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●サイエンスZERO 「省エネ家電で地球温暖化を防げ」 / ロボット技術で次世代の車を開発せよ


家電製品の省エネルギー化が急速に進んでいる。消費電力が10年前の製品の1/7になった冷蔵庫や、半分になったエアコンも登場している。「地球温暖化につながる二酸化炭素などの排出量を6%減らす」と公約した1997年の京都議定書にきっかけに、国が中心となって今、省エネ家電製品の開発が急ピッチで進められているのだ。
 家庭の電力消費の16%を占める冷蔵庫では、モーターの回転数を自由にコントロールするインバーターや、熱の出入りを従来の10分の1にまで削減した真空断熱材が省エネのカギになった。また、家庭の二酸化炭素排出の4分の1を占める給湯機でも、大幅な省エネを達成したシステムが既に実用化されている。
番組では、最新の省エネ家電製品や未来型省エネシステムなどがどこまで温暖化対策に 効果をあげるのか、その開発最前線にせまる。

◎ロボット技術で次世代の車を開発せよ
人型ロボット技術を応用した次世代の車について、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長の古田貴之さんにお話を伺った。写真は横方向にも移動可能で段差をも乗り越える未来型の車。

(text from NHK site)
<ノイズなし>
NHK教育 45min 2004-06-19 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)







●サイエンスZERO 「マイクロバブル」 〜微細な泡の驚異のパワー〜 / 脳科学で発毛の仕組みにせまる

直径わずか1/100mm「マイクロバブル」と呼ばれる極めて小さな泡を作り出す最先端技術が、環境浄化や医療分野などで大きな注目を集めている。
通常、水の中で出来る気泡の大きさは直径数ミリ程度、しかしマイクロバブルはその泡の100分の1以下。極端に小さいため水の中を長時間漂う事ができる。また、マイクロバブルは酸素を水に溶かし込む能力にも優れているほか、微小なゴミを吸着して水面に浮上させる性質ももっている。実用面ではすでにカキなど海産物の洗浄に使われて効果をあげている。最新研究では大型タンカーの燃費をよくするためにこの泡を船底に流し、水との摩擦を低減させるという試みも始められている。さらにマイクロバブルの医療分野への応用例としては、直径3マイクロメートルのマイクロバブルを人間の血管に注入し、迅速にガンなどの患部の状態を診断しようという研究も進められてる。番組では、様々な分野で応用が始まったマイクロバブルの最新技術に迫る。

◎脳科学で発毛の仕組みにせまる
解明されてきた発毛の仕組みについて、理化学研究所脳科学総合研究センターの山田真久さんにお話を伺った。
脳の神経細胞を成長させるBMPというタンパク質が、髪の成長に関わっていることが分かってきた。

(text from NHK site)
<ノイズなし>
NHK教育 45min 2004-06-25 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)






●サイエンスZERO 「着陸から6か月 火星探査機は何を見たか」

火星表面で探査を続けている2機の探査機「スピリット」と「オポチュニティ」。水の証拠発見が伝えられた3月以降も探査機は次々と新たな成果をあげている。走行距離はあわせて4キロメートル、撮影された画像の総数は3万枚を突破した。そして今、スピリットはコロンビアヒルズと名づけられた丘陵地帯へ、オポチュニティはエンデュランスと呼ばれるクレーター内部へと、それぞれ未踏のエリアの探査に突入した。2機の探査機は火星でどのように探査し、何を見たのか。膨大なデータを読み解きながら、着陸以来6か月におよぶ探査の全貌に迫る。
(text from NHK site)
<ノイズなし>
NHK教育 45min 2004-07-03 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)







●サイエンスZERO 「脳こうそく治療最前線」

日本人の死因の第3位は、脳の血管に問題が起こる病気、脳卒中だ。そのうちの6割以上を占める脳こうそくは、血管が詰まることによって、脳の細胞の一部が死んでしまうもの。死に至らなくても後遺症が残ることもある深刻な病気だ。だが、血管が詰まっても、脳の細胞はすぐに死んでしまうわけではない。詰まった血栓を溶かす薬を短時間のうちに投与するなど、早く適切な処置をすれば助かることも多いし後遺症も少なくなるのだ。
 アメリカでは、効果の大きい血栓溶解剤を発作から3時間以内に使える救急体制を整えることによって、多くの患者を救えるようになってきた。この薬は日本でも認可申請が出されている。しかし日本の場合、まだ課題もある。脳こうそくを診断できるCTなどの設備を持った救急病院でも、経費などがネックになり、設備を24時間いつでも稼動できるわけではない場合も多いのだ。また、感覚のまひや言葉のもつれ程度の軽い発作の場合、専門医でないと脳こうそくだとすぐに気づかずに手遅れになってしまうこともある。1分1秒の対応によって後遺症の重さが変わる、脳こうそく治療の最新治療と課題を伝える。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-07-17 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)







