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●サイエンスZERO 「人間型ロボット ヒューマノイドの挑戦」

二足歩行するロボットが開発されて以来、かけっこ、自転車乗り、そして鉄棒の大車輪など、人型ロボット=ヒューマノイドの性能は飛躍的に伸びている。さらに今人間との共同作業を行ったり、より人間に親しみやすいヒューマノイドロボットの開発が新しい局面を迎えている。これまで開発されたヒューマノイドは、個々の動きについては人間を上回る能力を獲得しながら、ある目的のためにいくつかの判断を積み重ねる一連の動作や、人間に対する「親しみやすさ」を持たせることは難しかった。そこでこうした能力を高めることで、人間と一緒に生活しながら働くロボットの開発が進められている。産業技術総合研究所では、例えば「冷蔵庫から飲み物を取り出して机に置く」という一連の動作ができるヒューマノイドロボットを開発している。また大阪大学では、外見が人間そっくりのロボット・アンドロイドを製作したり、見た目が単純なロボットに動きをつけることで人間が親しみやすいロボットの開発を行っている。さらに赤ちゃんが、コミュニケーション能力を学習する仕組みを解明することで、自ら成長するロボットをつくろうという試みも始まっている。人間の営みをさぐることでヒューマノイド研究を進めようという新しい動きを紹介しながら、ヒューマノイドの新しい可能性について迫る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2007-01-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->D 0958





●サイエンスZERO 「男と女の不思議に迫る」

人間の性は男と女。しかし自然界の性はより多様で不思議に満ちている。7つの性を持つ原生生物テトラヒメナや雌雄同体のカタツムリなど、さまざまな生物の性を研究することで、進化のドラマが少しずつ明らかになってきた。さらに、男女の特徴に応じて治療を行う「性差医療」の研究や、性の違いが脳の働きに影響する可能性を調べる研究も始まっている。性をめぐる最新研究から、我々人間が2つの性をもつ意味を読み解く。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2007-02-03 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0803





●サイエンスZERO 「ここまでわかった花粉症研究最前線」

国民病といわれる花粉症。これまで国民の16%が花粉症といわれてきたが、全国10万人以上の子供を対象にした調査で、小学生の17%、中学生では38%が既に花粉症になっていたとわかった。花粉症が増加するとともに低年齢化も進んでいることが浮き彫りになった。花粉症が増えている原因は、花粉自体の増加に加え、住宅の高気密化で増えたダニなどのアレルギー物質の影響や精神的ストレスなども指摘されてきた。理化学研究所では、感染症が減ったことが原因と考える「衛生仮説」の研究をすすめている。結核の予防ワクチンBCGを接種すると、NKTと呼ばれる特殊なリンパ球が増加し、その働きで花粉症の原因となるB細胞と呼ばれる免疫細胞が減少することを明らかにした。また花粉症の治療法も、最新の遺伝子・免疫研究によって、大きく変わろうとしている。岐阜大学では、アレルギーの子供の遺伝子検査によって、ぜんそくや花粉症などアレルギーの原因遺伝子を突き止めている。さらに従来の治療薬がよく効く人とあまり効かない人がいる理由を明らかにし、長期間投与が必要な治療薬を効果的に使えるようになってきた。世界初のスギ花粉症ワクチンも開発が始まり、マウスでは高い効果をあげている。花粉症の原因解明と治療の最前線を描く。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2007-02-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0051





●サイエンスZERO 「驚きの透視パワー 不思議の波 テラヘルツ」

空港のセキュリティチェックやがんの診断、さらにはスペースシャトルの安全確認など、さまざまな分野に利用可能な新しい波「テラヘルツ波」が注目を集めている。テラヘルツ波とは、赤外線と電波の間の波長を持つ波。1990年代に、ある光を半導体などの物質に当てて、テラヘルツ波を発生させる新技術が登場し、テラヘルツ波の産業への応用を目指す研究がはじまった。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2007-02-17 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0141





●サイエンスZERO 「未来を切りひらく スーパーコンピューター」

たった1秒の間に数十兆回もの計算をこなすスーパーコンピューターは、科学技術に支えられた現代社会にはなくてはならない道具となっている。自動車はもちろん、パソコンなどのハードディスクも、スーパーコンピューターによるシミュレーションを使って設計されている。現代の科学技術の根幹を支えるスーパーコンピューターの驚くべき能力と、国際的な開発競争の最前線に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2007-03-03 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0125





