玄関 / ライブラリ / 未整理映像ファイルメニュー / BS1: 「BSドキュ/BS世界のドキュ」-2007前半 /

 

 

●BSドキュメンタリー 「“サイバー・テロリスト”を追え」

同時多発テロから5年経った9月、アルカイダは1時間以上にも及ぶ異例の声明ビデオをインターネットで公開。今、国際テロリスト組織は、インターネットを「指令伝達」や「扇動と宣伝」「リクルート」などに用いている。自爆テロのやり方から化学兵器の製造法まで、詳しく解説したビデオ映像が流され、巧妙に暗号化された指令がネット上を飛び交う。これらの情報をネット上に載せるには、痕跡を消すためにどこかのサーバーに潜入し、かつそれをホストに気づかれないようにしなければならない。テロリストの中でそれを担うのが天才ハッカーである。そして、NSAやFBIなどの下で、それに対抗する活動をしているのもまた、天才ハッカーたちである。2005年秋、通称「イルハービ007」というテロリスト・ハッカーがロンドンで逮捕された。追いつめたのは、ワシントン郊外にある小さなビルの一室で活動するハッカー集団だった。この事件を中心に検証し、国家の安全と国民の自由と人権のどちらを優先するのかというジレンマを抱えながら、発信と摘発の熾烈な攻防戦が続けられているネット上のもう一つの「テロとの戦い」をルポする。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-01-27 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->D 0995





●BSドキュメンタリー 「狙われる新華僑」 〜南ア・中国人社会24時〜

ノイズなし
BS1 50min 2007-03-03 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->E 0060





●BSドキュメンタリー 「沸騰するインド医療ビジネス」 〜世界が担う巨大市場と最先端治療システム〜」

急速な経済成長を続けるインドで今、ITの次を狙う産業として「医療ビジネス」が大きな注目を集めている。増大する中流層が健康への関心を高め、国内の様々な企業が、投資の対象として病院経営に乗り出している。医療市場の伸び率は、年間50%を超える。
こうした医療ビジネスの目玉商品となっているのが、外国から集団で患者を募るメディカル・ツアーだ。大理石の柱が立ち並ぶロビーやLANが完備された付添人のベッド付き個室、患者の出身国に合わせた食事の提供や空港への送迎、通訳の手配など、設備もサービスも、5つ星ホテル顔負けの病院もあり、欧米からの患者を積極的に呼び込んでいる。欧米帰りの優秀な医師、豪華な設備。患者は待たされることなく診療・静養ができるうえ、費用も、渡航費を含めて自国の半額以下で済む。
その一方で、公立病院からは優秀な医師が引き抜かれるなど、インドの貧困層を取り巻く医療環境はかえって悪化。様々な矛盾や問題も吹き出している。
番組では、インドのシリコンバレーと謳われる南部の都市バンガロールの私立病院グループで最先端医療の現場を取材し、医療ビジネスが「沸騰する」さまを追う。同時に、インドの医療界が抱える問題と、それに対する政府の対応にも注目する。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-04-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●BSドキュメンタリー シリーズ・世界はこうしていじめと戦う
「いじめ“罰”は有効か」 〜アメリカからの報告〜(仮)

アメリカでは、増加する“いじめ”の対策として「いじめ反対法」を制定する動きが高まっている。「いじめ反対法」を持つ州は、すでに全米で23州。内容は州によって様々だが、厳しい州では“いじめ”を“犯罪”として扱い、小学生でも犯罪歴がつく。アメリカ東部のペンシルベニア州では、この春、「いじめ反対法」案の審議が進んでいる。法案は、州内の学校にいじめ対策プログラムの実施を義務化するもので、対策の詳細は学校に委ねられるものの、学校側は、子どもたちに与えるルールと罰則を明確にしなければならない。しかし、州内の学校は、法制化を支持する“厳罰派”と“非厳罰派”に分かれ、法案に対する賛否だけでなく、“いじめ”対策についても、学校によって異なる事態を生んでいる。「いじめ反対法」制定の動きが進む中で、ペンシルベニア州の学校や教育委員会、そして、親や教師たちは、法案をどのように受け止め、どのような“いじめ”対策を進めようとしているのか。“いじめ”をめぐるアメリカの最前線の動きを追う。
(text from NHK site)

ノイズなし??
BS1 50min 2007-05-12 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) ---> HDDには在庫なし 2016-01

> 3回シリーズのうち、第1&3回は、ダビング依頼によりDR-1828としてディスク化





●BSドキュメンタリー 「祖国の海を守りたい」 〜キューバの人魚 デボラ・アンドヨ〜

いまや地球上に残された最後の海の秘境のひとつと言われるキューバの海。しかし最近、危機が忍び寄っている。米国による経済制裁が続く中、観光開発・経済開発への圧力が強まり、一部の海域でこのまま観光や開発が進めば、キューバの海の豊かさ、美しさが失われてしまうのではないか。そんな思いがデボラ・アンドヨさん(シンクロナイズスイミングのキューバ代表キャプテンをつとめた後、素潜りで潜水に挑むフリーダイビング競技に転身。潜水深度115メートルという当時の世界記録を打ち立てキューバの人魚と称えられた。今やキューバの国民的英雄である。)を、「海を守る」ための行動へと駆り立てた。デボラは、父親がカストロに近いキューバ軍の有力将軍であるという事実を最大限に利用。「Blue Yemaya」というプロジェクトを立ち上げ、去年、政府のお墨付きを得た。そして海洋生物学者らとともに「未知なる海」に潜り、稀少な海洋生態系の調査を行い、映像に記録する活動を始めた。キューバの海の“豊かさ”がいかにかけがえのないものか、その全貌を明らかにし、さらには神秘的で美しい映像をDVD化するなどして世界に発信。豊かな海を守る気運を国際的にアピールすると同時に、そのための資金も得よう、という計画である。番組では、キューバという社会にあって、ひとり果敢に海洋環境保護活動に邁進するデボラという女性にスポットを当てる。この魅力あふれる「キューバの人魚」の奮闘ぶりを、彼女が記録する海そのものの魅力、美しい潜水映像もふんだんに交えて伝える。
(text from NHK site)

ノイズなし??
BS1 50min 2007-06-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●BSドキュメンタリー 「ツバルの選択」 〜高まる移住熱〜

南太平洋の美しい環礁にある国・ツバル。海と共に生きる「悠久の海人」として、独自の文化を2000年前からはぐくんできた。しかし、今、地球温暖化による海面上昇や高潮により人口1万人の島は危機に瀕(ひん)している。海水の床上浸水、畑の塩害は深刻で島からニュージーランドへ移住する人も増えてきた。地球温暖化が進む中でツバルの危機の現状と移住すべきかどうかで悩む家族の姿をドキュメントする。
(text from NHK site)

ノイズなし??
BS1 50min 2007-06-09 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1)





●BSドキュメンタリー 「草の根貿易で大地を守る」 〜バングラデシュ発 最先端ファッション〜

世界の耕作地の2.5%に過ぎない綿畑に、世界の殺虫剤の25%が撒かれている。そんな綿産地の一つバングラデシュで、伝統的な無農薬の綿と手織りの生地を「フェアな価格」で買い上げる草の根貿易を立ち上げた女性がいる。インド系のイギリス人サフィア・ミニーさん43歳。彼女は無農薬のオーガニック・コットンをブランドのイメージとして、「地球に優しくおしゃれなファッション」を世界に発信しようと格闘を始めている。無農薬は手間がかかる上に、農薬漬けの土壌を改良する必要がある。サフィアは無農薬ならば「生計を支えることが出来る価格」で買い取る、という「フェアトレード」で説得に当たる。「出来るだけ安く買い上げる」という先進国の繊維メーカーとは正反対。簡単に信用は得られない。サフィアは農村を回っては説得と交渉を繰り返している。フェアトレードの原価は販売価格に跳ね返る。Tシャツで3割高。「地球に優しい」というブランドイメージでどこまで食い込めるのか。サフィアの武器はロンドン発の「先端ファッション」。伝統的な手織り綿を生かしながら、先端ファッションもとりいれて若い世代に売り込む。5月、東京丸の内でフェアトレードのファッションショーが開かれる。「地球に優しい」ことが「価値を生む」。サフィアとバングラデシュの人々の格闘を追う。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-06-23 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0519





●BSドキュメンタリー 「もう一度家族と暮らしたい」 〜砂漠化が迫るモンゴル草原〜

モンゴル草原では、近年繰り返された雪害や干ばつなどの異常気象の影響で乾燥化が進み、砂漠化が深刻化している。背景には地球温暖化という大きな問題が横たわっていると言われる。それに社会の変動が拍車をかけている。90年代の市場経済導入以降、遊牧民の間では家畜を増やし現金収入を求める風潮が強まり、過剰放牧が行われた。その結果、牧草地の負担が増大し、草原の劣化につながっていった。エンフバヤル家は、両親に3姉妹の子ども(15歳と14歳、そして3歳)の5人家族。劣化した草原で家畜がどんどん痩せこけ、年々その数が減り、遊牧の暮らしが立ちゆかなくなった。今では子ども3人だけで故郷のゲルで暮らし、母親は子どもたちへの仕送りのためにウランバートルで出稼ぎ生活を続けている。父親は、遠く離れた草原で大規模遊牧民の手伝いとして働き、家族離散の生活が1年続いている。もう一度家族そろって草原で遊牧生活を希望する父親のよびかけで、家族会議が開かれた。母親と子どもたちはどんな結論を下すのか。砂漠化が迫るモンゴル草原でのある一家族のそれぞれの決断を見つめる。
(text from NHK site)

>民主化とカシミヤとヤギと草原砂漠化の関係

ノイズなし>>エンドロール約10秒が尻切れ(次の録画準備のため)
BS1 50min 2007-06-30 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->D 0095







−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●BS世界のドキュメンタリー 「アンデス 密林の民アシャニンカ」

ペルー中部・アンデス山中の密林に暮らす先住民族アシャニンカの大自然に根ざした伝統の生活を描くドキュメンタリー。フランス人の探検家ジェロミン・パスツールは、20年以上にわたってアシャニンカ族の住む村へ通い、家族の一員となってその暮らしをカメラで記録し続けてきた。パスツールさんの視点から先住民族アシャニンカの風習と暮らしを紹介しつつ、彼らに忍び寄る現代社会の影響を映し出す。〜2005年 フランス ジェデオン プログラム制作〜
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-01-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D





