起への20年|第7回 「モノづくり 職人たちの攻防」 〜日本vs中国〜

1990年代、円高は加速し1ドル百円を突破。世界を凌駕したニッポン製造業は、大手メーカーを中心に急ピッチ
で中国への工場移転を推し進めた。空洞化が進む中、戦後、中小の部品メーカーまで一丸となって築きあげてきた「
モノづくり大国」は揺らぎ始める。
 特にモノづくりの基盤を支えてきた金型産業は、受注減少、単価引き下げで一気に苦況に陥る。東京大田区など全
国の町工場街で3分の1が廃業に追い込まれる中、中国のローカルメーカーが、工場のハイテク化と、日本からの技
術指導を糧に、ライバルとして台頭してきたのである。
 しかし世界でも最高水準の日本の「職人技」は今も大きな武器である。東京大田区の老舗メーカーは、中国に工場
を進出させ闘う一方で、国内工場では職人社長が若い匠を育成、日本でしかできない難しい金型づくりに全力をあげ
ている。モノづくりにかける職人の熱意と誇りは生き残るのか。そしてグローバル競争に勝ち抜ける枠組みをどうつ
くっていくのか。大きな分岐点を迎えたニッポン製造業の現場で必死に生きる金型職人のドラマを見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 52min 2005-11-27 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●NHK SPECIAL 日本の群像 再起への20年|第8回 「トップを奪い返せ」 〜技術者たちの20年戦争〜

 「産業のコメ」と呼ばれ、エレクトロニクス分野の技術革新をリードしてきた半導体。80年代後半、日本メーカ
ーは記憶用半導体DRAMでアメリカを追い抜き、世界一の生産量を実現。中でも東芝は、長期戦略に基づいて技術
者と投資を集中させ、DRAM市場の50%を握るトップ企業になった。
 しかし、バブル崩壊が半導体の勢力地図を一変させる。資金繰りの悪化から日本の各メーカーはやむなく投資を削
減、その間にアジア勢が急激な成長を果たしたのである。その筆頭となったのが、現在、世界の電機業界に君臨する
韓国のサムスン電子だった。サムスンは、日本からの技術移転を進めるとともに、ばく大な投資をDRAMに注ぎ込
み、世界一の座に上り詰めていく。一方、失速した日本の半導体メーカーは大規模な再編を迫られ、東芝もDRAM
生産からの撤退を余儀なくされていった。
 どうしたら再び半導体王国に返り咲くことができるのか。東芝は今、携帯電話やデジタルカメラなど、デジタル情
報機器に欠かせない半導体・フラッシュメモリーで巻き返しを図っている。全社を挙げて今後3年間で半導体に50
00億円を超える投資を行うことを決定、先行するサムスンに対抗する計画を打ち出した。
 世界のトップを再び目指す技術者たちの努力を追いながら、ハイテク日本を復活させるために必要な戦略を探って
いく。
(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK総合 52min 2005-12-27(2005-12-25の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo







●同時3点ドキュメント 第3回 「ふたりの命」

シリーズ3回目は、臓器移植を待つ日米ふたりの赤ちゃんの命をめぐる物語である。
生後11か月の神達彩花(かんだつあやか)ちゃんは、生まれながら腸が機能しない難病に冒されていた。余命1か月と宣告された彩花ちゃんを救う手段は、内臓を丸ごと取り替える多内臓移植しかない。しかし日本では法律上子どもの臓器提供は禁じられており、両親は移植医療の先進国アメリカへ渡る決意をした。募金で1億円を超える費用を集め、12月上旬最後の望みをかけて、小児移植で最高の技術を誇るマイアミのジャクソン記念病院に向かった。
同じ時期、アメリカのジョージア州にも彩花ちゃんと同じ多内臓移植を待ち続ける赤ちゃんがいた。生まれながら「壊死性腸炎」という難病に冒されていた、1歳3か月のセーシャ・デイビスちゃんである。セーシャちゃんの余命も数か月、移植を受けるのも同じジャクソン記念病院だった。日米2人の赤ちゃんが同じ時期、同じ病院で、同じ多内臓移植を待っていたのである。
ドナーが現れたとき、その臓器を誰に移植するのかを決定するのが、臓器配分の決定機関、UNOS(United Network for Organ Sharing /全米臓器配分機関)である。完璧に公平性を期すために、人間の意志を排除し、コンピュータが患者の持ち点を計算、高い順番に臓器を割り当てていく。
番組では、2人の赤ちゃんとその運命を握るUNOSにカメラを据え、1分1秒を争う移植医療の時間との闘いを追う。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2006-05-01(2006-04-28の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●同時3点ドキュメント 第4回 「煙と金と沈む島」

地球を包むひとつの大気。今、世界がその大気をめぐって、まったく異なる立場から利害の綱引きを繰り広げている。地球温暖化の影響で、世界で初めて消滅すると危惧されている南太平洋の島、ツバル。2月下旬の大潮で、島は史上最大の浸水に襲われた。首都ではいたるところから海水が噴き出し、多くの家が床上浸水した。国が沈むという危機に直面するツバルは、最大の温暖化ガス排出国、アメリカを強く非難し続けてきた。そのアメリカは、温暖化ガスを規制する京都議定書から脱退しながらも、ガスを排出する権利を売買し、巨額の富を手にしている。ニューヨークのある巨大ブローカーは、650億円の資金をもとに、世界中の温暖化ガスを出す権利を買いあさり、EUや日本の企業に売りつけている。
一方、中国屈指の大工場地帯・重慶では、発展を求めて、温暖化ガスが次々と排出されている。労働者たちは、温暖化防止よりも豊かさを求める権利を主張する。地球温暖化に直面するツバル。豊かさを求めガスの排出を続ける中国。そして「儲け」という市場原理がなければ温暖化は阻止できないとするアメリカ。ツバルが浸水の危機にさらされた2月21日から3月1日までの9日間の3地点の同時進行の記録である。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2006-04-30 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo





●同時3点ドキュメント 第8回 「米中1万キロ・売れ筋商品を急送せよ」

製造業の主力がアジア、アフリカなどの途上国に移り、また中国、インドの急成長による資源需要の急増で、世界の貿易量が増え海上輸送量が激増している。今、船はどれだけ作っても足りない状態。石油タンカー、コンテナ船など船運賃は4年前の5倍にまで高騰した。秋は船の関係者が最もおびえる季節、クリスマスに備え積荷が増す一方で、台風、ハリケーンが頻発し、船に遅れが出てしまうのだ。番組では、世界からモノを買い集めるアメリカ最大の百貨店チェーン、スピードとコストを求める百貨店から要求に必死で応えようとする中国の工場、そして綱渡りのスケジュールで輸送を任された日本の海運会社にカメラを据え、ひとつの製品が太平洋を越え、消費者に届けられるまでのスリリングな時間との闘いを追う。
(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK総合 50min 2006-10-29 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo







 

 

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