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●NHK SPECIAL 「情報テクノロジーは命を救えるか」 〜阪神・淡路大震災の教訓は、いま〜

災害救助は、時間との闘いだ。がれきの下に埋もれた人は、刻一刻、弱っていく。被害の全貌をいち早く把握し、急を要する所から優先的に手をさしのべていかなければ、多くの命を救うことはできない。12年前の阪神・淡路大震災では、初動で有効な情報を集めることができなかった。こうした教訓を糧に、いま国や自治体では、最先端の「情報テクノロジー」の導入が進められている。被災地の状況をいち早く映像伝送できる最新鋭ヘリコプターの増強配備。24時間どんな天候でも撮影できる人工衛星の実用化。瞬時に被害を推定できるコンピュータ・システムの開発…。さらに、ハイテクだけでなく、住民パワーを活かした情報収集体制の構築も各地で始まっている。しかし、その一方で、新たな課題も浮かび上がってきている。テクノロジーを駆使して集まった膨大な情報に、担当者がいかに対応するかという問題だ。「情報の洪水」、あるいは「情報の氾濫」とも呼べる状況に対し、いかに混乱せず的確な判断を下せるか、情報を生かすも殺すも最後は人間次第、ヒューマンファクターにかかってくるのだ。情報テクノロジーの最先端を取材し、進化する技術をいかに人命救助に結びつけるか、その可能性と課題を検証する。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 54min 2007-01-17 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->D 0265





●NHK SPECIAL 「大化改新 隠された真相」 〜飛鳥発掘調査報告〜

645年に起きた古代史最大の事件「大化改新」。正史『日本書紀』は、天皇を脅かした蘇我入鹿を、中大兄皇子と中臣鎌足が滅ぼし、中央集権的な国家を目指す大改革が行われたと記している。しかし、入鹿の館跡をはじめとする飛鳥での発掘成果や、『日本書紀』の最新の分析から、通説とは異なる事実が浮かび上がってきた。大国・唐の脅威に備えた蘇我入鹿の実像を描き出しながら、大化改新の隠された真相に迫る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-02-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0037





●NHK SPECIAL 「インドの衝撃|第1回 わき上がる頭脳パワー」

IT産業を中心に急発展し続けるインド、その武器は大量輩出される優秀な人材です。「ゼロ」の概念を発見するなど数学に強い国民性に加え、独立後のインドは科学技術によって国家の振興を図ろうと超エリート教育のシステムを作り上げました。その象徴となっているのがIIT(インド工科大学)。「IITに落ちたらMIT(マサチューセッツ工科大学)に行く」と言われるほどの難関校で、論理的思考を徹底的に鍛える独自の教育から、ITエリートが量産されています。IITの卒業生の中には世界的なIT企業を起業し、航空機の設計から物流システム、様々なソフトウェアの開発など、ビジネスの世界を席巻する者も現れています。インドの優秀な人材がどのようにして生まれるのか?シリーズ初回は、急成長するインドのIT企業を支える「頭脳集団」と、その頭脳を生み出す教育現場を克明に取材します。優れた人材を量産する秘密を探るとともに、インドの頭脳が世界にもたらす衝撃を取材します。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 60min 2007-02-11(2007-01-28の再放送) 
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0279





●NHK SPECIAL 「インドの衝撃|第2回 11億の消費パワー」

第二回は地球最後の巨大市場とも呼ばれるインド市場に迫ります。インドでは今、「中間層」と呼ばれる旺盛な購買意欲を持つ人々が急増、その数は実に年間2千5百万人とも言われ、マレーシア1国分の消費パワーが毎年生まれる計算になります。消費の喜びに目覚め、大量の「もの」を買い始めた彼らが巻き起こす「消費革命」。伝統的な個人商店に変わってスーパーチェーンが急速に広がり始め、人々のライフスタイルも様変わりしています。将来性豊かな市場の争奪戦も激化、いち早く現地に適応した商品を開発し先行する韓国企業を、日本企業も追い上げようとしていますが苦戦を強いられています。猛烈な勢いで出店するスーパーチェーンの開発部隊、日韓企業の市場争奪戦に密着取材、インドの歴史始まって以来の「消費革命」の実態と、インド社会にもたらす影響を探ります。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 60min 2007-01-29 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0955





●NHK SPECIAL 「インドの衝撃|第3回 台頭する政治大国」

21世紀にはアメリカや中国と並ぶ大国になると言われるインド、独自性の強い外交政策で存在感を高めています。今年、アメリカとは核兵器の保有を事実上認めさせる核合意を結び、一方で国境を巡り対立してきた中国とは関係改善を進めるなど、大国を巧みに牽制する外交を展開しています。しかし政治大国として台頭する一方で、内政では課題も多く抱えています。経済改革の中、農村と都市の格差が拡大するなど矛盾が広がっています。経済の発展をどう農村に及ぼしていくのか?様々な農村対策が試みられています。インドは、真に豊かな大国となることができるのか?シリーズ最終回では、核を巡るアメリカとの駆け引きの舞台裏や農村対策の現場を取材、インドの外交と内政の課題を検証します。
(text from NHK site)

ノイズなし??>>ファイル未確認
NHK総合 60min 2007-01-30 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●NHK SPECIAL 「ドキドキ・ヒヤリで子どもは育つ」 〜遊具プロジェクトの挑戦〜

今、全国で急速に子どもの遊具の“撤去”が進んでいる。気がつくと、ガランとした何もない殺風景な公園が目立つ。一度事故が起きると、遊具はすぐに撤去されていく。「子どもから“遊び”を奪ってはならない。大事なのは、“遊び”の中で“危険”を回避するすべを学ばせることだ。」と専門家や市民たちの共同プロジェクトがスタートした。どうすればリスクを減らして、子どもたちの手に「遊び」を取り戻すことができるか、人間工学の研究者・医師・遊具メーカー・児童心理学者、そして市民がプロジェクトに参加し、遊具の改良に取り組む。
(1)子どもにはどんな体験が必要か、どこまでの危険なら許容できるか、市民たちの議論が始まった。
(2)どのようにして子どもは予想外の危険行動をとるのか、カメラで記録し、子どもの集団行動を分析する。
(3)それを元に、子どもの遊具を一から作り上げる。
(4)実験と改良を繰り返しながら、遊具と子どもの“遊び”を復活させていく。
番組は、こうした試みを軸に、子どもの成長に欠かせない“遊育”を考えていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-02-18 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0303





●NHK SPECIAL 「脳を鍛えて人生を再び」 〜福岡 高齢者たちの挑戦〜

福岡県大川市の社会福祉法人・永寿会で、お年寄りの脳機能が文章の音読や簡単な計算を毎日短時間続けることで回復するケースが報告され注目を集めている。脳科学者、川島隆太氏と共同した取り組みの結果である。東北大学・加齢医学研究所の川島隆太教授(47歳)は、脳のどの部分にどんな機能があるのかを調べる「脳機能イメージング研究」の日本における第一人者である。川島さんは、長年の研究の成果から、「脳の3割以上を占める「前頭前野」を活性化すれば高齢者のコミュニケーションや生活能力が改善する」という仮説をたて、全国数百の老人施設などで導入している。中でも、5年前に最も早くスタートしたのが永寿会である。現在までにのべ180人以上の高齢者が学習療法を行い、脳機能が改善し、自発性や他者とのコミュニケーションが回復するケースが数多く現われている。「永寿会」の5年間の成果と現在の取り組みを密着取材、学習療法の成果を分析する川島教授の実験・研究とあわせて、脳再生の可能性を探っていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-02-25 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0198