●サイエンスZERO 「生物に学べ 最新環境技術」

数十億年かけて進化してきた生物の体の形や機能を、省エネや省資源、騒音対策などの環境技術に応用する研究が進められている。植物の種の構造を利用した飛行機の燃費向上の試みや、シロアリやザゼンソウという植物を使って新たなエネルギーを生み出そうという研究も行われている。生物の仕組みを、現代文明が直面している環境問題の解決に役立てようという研究の最前線を追う。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2007-03-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0538





●サイエンスZERO 「ふたご研究最前線 環境と遺伝ひみつに迫る」

ヒトゲノムの解読が終了して4年。遺伝子が人の個性をどこまで決めるのか? そして生後の環境はどこまで影響するのか? 今、双子を調べることで遺伝と環境の関係を明らかにしようとする研究が盛んに行われている。体の特徴や知能、性格、健康状態などは、それぞれどの程度遺伝と環境から影響を受けているのか。双子研究の最前線を追うことで、環境と遺伝のかかわり合いについて考える。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2007-03-17 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0195





●サイエンスZERO 「宇宙を満たす 暗黒物質の謎」

宇宙はどのように形作られたのか?宇宙の未来はこれからどうなるのか?こうした疑問に答えるヒントを与えてくれるのが「暗黒物質」だ。暗黒物質は、見ることが出来ず未だに誰も発見していないが、存在することは確実だといわれる不思議な物質だ。星や星間ガスなどのこれまで知られている物質の5倍以上の質量があり、現在の宇宙の成り立ちや将来の宇宙の姿を知るために欠かせないと考えられている。今年1月、愛媛大学などが参加する世界15カ国のチームは、重力によって光が曲がる「重力レンズ」と呼ばれる現象を観測することで、暗黒物質がどのように分布しているのかを示す大規模な宇宙地図を世界で初めて発表した。この結果、暗黒物質は銀河を包み込むように存在していることが明らかになり、銀河や星の誕生に密接に関わっていることがわかってきた。また暗黒物質を直接観測しようという研究も進められている。京都大学などの研究チームは、超電導磁石を使って強力な磁場を作り出すことで暗黒物質を検出する装置を開発。また岐阜県の神岡鉱山では、東京大学のチームが高感度光センサーを使って暗黒物質を発見する研究を進めている。 宇宙の起源を明らかにし、さらに将来の宇宙の姿を描くために不可欠な暗黒物質研究の最前線に迫る。
(text from NHK site)

ごく軽いノイズ
NHK教育 45min 2007-05-05 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0327





●サイエンスZERO 「驚き 江戸のテクノロジー」

260年以上続いた江戸時代。科学技術とは縁遠い時代だったような気がするが、実は最近の研究で、 独自の高度な科学技術が花開いていたことが明らかになってきた。そして、時を隔てた現代において、 江戸の科学技術が再び注目を集め、最新の生産技術などにも応用され始めている。江戸時代は西洋から続々と近代科学が入ってきた。当時の日本人はそれらを徹底的に調べ上げて模倣することで、 さらに高度な「江戸流」の科学技術を生み出してきた。その一つが顕微鏡。18世紀には職人が顕微鏡を製作し、当時の医者や蘭学者、大名らは植物や昆虫、微生物、雪の結晶などの精密な観察をしていた。江戸時代の人々は小さい物だけでなく、遠くの物にもその探求欲を向けていた。 1830年代、鉄砲鍛冶の金属加工技術は非常に高精度な反射望遠鏡の製作をも可能にしていた。 反射望遠鏡の性能は主要部品である主鏡の出来具合に依存している。 その主鏡は、現在の科学者の想像の域をはるかに超える合金鋳造と研磨の技術によって、 錆びにくい極めて完成度の高い放物面を持つ鏡だった。更にこれによって月や木星、土星などの精密な観察も行われていた。そんな江戸時代の科学技術は昔話だけにとどまらず、現代の産業にも活かされ始めている。 例えば、日本を代表する自動車産業。部品工場では製品を運搬する際、モーターなどを全く使わず、 バネと歯車を巧みに使った運搬機械が使われている。部品の重さによって歯車を回して運搬。 そして部品を離すとバネが戻る力でもとの場所に戻るという仕組みだ。そのモデルとなったのが 江戸時代に作られたからくり人形。いわば究極の省エネマシンとして生産設備の大幅な効率化のヒントになるのではと期待されている。意外なほど斬新だった江戸時代の科学技術とそこに込められた当時の人々の心意気。その発想と現代に活かされる技術に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2007-06-16 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->B 0507
<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2007-11? Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0117





