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●BSドキュメンタリー 証言でつづる現代史 「こうしてベルリンの壁は崩壊した」(前・後編)

1989年11月9日深夜。東西ベルリンを隔てていた壁の門が開いた。チャーリー検問所。これを機に、東ベルリン市民は雪崩を打って西側へと向かう。若者達は壁に飛び乗り一斉に足下のコンクリートを砕き始めた。東欧民主革命を象徴する、最も鮮烈な光景だった。当時「社会主義の優等生」と呼ばれた東ドイツで、分厚い壁がもろくも崩れ、国家体制そのものも瞬く間に崩壊へと向かった。実はその発火点というべき動きが、ベルリンから遠く離れた古都ライプチヒを舞台に起っていた。800年の伝統を誇る教会を拠点にして、体制内変革を求める市民運動が10年以上にわたって密かに行われてきた。その運動が89年春以降次第に拡大、先鋭化。やがてベルリンなど他の都市での運動へと飛び火し、ベルリンの壁崩壊につながっていく。あれから20年近く、これまで口を閉ざしてきた関係者らが、ようやく当時について語り始めた。番組では、こうした証言を軸に旧東ドイツにおける民主革命のうねりをあらためて追い、その裏でどのような人間ドラマが展開し、どのような人々の思いが交錯していたのかを、前・後編で描く。

◎第1回 ライプチヒ 市民たちの反乱
前編(12日)は古都ライプチヒで他に先駆けて行われた市民主体の民主化運動。教会に依った人々による小さな「月曜デモ」がなぜ、数万人規模の巨大デモへと拡大していったのか?「流血の事態」はどのようにして回避され、それが民主化そのものの「のろし」となっていったかを描く。

◎第2回 首都が揺れた
後編(19日)では首都ベルリンに舞台を移し、改革の波に乗り遅れたドイツ社会主義統一党(SED)の幹部らの迷走ぶり、そして首都に飛び火した市民運動への対応が壁の開放へと急転したプロセスを追う。同時に「民主革命の主人公」の多くが決してその後の性急な「ドイツ統一」は望まず、2008年の今、苦い味の思いを噛みしめている現実にも迫る。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min×2 2008-01-12・19 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->B 0730, 0023





●BSドキュメンタリー 「ブラジル トラック街道」 〜6000キロ同行記〜

肉牛や木材に加え、大豆やバイオエタノールの生産で経済成長の著しいブラジル。その流通を支えるのが、90万人のトラックドライバー。多くは個人営業の、いわば一匹狼(おおかみ)である。パスコはこの道30年のベテラン。ハードワークで体を痛めながらも、ドライバー稼業が大好きで、昼夜、広い大地を駆け巡っている。彼の往復6000キロの旅に同行し、変ぼうするブラジルの姿と、それを見つめるドライバーの心情を伝える。
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経済発展の勢いで注目される「BRICS」の一つ、ブラジル。肉牛と高級木材で年間50億ドルを稼ぎ、サトウキビとトウモロコシを原材料とするバイオ・エタノールの生産で世界をリード、そして今、世界第二位の大豆輸出国となった。しかし一方で、加速する経済成長の陰で広がる経済格差と、貧困に起因する犯罪の多発、土地の不法占有者(グリレイロ)による木材伐採と自然破壊、大豆畑拡大による熱帯雨林の消失等に悲鳴を挙げる。そんな南の巨人の流通と輸送を支えているのが、60万台のトレーラートラックの群。およそ50万人の独立系トラックドライバーたちが昼夜を問わず物資を運んでいる。北のアマゾン地方、北東部の貧困地域、エタノールと大豆景気に湧く中部穀倉地帯……。ブラジルの物流を支えるトラックドライバーたちの旅に密着し、道端から見えてくる庶民の暮らしの実像、いま勢いづくブラジルという国の“沸騰する欲望”をとらえる。
(text from NHK site)

>ディレクター: 戸井十月

ノイズなし
BS1 50min 2008-03-29 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->G 0249





●BSドキュメンタリー|シリーズ アフリカ2008 「南アフリカ エネルギークライシス」

5月28日から横浜で行われるアフリカ開発会議を前に“今”のアフリカを見つめる。その第3回。大陸全体で6%を超える経済成長を続けるアフリカ。だが油田を持たない多くの国で、エネルギー危機が深刻化している。アフリカの優等生国家といわれ、2010年のサッカーW杯開催が予定される南アフリカ共和国も例外ではない。ガソリン、電力などエネルギーの絶対的な不足により、新スタジアム建設や道路整備などが大きく遅れ、政府の無策ぶりを批判する国民の声も日増しに大きくなっている。鉱物エネルギー省では、対応策としてバイオエタノールの開発を支援してきた。農家の共同出資でアフリカ初の商業的エタノール工場建設も持ち上がった。しかし、バイオ燃料には作物や農地が必要で、「飢餓になるほどの食料不足に悩むアフリカに相応しくない」という意見が根強く、去年12月、「トウモロコシ原料のエタノール生産の禁止」が閣議決定された。バイオに現金収入を期待した農民は強く反発し論争になっている。一方、国営電力会社エスコム社では、同社で開発した小型原発の大幅増設や、豊富に埋蔵される石炭からの人工石油製造による電力の確保を目指しているが、開発に伴う汚染の拡大に警鐘を唱えるNGOや科学者との対立が激化している。番組では、バイオエネルギー論争と原発計画、さらに石炭鉱山採掘に揺れる南アフリカ・ムプマランガの州都エルメロ近郊を訪れ、エネルギー不足にあえぐ南アの姿をドキュメントする。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-05-28 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->D 0307