●NHK SPECIAL 「ともに悩み ともに闘う」 〜長野 ・ いじめ対策チーム〜

いじめによる自殺で我が子を失った父親が、いじめ撲滅のための取り組みを行っている。前島章良さん(52)。4年前、長野県の求めに応じて教育委員会に任期付き職員として入庁、“いじめ対策チーム”を作った。チームは教師や行政職など5人。彼らは電話を受けるとまず相談者宅に出向いて、いじめられている子どもや親の声をじっくり聞く。そして学校にも調査を行なう。いじめられている側と学校の言い分に耳を傾けながら、問題点を探り、協力して解決を目指す。さらに、子どもの頃いじめられたことのある体験者を講師として学校に派遣。いじめを受けた人が、自らの辛い体験を子どもたちに直接語ることで「いじめの恐ろしさ」を訴えかけ、いじめをやめるよう促していく。番組では、“いじめ対策チーム”の活動に密着。チームの働きかけがどのように学校の体質を変え、子供たちの心に変化をもたらすのか、その過程を追いながら、複雑化するいじめ問題の実態と解決へのヒントを探る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-03-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0410





●NHK SPECIAL 「介護の人材が逃げていく」

「超高齢社会」を支える介護の現場が深刻な人手不足に見舞われている。厚労省は今後10年間で介護職員を現在の100万人から150万人に増やす必要があると試算するが、きつい仕事に見合わない安い賃金が嫌われ、1年間で4人に1人が辞めていく。こうして高級有料老人ホームなど一部の大型施設を除き、多くの施設が人手不足から介護の質も保てない状態だ。
 番組では、世界一の高齢人口を抱える東京を舞台に、施設どうしの人材争奪戦、その裏で職員が次々と職場を去っていく現状、さらにその間隙を縫うように進出を窺うフィリピン人ヘルパー養成の様子などを取材。私たちの老後を支える介護の現場でいま何が起きているのか、描いていく。

★TOKYO介護ウォーズ 〜人材争奪戦の現場〜
★小規模グループホームの苦闘 〜人材流出の危機〜
★フィリピン人介護士がやって来る 〜急ピッチで進む人材育成〜

など
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-03-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0359





●NHK SPECIAL 「 “学校”って何ですか?」 第1部

いじめを苦にした子どもの自殺、学力低下、必修科目の未履修問題・・・様々な問題が噴出する中で、いま学校現場に厳しい目が向けられています。“教育再生”を掲げる安倍内閣は、「公教育は機能不全」に陥っているとして、様々な改革を行おうとしています。いま日本の教育に本当に必要なことは何なのでしょうか。子どもたちにとって、本当に“良い学校”とは、どんな学校なのでしょうか。本当に求められる“良い教師”とは、どんな教師なのでしょうか。そして親たちは、子どもたち自身は、何をすれば良いのでしょうか。NHKスペシャルでは、学校現場でいま何が起きているのか、ありのままの姿を見つめます。そして学校の果たすべき役割とは何なのか。その役割を果たすために何が必要なのか―学校って何ですか
そのことをもう一度、じっくり考えます。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 75min 2007-03-21 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0869





●NHK SPECIAL 「激流中国|富人と農民工」

個人資産300億円以上、巨万の富をたった一代で築き上げた会社社長。改革開放の波に乗って、不動産投資などで成功を収め、今も1回に何億もの金を株などの投資につぎ込む。富がさらなる富を生み、笑いが止まらない。かたや日雇い労働で手にする日当はわずか600円ほどの農民。家族を養うために農村から都会に出てきたものの、ようやく見つけることができた仕事は建設現場の厳しい肉体労働。毎日、自分が暮らしていくのが精一杯で、そこからはい上がることはできない。中国では、今、こうした光景は決して珍しくない。社会の中で格差が広がり、勝ち組と負け組の差が鮮明になっている。中国政府は、今、経済成長を最優先してきた結果、生まれた歪みの是正を最優先課題に位置づけ、「調和の取れた社会」「みなが豊かになる社会」建設をスローガンに掲げている。なぜ格差は拡大し続けるのか、貧しい人々がはい上がるのが困難な理由は何か。貧・富それぞれの現場に徹底的に密着し、中国政府が今、最大の課題とするこの問題に迫る。
(text from NHK site)

ノイズなし [GP-1265]
NHK総合 60min 2007-04-01 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●NHK SPECIAL 「激流中国|ある雑誌編集部 60日の攻防」

来年の北京オリンピックに向け、中国政府がこれまでの情報管理のあり方を見直し始めた。建国以来、国家の宣伝機関と位置づけられてきた中国の国内メディアの現場では、何をどこまで報道できるのかをめぐって、様々な議論がわき起こっている。今回、NHKはある雑誌編集部の内部の撮影を許され、2ヶ月にわたってその現場に密着した。時事問題を扱う雑誌では中国有数の発行部数を誇るこの雑誌社は、厳しいテーマにも果敢に切り込む姿勢で、大きな人気を集めている。そこでカメラが捉えたのは、報道内容の線引きをめぐって行われるせめぎ合いだった。中国ではタブーとされてきた困難な問題に挑もうとする若手記者や、農村に隠された驚愕の事実を取り上げようとするベテラン記者、報道姿勢を理由に袂を分かった敏腕記者。そして、こうした記者たちを取りまとめる立場の編集責任者。それぞれの葛藤を軸に物語は展開。どこまで報道できるか、を巡り、揺れ動く現場の姿をつぶさに追った。
(text from NHK site)

ノイズなし [GP-1266]
NHK総合 50min 2007-04-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C





●NHK SPECIAL 「激流中国|青島 老人ホーム物語」

一人っ子政策を続けてきた中国では、先進国を越えるスピードで高齢化が進んでいる。現在の高齢化率(中国の高齢者は60歳以上)は11%だが、これが2050年には4人に1人が60歳以上になるとみられる。今なお経済成長を続ける一方で、社会保障がまだ未整備なため、膨大に増加するお年寄りをどう養うかは大変深刻な課題になっている。そうした中、新たな受け皿として注目されているのが老人ホームである。しかし設備の整った施設に入るためには、高い入居費を支払わねばならない上、「子供が老いた親の面倒をみる」という伝統をずっと大事にしてきた中国では、老人ホームには入りたくないと考えている高齢者や入れたくない家族も少なくない。こうした中、高齢化率18%と中国でも上海に次いで高い青島市の老人ホームに初めてカメラが入った。現在、500人近くの高齢者がここに入居している。ホームは常に空き部屋待ちの状態。しかし入居している人々の事情はさまざまで、日本の事情とも大きく異なっている。中国の老人ホームに暮らすお年寄りたちの姿を通して、急激な高齢化に見舞われる中国社会の現実を描く。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-05-06 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0474





●NHK SPECIAL 「夕張 破綻が住民を直撃する」

去年6月、巨額の債務を抱え財政破綻した北海道夕張市。住民は、大きな不安を抱えたまま、厳しい冬を過ごした。
炭坑が斜陽を迎えた昭和50年代以降、夕張の雇用を支えてきた観光産業。施設の運営にあたってきた第3セクターは廃止され、そこで働いていた従業員は解雇された。夕張の有効求人倍率は、0.47。市内に仕事はなく、人々は、家族を養うために、故郷を捨てる決断を迫られた。
地域医療を担ってきた夕張市立総合病院。破綻によって、市が病院を運営することが出来なくなり、大幅に規模を縮小した上で、民間の診療所として再スタートすることになった。そのため、90人いた入院患者には退院が勧告され、「夕張で死にたい」と願う高齢者が病院を追われていった。
市の職員は半減、市民税の税率は法律の上限まで引き上げられ、下水道料金の値上げやゴミの有料化も導入される夕張市。「倒産することは有り得ない」と見られていた自治体が、実際に破綻することになった現在、夕張で起きていることは、日本全国どこにでも起こりうる悲劇だ。
秋から冬にかけて、厳しい現実と向き合う夕張の人々の姿を通して、「自治体崩壊」の現場を描く。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-05-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0719