●サイエンスZERO 「ここまで見えた 新型顕微鏡の世界」

顕微鏡が進化している。最新の「レーザー顕微鏡」は、レーザー光と蛍光物質を使い、数十万分の1ミリの大きさを、見たい物だけを光らせて見ることができるという仕組みを持つ。従来、高い倍率を誇る顕微鏡と言えば、その代表は電子顕微鏡だった。しかし電子顕微鏡は対象物に電子線を当てるため、生きたまま見ることができなかった。ところが新型レーザー顕微鏡はそのウィークポイントも克服。なんと生き物の微細な様子を生きたまま見ることができる。この特徴を生かして様々な研究が行われている。理化学研究所では、植物の細胞に含まれる小器官・ゴルジ体を詳細に観察している。ゴルジ体は細胞内でたんぱく質を運搬する働きを持つが、今までどのように細胞内を動いているのか不明だった。ところが新型レーザー顕微鏡による観察で、ゴルジ体が植物の細胞内をダイナミックに移動している様子が突き止められた。また国立遺伝学研究所では、花粉症などアレルギー反応が起こる仕組みについて解き明かそうとしている。アレルギー反応はマクロファージとリンパ球が接触して何らかの情報交換が行われると考えられてきたが、実際の反応はナゾのままだった。新型レーザー顕微鏡で観察したところ、マクロファージと接触した瞬間、リンパ球の表面で活性化するタンパク質が多数生み出されることが見いだされ、将来のアレルギー対策に向けての有効な知見となった。さらにレーザー顕微鏡のレーザーを工夫することで従来では考えられないような観察も可能になっている。それは組織の内部を透かし見るということ。東京大学医学系研究科では脳の表皮を生きたまま傷つけることなく800マイクロメートルの深さまで観察することに成功。脳の神経細胞で信号が伝達される様子や、情報伝達の受け皿となるシナプススパインという突起が現れたり、消えたりする様子を捉えた。これは私たちがどのように記憶し、どのように忘れるかという脳の活動そのものに迫る研究と言える。生きたまま高倍率で生体を見ることができる最新のハイテク顕微鏡、それが可能にした生体の驚くべきメカニズムに迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2007-06-30 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->D 0214





●サイエンスZERO 「解明進む 痛みの科学」

病気が治っても痛みだけが残る「慢性痛」がいま大きな問題となっている。アメリカでは2001年から2010年を「痛みの10年」として、 国をあげて痛みに関する大規模な研究を進めている。痛み後進国と言われた日本でも、痛みを科学的に解明しようという試みが行われている。たとえば失った手足に痛みが残る「幻肢痛」。この研究を通して慢性痛の不思議なメカニズムと対処法が見えてきた。 幻肢痛は神経や脳に痛みの記憶が刻まれてしまうために起こると言われているが、手足を失う前に痛みを長期間感じたままの状態でいたことなどが、 その原因としてあげられる。幻肢痛以外の慢性痛も、痛みを我慢したままでいたことなどが引き金になることもわかってきた。また最新の研究により、痛みの感覚は大脳の感覚野だけでなく運動野と呼ばれる部位が密接に関与していて、 慢性痛の治療のために運動野を積極的に刺激することが有効なことがわかってきた。そんな中、運動野を刺激するリハビリ運動や、 さらには脳の運動野に直接、磁気刺激を与えるという治療法も行われ、その効果が出ている。また深刻ながんの痛み。従来からモルヒネを使って痛みを軽減させる治療が行われているが、モルヒネに依存性があるため、 その使用をためらう患者も多かった。ところが最新の研究で、痛みを感じると大脳で快楽物質・ドーパミンの分泌が抑制されていることがわかり、 モルヒネによる依存性や中毒症状は起こりにくいことが突き止められた。そのためモルヒネを使って積極的に痛みを抑えようという機運が高まりつつある。いままで精神的なものとして捉えられることの多かった「痛み」。その知られざるメカニズムや効果的な対処法についての研究最前線に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2007-07-21 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->F 0925