●BS世界のドキュメンタリー 「エチオピア コーヒー生産国の悲劇」

コーヒー・チェーン店の増加により、今やコーヒーの小売市場は年間550億ドルを越える巨大市場となっている。しかし、先進国の消費者が1杯のカフェラテに数ドルを支払う一方で、発展途上国の生産者はそのわずか1000分の1しか利益を得ていない。コーヒー豆の価格が食料メジャーによって決められ、利益が末端の生産者まで届いていないのだ。番組はアフリカ第一のコーヒー生産国エチオピアを訪れ、コーヒー豆価格の長引く低迷により、貧しい生活を強いられるコーヒー農家を追う。また不公正な取引を断ち切ろうと世界に働きかける生産者組合の代表に密着し、世界四大コーヒー企業やその中間業者による利益搾取の実態を明らかにする。数多くのコーヒー・チェーンが先進各国で売り上げをのばす一方、潤うはずのコーヒー生産農家がさらに困窮を極めるという矛盾。コーヒーにみるグローバリズムの歪みを描いている。
原題: Black Gold  制作: イギリス 2005年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-01-16 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0720





●BS世界のドキュメンタリー 「ニジェール 飢餓の構図」

西アフリカのサヘル地域に位置するニジェールでは2005年、干ばつとバッタの大量発生などで大規模な飢餓が発生し、国連は120万人が餓えに苦しんでいると緊急援助を世界に呼びかけた。しかし、揺れ動く中東情勢や各地から報道される内戦のニュースの影に隠れ、国際的にはあまり注目されなかった。昨年の飢餓のさなか、フランスのプロダクションがニジェールに入り、NGO「国境なき医師団」の活動を追いながら、飢餓の実態を取材すると同時に、政府関係者、ニジェールに入り込んでいる各国NGOなどへの取材を通じて、なぜ、飢餓が繰り返し起きるのか、その構図に迫ろうとした。ニジェールでは、1日に450人の子どもが死んでいくという統計もあり、戦火にさらされている国の死亡率よりもはるかに高いと専門家は指摘。飢餓と貧困という悪循環の構造にメスを入れることが国際社会として緊急に求められていると訴えた。番組では、国際機関がニジェール政府に求めている様々な要求がうまく機能していないと指摘する。人々は「グローバリズムは、私たちに夢を与えるどころか、最低限の生活をも奪おうとしている」と語る。なお、ニジェールは05年UNDPにより、世界最貧国と位置づけられた。
原題: Niger Analysis of a Food Crisis  制作: フランス 2006年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-01-17 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0875





●BS世界のドキュメンタリー 「キャビア 密漁シンジケートを追う」

世界三大珍味の一つ、黒いダイヤと言われるキャビア。特にロシア、カスピ海産のチョウザメの卵が最高級キャビアとして知られ、旧ソ連時代は、計画的に採取されたキャビアが国営工場で丁寧に加工され、世界のキャビア産業の9割を旧ソ連が独占する状態にあった。しかし、旧ソ連崩壊後のロシアでは、経済混乱が続く中、密漁が相次ぎ、経済マフィアの格好のターゲットとなって乱獲が続き、昨年末には、WWFロシア支部がキャビアの消費を減らすよう各国に呼びかけた。今年に入るとワシントン条約により、ロシア産キャビアの当面輸入禁止措置がとられている。ロシアの国営テレビチャンネル1で昨年放送されたこのドキュメンタリーは、100年以上の歴史を誇るロシアのキャビア産業が、マフィアと密漁により崩壊寸前にある現状を密漁の現場をとらえた映像などを織り交ぜ、多角的に描いた。ロシアの科学者らはこのままで行くと、カスピ海のチョウザメは2,3年で絶滅し、キャビアを味わう日は戻ってこないと警告する。 制作: ロシア 2005年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-01-18 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0591





●BS世界のドキュメンタリー 「子どもがほしい」 〜30代後半 英国女性たちの選択〜 [前/後編]

先進各国では未婚の女性が増えている。女性の社会進出が進み、家庭に入る以外の選択肢が増え、子どもを産むことを先延ばしにする女性たちが多くなった。しかし、医学的には、35歳を過ぎると妊娠する確率が低くなると言われている。この番組は、35歳を過ぎたイギリスの独身女性30人を集め、彼女たちが「赤ちゃんがほしい」という希望をかなえるために様々な方法を試みるプロセスを追跡取材した。彼女たちに共通しているのは、結婚という制度に縛られることなく、新しい形の家族を築きたいと願っていること。イギリスでは離婚率が高く、両親がそろっていることが子どものために必要だという考え方はそれほど大勢を占めていないという事情がある。そのため、「まず夫を探す」、という概念にとらわれずに、子どもを持ちたいと考える女性が増えている。番組では「養子縁組」を考える女性もいれば、精子バンクに依頼して人工授精で妊娠する女性も登場する。日本産科婦人科学会は、精子バンクから精子提供を受けて未婚の女性が妊娠することを認めていないが、イギリスでは認められている。結婚という形にとらわれずに、自分なりに子どもを生み、育てようと決意した女性たちの人生への模索を通して、現代の新しい家族の形を考える。飯野解説委員の解説をつけることで日本の現状や倫理問題も補いながら、イギリス女性たちのチャレンジを紹介する。  原題: The Baby Race  制作: イギリス 2006年
(text from NHK site)

ノイズなし/ノイズなし
BS1 50min×2 2007-01-21 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0250/E 0951





●BS世界のドキュメンタリー 「セネガル 夢のホテル」

セネガルからベルギーに不法移民として渡った男性が、30年近い歳月の後、故郷に戻り、ホテルを建てるという夢をかなえていく様子を追ったドキュメンタリー。 客が入らず、地域社会からも見放されるという厳しい現実に直面しながら、やがて村のホテルとして受け入れられていくまでを、セネガルの美しい海岸の風景とともに伝える。2005年 アムステルダムドキュメンタリー映画祭参加作品。セネガル人のジャノーは18歳の時、ベルギーに渡った。皿洗いから始めて裕福な白人女性と結婚したが、離婚。ベルギーでの26年の生活を振り返る中で、彼の心に浮かんだのは、故郷にかねてからの夢だったホテルを建てることだった。ジャノーはお金をかき集めて、首都ダカール近郊の漁村でホテルの建設を進めていく。しかしオープンしてから2週間たっても客は来ず、銀行への返済も滞るばかり。その後、彼は、自分が村民と関わらなかったことで理解が得られなかったことを知る。和解を果たしたジャノーはホテルに村民を雇うことを約束、一方 村の代表者たちもホテルを全面的に支援することを誓った。 <2005年アムステルダム国際ドキュメンタリー映像祭 最終ノミネート作品>
原題: Hotel of Dreams  制作: デンマーク 2005年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-01-22 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0714





●BS世界のドキュメンタリー 「イラン 大統領になりたかった男」

イランの大統領になることを夢見て、大統領選挙に出続けたある泡沫候補の選挙活動を淡々と追ったドキュメンタリー映画。東アゼルバイジャン州の片田舎に暮らすミール・カンバールは今や75歳。内務省に勤務したこともあるミールは、庶民の声を届けたいと大統領になることを夢見て、長年、立候補を続けている。彼の選挙活動は、おんぼろ自転車に古びた拡声器、「アラーが勝利を与え給う」というコーランの一節を染め抜いた赤い革命旗をたてて農村をひたすら回るという方式。彼を支援するのは、手足が不自由な友人。その奇妙な二人連れが、砂埃の舞うイラン北部の村々を自転車遊説ツアーに出る。たまに会う村人や羊飼いを相手に、政策論議をする。実にのんびりとした選挙活動だが、ミールは、庶民の思いを政界に伝えなければと心底思い、大統領になる日を夢見て生きてきた。家族や友人は彼にさめた目を向ける。開票の日、ミールの獲得票は、当選には遥か及ばないものだったが、前回より増えていると喜ぶ。この老人のユーモアとペーソスにあふれた活動を追い、カメラはイランの農村地帯のゆったりとした風景を映画のように美しくとらえていく。そこにはイランが抱える政治社会の問題の断片が見え隠れする。イランの民主化がどこまで実現しているのか、考えさせられる作品。 <上海テレビ祭2006 ドキュメンタリー部門 最優秀社会番組賞作品>  原題: President Mir Qanbar  制作: イラン 2005年
(text from NHK site)

ノイズなし??
BS1 50min 2007-01-23 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・目覚める大国 インド 「ノンストップ!インディアンドリーム」

世界各国の企業が経費節減のため、英語が通じ、賃金の安いインドへと業務のアウトソーシング(外部委託)を進めている。今やインドは世界一のアウトソーシング大国となり、企業のバックオフィスのみならず、経営の中枢にかかわる調査・研究や開発といった部門までが、インドの優秀な人材を当て込みアウトソーシングされている。最前線の現場を、インドの伝統が色濃く残る東海岸の都市チェンナイ(旧マドラス)を舞台に描く。2006年 アメリカ ドライブスルー ピクチャーズ制作
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-02-04 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0245





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・目覚める大国 インド 「密着 ボリウッドスターの日々」

世界有数の映画大国インド。その制作の中心となっているムンバイ(旧ボンベイ)は、ハリウッドをもじって「ボリウッド」と呼ばれている。番組には、1980年代のインド映画を代表する3人のスーパースターが登場。彼らがボリウッドでどのように頂点を極めたか、そして挫折と復活までの道のりを紹介しながら、インド映画界でトップスターの地位を維持するのがいかに難しいかを描く。2005年 香港 ビンダース プロダクション制作
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-02-04 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0978





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・目覚める大国 インド 「潜入 新薬開発の舞台裏」

インドで、製薬会社に臨床試験の被験者を斡旋(あっせん)するビジネスが急成長中だ。2人に1人が、1日1ドル以下の暮らしをしているインドでは、医療の恩恵を受けられない人々は山ほどいる。そうした患者がいわば無料の薬を投与してもらえるのだと誤解し、臨床実験に次々と参加している。大手製薬会社が、先進国では合意がなければできない臨床実験データをインドで安易に手に入れている実態をBBCの報道番組がリポートした。2006年 イギリス BBC制作
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-02-05 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0425





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・イスラムの新しい風 「サウジアラビア 石油王国の素顔」