●NHK SPECIAL 「存続か 廃止か」 〜岡山市・住民サービスをめぐる攻防〜

岡山市の借金は、バブル崩壊後、増加の一途をたどり、今や7000億円。市民一人あたり100万円近い借金がある計算だ。市では、このまま手をこまねいていては4年後に、北海道夕張市と同じ、財政再建団体に転落すると試算している。岡山市は去年、財政危機を回避するため、2100に及ぶ市の事業について、行政サービスの総点検を始めた。公募で選ばれた市民の意見も参考に、公共事業から教育、福祉に到るまで、一切の聖域を設けず、抜本的見直しを行う。初年度は、全事業の3割について、廃止や民営化を含めた見直しを完了させるのが目標だ。このプロジェクトを進める特命チーム、行政改革推進課と、事業の存続を主張する担当部局との間で繰り広げられるギリギリの攻防をドキュメントし、膨張する一方の行政サービスを見直すことがなぜ難しいのか、地方自治体が住民に提供すべきサービスとは何なのか、検証する。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-05-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->D 0226





●NHK SPECIAL 「激流中国|北京の水を確保せよ 〜しのびよる水危機〜」

中国の首都・北京。現在、最も大きな課題の一つが、水の確保だ。2008年オリンピック開催が決まって都市の発展が急速に進み、建設ラッシュ、洗車場の増加、街の緑化などにより、必要な水の量は圧倒的に増えた。ところが、主要なダムの貯水量は、ここ5年で、3分の1に減っているのだ。こうした中で、今、北京の水を確保するため、様々な対策が打ち出されている。今回は、北京市水務局の取締官の活動に密着した。取締官は、日々、水の浪費が目立つ建設現場や飲食店などを抜き打ち検査している。また、公共用水が盗まれる事件なども頻発しており、摘発に向かうこともたびたびだ。一方、上流の村では、北京に水を供給するため必死の取り組みが行われている。水不足解消の願いを込め、人工降雨ロケットも打ち上げられる。暮らしや産業の要とも言うべき、水の問題に迫る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-06-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0594





●NHK SPECIAL 「激流中国|民が官を訴える 〜土地をめぐる攻防〜」

中国で今年10月1日から施行される新たな法律「物権法」。国家と個人の私有財産を“平等に保護する”ことを規定したもので、社会主義のこの国において、画期的なものとされている。この法律によって、将来、個人の財産がこれまで以上に厚く保護されるようになると期待されている。こうした法律制定の背景には、中国政府が、今、全国各地で起きている土地収用や住宅の強制立ち退きを看過できなくなっている事情がある。急速な経済発展にともない、都市の再開発に拍車がかかる中、地方では開発業者と当局が一緒になって強引な土地の確保を進め、それが住民とのトラブルを引き起こし、大きな社会混乱につながるおそれがあるからだ。土地問題を専門に扱う弁護士事務所には、連日のように全国から相談客が訪れている。住民たちは弁護士の力を借りて、当局を相手に行政訴訟をおこし、自分たちの土地の権利を守ろうとするが、当局の強い反発や、費用の問題など様々な困難が立ちはだかる。番組では、ある地方の住民たちの動きに長期間密着、彼らが初めて法の力を使って、自分の土地や住宅の権利を守ろうとする過程を描くことで、変わる中国の今を浮き彫りにする。
(text from NHK site)

ごく軽い
NHK総合 50min 2007-09-09 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->F 0298





●NHK SPECIAL 「激流中国|チベット 聖地に富を求めて」

北京をはじめ中国の大都市とチベット自治区ラサを直結する「青海チベット鉄道」が開通して一年。“秘境”チベットは一気に身近になった。鉄道開通からわずか半年余りで、観光客数や収入は前年に比べ40%も急増。今年の訪問者数は自治区の人口を上回る300万に達すると見込まれる。ラサでは、ホテルの建設ラッシュが続き、鉄道ブームに沸いている。しかし、外からの資金や文化が大量に流入し、都会に憧れる若者が続出する中で、チベット文化をどう護っていくのか、という新たな課題も浮上している。番組では、チベット鉄道が大量の客を送り込む夏の観光シーズン、開業したばかりの豪華ホテルにカメラを据えた。四川省の巨大資本家、漢族のオーナーは、チベット文化を売り物に大量の観光客獲得に成功したやり手経営者。そこに地元チベットの若者たちが就職し、民族伝統芸能の演奏や踊りを披露したり、骨董品の買い付けを案内したりして働き始めている。敬虔な仏教信者の地域から出稼ぎにきた若者たちは、都会の文化や資本の論理に驚き、戸惑う毎日だ。夢の鉄道は、チベットにどんな変化をもたらすのか。巨大ホテルで繰り広げられる人間模様に密着し、変ぼうするチベットの今を描く。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-10-07 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0924





●NHK SPECIAL 「激流中国|密着 共産党地方幹部」

北京五輪を来年に控え、激動の渦にある中国の最前線の現場を毎月、ルポする激流中国。11月は、様々な課題と向き合う中国共産党・幹部たちに密着した。党員数7000万を越える世界最大の政党・中国共産党。5年に1度の最も重要な政治イベントである第17回党大会(中国共産党全国代表大会)が今月15日から開催される。そこでは胡錦濤総書記の後継者を占う中央委員などの選出が行われると同時に、党の新たな重要方針が示される。それは今、“社会矛盾や格差”を是正し、「調和社会」実現を目指す胡錦濤体制が全国の幹部に向けて掲げるスローガンとなる。番組では、このタイミングに、2人の地方の幹部に長期密着した。1人は経済発展から取り残されてきた東北地域の幹部。彼の仕事は倒産した国有企業の処理、そしてリストラされた大量の失業者たちの救済。地道な活動が日々続く。もう1人は経済発展を実現した、豊かな南部の幹部である。豊富な税収を元に、中国でも類い希な社会保障制度を導入、「調和社会」のモデルとして称えられ、今回の党大会にも招かれた。困難な課題にどう向き合うのか、2人の幹部の姿を通して、知られざる共産党の現実が浮かび上がる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-11-04 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->F 0708





●NHK SPECIAL 「激流中国|訴えられたカリスマ経営者 〜追跡・ブランド騒動〜」

“中国財界のスーパースター”と謳われたカリスマ経営者が、未曾有の国際紛争に直面した。中国一の飲料メーカー・ワハハの宗慶後会長が、合弁パートナーである外国企業から訴えられたのだ。「ワハハ」という商標の権利は合弁会社に限るという合意を破り、ワハハ側が商標を勝手に使っているというのだ。宗会長が一代で築き上げ、現在2万人の従業員を抱えるまでに成長を遂げた巨大企業ワハハ−そのブランドの価値が急騰し、ブランドの帰属が大問題となった。訴えに対しワハハの宗会長は「当時、国家の同意が得られなかったので、商標に関する合意は無効だ」として真っ向から反論している。紛争の背景には、外資が合弁を組んだ中国の老舗企業が次々と経営権を奪われ、中国のブランドが消えているという深刻な事態もあるという。一方で、おなじみのニセブランド問題は、海外の有名ブランドに留まらず、中国ブランドにまで拡大、ワハハはその取り締まりにもてんてこ舞い、まさに内憂外患にさらされている。商品の「品質」「安全」の確保は、中国でも喫緊の課題となっており、品質に定評のあるワハハのようなブランドは中国でビジネスを進める上で貴重な存在だ。ブランドをめぐる攻防に密着し、急旋回する中国経済の最前線を描く。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-12-27(2007-12-09の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0660