●サイエンスZERO 「高感度地震計で地下を探れ」

阪神淡路大震災以降、日本全国の地下に急速に設置が進む最新の高感度地震計。この地震計を使った地震観測網(Hi-net)によって、かつて例がないほどの高密度、高精度な観測が可能になり、これまで調べることが難しかった地下深くの様子もわかりつつある。先日発生した新潟県中越沖地震では、この地震観測網を使った緊急地震速報が気象庁によって発生直後に出され、揺れが到達する前に安全な場所に避難したり、電車を徐行させたり停車させるなどに生かされた。また中越沖地震の余震の震源をすばやく特定することができ、地下の断層の様子を詳細に知ることができた。さらに、高感度地震計はわずかな震動が長時間続く「深部低周波微動」を初めて捉えることに成功している。この深部低周波微動は、引き込まれたプレートがゆっくり戻る時にできる亀裂が原因で発生すると考えられている。 巨大地震との関係はまだはっきりしていないが、やがて解明が進めば、その予測につながることも期待されている。人工的に微弱な震動を地下に送り、その反射波を高感度地震計で調べることで、地下で起きている細かな変化を捉え、地震の予知につなげようという試みも始まっている。また地震波の伝わり方を詳細に分析することで、地下100キロ付近でマグマを形成する水の動きもわかりつつある。最新の高感度地震計を用いることで初めてわかってきた地下深くの現象に迫る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2007-08-04 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->F 0025





●サイエンスZERO 「イライラ解消 渋滞の最新科学」

ふだんの生活でしばしば遭遇する「渋滞」。高速道路やラッシュ時の通勤電車、さらにはビルのエレベーターまで、 現代社会の中のいたるところで渋滞は発生している。高速道路の渋滞で最も大きな原因はゆるい上り坂だ。ゆるい上り坂にさしかかると、知らず知らずのうちに速度が落ちる。 すると後続の車が車間距離を保とうとブレーキを踏み、それがさらに後ろに伝わることで、渋滞が引き起こされるという仕組みだ。またコンサートホールや映画館などの出入り口で、どうすればスムーズな入退場ができるかという研究も行われている。 意外なことに出入り口付近にポールを一本立てるなど、障害物を設置することでかえってスムーズに人が流れることもあることがわかってきた。 これは障害物によって人の流れが整理されるためだと考えられる。エレベーターはコンピューターによる複雑なプログラムでコントロールされているが、 最新のプログラムでは「個人より全体」を重視するようになりつつある。ある人の待ち時間が長くなっても、 乗客全体の待ち時間が減るようにプログラムされるようになってきた。この「個人より全体」の考え方は通勤電車にも応用され始めている。混雑によってダイヤの遅れが問題となっていたある路線では、 急行電車を一定の区間で各駅に止めるというダイヤ改正を行った。従来、急行電車は乗客が集中するため、駅での乗降時間が長くなり、 その結果、他の列車にも遅れが生じていた。しかし改正により乗客が集中しにくくなり乗降時間が均一化され、電車の遅れが減少したという。なぜ渋滞が起こるのかそのメカニズムと、渋滞を解消する手だてについて科学的視点で迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2007-08-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->F 0926