サウジアラビアはこれまで、政府が海外の報道機関に取材を許可しなかったため、国内事情を知ることが極めて難しかった。今回、ギリシャの取材班が初めてサウジ社会の素顔を撮影することに成功した。イスラム教の中で最も戒律の厳しいワッハーブ派を国教とする国の恋愛事情や女性の地位、支配者サウド王家と民衆の関係、そして9.11同時多発テロへの評価などを多元的に伝える。(2005年 ギリシャ スモールプラネット制作)
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-03-12 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0278





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・イスラムの新しい風 「モロッコ 女性聖職者の誕生」

2006年5月、モロッコのイマーム(宗教指導者)養成学校の卒業式に50人の女性の姿があった。女性の社会的地位が低いとされるイスラム社会で、女性イマームが誕生したのは史上初。番組は初の女性イマームたちが選考される過程と、その後、地方に配属されてどんな現実と向き合うことになるかを取材した。彼女たちの姿を通して、モロッコがどう変わろうとしているかを描く。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-03-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0167





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・イスラムの新しい風
「パレスチナの村を分断壁から守れ」 〜共に闘うイスラエルの人々〜

イスラエルがヨルダン川西岸地区で進める、入植地とパレスチナ人居住区を隔てる分断壁の建設。パレスチナの小さな村・ビリンにも、壁を作るイスラエル軍兵士がやってきた。生活の糧のオリーブの木を守るため、また不当に多くの領土を奪い取られないようするため、村人たちはイスラエルの平和運動家たちを味方につけ、非暴力によるあの手この手の抵抗運動を繰り広げる。1年間を闘い抜いた村の記録。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-03-15 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0924





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・イスラムの新しい風 「変わるトルコのビジネス界」

政教分離が徹底し、イスラム民主化の手本といわれたトルコ。毎日100件以上の新たなビジネスが起業され、国際的にも経済は好調だ。一方、2002年の総選挙で親イスラム政党が圧勝したり、スカーフに長袖、長ズボンの婦人服だけを専門に扱う服飾会社が快進撃を続けたり、イスラム回帰の風潮も進んでいる。近代化とイスラムの伝統に折り合いをつけながら成長するトルコの姿を追う。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-03-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0505





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・目覚める大国 インド 「綿花地帯からの告発」

欧州の大手スーパーや小売店などで安く売られるタオルやシーツが、実はインド北西部のコットンベルト(綿花栽培地帯)で働く労働者や地域住民の健康を犠牲にして生産されているという企業のグローバル化に警鐘を鳴らす番組。綿花の生産性を上げ価格競争力を高めるため、年に20〜30回もの農薬の大量散布が行われ、ガンの発生率が著しい高まりを見せているインドの状況を取材した。北欧の化学薬品会社がインドで販売している農薬の大半は、EUではすでに禁止されたもの。会社側は、ゴム手袋や長靴、マスクの着用など使用上の注意を明記してあるというが、ほとんどの農民は文字が読めず、素手で農薬を散布。健康被害は拡大している。また、ある繊維工場では、14歳にも満たない少年たちを発見。作業場では、素手のまま塩素入りの染色液や漂白液を扱い、手も洗わず床で食事をする。欧州の小売り企業の多くは、工場の選択をエージェントに任せきりで、現場の労働環境まで知りえないのが通常だ。グローバル企業は、発注先の工場に対しても労働安全環境基準を守るよう厳しく求めるべきだと専門家は指摘する。

原題: Killer Bargain
制作: Lynx Media(デンマーク) 2006年

[担当者メモ]・・・ 北欧は、国は小さいながらも数多くの優れた制作プロダクションがあり、ドキュメンタリーを精力的に作り続けています。この番組でも、度々取材拒否を受けながら、実態にせまろうとしていることが伺えます。私たちが日頃、手にする製品がなぜここまで安いのか、そのしわよせが実は、生産している途上国の人たちに及んでいることを想像させる内容となっています。
(text from NHK site)

>2007年 イタリア賞受賞作品になった

ノイズなし
BS1 50min 2007-07-26(2007-02-06の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->F 0839





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・目覚める大国 インド 「ガンジーの“道”をたどる」

インド建国の父であるガンジーの思想を思い起こし、インド独立の経緯を思い起こすことで今を見つめ直す1本。ガンジーがインドを独立に導く大きな原動力となった「塩の行進」から75年という節目(2005年)で作られた番組。デイレクターはモーリシャス出身の作家。ガンジーが独立をめざす際に訴えた非暴力の思想。独立後、ヒンドウーとイスラムの宗教対立をやめさせるべく、断食を行って融和を唱え、また、貧富の差を解消しようと様々な試みを行ったガンジーの思想と哲学は、今のインドにどう生きているのか。非暴力、融和と平等は今のインドが抱える問題のキーワードともなっている。取材班は、「塩の行進」が実施された400キロの行程をたどり直すことで見つめようとした。塩の行進が行われたグジャラート州は2002年に大規模な宗教対立が起き、500人以上の死者が出た。ガンジーの訴えた理想の実現はまだ道半ばである。インドを見つめる一週間の最終回として、ガンジーの思想を21世紀を生きるインドの人々がどう受け止め、未来にどうつなげようとしているかを探る。
〜Illuminating Gandhi〜(原題) 制作:フランス 2005年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-02-07 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0358





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・欧米が見た中国 「成長の代償」

年率8%という経済成長率。その中国の繁栄ぶりを欧米のメデイアは驚きの目で見ていると同時に、繁栄の影で進行している環境汚染には大きな警戒感を抱いている。世界の汚染都市トップ10のうち5つは中国の都市が占め、CO2排出量は米国に次ぎ世界で2番目だ。消費財がより多くの人々の手にわたるようになり、産業廃棄物が増え、砂漠化による
渇水も深刻となっている。各地で報告される健康被害は年々増えており、環境汚染の被害コストはGDPの15%にまで及び、経済成長を脅かす要因になることを政府当局も認めている。開発か、環境保護かの選択に揺れる、中国各地をルポした。

〜Inside China : Shifting Nature 〜(原題)
制作:イギリス/2006年
(text from NHK site)

ノイズなし??
BS1 50min 2007-02-12 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・欧米が見た中国 「“自由”と“民主主義”」

社会主義を維持しながらも市場経済が導入され、経済発展をもたらした反面、貧富の差は拡大している。豊かになった国民は自由と民主主義を求めるようになったが、政府は、集団で行われる大規模な抗議活動には武力で臨むという態度を崩していない。市場経済が進んだものの、表現の自由、そして民主主義はどの程度、今の中国で実現されているのかというテーマに欧米が真正面から切り込んだ。

〜Inside China : Freedom & Justice〜(原題)
制作:イギリス/2006年
(text from NHK site)

ノイズなし??
BS1 50min 2007-02-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・欧米が見た中国 「ドイツ買いの現場では」

ドイツの高い技術レベルを入手しようと中国の大企業がルール工業地帯にある最新鋭のコークス工場を買収した。中国側の目的は、工場を解体して、この工場の設計図を手に入れること。この設計図で中国各地に最新鋭のコークス工場を作り、ドイツその他の先進国にコークスを輸出するのがねらいだ。この番組は、中国企業に買収されたドイツのコークス工場が中国人労働者によって解体され、上海に移設される様子を1年にわたり撮影。コークスとは、石炭 を蒸し焼き (乾留 )したもの。燃焼時の発熱量が高いこと から 蒸気機関車 や鉄鋼業 など の重厚長大産業 には欠かせない燃料である 。解体が進むにつれ、双方の技術者の間で、様々な軋轢が生じる。そのコミュニケーションギャップを描く中で、ドイツ人と中国人の考え方は相容れないことが浮き彫りになる。ドイツ人技術者は解体を安全に実施することを優先するが、「安全」の基準が中国人技術者とは全く異なる。ドイツ人から見ればずさんきわまりない危険な現場感覚で通訳を通じて議論が日々行われ、あるとき、解体作業は中断する。ドイツ側の強い意志を見て中国側はようやく安全確認を行うようになる。中国各地からの労働者たちは、低賃金労働者だが多くの人たちが「これで家族を養える。これで子どもが学校に通える」と語り、早朝から夜遅くまでの作業を黙々とこなした。この中で、高い足場から中国人労働者が転落し、重傷を負うが、中国企業は、「安全確認を行わなかった労働者の責任」と補償額を減らすとほのめかす。ドイツ人技術者は「彼らは蟻のようにわいてきた」と中国人の集団主義と勤勉ぶりを揶揄するが、1年で最新鋭の巨大工場は見事に解体された。このグローバリズムの市場原理の中で、ドイツの魂とも言える高水準の技術を中国に渡し、勝者は明らかに中国人というのがこのドキュメンタリー制作者の視点となっている。

〜Winners and Losers〜(原題)
制作:ドイツ/2006年
(text from NHK site)

ノイズなし??
BS1 50min 2007-02-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)





●BS世界のドキュメンタリー 「鳥インフルエンザ アジアからの報告」

ノイズなし
BS1 50min 2007-02? Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0172





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ 揺れ動くスリランカ 「大津波 復興の現場で」

ノイズなし
BS1 50min 2007-02? Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0456





●BS世界のドキュメンタリー 「大家族」 〜中国 四世代同居の家〜

古くから中国では、四世代が同じ家で仲良く暮らす大家族を、理想の家族の姿と考えてきた。しかし市場経済化が急速に進む中、個人のライフスタイルを重要と考える人々が増え、都市部ではすでに核家族が一般的となっている。この風潮は、内陸の農村部まで押し寄せ、中国の大家族は今、絶滅の危機に瀕している。中国南西部、広西チワン族自治区に広がるのどかな農村地帯。周家は、1775年から脈々と続いてきた四世代同居の大家族で、村の誰もが羨む理想の家だった。先見の明のあった家長の周智は、改革開放が本格化した80年代、自らレンガ工場を作り、村で最も早く成功した経営者になった。何でも自分の思い通りにならないと気が済まない押しの強い性格だったが、家族にとって頼りになる大黒柱で、親子や夫婦の仲も円満だった。やがてある日、周智が投資した20ヘクタールのほどの果樹園の事業が失敗し、豊かだった周家は、一転して多大な負債を抱えることになる。毎日、過重な労働に追われ、金策に明け暮れるうち、家族から不平や不満が噴き出し始める。暴君のような性格に耐えられず、分家をほのめかす長男の嫁。親が押し付けた不幸な結婚生活を嘆き、無口になる長女。夫の無能ぶりに呆れて離婚を訴える次女。それまで幸福の陰に潜んでいた溝や矛盾が、一気に白日の下にさらされる。二百年以上もの間、代々続いてきた大家族を守ろうと奮闘する周知。果たして家族は、再び絆を取り戻し、ひとつになることができるのか。古い伝統や価値観が揺らぐ中国で、庶民のごくありふれた暮らしの中にどんな変化が起きているのか、ありのままに感じることができる作品となっている。 <上海テレビ祭 2006 ドキュメンタリー部門 最優秀審査員賞 受賞作品>