●NHK SPECIAL 「“鉄人”にきけ」 〜あなたの老化を防ぐ〜

43歳で時速140qの速球を投げる横浜・工藤投手。39歳で連続イニング出場の世界記録を更新し続ける阪神・金本選手。女子マラソンの弘山選手は38歳。60歳になるレーシングドライバー・寺田陽次郎さんはル・マン24時間レースに連続出場中…。スポーツ界で、中高年になっても活躍を続ける鉄人アスリートが増えている。こうした中、彼らの肉体の秘密を科学的に解析し、一般人の老化防止に生かそうという試みが始まった。20代で選手生命の危機に立たされた工藤投手復活のカギは、徹底した股関節のトレーニングと和食中心の食事管理。金本選手は血液などの分析から疲労や老化の状況を解明し、新たな体調管理法を取り入れた。弘山選手は女性の体の変化に合わせた無理のないトレーニングで丈夫な骨や筋肉を作り上げ、寺田さんは仕事の合間に行う“ながら運動”で若々しい肉体を維持している。鉄人たちはどのような鍛錬と健康管理を行っているのか。明らかになったその秘密から、私たちが長く健康でいられるためのヒントを探っていく。ナビゲーターはフィギュアスケートの荒川静香さんと中京大学体育学部の湯浅景元(ゆあさ・かげもと)教授。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-04-16 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->D 0349





●NHK SPECIAL 「脱談合」 〜きしむ“最後の日本型システム”〜

NHKではある地方の公共工事を巡ってこの春行われた談合の様子を伝える詳細な記録を入手した。記録から見えてくるのはきしむ談合の姿だった。長年、日本社会に染みついてきた談合システムがいま崩れ始めている。福島・和歌山・宮崎の3県で知事逮捕に発展した官製談合。大手ゼネコン5社が摘発された名古屋の地下鉄談合…。しかし、相次ぐ事件の裏では“脱談合”の流れが着実に進んでいる。発端のひとつは公正取引委員会が打ち出した大幅な罰則強化。これを受けてスーパーゼネコンは一昨年末、脱談合を申し合わせ、大手ゼネコンを中心に業界をあげて談合から訣別する取り組みを続けている。地方では公共事業の削減によって、これまで仲良くパイを分け合ってきた中小業者間の談合が成り立たなくなっている。税金を食い物にする犯罪である一方で、仲間内で富を配分しあう日本型システムとして機能してきた談合。労働人口の1割が携わる業界を支配してきたシステムが崩壊する時、何が起こるのか? 混沌の先に新たなシステムはあるのか? 談合の記録、あるゼネコンの脱談合の取り組み、そして厳しい競争の時代を迎えた地方の中小業者。3つの現場を通して“脱談合の衝撃”を描く。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 54min 2007-06-03 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0072





●NHK SPECIAL 戦争を知らない君たちへ 「特攻」 〜城山三郎 青年指揮官を追う〜

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-04-01(2001-08-13の再放送: 城山三郎さん追悼) --->E 0932
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●NHK SPECIAL 「長寿企業大国 にっぽん」

日本には、100年を越える歴史を持つ長寿企業が数万社ある、という。実は、日本は知られざる「長寿企業大国」なのである。なぜ日本ではこんなに企業が長生きするのか―。研究者たちの調査から浮かび上がってきたのは、「決して“本業”をはずれない」「世の中が変わったら、“本業”からはずれない中で、社会のニーズに合わせていく」「危機は何十年かに一度襲ってくるもの。そこから逃げずに企業そのものを変革する」、という共通の特徴である。 グローバル化、急成長、シェアNO.1主義がもてはやされる中、地味だがしたたかに、社会に合わせて、“細く長く”経営を続ける長寿企業。“技術”をムダにしない経営哲学。作家の幸田真音さんが、長寿企業を訪ね、長く続く秘密とエッセンスを、解き明かしていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-06-18 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0655

>知るを楽しむ この人この世界 「長寿企業は日本にあり」 野村進 2007-12-03〜 もあり





●NHK SPECIAL 「30代の“うつ”」 〜会社で何が起きているのか〜

若い働き盛りの世代に“うつ”が増えている。上場企業200社のうち6割が、この3年間で「心の病」が増加したと回答。年齢別に見ると、心の病は「30代」に集中している。長期休業につながるケースも多く、企業の現場はその対応に追われている。なぜ働き盛りの社員たちは“うつ”へと追い込まれるのか。NHKには働き盛りで“うつ”になった人たちから数多くのメールが寄せられている。メールや取材から浮かび上がってきたのは、合理化・効率化が進む中、現場ではしわ寄せが30代にのしかかっている現実。成果主義や裁量労働制といった新しい働き方が広がる中で、多くの職場で働き手が「孤立」している姿。さらに、仕事だけでなく家庭の負担も重くのしかかる。家のローンを抱え、子育てに追われる中で、家庭もまた休息できる場所ではなくなっている。なぜ働き盛りの世代の“うつ”はとまらないのか。私たちはどう向き合えばよいのか。実際に“うつ病”と向き合う本人や家族、企業の担当者たちを取材。これまでなかなか明らかにならなかった、働き盛りの“うつ”の実態とその原因を明らかにしていきながら、求められる対策を考えていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-06-25 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->D 0448





●NHK SPECIAL 「A級戦犯は何を語ったのか」 〜東京裁判・尋問調書より〜

東京裁判(極東国際軍事裁判)開廷から60年。戦後体制の見直しが唱えられる中、裁判の意味と戦争責任の問題を問い直す声が強まっている。東京裁判で「平和に対する罪」で起訴された28人の被告。このA級戦犯はどのようにして選ばれたのか――。その経緯を物語る2万6300ページに上る尋問調書がアメリカ国立公文書館に眠っている。東条英機、広田弘毅、松井石根、土肥原賢二……日本の中枢にいた政治家、軍人、官僚ら、錚々たる顔ぶれが並ぶ。当時、アメリカ、イギリス、ソ連、中国などからなる国際検察局のスタッフは、100名を超える容疑者の中から、尋問、調査によって「被告」を選び出していった。昭和20年12月から、翌年の4月にかけて、巣鴨プリズンの密室で厳しい質問を浴びせられる。その一問一答が克明に記録されていた。戦犯容疑者と検察官の攻防からは、連合国と日本の戦争観、責任論の違いが浮かび上がってくる。さらに去年、国立公文書館で法務省が保管してきた戦犯関連の資料4000冊が公開された。文書からは当時、日本側がどのような弁護対策を立てて、裁判に臨もうとしていたのかが明らかになってきた。番組では巣鴨プリズンの取調室を再現。記録に忠実な再現ドラマによって密室の攻防を描く。また、当時の関係者を世界各国に取材。A級戦犯選定の過程を明らかにし、戦争責任をめぐる議論の出発点を浮き彫りにしていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 75min 2007-08-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0741