●サイエンスZERO 「驚き 江戸のテクノロジー」

260年以上続いた江戸時代。科学技術とは縁遠い時代だったような気がするが、実は最近の研究で、独自の高度な科学技術が花開いていたことが明らかになってきた。そして、時を隔てた現代において、江戸の科学技術が再び注目を集め、最新の生産技術などにも応用され始めている。江戸時代は西洋から続々と科学が入ってきた。当時の日本人はそれらを徹底的に調べ上げて模倣することで、さらに高度な「江戸流」の科学技術を生み出してきた。その一つが顕微鏡。18世紀には職人が顕微鏡を製作し、当時の医者や蘭学者、大名らは植物や昆虫、微生物、雪の結晶などの精密な観察をしていた。江戸時代の人々は小さい物だけでなく、遠くの物にもその探求欲を向けていた。 1830年代、鉄砲鍛冶の金属加工技術は非常に高精度な反射望遠鏡の製作をも可能にしていた。反射望遠鏡の性能は主要部品である主鏡の出来具合に依存している。その主鏡は現在の科学者の想像の域をはるかに超える 合金鋳造と研磨の技術によって、錆びにくい極めて完成度の高い鏡だった。更にこれによって月や木星、土星などの精密な観察も行われていた。そんな江戸時代の科学技術は昔話だけにとどまらず、現代の産業にも活かされ始めている。例えば、日本を代表する自動車産業。部品工場では製品を運搬する際、モーターなどを全く使わず、バネと歯車を巧みに使った運搬機械が使われている。部品の重さによって歯車を回して運搬。そして部品を離すとバが戻る力でもとの場所に戻るという仕組みだ。そのモデルとなったのが江戸時代に作られたからくり人形。いわば究極の省エネマシンとして生産設備の大幅な効率化のヒントになるのではと期待されている。意外なほど斬新だった江戸時代の科学技術とそこに込められた当時の人々の心意気。その発想と現代に活かされる技術に迫る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2007-08-25 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E





●サイエンスZERO 「驚きの液体 磁性流体」

磁石に反応する液体『磁性流体』が様々な分野から注目されている。もともと磁性流体が登場したのは1960年代のアメリカ。アポロ計画で無重力の状態でも磁石を使ってエンジンに燃料を送り込めるようにと開発された。 そして現在、身近な機器や医療など実に広範囲で応用され始めている。磁性流体の大きな特徴が液体でありながら、磁石の力によって、こぼれることなく空間に保持できること。 その性質を利用したのがスピーカーだ。スピーカーは音を出すときに高速で振動し、発熱、その熱が音質を劣化させる原因になっていた。 そこでスピーカーの磁石の周りに磁性流体を配置することで、空気よりも高い効率で熱を逃がすことに成功。こうして音質の向上につなげることができた。そして医療への応用。正常な肝臓には血液中の異物を取り込む“クッパー細胞”があり、血液中に磁性流体を注入すると、このクッパー細胞に取り込まれる。 ところが肝臓がんになると、クッパー細胞がなくなり磁性流体が取り込まれないため、MRIで撮影すると肝臓がんかどうかを診断することができる。 また磁性流体に交流磁場を与え ると発熱するという性質がある。そこで、特殊な方法でがん細胞に磁性流体を注入し、 磁場を与えて発熱させることでがん細胞を死滅させるという研究も行われている。精密機器、医療、と様々な分野で応用されている磁性流体の研究最前線に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2007-09-28 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->D 0552





●サイエンスZERO 「進化するエコカー 電気自動車の挑戦」

地球温暖化に直面した今、環境に配慮したさまざまなエコカーの開発が世界で進められている。 中でも大きな注目を集めているのが「電気自動車」。電池に充電した電気でモーターを回して走行する。 走行中は排気ガスや二酸化炭素を全く排出せず、発電時に発生する二酸化炭素を考慮しても、 ガソリン車の二酸化炭素排出量のおよそ4分の1におさえられるという試算もある。 また、電気自動車はモーターを使うことでガソリン車にはない可能性が広がる。例えば車輪の動き。 ガソリン車はエンジンの動力をシャフトなどを通じて車輪に伝えるため、その動きに限度があった。 電気自動車は小型のモーターを車輪の内部に組み込むことができるため、4輪を独立して動かすことも可能だ。 またガソリンエンジンに比べて、電気モーターは応答速度が格段に速く、それをいかしたスリップ防止装置など安全性の向上につながる 開発も行われている。しかし電気自動車の大きな課題が一回の充電で走れる距離が短いこと。そこでこの課題を克服するため、 現在主流の「リチウムイオン電池」をより高容量化する技術開発がさかんに行われている。 首都大学東京では電極にリチウム金属をそのまま使うことで、電池の容量を2〜3倍に高める研究を行っている。 リチウム金属は反応性が非常に高く、取り扱いが非常に困難なため、従来はリチウムの酸化物が電極に使われていた。 そこで電解質に着目、液体の電解質の代わりに固体を使うことで、リチウム金属を電極に使える可能性が示された。クルマの未来を変えると言われ、次世代自動車の中で大きな注目を集める電気自動車、その開発最前線に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2007-10-19 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0799