●サイエンスZERO 「生命を支える驚異の超ミクロマシン」

 1000万分の1ミリメートル、ナノメートルの世界で働く「ナノマシン」。
将来、ナノマシンで細胞内へ薬を運び、そこで治療を行うという映画のような構想が実現に向けて動き始めている。
 科学者たちが既に存在するナノマシンとして注目しているのが、生物が利用している「分子モーター」と呼ばれるたんぱく質だ。「分子モーター」は回転したり動き回ったりしながら、細胞ではエネルギーを生み出し、脳では情報伝達をする、などまさに生命の根幹を支えている。
 番組は、最先端の研究が解き明かす驚異の超ミクロマシンについてリポートする。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-07-31 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0138





●サイエンスZERO 「猛暑と豪雨・異常気象はなぜ起きた」 / 高感度気象レーダーを開発せよ

今年の夏、日本列島は「異常気象」に見舞われた。東京では観測史上初となる40日連続の真夏日を記録、7月20日には最高気温が39.5度に達した。一方新潟や福井では集中豪雨が発生し、大きな被害をもたらした。その原因を調べていく過程で、地球規模のダイナミックな現象が関わっていることが明らかになってきた。従来はフィリピン付近の海水温の上昇が強力な太平洋高気圧を生み、日本に猛暑をもたらすと考えられてきた。しかし、今回の猛暑はこれだけでは説明できない。東京で39.5度が記録された7月、フィリピン付近の上昇気流はそれほど活発ではなかったからだ。そこで注目されているのが日本の上空を1年中吹いている「偏西風」のふるまいだ。偏西風は遠く東地中海の気圧の変化を受けて蛇行し、その蛇行によって日本に強力な高気圧がもたらされたことがわかってきた。番組では、今年の夏の「異常気象」の最新研究を通して、地球規模の気象変動のメカニズムに迫る。

◎高感度気象レーダーを開発せよ

新しい気象レーダーを開発しているのは千葉大学大学院助教授の鷹野敏明さん。
従来のレーダーと違うのは使う電波の波長。「ミリ波」を使って観測する。

(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-09-17 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)







●サイエンスZERO 「生体磁気が医療を変える」

生物の体の中には微弱な電気が流れている。脳の神経細胞が活動し、心臓が鼓動を打つのも、弱い電気が流れているおかげなのだ。そして、電気が流れれば必ず発生するのが磁気である。この生体磁気を計測して医療に役立てようという研究が進められている。磁気は、脳波や心電図などのように電流を測定する方法に比べてノイズが混じりにくく、脂肪などに囲まれた部分でも正確に測定できるというメリットがあるからだ。
 ただ、問題は、この磁気が非常に弱くて検出しにくいことである。この問題を解決するために開発されたのが、超伝導技術を利用した磁気センサーだ。超伝導を利用することで、地磁気の1億分の1ほどの微弱な磁気をとらえ、その強さや変化を正確に測定することができる。すでに、臨床現場では、てんかんの手術前の診断や胎児の心臓の診断などに使われて成果をあげている。
体の中のわずかな磁気をとらえることによって、より正確な診断に役立てようという、医療現場の新しい動きをリポートする。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-10-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo






●サイエンスZERO 「脳の疲れをいやせ」

 厚生労働省の調査によれば、60%以上の日本人が疲労感を感じていて、しかもおよそ40パーセントは半年以上に及ぶ慢性的な疲労を感じているという。
 最近の研究では、この慢性的な疲れは「脳の疲れ」ではないかと考えられるようになっている。運動などによって起こる身体的な疲れは短時間で回復しやすい一方、仕事などによる精神的な疲れはなかなか回復しないことがわかってきたためだ。
  脳の疲れが起こると疲労を司る部位の血流が活発化し、休息するためのシグナルを 送ることや、また脳の疲労調節機能が働かなくなると「慢性疲労症候群」という病気になることなどが少しずつ明らかになり、こうした研究が疲労の予防・回復の方法を開発につながるのではないかと期待されている。
 番組では、脳の疲れに注目することで、現代人に特有の疲労を克服する研究の最前線に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-10-09 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)







●サイエンスZERO 「生物をまねろ 驚異のナノテク繊維」

 チョウの羽をまねた神秘的な色合いのドレスや、ハスの葉をまねた水をはじく布など、生物を模倣した繊維の開発が進められている。
 生物の体はナノメートル単位の微細な構造を持ち、柔軟で壊れにくい組織や生命をつかさどる精巧な生体活動を実現している。近年ナノテク技術が進歩したことによって、生物の持つこうした特徴を繊維に生かすことができるようになってきた。開発が進められているのは、分子レベルから設計した超強力繊維など、これまでの技術では実現できなかったものばかりだ。
 さらに超微細な構造で内蔵の働きを再現する人工腎臓、人工肝臓などの研究も進められている。
 番組では、生物を模倣することで飛躍的な進化を遂げつつある繊維開発の最前線に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-10-19(2004-10-16の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●サイエンスZERO 「土星探査 最新報告 生命誕生の謎に迫る」