●NHK SPECIAL 「パール判事は何を問いかけたのか」 〜東京裁判・知られざる舞台裏〜

日本の戦争責任を問い、A級戦犯を裁いた極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判。連合国を中心とした11カ国から派遣された判事団の多数意見により、25人が有罪とされ、東条英機元首相をはじめとする7人が死刑となった。そんな中、多数意見よりも長い反対意見を書き、「被告全員無罪」を主張した裁判官が、インドのパール判事である。東京裁判から60年以上たった今も、国内では東京裁判をめぐる議論が続いているが、パール判事が出した「全員無罪」についても、日本の戦争を正当化するものだなど様々な解釈がなされてきた。今回、NHKは、パール判事の故郷であるバングラディシュやインド、さらにヨーロッパ各国を取材、そこでパール判事を知る関係者を直接取材するとともに、パール判事と他の国々の判事とのやりとりを明らかにする資料を発掘した。こうした中から、これまで語られることのなかった、知られざるパール判事の実像やその思想、そして「全員無罪」に至る背景が明らかになった。絶対的な平和主義者、頑固なまでに正義と法を守るパール判事。その真実を明らかにする。
(text from NHK site)

ノイズなし??>>ガイアを優先した
NHK総合 50min 2007-08-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●NHK SPECIAL 「秘密尋問所 トレイシー」 〜日本人捕虜が語った機密情報〜

太平洋戦争の最中アメリカは、前線で捕らえた日本兵から詳細な情報を集めていた。その中でも機密性の高い情報を、集中的に聴取していた収容所があった。サンフランシスコ郊外の秘密尋問所「トレイシー」である。1943年に捕虜収容所として整備されたこの建物で、2000人を超える日本兵が尋問を受け、潜水艦や戦艦の詳細な図面や、本土爆撃のための軍港・工業地帯の地図、暗号表など、日本側の情報が次々とアメリカ側にもたらされていた。盗聴装置を使って、捕虜同士の会話も収録し分析していた。1945年になると、天皇や政治経済に聴取内容が及び、それらは戦後のGHQの占領政策に活かされていく。近年のイラク戦争のアブグレイブ収容所など、「人的情報」を有効に使うアメリカの戦術は、既にこの頃から始まっていたのである。秘密尋問所「トレイシー」で、アメリカ側尋問官は何を聴き、日本兵は何を喋ったのか。国立公文書館に眠る厖大な「トレイシー尋問調書」と、生き残りの日米関係者へのインタビューによって、太平洋戦争の「人的情報戦」の知られざる闘いを掘り起こす。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-08-24(2007-08-07の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0216





●NHK SPECIAL 「想定外の揺れが原発を襲った」 〜柏崎刈羽からの報告〜

7月16日、中越沖地震発生。柏崎刈羽原子力発電所は、原発史上かつてない巨大な揺れに襲われた。想定を遙かに超える揺れ。その時、原発内で何が起きていたのか。揺れの直後、稼働していた4つの原子炉は緊急停止。しかし、想定外の出来事が次々に起きた。地震で壊れた変圧器から出火。消火栓が壊れるなどして消火体制がとれなかった。管理区域から、微量の放射性物質を含む水が漏れ出していた事も発覚した。地震発生直後の原発内のドキュメント。地震を引き起こした断層の最新調査。地震対策の見直しを進める他の原発の動き・・・。柏崎刈羽原発の被害を通して、浮かび上がった原発の課題を検証する。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 58min 2007-09-01 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0937, 0619





●NHK SPECIAL 「都市を襲う地震火災」

1200万人が暮らす大都市・東京。今後30年の間に70%の確率で直下型の大地震が起きるとされている。東京都の想定は、マグニチュード7.3、最大震度6強。その時、地震直後に各地で起きる火災が、最も大きな被害をもたらすと考えられている。1000カ所以上で同時に発生。密集した市街地で延焼が拡大し、最悪の場合、39万棟が全焼、1万ヘクタールが焼き尽くされる。死傷者は火災だけで2万人以上にのぼるとされている。しかし、被害は想定だけにとどまらず、さらに拡大するおそれがあることが最新の研究で分かってきた。林立する超高層ビル。柱に使われている高い強度のコンクリートが、実は熱に弱いことが明らかになった。「爆裂」と呼ばれる現象が起き、最悪の場合、倒壊につながるおそれがあるという。地下鉄や道路網でも、都市化が生んだ新たな危険が浮かび上がってきている。また、住民の避難や消防の活動も計画通りにはいかない可能性がある。住民は、同時多発火災によって避難ルートを次々と閉ざされていく。消防は、どの地域の消火を優先すべきか厳しい判断を迫られることになる。被害をくい止め、命を守るために何が必要なのか。都市を襲う地震火災の危険を検証する。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-09-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->F 0258





●NHK SPECIAL 「人事も経理も中国へ」

製造業の分野では続々と生産拠点を中国へ移し、コストダウンを図ってきた日本企業。そして今、人事や経理などホワイトカラーの仕事までもが次々に中国へ移っている。大連や上海などの都市では、日本語を話せる人材の育成を強化し、日本のサラリーマンの5分の1以下という人件費を武器に、日本企業の仕事を大量に請け負っているのだ。中国にホワイトカラー業務を移した日本企業は2500社に上る。血のにじむような効率化を重ねてきた製造現場に比べ、日本のホワイトカラー一人当たりの生産性は先進国で最低と言われている。言葉の壁に守られてきた日本のホワイトカラーが中国との厳しい競争にさらされている。番組では、ある大手通信販売会社が踏み切ったホワイトカラー部門の中国への業務移管に密着、グローバル化の荒波に突然飲み込まれた、サラリーマンたちの苦悩と再起への決意を描く。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-09-03 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->F 0791





●NHK SPECIAL 「コムスン ショック」 〜揺れる介護現場〜

いま介護の現場が"コムスン・ショック"に揺れている。今年6月、介護サービス最大手だったコムスンが厚労省の処分を受け事業からの撤退を決定。コムスンのサービスを受けてきた過疎地や深夜の訪問介護の利用者を中心に"介護難民"が発生しているのだ。これまでこうした採算のとりにくい現場の多くは、コムスンが社員などに過酷な労働や厳しいノルマを課すことで担ってきたため、今後の引き受け手が見つからないのだ。また、今まで認められていた家事援助などのサービスを突然打ち切られ、日々の生活に困る高齢者も急増している。介護事業をコムスンなどの民間企業に開放した結果、介護費用の給付額が予想を上回るペースで増えたため、国は急遽「量の確保」から「質の重視」へと方針を転換し、給付の大幅な抑制を始めたからだ。「社会全体で介護を支える」「民間企業の参入で質の高いサービスを誰もが受けられる」と高い理念を掲げていた介護保険制度。しかしスタートから7年、その実態は大きく異なることが明らかになった。コムスン撤退によって吹き出した制度の矛盾と課題を、コムスンや厚労省の関係者、介護現場の徹底取材を通して浮かび上がらせる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-09-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->F 0376





●NHK SPECIAL にっぽん 家族の肖像 「第1集|母と子 悲しみの淵から」

鹿児島のハンセン病療養所「星塚敬愛園」で暮らす元患者・84歳の日高トシ子さん。強制隔離によって両親と引き裂かれた。そして、妊娠7ヶ月の時、施設で強制的に“娘”を堕胎させられた。一昨年、この“娘”が胎児標本として施設に残されていることが明らかになった。2年前に、母が“娘”を奪われていた衝撃の事実を初めて知った息子の一夫さん(60歳)。いまだに残るハンセン病への差別・偏見。その中で、大手企業の取締役まで勤めた一男さんは、会社を早期退職し、母の願い=“娘”の供養のために、母に寄り添い、支え始めた。そして、今年ついに母と息子が、“娘”との対面を果たした・・・・。このすべてをカメラは記録した。女性の元患者・80歳の上野正子さん。上野さんは、夫が断種手術を強制され、子を持つことができなかった。妻に一言の相談もなく、子どもを持つという夢を奪った夫。上野さんは、夫を長く許せなかった。60年続いた夫婦生活。夫が去年亡くなり、上野さんは、慟哭の中で語った。「妻を強制堕胎で苦しめたくなかったから、夫は自ら犠牲になった。私は愛されていた」。奪われたからこそ、失ったからこそ、わかる、家族が普通に暮らせることの尊さ。高齢になった女性たちが、今再び家族を持つことは「夢のかけはし」でもある。女性たちの残された日々を、その夢への思いとともに見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-12-22(2007-05-27の再放送)
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●NHK SPECIAL にっぽん 家族の肖像 「第3集|千住暮らし・黄昏れて光の中」