●サイエンスZERO 「いにしえの謎に迫れ!情報考古学最前線」

日本では毎年8000カ所もの遺跡が発見されている。一つの遺跡からは数万点にもおよぶ土器などが見つかることもある。 これらについて最新の情報科学を駆使することで分析や保存が行われるようになっている。奈良先端科学技術大学院大学では、平城京をバーチャルリアリティで再現する試みが行われている。巨大なスクリーンに再現された平城京が映し出され、その中を歩き回るという疑似体験ができる。これをもとに様々な分野の学者が意見を出し合い、当時の様子を客観的に評価できるようになると期待されている。東京大学ではカンボジアにある世界遺産、アンコール遺跡をデジタル化して再現する試みが行われている。遺跡のひとつ、バイヨン寺院は、12世紀に建造されたものだが、相次ぐ内戦などで損傷が激しく、早急に修復する必要がある。 そこで東京大学ではレーザーを使ったセンサーで寺院の表面の凹凸を緻密に測定し、3次元でデジタル化して寺院の複雑な構造まで記録することに成功した。 さらに寺院の表面にある「尊顔」と呼ばれる彫刻の分類にも大いに役立っている。さらにシミュレーションの技術を使うことで、昔の人々の動きも推測する試みも行われている。同志社大学では貝塚の分布をもとに、当時の人々がどのように集落を作りながら分散したり集まったりしたのかシミュレーションすることで、昔の人々の交流の様子を推測しようとしている。情報科学を使うことで、新たに可能になってきた遺跡の分析方法や保存方法を紹介する。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2007-12-14(2007-12-08の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0998





●サイエンスZERO 「アートと科学のフシギな関係」

対極にあるように思える科学とアート。じつは両者には不思議な親密さがある。現代アートではいま、多くのアーティストが科学に正面から向き合った作品を生み出している。例えば、植物の表面に流れるごく弱い電流を取り出し、それを音に変換して聴かせるというアート作品があったり、宇宙や光に大いに魅せられたあるアーティストが、宇宙から地球に降り注ぐ目に見えない宇宙線を検知して、それを目に見える光に変えて点滅させる作品を制作したりするなど、最新科学がもたらす研究成果に触発されて制作されたアート作品がある。また、あるアーティストは生命の神秘やダイナミックさを表現したいという思いで、コンピューターに図形を描かせていた。その図形がたまたまカオスという、極めて複雑で予測不能な変化の中に簡単な規則が潜む現象を表現していることがわかり、カオスの科学者とアーティストがカオスの共同研究を始めたという事例もある。こうした関係が築かれるのは、科学もアートも「新しい真実をみつけたい」という共通点をもっているからとも考えられる。 また、アート側からの科学への関心は、つい閉鎖的になりがちな科学の成果やありようを多くの人と共有するうえで大きな役割を果たしている。海外では、バイオテクノロジーに対してどこまでのことが許されるのか、社会に問いかける作品など、急速に進歩する科学技術の方向性をともに考えようとする作品づくりもある。アートの世界から見た科学の姿とはどのようなものなのか?アートと科学のフシギな関係に迫る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2008-01-18(2008-01-12の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->F0443