原題: 大家庭  制作: 広西電視(中国) 2005年

[担当者メモ]・・・ 中国には「四世同堂」という言葉があります。四世代の家族に囲まれ仲良く暮らすことが、人間にとって最も幸福な人生だという意味です。いち早く都市化の進んだ香港では、夫婦共稼ぎの核家族がほとんどですが、週末になると、父母や祖父母を交えた大家族がレストランに集まり、賑やかに飲茶を楽しむ姿が見られます。かつての大家族を懐かしみ、疑似体験することで安らぎを得たいと感じているのかもしれません。中国の古い生活様式を残す北京の胡同地区には、中庭を囲んで東西南北に建物を配置した「四合院」と呼ばれる作りの家が立ち並んでいます。母屋と周りの各部屋には中庭の側に入り口があり、それぞれが独立しています。大家族が同居して円満にいかないのは何処も同じでしょうが、日本のような一つ屋根の下の同居とは異なり、中国の同居は、いわば二世帯住宅、三世帯住宅のような形式が多かったようです。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-03-01 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0088





●BS世界のドキュメンタリー <シリーズ 欧米の教育現場から>
「イギリス なぜいじめはなくならないのか」

イギリス政府は、「いじめ防止キャンペーン」を行い、いじめを受けている子供達に対して「いじめられたら誰かにまず相談しよう!」と徹底的に呼びかけてきた。キャンペーンの一環として、腕に青いバンドをつける「ブルーリストバンド・キャンペーン」に、ベッカムら有名人も参加している。番組では、いじめの被害者である子供と教師とのやりとりを録音したテープや、当事者のインタビューから、いかに多くのケースで学校や教育委員会が適切にいじめ問題に対応していないかが見えてきた。いじめを苦に自殺した少女の親の告白、「いじめに対応しなかった」として市当局を訴える少女も紹介される。番組に登場するのは、ホワイトカラーの住民が暮らす地域にある学校で、優良校とされている。

原題: Why Bullies Win  制作: BBC(イギリス) 2005年

[担当者メモ]・・・ 本作には、ベッカムがいじめ撲滅をよびかけるために登場しています。BBCはいじめ対策の学習用にと、希望する学校には本作のVHSを実費とひきかえに送付したといいます。もともと、国際配給の予定はありませんでしたが、昨年、日本で続いた痛ましい出来事の再発を防ぐ手がかりになればとNHKがBBCに依頼し、特別に提供していただいた番組です。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-03-04 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0229





●BS世界のドキュメンタリー <シリーズ 欧米の教育現場から>
「カナダ いじめ撲滅プロジェクトの1年」

ノバスコシア州のアナポリス・イースト小学校に就任したハリス校長は、増え続けるいじめや暴力を減らすため1996年から、「いじめ撲滅プロジェクト」を導入した。その結果、いじめの数は、4年間で約6分の1に激減した。プログラムの重点項目は、問題行動を起こす子供を徹底的に指導すること。問題を起こした子供はカウンセラーが常駐する部屋で特別に指導を受ける。親にも学校に来てもらって、子供がどんな問題を起こしたのか報告し、指導の必要性を伝える。学校中に「いじめ撲滅」ポスターを貼り、学校全体の意識を高めることも重要な対策の1つ。さらに、「怒りをコントロールするプログラム」では、問題を起こすことが多い子供の話を聞き、子供達が怒りやストレスをどのようにコントロールすればよいのかを指導する。ハリス校長自身も、子供達と直接話しをし、いじめなどの仲介に入る。子供達の間でトラブルが起きたときに教師ではなく、「訓練を受けた同級生が仲裁に入る」システムを導入、また、よい行いをした生徒を月1回の全校集会で表彰することも始めた。撮影は2000年の1年間行われ、問題を起こした生徒がどのようなプログラムをへて成長していくか、きめ細かく撮影されている。

原題: Learning Peace:Big School with Big Heart  制作: NFB(カナダ) 2002年

[担当者メモ]・・・ カナダは、いじめ、10代の売春、うつといった社会問題について、その後立ち直った当事者が画面に登場し、かつての苦しみを証言することで社会に問題解決を訴えるという独特のスタイルを持つドキュメンタリーが発達しています。本作も、そうしたカナダのすぐれた映像文化から生まれた1本です。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-03-04 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0157





●BS世界のドキュメンタリー <シリーズ 欧米の教育現場から>
「イギリス 初めての集団生活」

イギリスでは義務教育は5歳から始まる。その準備のため、小学校に併設されている「就学前学級」(4歳児)の1学期を追った。日本で言うと幼稚園の年長組にあたるクラスだ。いわば、子どもたちにとって初めての集団生活の場となる。子どもにはどんなしつけや教育が必要か。けんかや仲間はずれなどのトラブルに教師はどう対応するのか。イギリスのバース市。モーランド小学校の就学前学級(4〜5歳)の子どもたちの日常と子供一人一人の性格にあわせた教え方を心がける教師の様子を追った。人間関係の中で起きるトラブルに対し、「何がいけなかったのか」、「解決するためにどうしたらよいのか」を小さな頃からきちんと説くことがいかに大切かを伝えている。アイザックは、1年前に父親を自殺でなくした。その影響もあるのか、友達に自分の気持ちをうまく伝えることができない。奔放な男の子、ディランは、遊びのつもりで友達に接するが結果的にけがをさせてしまうことがある。さらに1枚の写真を見て子どもたちが感じることを自由に言う授業では、「相手を攻撃せずに、違う意見を伝えるにはどうしたらいいか」を教える。イギリスの教育に対する姿勢が見えてくる。

原題: The Secret World of Classroom  制作: Flashback Television(イギリス) 2006年

[担当者メモ]・・・ 登場するのは4〜5歳という年代の子供たちですが、彼らがトラブルを起こしたときに、教師が、当事者みんなに対してきちんと「話」をしてその解決を図ろうとする姿が印象的でした。教師の導きによって、子供たちも「何がいけなかったのか」、「いやな思いをしたときはそれをどうやって相手に伝えたらよいのか」を徐々に理解していきます。この年代の子供をどのようにしつけていったらよいのか。同年代の子供を持つ親が「家庭でのしつけ」を考える上でも、非常に参考になる番組だと思います。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-03-05 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0709





●BS世界のドキュメンタリー <シリーズ 欧米の教育現場から>
「イギリス 感情をどうコントロールするか」

脳科学者によれば、現代の教育は学力をつかさどる新皮質ばかりに働きかけ、EQをつかさどる旧皮質の訓練がおろそかになっていると言う。そのため「怒り」をコントロールできない子供が増えるのだと複数の専門家が指摘する。EQは小さいうちから訓練すればするほど高めることができ、他人とのコミュニケーション能力の向上につながる。番組では、EQ教育を3ヶ月間実施したイギリス中部のアナンデイル小学校の様子を記録した。また、60年代から行われてきた様々な心理テストなどの実験も紹介しながら、EQを高めることは学力の向上と同時に、社会での成功にもつながると伝える。世界的ベストセラーとなった「EQ こころの知能指数」の著者 ダニエル・ゴールマンなど、EQを提唱する複数の科学者がEQとは何かについて語る、科学的教育番組。

原題: EQ & The Emotional Curriculum  制作: Channel 4(イギリス) 2001年

[担当者メモ]・・・ この番組は、日本でも翻訳されて話題をよんだ「EQ こころの知能指数(1998年出版)」がきっかけとなって作られた番組です。制作した「チャンネル4」は80年代の設立以降、「革新・創造・多様」といった価値観を追及する公共放送サービス局です。数々の意欲的な番組を配給し、BBCとは異なる形でイギリスの映像文化を世界に発信しています。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-03-06 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0581





●BS世界のドキュメンタリー <シリーズ 欧米の教育現場から>
「スペイン 違いをどう受け入れるか」

スペインでは、アフリカや南米からの移民が急増している。スペイン北東部のカタルニア地方、バルセロナにある「カン・プーチ中・高等学校」では、移民の子どもたちが全体の16%を占める。番組では、この学校に転校してきた4人の子どもたちの学校生活を1年間追った。彼らの出身は、ボリビア、アルゼンチン、モロッコ、ウクライナと実に様々。皆、カタルニア語は全くわからない。彼らが、クラスにどのように打ち解けていったのか、クラスメートや教師は、彼らを受け入れるために何を克服していったのか。4人の子供たちとクラスメート、教師の1年間の奮闘ぶりを描くことで、異文化出身の子供たちを受け入れる難しさと大切さを描く。言葉のハンディから初めは授業が全くわからず、うちにこもることが多かったが、周りの友達や教師の力を借りて言葉を覚え、次第に友達も作っていく。しかし、その過程では様々なトラブルも発生する。モロッコ出身の男子が差別発言をされたとき、教師はそれを授業に盛り込み、なぜ人種差別はいけないのかを伝えるようにした。クラス中で徹底的に議論し、解決を図る。取材班は、移民の子どもたちが様々な場面で壁にぶつかりながらも、周囲の協力や話し合いでその壁を乗り越えていく現場をよくとらえている。この学校は移民の子供達の割合が多いことから、政府の援助を受けるモデル校に指定され、その取り組みが注目されている。

原題: Starting A new  制作: Television de Catalunya(スペイン) 2005年

[担当者メモ]・・・ 学校の教育現場を描いたドキュメンタリーは世界的に見ても多くはありません。この番組は昨年、NHKで開かれた教育番組の国際コンクール「日本賞」に参加した1本です。教育番組専門の国際賞は珍しく、「日本賞」は貴重な情報交換の場となっています。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-03-07 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)--->F 0016