 7年の歳月をかけて土星に送り込まれた探査機「カッシーニ」。リングの高精細の画像や個性的な衛星の姿など、これまでとらえられたことのない最新の観測データを続々と送ってきている。
 土星探査の究極の目的は、太陽系誕生の謎、そして生命誕生の謎に迫ることだ。土星は、リングや多くの衛星を持つことから「ミニ太陽系」と呼ばれている。リングや衛星を詳しく探査することで、太陽系全体の成り立ちや性質を知る手がかりが得られるいうのだ。
 探査のクライマックスは、来年一月、カッシーニが着陸機「ホイヘンス」を切り離して衛星タイタンへ送り込むことだ。タイタンは窒素とメタンからなる厚い大気に覆われた衛星であり、生命が誕生した原始の地球の姿とよく似ていると考えられている。ホイヘンスの探査によって生命誕生の謎に迫ることができるのか、注目が集まっているのだ。
 番組では、カッシーニによる土星探査の最新情報を紹介し、太陽系や生命誕生の謎に迫る 。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-10-30 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●サイエンスZERO 「脳とからだの老化を止めろ」

日本国内で100才を越えるお年寄りの数は2万人を越えた。中には今でもスポーツや習い事を続けているという元気なお年寄りもいる。こうしたお年寄りの元気さの秘密はどこにあるのか、今世界中で研究が進められている。
 そもそも「老化」は、細胞内の活性酸素が原因となって起こると考えられている。活性酸素が細胞を傷つけることで、臓器の萎縮や血管の老化が起こり、体が衰えたりや病気になったりする。このプロセスを止めることが、老化を防ぎ長く健康な人生を送るためのポイントだといわれる。
 活性酸素の働きを押さえる方法は現在2つ知られている。その一つがカロリー制限。摂取するカロリーを減らすことで寿命が伸びることが動物実験で確かめられている。しかし、実際に人間でも同じ事が起こるのか、カロリー制限をすることが逆効果になることがないのか、研究が進められている。もう一つの方法が適度な運動。日常生活の中で定期的に運動を続けることが、活性酸素の働きを押さえる「抗酸化物質」の分泌をうながし、細胞の損傷を押さえることが明らかになっている。
 番組では、長く健康な人生を送るための方法を科学的に解明しようとする研究の最前線を紹介する。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-11-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)






●サイエンスZERO 「なぜ起きた 巨大クラゲ大発生」

 傘の直径1.5m、重さは150kgにもなる世界最大級のクラゲ、エチゼンクラゲ。去年、おととしと日本沿岸に大量出現し漁業に大きな打撃を与えた。エチゼンクラゲの大量出現はこの100年間に5回、そのうち3回がこの10年間に起きている。しかし、いつどこで生まれ、どのように増殖するのか、その生態はほとんど謎に包まれている。今、多くの研究者がこの巨大クラゲの大量出現の謎に取り組み、その謎の一部が明らかになってきた。
 広島大学では世界で初めてエチゼンクラゲの飼育に成功し、エチゼンクラゲが発生からどのように成長していくのか、その過程が初めて明らかになった。それによると海水温の上昇がクラゲの発生に大きく関係していることがわかった。さらに、富栄養化など海の環境変化が、クラゲの大発生に有利に働いていることもわかってきた。
 番組では、最新の研究成果をもとに、巨大クラゲの大量出現の謎に迫る
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-11-27 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●サイエンスZERO 「宇宙の起源に迫る 消えた反物質の謎」

 宇宙がどのようにできたのか。その謎に迫る研究が今世界の注目を集めている。
 つくば市にある高エネルギー加速器研究機構では、粒子を光速に近いスピードでぶつけることのできる加速器「Bファクトリー」を使って、宇宙がはじまった直後の超高エネルギー状態を再現しようとしている。
 初期の宇宙では、現在の我々の物質を形作っている「粒子」と物質とは電荷や粒子の回転が全く逆の「反粒子」が同じ数だけ生まれたとされている。物質と反粒子が形作る反物質は、接触すると光になって消滅する性質を持っているため、時間が立てば宇宙は光の世界となって物質は全く残らないはずだ。しかし現実には物質の世界が存在し、一方の反物質は、どこにも見あたらない。これは素粒子論の大きな謎とされてきた。
 Bファクトリーでは、宇宙の初期の状態を再現して物質と反物質をつくりだし、なぜ物質だけが残り反物質が消えてしまったのかという謎を解明しようとしている。そして、今年8月、謎に迫る大きな手がかりとなるデータを得た。物質と反物質のわずかな物理的な性質の違いを明らかにしたのだ。
 番組では、私たちの宇宙がなぜここに存在するのかという根元的な謎に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2004-12-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)







 

 

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