●サイエンスZERO 「ミクロの“新大陸” RNA研究最前線」

生物の細胞の中ではDNAを中心にさまざまな生命活動が営まれている。その中でいま、RNAと呼ばれる物質が注目されている。従来から、RNAはDNAの塩基配列をもとに生体を作る重要なタンパク質を合成するという働きが知られてきた。しかしRNAでもタンパク質の合成に直接関わらない「ノンコーディングRNA」が続々と発見されている。今までDNAの塩基配列の中で、タンパク質合成に関わる遺伝子は全塩基の2%程度で、残りはジャンクDNAとさえ言われてきた。ノンコーディングRNAはそのジャンクDNAの部分から合成される。生体内では、DNAの情報をもとにさまざまな指令が出されているが、ノンコーディングRNAはいってみれば、それらの指令のスイッチをオフにするような働きをしている。たとえば、ある指令をストップさせることで別の指令が有効になり、次なる成長段階へと進むという役割だ。つまり、DNAの情報をもとに出されるさまざまな指令を制御し、生体反応を規律正しく起こす働きをしているのである。多様なノンコーディングRNAの発見は生命科学の分野で「新大陸の発見」とまで言われる。そしてこのノンコーディングRNAの数の多さこそ、人類など進化して複雑な体を持てるようになった理由ではないかと考えられている。指令をストップさせるノンコーディングRNAの働きを利用した薬の開発も進んでいる。例えばがん。がん細胞は増殖するときにDNAをもとにタンパク質を合成するが、そのときにできるメッセンジャーRNAの機能を止めるノンコーディングRNAを働かせることで、タンパク質の合成を阻止し、がん細胞を破壊することができる。この方法は狙った細胞をピンポイントで破壊することができるため、がんだけでなくウイルスに対しても高い治療効果が期待されている。ミクロの世界の"新大陸"ノンコーディングRNAの機能と、それを用いた医療への応用に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2008-01-25(2008-01-19の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0111





●サイエンスZERO 「“細胞の顔”糖鎖 その不思議に迫る」

細胞同士のコミュニケーションに深く関わっている糖鎖。“細胞の顔”とも呼ばれ、極めて小さな糖の分子が鎖状につながり、細胞の表面にヒゲのように生えている。日本は糖鎖研究では世界のトップレベル。さまざまな糖鎖の不思議な働きが解明され、医療への応用も始まっている。例えば赤血球の表面にある糖鎖では、そのわずかな違いによって血液型が決まる。また白血球は血管の中を転がりながら移動し、血管の表面にある糖鎖に異常がないか調べている。この糖鎖が、いま医療の分野で大きな注目を集めている。その一つががん。がんは転移するときに血管の表面にくっつき広がるが、血管にくっつくときに糖鎖を使っていることが突き止められた。さらにその糖鎖は白血球が血管の表面をチェックするためにくっつく働きをする糖鎖と形が極めて似ていることがわかった。これを受け、血管壁にくっつきにくくすることで転移を阻止する薬の開発も期待されている。細胞の表面にひげのように生えている糖鎖。その不思議な機能と、それを使った医療への応用の研究最前線に迫る。
(text from NHK site)

<受信障害により映像全体に、ごく軽いノイズあり>
NHK教育 45min 2008-02-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) ---->D 0460





●サイエンスZERO 「速さへの挑戦 次世代新幹線」

東北新幹線の青森延伸に向けて、時速320kmでの営業運転を目指す次世代新幹線の開発が行われている。現在、実験車両“ファステック”を使ったテスト走行が行われている。今回、サイエンスZEROは実際にテスト走行を行っている実験車両内部や研究所など、開発の現場にテレビカメラを入れた密着取材を行った。速さへの大きな課題が車体の軽量化。従来の車両では、架線からの電気をモーターに供給する“主変換装置”は発熱が伴うため冷却用の大型のファンが必要だった。新型車両はこの装置をゼロから見直し、水冷方式を採用した。高圧の電気を扱う新幹線の動力部で“水”を使うことはタブーとされてきたが、あえて水冷方式にした。こうした様々な試みにより、従来の車両に比べて5%という大幅な軽量化に成功した。また高速化と切り離せないのが環境問題。車両が高速でトンネルに進入すると、反対側の出口では“微気圧波”という爆音が発生する。次世代新幹線は車両の形状を複数検討し、徹底したシミュレーションを行うことで微気圧波を削減している。ほかにも高速のままカーブを曲がれるように車体を最適の角度に傾ける装置や、高速ながらも従来の新幹線並みに短く止まれる制動装置など、速さに挑戦するための様々な新技術が搭載されている。開発が行われている次世代新幹線の新技術に迫る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2008-02-20(2008-02-16のBS2での再放送) --->C 0623
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●サイエンスZERO 「脳の知られざる主役 グリア細胞」