迫りくる老いと死。人は最期の時をどう生きるのか。そして、家族はそれをどのように分かち合うのか。染谷周治さん(92)は、狭心症で半身不随の妻・きよさん(86)を料理から下の世話まで20年支えてきた。夫婦は娘から同居を誘われているが、「住み慣れたわが家を離れたくない」と応じない。結婚から65年、今もガミガミと口の悪い妻に夫は静かに微笑みを返す。部屋には今ようやく辿り着いた穏やかな愛情が満ちている。染谷さん夫婦が暮らす東京の下町・千住。ここは在宅医療が早くから整備され、自宅で最期の時を過ごす高齢者が際だって多い。それをサポートするのが、柳原ホームケア診療所の川人明所長。受け持つ患者の多くは、余命残り少ない。川人医師は「自宅でのやすらかな死。それは敗北ではなくゴールだ」という。千住の商店街に暮らす認知症の丸田きよさん(85)。きよさんから八百屋を受け継いだ長女の紀子さん(66)がこれまで一人で面倒を見てきたが、2年前から、次男で独身の宗吉さん(62)が泊まり込んで世話を手伝う。長年、母と折り合いが悪かった宗吉さん。それが今では、一緒にハーモニカを吹き、時には言い合いをしながら、親子の時間を取り戻そうとしている。家族に老いや病が迫る中、それを引き受けて生きようと決めた名もなき人々の一年を、下町・千住の季節の移ろいの中に見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-09-16 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0055





●NHK SPECIAL にっぽん 家族の肖像 「第6集|僕の家族 〜里親・里子の12年〜」

12年もの間に育んだ”家族の絆”を支えに、社会という新しい世界へ旅立とうとしている知的な障害のある青年がいる。井口広志さん、21歳。身よりがなく、施設で暮らしていた広志さんが”家族"となったのは、9歳のとき。施設の職員として働く井口早知子さんが夫に相談し、里子に迎え入れたのだった。実子のなかった夫婦には初めての”子”。広志さんにとっては、初めての”両親”。3人でひとつずつ乗り越えながら”家族”として共に歩んできた。そして、6年目。”父”は、「次に生まれてくるときは、広志みたいな子どもともっと関わる仕事がしたい」という言葉を残し、ガンで亡くなった。悲嘆にくれる”母”を支えたのは、中学生に成長していた広志さんの存在だった。素直に懸命に生きる広志さんの姿は、北海道富良野にいる早知子さんの母親と姉弟一家の心をも動かした。「早知子は広志に助けられている」という”おばあさん”。「広志から夢をもらった」と、作業療法士を目指して勉強を続ける”従姉”。夢に向かって生きる広志さんと、家族の日々を見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-11-28 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0607





●NHK SPECIAL 「地域の医療はよみがえるか」 〜夕張からの報告〜

国の医療制度改革が進むなか、相次ぐ病院の閉鎖や深刻な医師不足など、地域医療が危機に瀕している。そんななか、財政破綻した北海道夕張市で、これまでの医療の常識を超えた「地域医療再生」の取り組みが始まった。44億円もの負債を抱えた市立病院の再建。誰もが尻込みする「火中の栗」を拾ったのが、同じ北海道の旧・瀬棚町で診療所長を務め、日本一高かった老人医療費を大幅に引き下げたことで知られる村上智彦医師(46)。「公設民営」という形で経営を引き継ぎ、ベッド数19の診療所として今年4月、再スタートを切った。村上さんは小回りのきく診療所のメリットを活かし、患者宅への「訪問診療」と「予防医療」に重点をおく。病院が患者を抱え込むのではなく、地域や家族と手を携え患者をケアする体制へ。これによって病院に対する住民の意識を変えるとともに、「大量の投薬」と「社会的入院」によって膨れ上がった医療費を抑えられると踏む。しかし村上さんの構想の前には、従来の病院経営に慣れ切った自治体や住民の「常識」、そして患者を地域に帰すにはあまりにお寒い介護の体制など、様々な壁が立ちはだかる。番組では、これまでの医療の常識を打ち破ろうとする夕張市の取り組みを通して、地域医療再生の処方箋とは何なのか、探っていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-10-01 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0177





●NHK SPECIAL 「日本国憲法 誕生」

日本国憲法の施行から60年、今、改憲や戦後体制の見直しが唱えられている。そもそも日本国憲法は第2次世界大戦後の世界の中でどのようにして誕生したのだろうか。これまで、ともすればGHQによる「押しつけ」憲法か否かに関心が集中していた。しかし、近年、憲法の制定過程をGHQとの密室の攻防にとどまらず、時間的にも空間的にもより広い視野からとらえ直そうという研究が進んでいる。特に国会の憲法改正案委員小委員会の秘密議事録が公開されると、GHQ草案に様々な修正が施され、「日本化」「土着化」と呼ばれる過程を経ていることが明らかになってきた。生存権や義務教育の無償化などここでの日本人の修正によって盛り込まれた条項は多い。また、当時の極東委員会の議事録から、ソ連や中国が憲法制定過程に注目し、議論を重ねていたことが分かってきた。第9条のいわゆる芦田修正について、極東委員会で日本の再軍備化の可能性が指摘され、新たにシビリアンコントロールの条項が付け加えられることになった。番組では最新の資料と証言をもとに、戦後日本の形を決めた憲法誕生の舞台裏を世界史的スケールで描く。 <芸術祭 第62回 テレビ部門ドキュメンタリーの部 優秀賞受賞番組となった>
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 75min 2007-10-07(2007-04-29の再放送)
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●NHK SPECIAL 「北朝鮮帰国船」 〜知られざる半世紀の記録〜

1959年から84年まで続いた帰国事業で、9万3千人余りの在日朝鮮人とその家族が北朝鮮へと帰国した。ここ数年、北朝鮮に渡った人々が脱北し、日本へ戻ってくる例が急増しているが、素顔を明かして体験を語った例はほとんどない。今回、日本への帰還を果たした一人の男性が、その体験の詳細を初めて明らかにした。NHKは、世界各国からおよそ1万5千ページにおよぶ帰国事業に関する秘密文書を入手した。帰国者が北朝鮮でどのような運命をたどったのか、そして、帰国船は北朝鮮によってどのような目的に使われたのか、関係当局が注視した知られざる動向が記されている。関係者の証言と膨大な秘密文書をもとに、北朝鮮帰国船の知られざる半世紀の軌跡をたどる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 54min 2007-10-10(2007-10-08の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0853