●BS世界のドキュメンタリー 「バーミヤンの少年」

アルカイダに破壊された世界最大の大仏があったアフガニスタン・バーミヤン。これは、残された石窟(せっくつ)のそばで懸命に生きる難民の少年・ミールとその家族の姿を、2002年夏から半年以上をかけ追ったドキュメンタリーである。この番組は危険をおかしてこの地に入った撮影・監督を務めたイギリス人ジャーナリストが制作した。(2003年 イギリス セブンアートプロダクション制作)
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-03-07(2004-10-18の再放送) 
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)--->E 0683





●BS世界のドキュメンタリー <シリーズ 毛沢東>
「第1回 革命家の誕生」

1893年、湖南省の地主の家庭に生まれた毛沢東が28歳で共産党に入党、その後、日中戦争でゲリラ戦を指揮しながらも党内の路線対立を乗り越え、1945年、中国共産党の指導者としての地位を確立するまでをたどる。共産党軍が劣勢を立て直した「長征」の苦難を元兵士の証言をもとに描く一方で、この時代から毛が幹部粛正を行っていたことを紹介する。さらには、前半生で3度の結婚を経験した彼の私生活にも、離婚した2番目の妻・賀子珍の孫の証言や3番目の妻・江青が女優時代に出演した映画など、珍しい映像を交えながら光を当てていく。BBCやイギリスの新聞タイムズの北京特派員を歴任し、このほど毛沢東伝を欧州と中国で出版した英国人ジャーナリスト、フィリップ・ショートがリポーターをつとめている。
原題: Mao A Chinese Tale:Against the Tide
制作: ARTE/ Online Productions(フランス) 2006年

[担当者メモ]・・・ この番組に登場する江青の女優時代の映像は、中国人も目にする機会がないという極めて珍しいもの。リポーターのショートが執筆した毛沢東伝は、かなり批判的な内容を含んでいるにもかかわらず、中国でも出版されています。このシリーズで、毛沢東をめぐる発言が以前より自由になりつつある中国の変化を感じていただければ幸いです。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-04-23 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0203





●BS世界のドキュメンタリー <シリーズ 毛沢東>
「第2回 建国 そして 大躍進」

1949年国民党に勝利し、ソ連との同盟関係のなかで社会主義国家建設に乗り出した毛沢東。しかし、清朝歴代の皇帝の住居・中南海に居を構えてからは一般社会から孤立、やがて自分に反対する知識人を弾圧する反右派闘争や農村の実態にそぐわない増産政策・大躍進運動を打ち出す。スターリン批判を始めたソ連との関係も冷え込み、中国は混迷を深めていく。当時の毛と交流のあった米国人の共産主義者シドニー・リッテンバーグや毛の秘書・李鋭の証言、反右派闘争の珍しい映像などを紹介する。
原題: Mao A Chinese Tale:The Sorcerer’s Apprentice

[担当者メモ]・・・ 中南海の毛沢東の居室にうずたかく歴史書が積まれている映像も登場。「英雄の孤独」が実感できる内容となっています。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-04-24 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0702





●BS世界のドキュメンタリー <シリーズ 毛沢東>
「第3回 文化大革命」

1962年、農民からの進言で大躍進運動の失敗を知った劉少奇は、ケ小平とともに市場経済を取り入れた経済調整政策をスタート、毛沢東は第一線から退いた。しかし、1965年、権力奪回を目指して党内の実権派への攻撃を開始、それはやがて林彪・江青率いる紅衛兵による文化大革命となり、毛自身の予想を超えた過激な運動となっていった。今回初めて紹介される党幹部への家宅捜査や最初に攻撃された北京市副市長を囲む批判集会の映像、文革で投獄・病死した劉少奇の娘・劉亭亭の証言などで、権力闘争としての文化大革命の実像を伝える。父、ケ小平が文革で失脚し、自らも紅衛兵の投獄が原因となって身体障害者となったケ朴方(現中国障害者団体会長)も登場。その一方で、「文化大革命は民衆を伝統の枠組みから解き放ち、現在の中国国民の精神的自立の礎を築いた」という紅衛兵のリーダーの声も紹介している。
原題: Mao A Chinese Tale:Not A Dinner Party

[担当者メモ]・・・ 本作で劉少奇の娘・劉亭亭は、母が批判集会に呼び出されたときの様子などを語っています。劉少奇夫人は贅沢だという攻撃をかわしつつ、おしゃれをするためにピンポン玉に糸を通したネックレスをかけていたと言います。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-04-25 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0494





●BS世界のドキュメンタリー <シリーズ 毛沢東>
「最終回 文革から改革開放へ」

1972年、ソ連を牽制するためにアメリカのニクソン大統領を招き、電撃的な国交正常化を成し遂げた直後から、毛沢東の健康状態は急速に悪化、76年に死去した。毛の晩年に復権を果たしたケ小平は、彼の死後に、再度失脚する再び三度復活、盟友・劉少奇の名誉を回復した。その娘・劉亭々が、父の他界した部屋を訪ねることを許された時の感動を証言する。番組は後半、毛沢東を過去の人として一定の距離を置けるようになった中国の現状をリポートする。首のない毛沢東の彫刻を発表したアーチストや「毛思想と儒教は矛盾しない」とする共産党理論家の声を紹介。最後は毛と交流のあったアメリカ人の共産主義者リッテンバーグの「いま中国は熟慮の結果、文化大革命を無視しようとしている。しかし躍進する今の中国を理解するためには、前段階としての毛沢東の時代の功罪を研究する必要がある。」という言葉などを引用し、全編を締めくくる。
原題: Mao A Chinese Tale:Mao is Not Dead

[担当者メモ]・・・ 本作のクライマックスは、ケ小平が軍艦を使い最高の礼をつくして劉少奇の遺灰を海に流すシーン。感激で遺族が泣き崩れています。改革開放の父は、まず、文化大革命に倒れた盟友の汚名をそそぐことに心を砕いたのでした。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-04-26 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0603





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・映画ファンに贈る 「韓流シネマ 飛躍への軌跡」

人気俳優のチャン・ドンゴンや韓国映画を代表する監督の証言、そして名作のハイライトを散りばめた、韓国映画の誕生60年を記念して制作された映画史ドキュメンタリー。韓国映画が量産されるようになったのは1950年代後半、ハリウッド流のダンスやラブシーンを詰め込んだ娯楽作品が中心だった。4台しかないカメラを複数の撮影チームが使い回したり、フィルムの値段が高くNGを出した役者はものをぶつけられたりした草創期の苦労を、朝鮮戦争で家庭が崩壊した男の絶望を描いた61年の名作「誤発弾」で知られるユ・ヒョンモク監督らが振り返る。パク・チョンヒ大統領の独裁が続いた1970年代、政府批判につながる内容の映画が禁止されたが、イ・チャンホ監督は75年、「馬鹿たちの行進」で若者の疎外感を見事に表現した。検閲の目をごまかすための奇妙な編集が作品の質を高めたと、イ監督は振り返る。韓国映画では、儒教の影響を受けた良妻賢母が繰り返し描かれてきたが、ようやく21世紀に入り、等身大の女性がスクリーンに登場するようになった。電車の中で酔いつぶれていた女性と大学生の奇妙な恋愛を描く2001年のヒット作「猟奇的彼女」の主演女優、チョン・ジヒョンら語る。構成とナレーションは、アメリカと韓国で活躍する女性テレビプロデューサー、ハン・ヘジョンが担当している。
原題: Cinema Korea
制作: Dreamville(韓国) 2006年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-04-30 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->F 0026





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・映画ファンに贈る 「実録 イラン映画史」

1979年のイスラム革命後、冬の時代を迎えたイラン映画。しかし85年頃から、再び脚光を浴びるようになり、現在では、世界の映像祭でコンペの常連として定着、国際マーケットへの進出を果たすまでになった。イスラム革命では、ハリウッド作品を上映していた映画館が革命防衛隊によって次々に襲撃され、その後2年あまりの間、イランでは映画は1本も制作も、上映もされなかった。しかし、農村を舞台にした名作「牛」(ダリウシュ・メールジェイ監督1969年)を、ホメイニ師が模範となる作品だと賞賛したことから、イラン映画の制作は再開された。イランの映画監督たちの発想の原点は、60年代後半から徐々に生み出されるようになったドキュメンタリータッチの一連の作品にある。「単純な出来事」(ソフラブ・シャヒド・サレス監督 1972年)は、その代表作とされ、主人公の少年が背負う貧困、病気の母親、宿題という設定が、イラン映画の進路を決定づけたといわれる。その後、監督たちは検閲官との虚々実々のかけひきを繰り広げながら、イラン社会の現実を描こうと苦闘を続けている。イランを代表する映画監督モフセン・マフバルバフなど、当事者たちの証言と名作のダイジェストを織り交ぜながら、激動のイランの映画史をたどる。
原題: Iran:A Cinematographic Revolution
制作: Avenue B Production(フランス) 2006年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-05-01 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->F 0262





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・映画ファンに贈る 「チャン・イーモウ 中国映画を語る」

2000年、アン・リー監督の「臥虎蔵龍」(邦題「グリーンデスティニー」)がアカデミー賞の外国作品賞を受賞して以来、中国映画、特にワイヤーワークを駆使したエンタテイメント作品が、国際マーケットを賑わしている。チャン・ツィイーのようなあどけない少女が、一夜にしてスターダムにのし上がる。現在の中国の映画界は、まさに東のハリウッドと呼ぶにふさわしく、成功物語があちこちにころがっている…。中国映画界を代表するチャン・イーモウ監督は、1987年「赤いコーリャン」、97年「あの子を探して」、99年「初恋の来た道」と、中国現代史が抱える諸問題を、斬新な演出で描いてきた。骨太の映画を世に問うてきたチャン監督だが、2002年、「マトリックス」と同じスタッフを動員し制作した武侠作品「英雄(Hero)」を発表し、興行成績、観客動員とも、それまでの中国の記録を塗り替えた。その後は、高倉健の出演が実現した、父と子の交流がテーマの「千里走単騎(2005)」など、汎アジア的な展開を志向している。番組は、チャン・イーモウ監督へのインタビューを軸に、ヒット作のハイライトシーンを織り交ぜながら、中国映画が歩んできた道のりと、北京五輪を前に世界市場に照準を向けようとする中国映画界の現在を描く。
原題: China's Hollywood
制作: CultureLink Media(中国) 2006年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-05-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0824