脳の神経細胞の周囲に多数ある「グリア細胞」。神経細胞の10倍もの数が存在するといわれているグリア細胞だが、今までその役割はせいぜい神経細胞をつなぎ止めておく程度しかないと考えられてきた。しかしここ数年、グリア細胞の研究が急速に進み、次々と驚くべき重要な働きが見えてきた。神経細胞のシナプスのスパインという突起の生成を促して、思考や記憶といった脳の重要な働きを助けていることが解明されてきた。また、病気やケガで傷ついた神経細胞から発せられるSOS信号をキャッチし、ダメージから神経細胞を保護し、神経回路の修復に貢献する働きもあることが解明された。しかしその一方で、ダメージが大きい場合はグリア細胞が異常に活性化され、健常な神経細胞を食べるという相反した働きがあることもわかってきた。こうした異常に活性化したグリア細胞は、アルツハイマー病に関与するとも考えられ、グリア細胞が活性化するメカニズムの解明や、薬によるグリア細胞の活性化の制御など、アルツハイマー病の治療や早期発見につながる研究も行われている。脳の中で知られざる働きをするグリア細胞の機能や応用について迫る。
(text from NHK site)

ごく軽いノイズ
NHK教育 45min 2008-03-08 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0860





●サイエンスZERO 「ここまで見えた 知られざる太陽」

一昨年秋に打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」。可視光、X線、極紫外線の三つの世界最高水準の望遠鏡を駆使し、太陽の多くの謎に迫ろうとしている。「ひので」がとらえる太陽の生き生きとした様子は世界的に大きな注目を集めている。太陽の表面には黒点がある。黒点の温度が周りに比べてなぜ低いのか、また黒点ができたり消えたりするのはなぜなのか。鍵を握ると思われる「磁力線」の新しい様相が、ひのでの観測によって解き明かされつつある。また100万℃と非常に高温のコロナがどのように加熱されるのか不明だったが、コロナの中を波打つ磁力線の存在をとらえ、磁場のエネルギーがコロナ加熱に関わっている証拠を示した。さらに太陽表面で起こるフレアという爆発の様子を克明にとらえ、太陽活動の影響による通信障害やオーロラの発生などを予報する「宇宙天気予報」の精度を上げることも期待されている。「ひので」によって次々と見えてきた太陽の新たな姿に迫る。
(text from NHK site)

ノイズなし
NHK教育 45min 2008-04-26 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->B 0605





●サイエンスZERO 「シリーズ・ヒトの謎に迫る(3)|実験で解き明かす!心に潜む仕組み」

「シリーズ・ヒトの謎に迫る」第3回は、さまざまな工夫を凝らした実験で「心の正体」を探る社会心理学の最前線を見る。プレゼンターは北海道大学の山岸俊男教授。「なぜ実験で心がわかる?」という質問に、山岸教授は「心と意識は別もの。ヒトの心は本人にもよくわからない。実験なしに知ることは不可能」と言い切る。山岸教授の研究チームが実施する実験は、たとえば「独裁者ゲーム」と呼ばれるもの。二人組の一方に「ふたりで分けなさい」とお金を預けたとき、どのような割合で分けるかを大勢に試して統計を取る。その結果、独り占めする人はほとんどおらず、意外に均等に分ける人が多いことがわかる。それはなぜか?その理由をさらなる実験で解明し、人に共通する心の枠組み=「進化の産物」としての心を見ようとするのが山岸教授のスタイルだ。このお金の分配ゲームでは、将来の見返りを期待して相手にも公平に分けるという心の働きが読み取れた。しかし、これは打算ではなく、無意識のうちに心が処理した結果だということも実験でわかる。「情けは人のためならず」を心が知っていたのだ。こうしてヒトは利他的な行動を取るようになったと山岸教授は考える。また番組では、心の進化の原動力となったものは何かに迫る。手がかりは私たちの脳に刻まれた深いシワにあった。人類が狩猟採集生活を送っていた太古の昔、過酷な暮らしの中で「協力し合う心」が生まれ、自然淘汰の結果、進化してきたのではないかという。番組後半の実験では、他人を信頼する度合いが高い人は、相手の人間性を見抜く能力も高いことがわかる。「信頼」をキーワードに、環境問題などさまざまな社会的ジレンマの解決策を考える。
(text from NHK site)

ノイズなし??
NHK教育 45min 2008-12-26(2008-12-20の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)









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