●NHK SPECIAL ライスショック・あなたの主食は誰が作る

「第1回|世界がコシヒカリを作り始めた」

戦後日本の食を支えてきた「コメ」。中でも品質とうまさから、その頂点に君臨してきたのが「コシヒカリ」である。しかし、ここ数年、グローバル化が進む中、アメリカ・中国・台湾など世界各国が、この「コシヒカリ」素晴らしさに気づき、競うように大量生産に乗り出している。そして、今、こうした輸入米が、日本への逆流を始めた!!食料自給率が40%を切った日本。食糧安全保障上、凶作や天候異変などが起きた時、危機的な水準(40%)だと、指摘する声も多い。戦後、日本の自給率を支えてきた「コメ」。しかし、今年、日本のコメは、大量流入する輸入米と長年続く消費の低迷によって、生産者価格は暴落している。さらに、WTOやFTAなどの交渉によって、最後の聖域「コメ」を守ってきた「関税」等が下げられる方向に進む中、離農の激増、自給率の低下は避けられないとみられている。「ライスショック」第一回は、日本最大のコメ産地新潟と世界各国の「コシヒカリ」に、今何が起きているのかを徹底追跡し、グローバル化が日本の食に何をもたらすのか?食料自給率40%をどう考えたらよいのかを、識者のインタビューを含め、考える。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-10-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0861





●NHK SPECIAL ライスショック・あなたの主食は誰が作る

「第2回|危機に立つコメ産地」

食糧自給率が40%を切り、WTO・世界貿易機関でさらなる農業の市場開放が議論されている今年、日本の農業をめぐる政策は大きく舵を切った。全ての農家を支援してきた従来の方針を転換し、大規模化を条件に「強い農家」に支援を集中することにしたのである。農家はいま、かつてなく厳しい「選択の時代」を迎えている。農業の現場ではどんなことが起きているのか。わたしたちはあきたこまちの産地、秋田の3つの集落を半年以上にわたって定点観測してきた。そこで聞こえてきたのは現実と苦闘する多くの農家だった。大規模化で生き残りを目指すものの、後継者がおらずに高齢化が進み、コメ作りの将来が見えないと悩む中規模集落のリーダー。大規模化に乗れずにこれまでの支援が減ることになった中山間地の零細農家の一人は「代々続けてきた農家が重荷になってしまった」とつぶやく。そして、大規模化を40年近くにわたり実践してきた実験場・大潟村でも、消費者のコメ離れで米価の下落が続き、巨額の負債を抱える農家が続出している。グローバル化が進み、内外から市場開放を迫られている日本の農業。果たして、大規模化の道は、農業の再生につながるのか。そして、わたしたちは、外国産米の輸入と日本のコメ農家への支援をどう考えていけばいいのか。現場のルポと識者へのインタビューを材料に考えていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-10-15 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0458





●NHK SPECIAL 「学徒兵 許されざる帰還」 〜陸軍特攻隊の悲劇〜

今から64年前の昭和18年10月21日、2万5千人の学徒が雨の神宮外苑を行進した。「出陣学徒壮行会」。学業の断念を余儀なくされ、多くの若者たちが、太平洋戦争の激戦地へと送られていった。その中で、飛行兵を志願した者の多くが、爆弾を積んだ飛行機もろとも敵に突撃する“特攻兵”となった。昭和18年、ガダルカナル島からの撤退など戦況は急速に悪化。翌19年に万策尽きた海軍が、特攻作戦をレイテ沖海戦で敢行した。これに続き、陸軍も特攻隊を編成。そこに多くの学徒兵も投入された。パイロットとしての訓練は、わずか1年。さらに陸軍は、主な兵器を本土防衛に回したため、特攻隊の装備はほとんどが旧式のものだった。最後の戦闘となった沖縄戦。陸軍特攻隊は、慣れぬ海上で成算なき攻撃を繰り返し、300人を超える学徒兵が海に散った。陸軍の特攻作戦はどのように遂行されたのか。陸軍特攻の司令官が残した日記と元特攻兵の証言を軸にその真実を浮き彫りにする。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-10-21 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0196





●NHK SPECIAL 「100年の難問はなぜ解けたのか」 〜天才数学者 失踪の謎〜

宇宙に果てはあるのか?宇宙は一体どんな形なのか?人類が長年、問い続けてきた謎に大きく迫るヒントが去年見つかった。百年もの間、誰も解けなかった数学の難問「ポアンカレ予想」が証明され、宇宙がとりうる複数の形が初めて明らかになったのだ。世紀の難問を解いたのはロシアの数学者グリゴリ・ペレリマン(41)。その功績により、数学界最高の栄誉とされるフィールズ賞の受賞が決まったが、彼は受賞を拒否し、数学の表舞台から消え去ってしまった。その真意をめぐって様々な憶測を生んでいる。「ポアンカレ予想」にはこれまで、幾多の天才たちが魅了され、人生のすべてを賭けて挑み、そして敗れ去ってきた。ペレリマンがその栄誉に背を向け、姿を消したのはなぜか。そもそも数学者はなぜ難問に挑み続けるのか。番組は、ポアンカレ予想が解けるまでの百年にわたる天才たちの格闘のドラマを追い、ともすれば取りつきにくい純粋数学の世界と数学者たちの数奇な人間模様を描いていく。CGと実写の合成を駆使し、“天才の頭の中”を映像化する知的エンターテイメント番組とする。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 60min 2007-10-22 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0155

>「ポアンカレ予想」は解決 露の“隠遁数学者”に注目集まる
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2010年3月21日21時50分配信 産経新聞  【モスクワ=佐藤貴生】国営ロシア通信によると、米クレイ数学研究所は、数学上の未解決問題だった「ポアンカレ予想」をロシア人数学者、グリゴリー・ペレリマン氏(43)が証明したと認定した。同研究所は2000年、ポアンカレ予想など7つの難題を「ミレニアム問題」として発表、各問題に100万ドル(約9千万円)の賞金をかけているが、同氏は賞に関心を示さぬ孤高の天才として知られ、「受賞を承諾するかは不明」(国営ロシアテレビ)という。ポアンカレ予想とは、仏の数学者、アンリ・ポアンカレ(1854〜1912)が1904年に提示した、位相幾何学(トポロジー)に関する予想。クレイ研究所のカールソン所長は、公式サイトで「ほぼ1世紀にわたり続いたポアンカレ予想の解法の探求は、ペレリマン氏の証明により終了した。数学史上、著しい進歩で、長く人々の記憶にとどまるだろう」と述べた。7つのミレニアム問題のうち証明が認定されたのは初めて。ペレリマン氏は2002年、ポアンカレ予想を証明したとする論文をインターネット上に公表、他の数学者が検証を続けてきた。同氏は06年、その証明に多大な貢献をしたとして「数学のノーベル賞」と呼ばれるフィールズ賞に選ばれたが、受賞を辞退していた。ペレリマン氏は1966年、旧ソ連レニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれのユダヤ系ロシア人。大学卒業後、米国で研究生活をへて地元の研究所に職を得たが、05年に退職。以来、故郷で母親との“隠とん生活”に入り、人前に姿を見せなくなった。欧米では、氏に関する著書がしばしば刊行されるなど注目を集めている。