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・映画ファンに贈る 「ベルイマンの監督術」

生と死、愛と憎しみをテーマに、数々の傑作を発表してきたスウェーデンの映画監督イングマール・ベルイマンが、初めてメーキングの取材に応じた。20年の沈黙を破り、85歳にして再びメガホンをとった「サラバンド」の撮影現場でのことだ。この映画は、80歳をこえたヨハンと初老の息子、そして孫娘の愛憎に満ちた関係を、ヨハンの元妻の視点から描いた密度の高い心理劇である。孫娘役に起用されたのは、本作が映画初出演となった25歳の舞台女優。ベルイマンは、自ら体を動かし演技を細かく指示、謎めいた表現が映画では効果的だとアドバイスする。やがて撮影は、息子が教会で、ヨハンの元妻に死の予感を語る重要な場面に差しかかる。実はベルイマン監督は、役者たちとの最初の打ち合わせの際、自らの臨死体験や、妻の死がもたらした喪失感について、赤裸々に話して聞かせていた。巨匠ベイルマンの監督術の核心に迫る。
原題: Behind Saraband
制作: SVT(スウェーデン) 2003年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-05-03 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0643





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・映画ファンに贈る 「ハリウッドの真実」 〜成功への方程式〜

ハリウッド映画業界の秘話や、スター、監督、作家、プロデューサーのインタビューを織り交ぜ、ハリウッド映画の舞台裏を描く。構想から制作、発表に至るまでのいばらの道、その困難の先には数百万の大金を動かす賞が待っているのか。はたまた、みじめな結末が待っているのか。ハリウッド映画の成功の度合いは、映画封切り後の最初の週末で決まると言われている。たった1週間でそれまでの苦労が水の泡になることもあれば、逆に、たった数週間で驚くほどのお金を稼ぎ出すこともあるのである。大ヒットはいかにして生まれるのか。ヒット作を生み出すためのマーケティングやスターのプレミアPR方法などを取り上げる。2002年に「ワールドドキュメンタリー」で放送したものを再放送する。
原題: Hollywood, Inc. The battle of the Blockbusters
制作: BBC(イギリス) 2002年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-05-04 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0069





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・秘境の暮らしをたずねて
「トナカイと行く雪原800キロ」 〜シベリア 遊牧民ネネツ〜

有史以前からシベリアに暮らし、400年のロシア支配にもたえたネネツ族。現存するネネツ族は3万5千人あまり。このうち、今も酷寒のツンドラ地帯で遊牧民としての伝統的な生活を続けているのはおよそ3分の1と言われている。共に暮らす、トナカイの食べ物を確保するため、遊牧生活を続ける。セルゲイさん一族は、4月下旬、冬の間を過ごした南部地域から5か月をかけて北極海沿岸を目指す。何千頭ものトナカイをひきつれた一行の大移動は映像的に圧巻。
原題: Last Chance Journeys : Siberia The Journeys of the Nenets
制作: Crossing the Line Films(アイルランド) 2004年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-05-15(2007-01-09の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0298





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・秘境の暮らしをたずねて
「アンデス 密林の民 アシャニンカ」 Who Are You, Ashaninka?

ペルー中部、アンデス山中の密林に暮らす先住民・アシャニンカの、大自然に根ざした伝統の暮らしを描くドキュメンタリー。彼らの暮らしを20年以上にわたってカメラで記録し続けてきたフランスの探検家、ジェロマン・パスツール女史が、自らの驚くべき体験や心温まるエピソードを紹介する。アシャニンカの暮らすパリハロ村は、アマゾン河の最上流域、水源に近い鬱蒼(うっそう)としたジャングルの中の道なき道を2日間登り続けた高地にある。ジェロマンさんは毎年、一年のうちの数ヶ月間をアシャニンカの人々と一緒に暮らしているが、電気、水道、ガスなどが一切なく、近代的な医療にも頼らない原始的な社会では、一族の結束の輪の中に入れてもらって、彼らと助け合わなければ生きていくことができない。男が狩りに出かけている間、女は木綿をつむぎ、芋焼酎を造る。毒性のある木の根を川に浸して、魚を気絶させる伝統的な漁法。そしてサルが貴重なタンパク源というユニークな食文化をもつ。ところが最近、この辺境の地にまで開発の手が伸び、アシャニンカの聖なる密林に、チェーンソーの音がこだまするようになった。樹齢を重ねたマホガニーは、一本で何千ドルにもなるため、違法な森林伐採が後を絶たない。番組では、伝統的なアシャニンカの風習と暮らしを紹介しつつ、現代社会の影響が彼らの生活を脅かしている実態を映し出す。ジェロマンさんは、開発の手からアシャニンカの人々の暮らしを守るためにも、大自然との共生で成り立っている彼らの生活を、今後も映像記録に残していくと決意する。
原題: Who Are You, Ashaninka?
制作: Gedeon Programmes(フランス) 2005年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-05-16(2007-01-10の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0266, C 0105





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・秘境の暮らしをたずねて
「中国 一妻多夫の村」 〜少数民族 ナシ族の暮らし〜 幸福山谷

中国・雲南省北西部から四川省南西部にかけての標高1000メートルから2000メートルの山岳地帯に暮らす「ナシ族(納西族)」は、外部との交流が少なかったため、独特の文化と風習を今も根強く守り続ける少数民族。人口は27万、「東巴(トンパ)教」というチベット仏教の影響を受けながらも、自然崇拝に根ざした原始宗教を信仰し、彼らが使う「トンパ文字」は、世界に現存する唯一の象形文字といわれている。この地方に点在するナシ族の村のうちいくつかは、兄弟が一緒に1人の妻を迎える一妻多夫の古い習慣を今も受け継いでいる。兄弟が一人の女性と結婚するのは、それぞれが妻を持った場合、食べさせていくだけの余裕がないという厳しい生活環境によるためという説や、一家の不和につながる嫁同士の諍いを避けるためという説など様々だ。村を訪れたリポーターは、兄弟を夫にしている妻に、差別や争いはないのかと質問するが、この地に生まれ育った女性は複数の夫に平等に接することに些かの疑問もなく、一族のリーダーとして家庭を切り盛りすることに満足していると答える。しかし時代の変遷とともに、町で教育を受けたナシ族の女性が一妻多夫制に反発し、兄弟のうちの1人だけとしか結婚しないという例も見られるようになってきた。訪れた人がいつしか「幸福の谷」と呼ぶようになった中国の秘境の村をたずね、ナシ族の兄弟の変わった結婚生活を軸に、シャーマンが取り仕切る村の冠婚葬祭や伝統行事、そして大自然の中で貧しいながらも楽しく暮らす人々の姿を紹介する。
原題: 幸福山谷 〜俄亜印象〜
制作: 雲南電視(中国) 2005年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-05-17(2007-01-11の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0255, C 0725





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・秘境の暮らしをたずねて
「木の実で暮らす人々」 〜パプアニューギニア〜

ビンロウの実は世界の多くの人が口にする習慣性のある嗜好品である。ビンロウが自生するパプアニューギニアの海岸一帯では昔から文化の一部として社会に根付いてきた。だが島の高地の人々には、最近伝わった新しい風習である。高地に暮らす人の多くはビンロウの実に依存するようになっている。中毒になったとの理由だけではなく、木の実を商うことで得る現金収入を食費、学費、医療費といった基本的な生活費に充てるためだ。番組では高地に住むルーカス・カイマの家族とその友人や、周囲の人々の日常生活を、現地に長らく住むオーストラリア人のテレビ番組制作者クリス・オーウェンが追う。ルーカスは東部高地のゴロカ郊外でささやかな土地を地主に借り、細々と生活している。土地がやせていて思うように作物が育たず、町で日雇いの仕事や臨時のガードマンをして生活費を稼いでいるが、ビンロウ売りで現金収入を得ることを思い立つ。ルーカスが高地からビンロウの採れる海岸沿いの町に仕入れに出かける様子を中心に、ビンロウと切っても切れない現地の人々の暮らしぶりが紹介される。また、現地の番組スタッフのジェーンが、学費を稼ぐためにルーカスの妻と組んで商売を始める様子も追う。ビンロウの実がパプアニューギニアの高地の人々にとって貴重な収入源となっていることを浮き彫りにし、オーストラリアから独立して約30年を経た島の現状を伝える。
原題: Betelnut Bisnis
制作: SBS(オーストラリア) 2004年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-05-18(2005-11-23の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0575
>2007-01-12もあり --->D 0311
>2007-01-23?もあり --->D 0888





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・家族
「デンマーク がんと闘う 父と家族の3か月」

当時の医師の記録には、トーマスが病状が悪化し精神的にも追い詰められていく中、死とどう向き合おうとしたのか、家族への家族に対してどんな思いを残したのかが記されている。救命救急隊員のトーマスは、コンピューター関係の仕事を持つ妻と11歳の娘、8歳の息子の4人暮らし。前立腺ガンを発病し、その後、脳や肺など転移が広がる。「死ぬことは怖くないが、妻や子どもを残していかなくてはいけないこと、そして彼らに悲しませることが何よりもつらい」とその無念さを語る。闘病生活は妻との二人三脚だった。どんなにつらい時も、いつも彼に寄り添い、一緒に悲しみ、苦しみ、励ます妻の姿に夫婦の深い愛、絆を強く感じる作品。
原題: The Number of His Days
制作: DR(デンマーク) 2005年

[担当者メモ]・・・ デンマークの公共放送「DR」によって作られた番組です。昨年の国際番組コンクール「日本賞(一般教養の部)」で優秀賞を受賞した作品です。番組は、家族や同僚との会話、インタビューと医師の記録のみで淡々と構成されていますが、トーマスら登場人物がカメラの前で非常に素直に胸の内を打ち明けているため、その思いがストレートに伝わってきます。
(text from NHK site)

ノイズなし??>>>ETVとアーカイブスを優先した
BS1 50min 2007-00-00(2007-05-20の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・家族
「アルゼンチン 破産からの再出発」

アルゼンチンでは、90年代末期から、経済状態が悪化して通貨危機などを招き、2001年には、対外債務の返済不履行宣言を発する事態に陥り経済が破綻した。石油会社を経営し、裕福な暮らしをしていたボロニー一家の生活は、経済破綻をきっかけに一気に崩壊する。この経済破綻を通して、2002年の暮れから2年間にわたり、ある一家の崩壊から再起までを描いた。ノーナレーション。突然、悲惨な状況に追い込まれた家族の絆と、奮闘する大黒柱としての母親が力強い。
原題: An Ordinary Family
制作: WG Film(スウェーデン) 2005年