●NHK SPECIAL 「眠れる再生力を呼びさませ」 〜脳梗塞・心筋梗塞 治療への挑戦〜

両生類のイモリは、足を失っても再生できる驚異の力を持っている。一方、人は、進化の過程でこうした再生力を失ったと考えられてきた。しかし今世紀に入って急速に研究が進み、人にも秘められた再生力があることがわかってきた。今年1月、札幌医科大学附属病院脳神経外科で、日本で初めての治療法の臨床試験が始まった。それは、脳梗塞で傷ついた脳の神経を、自らの細胞で再生させようという試みである。その再生治療に使われるのは、患者本人の骨の中にある骨髄の細胞である。骨髄の幹細胞と呼ばれる細胞を体内から取り出し培養、患者の血管に注入すると、傷ついた脳の神経が再生するというのである。番組では、この臨床試験に挑んだ脳梗塞患者を8ヶ月に渡って取材。左半身に運動マヒを抱えた患者が、今までの治療では考えられない回復を続けている様子を描く。また、自らの骨髄の細胞を使った再生治療は、脳だけでなく心臓でも始まっている。ドイツでは心筋梗塞患者が骨髄の細胞で治療を行い、傷ついた心筋細胞が復活し、スポーツが出来るまでに回復している。医療を根本的に変えると言われる再生医療。札幌医科大学では、脳梗塞治療に挑む臨床試験を密着取材、ドイツでは心筋梗塞治療に挑む臨床試験を追い、人体に秘められている再生力の可能性に迫る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-11-05 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->D 0097





●NHK SPECIAL 「ヤクザマネー」 〜社会を蝕む闇の資金〜

暴力団対策法の施行から15年、暴力団は今、その姿を大きく変貌させている。覚せい剤や賭博などで得た資金を、新興市場やベンチャー企業への投資に回し、莫大な収益を上げているのだ。国の規制緩和で生まれた新たな市場は格好の“シノギの場”となり、ヤクザマネーは市場を通すことで浄化されながら膨張し、さらなる犯罪の資金源となっている。その裏で暗躍しているのが、表向き暴力団とは関わりのない元証券マンや金融ブローカーだ。専門知識をもつプロたちが次々と暴力団と手を結び、“濡れ手で粟”の儲け話を取り仕切りっている。危機感を強める警察は、今年の白書の中で、「暴力団の市場への介入が経済の根本を侵蝕しかねない」と警告。その資金獲得に協力する一般人を「暴力団と共生する者」=「共生者」と呼び、その存在を初めて問題視した。こうした中、いま多くのベンチャー企業の経営者が、次々とヤクザマネーに群がっている。資金繰りに困り、暴力団の圧倒的な資金力に頼らざるを得ないのだ。“戦後最長の好景気”といわれる日本。その陰で密かに社会を侵蝕するヤクザマネー。資金獲得の現場に初めて潜入し実態に迫るとともに、それを許容する社会の責任を問う。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-11-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->F 0664





●NHK SPECIAL 「吉永小百合 知られざる“母”への思い」

今年、日本を代表する女優 吉永小百合さんが自らの半生を見つめながら、日本の“母”を演じようと格闘した。吉永さんが挑んだ作品は「母(かあ)べえ」(監督・山田洋次)。周囲の多くの人々を失いながらも家族を愛し戦前戦後を生き抜いた”日本の母”の実像を描き、その家族愛や母の悲しみを伝える作品である。家族の絆が薄れる今、戦時下の過酷な状況で家族のために耐え忍び、精神的支柱となっていた“日本の母親”の姿を伝えたいと山田監督が主演を吉永さんに依頼した。しかし、“本物の母親”を演じることは、吉永さんにとって厳しい挑戦であった。女優 吉永小百合の存在感を最大限に生かした自然な演技をのぞむ山田監督の要求に応えるという高い壁がそびえていたからである。またその一方で、吉永さんにとって“母”とは特別な想いを持つものでもあった。それは、吉永さんが“母”という存在と離れざるをえない人生を送っていたからである。戦前戦後を生き抜いた“昭和の母”の姿とは何だったのか。女優として、人として生きることとは。そして今、吉永さんの母を思う気持ちとは、母の大切さとは…。今回、初公開された実母の歌集や遺品とともに、母への思いを取材。これまでメディアに長期取材を許したことがなかった吉永さんの映画製作現場に半年以上密着した。番組では、“演じることと生きること”の間で揺れながら生き抜いてきた一人の女性の姿を見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-11-18 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->F 0506





●NHK SPECIAL 「ファンドマネーが食を操る」 〜穀物高騰の裏で〜

日本人の“食”を支えてきたアメリカ穀倉地帯が、大きく変わっている。石油の代替燃料として注目されるバイオ・エタノールの工場が続々と建設され、周辺のトウモロコシを買い集めているのだ。中国、インドなどの消費拡大にエタノール需要が加わり、さらに穀物相場にファンドマネーが流入。トウモロコシの価格はわずか2年ほど余りで2倍に上昇した。この秋、穀物の相場は、以前の常識では考えられない動きをした。空前の大豊作が発表されたその日に、トウモロコシの価格があがり始めたのだ。「なりゆき買い」と呼ばれるファンドの買い注文が集中したという。アメリカでは、遺伝子組み換えで収量が多くエタノールの製造に適した新しい種の開発が進んでいる。サブプライム・ショックのあとには、大豆価格も急上昇している。少しずつ日本の消費者にも影響が広がっている、穀物の世界の変貌ぶりをつぶさに追う。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-11-19 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->D 0644





●NHK SPECIAL 「ワーキングプアIII」 〜解決への道〜

去年2回にわたって放送したNHKスペシャル「ワーキングプア」は、日本で拡大する“働く貧困層”の実態を伝え、大きな反響を呼んだ。今回の「第3弾」では、海外にも取材を広げ、問題解決に向けた道筋を探る。ワーキングプアの問題は、グローバル化が進む中、日本と同じように市場中心の競争を重視する世界の国々でも、今や共通の課題となっている。非正規雇用が急速に拡大する韓国では、低賃金の生活に耐えきれず自殺者が続出している。世界経済の中心・アメリカでは、IT企業のエリートまでもが海外の労働者との競争に晒され、低賃金に転落している。こうした国々では、問題解決に向けた対策も始まっている。米ノースカロライナ州では、地域全体で医療関連産業とその人材の育成に取り組み、ワーキングプアのための新たな雇用を創出した。貧困の連鎖が進むイギリスでは、子どもから大人まで手厚い保護の網を張り、国を挙げて貧困の撲滅に乗り出している。そして日本でも、ようやくこの問題を「社会の責任」と受け止め、ワーキングプアの人たちを支えようと模索する地域や企業も出てきている。番組では、世界と日本の最前線の現場にカメラを据え、直面する課題と解決に向けた取り組みを追う。そして各国の識者の提言も交えながら、ワーキングプアの問題とどう向き合うのか、もう一度、国民的議論を呼び起こす。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 80min 2007-12-18(2007-12-16の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->F0039





●NHK SPECIAL 「年金記録は取りもどせるか」 〜社会保険事務所からの報告〜

納めたはずの年金保険料の記録がない。はたして年金記録は取り戻せるのか。今回、その最前線、社会保険事務所の1つにカメラを入れ、作業を全て記録できることになった。政府は、5000万件を超える“宙に浮いた年金記録”の照合作業を来年3月までに終える予定だが、現場での作業は困難を極めている。舛添厚労大臣は、最終的に解明できない年金記録も出てくるとしているが、実はその実態は想像以上に深刻である。なぜ適切な年金の管理ができなくなったのか、過去の記録管理の実態と経緯が明らかになることで、背景に社保庁の組織の構造的問題があったことが浮かび上がってきた。業務量の増大に対する人的な手当てや予算の配分が不十分で、改善が行われないまま業務管理が甘くなり、モラルの低下が進んでいった。番組では、社会保険事務所の実態とOB職員の証言、内部資料などをもとに、杜撰な記録管理の全貌を明らかにする。さらに、浮かび上がった組織の構造的な問題にどうメスが入れられるのか、検証する。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK総合 50min 2007-12-19(2007-12-17の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0186





●NHK SPECIAL 「

(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK総合 50min 2007-1 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)








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