[担当者メモ]・・・ スウエーデンのWG Filmは、一人の主人公や、一つの家族を長期にわたって追跡し、彼らの人生をドラマチックに切り取ることに優れた制作会社です。今回も、経済破綻した国で暮らすとどういうことになるのかをある家族を通して見事に描き出しました。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-05-22 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0537





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・家族
「中国 “小皇帝”も楽じゃない」

「息子は龍に、娘は不死鳥に」という古い諺は、子供が親を乗り越えて大きな成功を手にする事を意味するが、そう願う気持ちは、今や親の経歴や収入とは関係ない。上海の裕福な家庭の一人息子に生まれたジャック。父の夢は、彼が有名なプロゴルファーになり活躍すること。幼い頃から、ゴルファー養成学校に入れられ、スパルタ教育を受けている。ツアンは11歳。飲食店を経営する家族の一人息子。成績優秀で、教師からの信頼も厚く、級長のような存在だ。将来の夢は経営者になって、良い暮らしをし、親に楽をさせてあげること。リウナは3人姉妹の長女。母親が「一人っ子政策とは言うけれど、どうしても息子がほしかった」といって3人生んだが3人とも娘。長女は母親が失望しないように女でもがんばれることを示したいと親の手伝いをしながら勉学に励む。
原題: 望子成龍
制作: Culturelink(中国) 2007年

[担当者メモ]・・・ 中国人の制作者とアメリカ人のデイレクターが一緒になって作ったのがこの番組です。最近、中国も欧米の制作者たちと一緒になって様々なドキュメンタリーを制作するようになっています。現代中国の教育事情は意外と日本人にも通じるものがあります。どの国の親も子どもへの思いは同じです。期待をかけられすぎる子どもたちもつらいですね…。
(text from NHK site)

ノイズなし??>>>放送時間変更により録画失敗
BS1 50min 2007-05-23 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・家族
「いのちの家」 〜スーザンと9人の子どもたち〜

両足のない子、両手のない子、ひどいやけどを負った子・・・。いずれも、幼い頃、その障害のために親が養育を放棄した子どもたちだ。スーザンはそんな恵まれない子どもたちを迎え入れ、自分の子どもとして育てている。ジョーは、一番のトラブルメーカー。学習障害があり、先天性の重い病気「嚢胞性線維症{のうほうせい せんいしょう}」をわずらっている。そのために、いつもイライラを抑えられずに、周りに悪態をつき、トラブルが絶えない。8歳の少女フェイスは幼いころ、親が家に放火。全身に大やけどを負い、右手や鼻、耳などを失ってしまった。その外観から、いじめにあいながらも、常に前向きな人生を歩もうとしている。ジョーとフェイスの間にはケンカが絶えない。子どもたちは計り知れないほど大きな苦悩をスーザンに直接ぶつける。彼女に悪態をつきながら、彼女の愛に包まれながら、子ども達は成長してゆく。2004年に「BSプライムタイム」で放送したものを再放送する。
原題: My Flesh and Blood
制作: Chaiken Films(アメリカ) 2002年

[担当者メモ]・・・ この番組は、2003年の「国際アムステルダムドキュ映画祭観客賞」、「サンダンス映画祭監督賞/観客賞」を受賞した作品です。5年前に制作されたドキュメンタリー映画ですが、今も全米各地の映画館で上映が続いており、いまだに全米中の人々の心に感動を与えている作品です。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-05-24 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0315





●BS世界のドキュメンタリー 「中国 エイズ孤児の村」

中国では、7万5千人の子どもたちが、両親をエイズのために失い、孤児となっている。特に、中国中央部に位置する安徽省、湖北省、湖南省の貧しい農村部でエイズは猛威をふるっていて、湖南省にあるいくつかの村では、住民の10%以上が感染者と報告されている。そのほとんどの感染理由は、「売血」である。1990年代半ば、輸血用の血液が不足した中国では、貧しい農民に有償による献血を奨励する売血政策が採られ、各所に設置された売血所に人々が殺到した。安徽省の村に住む女性によると、献血1回につき53元(約800円)とエッグケーキ一袋がもらえたと話す。売血所では、経費節減のため、採血に使う注射針の使い回しが行われたほか、成分献血がエイズの蔓延を助長したと、村の衛生担当者は語る。約50人分の血液を採取し、同じ型の血液を集めて遠心分離機にかけ、血漿部分を献血用に回し、残った血球や血小板を採血者に再注入するという方法が、売血所では頻繁にとられた。採血者の中に一人でもエイズ感染者が含まれていると、50人全員が感染する。その上、採血者は貧血になりにくく、より頻繁に売血を行うことができたため、エイズが爆発的に広まってしまった。番組は、安徽省の村で、エイズで両親を失った二人の孤児、カオジュンとナンナンを、一年間にわたって取材した。病気に対する偏見のため、親戚からも疎んじられ、学校でも差別を受ける彼らの辛い身の上と、問題の深刻さを描く。<2007年アカデミー 短編ドキュメンタリー賞 受賞作品>
原題: 穎州的孩子 The Blood of Yingzhou District
制作: Thomas Lennon Films(アメリカ) 2006年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-05-27 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0428





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える 「世界を救う5つの作戦」

「人類は化石燃料の削減に成功し、地球温暖化は収束する」と、楽観的な専門家は考えているが、果たして人類が破滅的な影響を受ける前に、そんな日はやってくるのだろうか?この番組では、温暖化がこのままのペースで進んだ場合に備えて、世界のトップレベルの科学者や技術者が研究を続けている、スケールの大きな5つの解決策を紹介する。温暖化の原因のひとつが、オゾン層の破壊で地表に届く太陽の照射熱量が増加していること。世界最大の望遠鏡の設計者、アリゾナのロジャー・エンジェル教授は、衛星軌道上に、いくつか巨大な反射鏡を打ち上げることを提案する。遠隔操作の可能なヨット船隊を設計しているのは、英国の大気物理学者のジョン・ラザムと技術者のステファン・ソルターの研究チーム。船上から微粒子状にした海水を空中に放出し、発生した雲で太陽光線を遮ろうという作戦だ。ドイツのノーベル賞学者、ポール・クルッツェンは、硫黄を積みこんだ無数のロケットを成層圏で爆破し、日除けの薄い膜を作るアイデアを提唱する。番組の後半は、温暖化効果がある二酸化炭素を減らす作戦を紹介。シドニーのイアン・ジョーンズ教授は、二酸化炭素を大量に消費して肥料を合成するプランクトンの研究を進めている、一方、ニューヨークのクラウス・ラックナー教授は、まるで植物のように大気中の炭酸ガスを取り込み、粉末状の物質に変えるロボットを開発中だ。
原題: Five Ways to Save the World
制作: BBC(イギリス) 2007年

[担当者メモ]・・・ 大方の楽観的な専門家は、人類は化石燃料の削減に成功し、地球温暖化は収束するとして、この番組で紹介されているような強行手段には異を唱える。また、温暖化は防げても、予想外の悪影響が生じる恐れもある。しかし、我々に残された時間はどのぐらいあるのだろうか?こうした手段以外に取るべき道がなくなる日は近いと考える科学者も、一方では少なくない。中国や、インドなど人口大国の経済発展、とどまる所をしらない森林伐採。環境破壊の現場を見せて警鐘を鳴らし、人々への反省と自助努力を呼びかける受け身な環境番組が多い中にあって、そろそろ地球温暖化が防げない事を前提とした議論も必要なのではと考えさせられる番組。CGも見物である。
(text from NHK site)

ノイズなし-OK
BS1 50min 2007-06-08 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0389
ノイズなし
BS1 50min 2007-07-17(2007-06-08の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->F 0974





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える 「東ジャワ 突然の泥(どろ)噴出」

泥は今なお、ときおり噴き出し続けており、大量の泥が周囲を埋め尽くしている。地質学者も、このあたりでこうした現象が起きるのは、極めて稀だと口を揃える。災害の原因は、インドネシアで17年前から石油と天然ガスの掘削を行っている大手エネルギー会社のメガプルサダ社の子会社ラピンド社が、ガス田を掘削中に、ある地点まで掘ったところで、地球の流動質の地面にぶちあたり、その流動質が噴出したのではないかと推定されている。泥の噴出の勢いは、ちょっとした火山噴火なみだが、地質学者によれば、今後まだ30年〜100年は続く可能性があるという。ラピンド社は、災害現場付近に別の井戸を掘り、泥水を流し込み地底に返すなど、様々な方策を試みたが、被害を食い止めることはできないでいる。この地域を流れるプーロン川に泥を流したために、川も汚染され、水底に泥がたまり、川が干上がるところまで事態が進んでいる。ほとんど世界に知られていない泥噴出災害の実態を初めて記録したドキュメンタリー。母なる地球の怒りに耳を傾けよと、制作者は訴えている。
原題: The Mud
制作: Caldecott(シンガポール) 2007年

[担当者メモ]・・・ シンガポールで力をつけてきた制作会社がハイビジョンで制作したドキュメンタリー。知られざる災害現場をアジアの感覚とテンポで切り取りました。空から見ると広大なプーロン川がほぼ全面的に泥に埋まってしまっています。この1カットで災害の大きさを知ることができます。突然 すむ場所を失った住民のとまどいもカメラは静かに追います。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-06-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0525





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える 「北極圏が溶けていく」

バンクス島で暮らすイヌイットの長老たちは、環境の変化を目の当たりにしている。雪や氷は年々減少。海岸線の氷がとけだし、30メートルばかり内陸に浸食し、海岸沿いの家は。豊富な氷と雪があるからこそ、アザラシとホッキョクグマが生息していたのが、このところ減少し、狩猟に頼る生活が危機に瀕している。衛星写真や気象学者らのデータによると、北極圏で1992年から2005年の7年間に、フランスの国土の約3倍にあたる氷が溶け出した。また過去35年間の間に北極圏の18%の氷が溶け出してしまったというデータもある。大量の氷が北極圏から溶け出すことにより、海流にも大きな変化が起きる。海流が下降せず、地球全体を冷やす役割をする海流が北極圏地域のみにとどまり、南半球に回って行かなくなることの影響を研究者は懸念する。
原題: Lost Paradises:Melting Arctic
制作: ARTE(フランス) 2006年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-06-12 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0664





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える 「環境難民の時代」

2003年、国連は環境難民が初めて戦争難民と政治難民の数を上回ったと発表。地球温暖化の進行で、その数はさらに増えていると予想される。モルディブでは、温暖化による海面上昇で海岸の侵食が進んでいる。1992年、ブラジルで行われた地球サミットで、大統領は「このままでは国が水没する」と訴えた。しかし、国際社会がモルディブの問題を認識するようになったのは、2005年にインド洋大津波が起きてから。津波の発生により、今なお多くの人々が家から遠く離れた場所で避難生活を送る。ブラジルは、製紙パルプの原料となるユーカリの世界最大の植林国。農民たちが欧米の製紙会社に土地を売って都市部へと移住し、スラム街で厳しい生活を送る。ユーカリは生育が早く適応力が強い樹種として期待されているが、一方で水を大量に消費し、周辺の動植物の生態系に悪影響を及ぼすといった批判も。カナダ西部のアルバータ州は世界有数の油田地帯。しかし、アルバータの石油はタール入りの砂から抽出し、他の採取方法に比べて環境被害が大きいことから、前米副大統領のゴア氏も懸念を強めている。
原題: The Refugees of the Blue Planet
制作: National Film Board(カナダ) 2006年

[担当者メモ]・・・ カナダ国立映画協会が環境難民というテーマで世界各地を取材しまとめました。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-06-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0807





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える 「ケニア 母さんたちの希望の森」

アフリカのケニアでは、首都ナイロビに人口が集中する一方で、電気・ガスの普及が遅れ、調理と暖房の燃料は今なお木炭が主流で、伐採が盛んに行われてきた。そこで政府は、1980年代から、植林方法を農民に教育する活動を始めた。この取り組みは、提唱者のひとりワンガリ・マータイ女史がノーベル平和賞を受賞したこともあって、国際的に高く評価されている。番組は、ナイロビから東に150キロの農村、キツイで活動する女性植林グループを中心に描く。
原題: Forest of Hope /Woman under the Acacia Tree
制作: Dschoint Ventschr Filmproduktion(スイス) 2005年

[担当者メモ]・・・ このスイスのドキュメンタリー制作会社は地味ながら、知られざる出来事を発掘してきて番組にする努力型の制作会社です。今回も、ケニアでの植林の活動をうまくカメラでとらえ、女性植林グループだけではなく、周囲のコミュニテイーの雰囲気も伝わってくるドキュメンタリーに仕上がりました。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-06-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->F 0173





●BS世界のドキュメンタリー 「ニューヨークはこうして生まれた」

およそ2万年前、マンハッタンは氷に囲まれた土地でした。やがて氷が溶けると、海の水位が上がり、天然の港が誕生します。17世紀には、ヨーロッパからビジネスのためオランダ人たちがやってきました。その後イギリス軍の支配を経て、18世紀の終わりにはアメリカ合衆国として独立したのです。さまざまな人々が、知恵を出し合い、この街を形作っていきました。現在のニューヨークの町並みは、19世紀初頭に作られた碁盤状の都市計画に基づいています。 また、豊かな緑でニューヨーカーにくつろぎのひとときをもたらしているセントラルパークは、実は人工の公園。綿密に計画され造成された、造園技術の傑作なのです。他にも、巨大な橋ブルックリン・ブリッジ建設時の工夫や、ニューヨークの象徴とも言うべき摩天楼の誕生秘話など、興味深いエピソードがもりだくさん!ニューヨークの魅力をたっぷりとお楽しみください。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 45min 2007-06-15(地球ドラマチック NHK教育 45min 2005-09-07と同じ) --->F 0314
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)





●BS世界のドキュメンタリー 「テロを乗り越えて」 〜NY 摩天楼の空中作業員たち〜

2001年9月11日の同時多発テロ事件は、ニューヨークに暮らす人々の心に深い傷をつけた。世界貿易センター・ビルが建設された当時、実際に鉄骨を組み上げた「アイアン・ワーカーズ」と呼ばれる“とび職”の男たちもテロ事件で傷ついた人たちだ。そもそも、アメリカの繁栄の証であるニューヨークの摩天楼を作り上げたのは自分たちだというプライドが彼らにはある。しかし、同時多発テロの日、自分たちが作った世界貿易センター・ビルが崩れ去り、多くの人が命を落とす様子を目の当たりにした男たちは、大きなショックを受けた。多くの「アイアン・ワーカーズ」が、ものに憑かれたように、皆が現場へと向かい、瓦礫撤去の作業に加わった。そして、今、ビル再建が決まり、彼らはそれを陰で支えている。ニューヨークの都市文化を支えてきた「アイアン・ワーカーズ」の男たちに焦点をあて、彼らの人生、そして、911テロへの複雑な思いに迫っていくヒューマン・ドキュメンタリー。
原題: Iron Workers
制作: Omni Film(カナダ) 2004年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 45min 2007-06-16(2005-10-23の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->F 0487





●BS世界のドキュメンタリー 「“グラウンド・ゼロ” 跡地再建は今」 〜9.11同時多発テロから5年〜

9.11 テロから5年。貿易センタービル跡地をどうするのかをめぐり、ニューヨーク市、跡地を所有する不動産会社、遺族の間で様々な攻防が続いてきた。跡地の象徴ともいえる超高層ビル「フリーダムタワー」の建設は、今年4月下旬にようやく着工した。アメリカの公共放送PBSによるこのドキュメンタリーは、跡地をめぐるこの5年間の動きと関係者の思いを記録したものである。PBSから制作を依頼されたプロダクションは、跡地復興の独占取材を許されている。番組は、壊滅した貿易センタービル周辺の地下鉄が復旧するまでの長い道のりを記録していた。地下鉄復旧にかける人々の思い。その一方で、跡地周辺では超高層ビルが次々と建設されようとしている。施工主の大手不動産会社社長は「テナントは集まるはずだ」と強気だが1社しかテナントは見つかっていない。そして遺族は、記憶を消さないために、とここを訪れる観光客に、同時多発テロの日に何が起きたのかを語り始めていた。
原題: America Rebuilds Part 2
制作: Great Projects Film Company(アメリカ) 2006年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-06-16(2006-09-16の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->F 0648





●BS世界のドキュメンタリー・食とグローバリズム 「アマゾン 大豆が先住民を追いつめる」


ノイズなし
BS1 50min 2007-01-15 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0477





●BS世界のドキュメンタリー 「首飾りを作ったのは誰?」 〜中国 出稼ぎ少女の労働事情〜

ノイズなし
BS1 110min 2007-02? Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0347





●BS世界のドキュメンタリー 「アメリカが見たカストロ」 〜キューバ革命の光と影〜 前編

ノイズなし
BS1 110min 2007-03? Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0165





●BS世界のドキュメンタリー 「カストロ 人生と革命を語る|第1回 革命家 誕生」

ノイズなし
BS1 50min 2007-03? Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0496





●BS世界のドキュメンタリー 「はるかなるデナ山をめざす」 〜イラン カシュガイ族の大移動〜

ノイズなし
BS1 110min 2007-05? Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0669





●BS世界のドキュメンタリー・食とグローバリズム 「EU農業が発展途上国を圧迫する」

欧州連合(EU)が農業に充てている補助金の額は、世界で最も高額である。EUの生産者は、補助金を受けながら大量の余剰作物を生み出している。当初廃棄処分されていた余剰作物は、現在、発展途上国の市場に安く大量に輸出されている。企業に多額の輸出補助金が与えられているため、生産コストよりも安い金額で輸出できるのである。しかし、その結果、農業を国の基幹産業としている途上国では、生産者が価格競争に勝てず、職を失い、苦しい生活を余儀なくされている。EUは、発展途上国に余った製品を大量に輸出する一方で、発展途上国からの輸入を制限している。生産コストの安い農産物がEUの市場に流れ込んでくれば、EUの農業に大きな打撃を与えるとみられているためだ。EUの農業保護政策は、発展途上国から産業を奪っているともいえる。こうした諸事情を背景に、ヨーロッパへ密入国しようとする途上国の若者が増加している。貧困に苦しむ若者たちが、テロリスト集団の勧誘の対象となっていることも指摘されている。番組は、ドミニカの酪農業、南アフリカの砂糖生産業、ガーナの養鶏業など、地元の農民の声を聞きながら、なぜEUの農業保護政策が途上国を苦しめているのか、そのからくりを解き明かし、警鐘を鳴らしている。
原題: Nailed to the Bottom
制作: DR(デンマーク) 2004年

[担当者メモ]・・・ この番組は、2004年に時事番組部門のイタリア賞を受賞した作品です。イタリア賞はテレビ番組の国際コンクールとしてはもっとも権威のあるコンクールです。このドキュメンタリーは、ヨーロッパの農業補助金が結果的にアフリカの貧困を生み、その貧困がビン・ラデインの信奉者を生み、テロにつながっているという連環を見事に描いています。先進国のあり方がテロを生み出していることに警鐘を鳴らしています。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-06-22 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->F 0855





●BS世界のドキュメンタリー・アフリカ 「シエラレオネ 血塗られたダイヤ」

アフリカ西部のシエラレオネでは、90年代に反政府勢力、革命統一戦線(RUF)によってダイヤモンドが不法に売られ、リベリアなどを介して西側諸国へと渡っていった。元少年兵は、「内戦中、ダイヤは武器を購入するための唯一の資金源だった」と語る。当時、RUFは人々にダイヤの採掘を強制し、ダイヤを持っている人は容赦なく殺害したという。
内戦終了後の2003年、シエラレオネは、ダイヤの合法的な取引を保証する国際認証制度「キンバリー・プロセス」に加盟した。しかし、ダイヤ取引の正式なライセンスを得るには、この国の平均年収の3倍近くを支払う必要があり、多くの人々が違法のまま取引しているのが実情だ。一方、闇の採掘場で働く人も後を絶たない。ある男性は家族を養うため、ダイヤを含んだ泥を汲みだす作業を1日9時間行う。20年間で得たダイヤの数は15個。キンバリー・プロセスの名前すら聞いたことがないという。
密売人に扮した取材陣は、ダイヤをいとも簡単に隣国のギニアへ持ち出すことに成功。
コンゴ、そしてニューヨークへと、密売ルートをたどる。番組は、西側諸国が“紛争ダイヤ”を買い続ける限り、アフリカから紛争はなくならないという事実を告発する。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2007-07-03 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0419










▲格納場所記載なし=おそらく廃棄したHDD-A




ページ先頭へ