●BSドキュメンタリー シリーズ・日系ブラジル移住100年 「スセソとデカセギ」

第1回 「スセソ」 〜新経済大国の成功者たち〜

1908年、神戸港から781人の日本人を乗せた最初の「笠戸丸」が出航した。目指したのはブラジル。貧しい生活から抜け出そうと、この100年で25万人もの人々が海を渡った。歴史上、最大の日本人の“大移動”がブラジル移住である。日本人は世界で生きていけるのか、子孫たちは今どんな運命の中にあるのか。日系移住者の旅は、歴史の壮大な実験だった。シリーズ第1回は、BRICsと呼ばれる新経済大国となったブラジルを支える日系人たちを描き出す。高学歴、高収入の代名詞とも言われる“日系人”。政治、経済界で活躍し、大成功者を意味する“スセソ”と呼ばれるまでになった数多くの人物がいる。世界4位の航空機メーカーの副社長、中央銀行理事、売上10兆円の石油会社総裁など、ブラジルの中枢で、リードする日系2世、3世たち。番組では“スセソ”に密着。ブラジル、日本双方での今のダイナミズムあふれる活躍ぶりと、日系人の生きてきた軌跡を見つめる。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-06-08 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0891





●BSドキュメンタリー シリーズ・日系ブラジル移住100年 「スセソとデカセギ」

第2回 「デカセギ」 〜2つの国を行き交う人生〜

シリーズ第2回は、ブラジルから再び日本に戻り、貴重な労働力として翻弄されてきた“デカセギ”の人々を描き出す。1990年代から日本での就労が認められ、やって来たデカセギの数は31万人。農業などでは暮していけず、大金が稼げると押し寄せた。しかしその間、ブラジル本国では急成長が続き、経済格差は縮まった。帰りたくても就職先もないため、10年以上も家族が離れ離れで暮らし送金だけ続ける“デカセギ”は少なくない。日本に“デカセギ”に行く魅力が薄れた今、大学生向けに、短期アルバイトのようなコースも登場。「デカセギすると大企業の就職に有利になる」など様々な目的で日本に向かう。
なぜ今、デカセギは海を渡るのか。家族たちの思いとは― デカセギ群像を見つめていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-06-08 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 Stereo (MPEG-1) --->C 0157











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●BS世界のドキュメンタリー
奇跡の映像 よみがえる100年前の世界 「第1回|大富豪 カーンの“夢”」

独仏国境のアルザスでユダヤ人家庭に生まれたカーン。証券デイーラーとなり大富豪に。ドレフュス事件で反ユダヤ感情が渦巻くと、社会の表舞台から退き、各国を旅するようになる。カーンは各地から失われていく少数民族の文化、生活を記録し、20世紀初頭のあるがままの世界の姿を記録するべく、当時、画期的とされたカラー写真(オートクロム)の技術で第一線のカメラマンに世界各地を回らせ、結果的に今から100年前の世界5大陸の映像が後生に残ることになった。一部ムービーでも記録が残されており、映像には、各地から消え去った100年前の人々の暮らしや風習、世界地図が塗り変わる前の各国の姿が残されている。

原題: Wonderful World of Albert Kahn:Vision of the World
制作: BBC(イギリス) 2007年

[担当者メモ]・・・大富豪カーンがほぼすべての財産をなげうってまで世界中に暮らす多様な生き様と民族を記録しようとしたその全貌が9回にわたって紹介されるシリーズ。ぜひご覧下さい。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-01-06 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0804





●BS世界のドキュメンタリー
奇跡の映像 よみがえる100年前の世界 「第2回|激動の世紀への胎動」

100年前、人々はそれぞれの文化や伝統を守りながら独特の暮らしを守っていた。カーン一行はまず、ニューヨークへ。
5番街に最初にたてられた高層ビル(後のプラザホテル)のカラー写真第一号が登場。サンフランシスコでは、大地震から2年後のいまだに復興ままならぬ都市の姿をとらえた。その後、太平洋を横断して1908年暮れ、日本に到着。当時の東京をムービーで撮影。黒田内閣当時、外相だった大隈重信と懇意だったカーンは、大隈邸を訪れ、大隈本人を撮影している。貴重な映像が残された。その後、中国に渡り、列強進出直前の清朝末期の貴重な町並みをとらえるなど変革前夜のアジア各地を行く。さらに南米アルゼンチンへ。貧困から脱出しようと南米に向かうイタリア移民の姿を記録した。

[担当者メモ]・・・ここに登場する大隈重信侯の資料映像は、今回、新たに発掘されたムービーです。早稲田大学大学史資料センターの協力を得て、1908年年末頃に撮影されたものと確定することができました。貴重な映像です。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-01-06 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0973





●BS世界のドキュメンタリー
奇跡の映像 よみがえる100年前の世界 「第3回|かげりゆく共存の輝き」

当時、ヨーロッパ各国は多様な民族を内包していた。フランス各地でも多様な言語が残っており、20世紀初頭ののどかなフランスの片田舎が撮影されている。また、バルカン戦争以前のマケドニアで、多様な民族と多様な宗教が一つの地域に入り乱れて暮らし、対立もなく、コミュニテイーが成立していた貴重な映像をカメラはとらえている。しかし、ナショナリズムの台頭で、ヨーロッパは当時の寛容な多様性を失っていく。時同じくして、オスマントルコ帝国が崩壊し、バルカンは一気に火薬庫となっていく。

[担当者メモ]・・・世界史の教科書に出てくる表現として「バルカンの火薬庫」という言葉がありますが第3回で出てくる20世紀初頭のバルカン半島では、多様な民族と宗教が共存して暮らしていた瞬間があることを実感させてくれる貴重な映像が残されていました。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-01-07 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0153





●BS世界のドキュメンタリー
奇跡の映像 よみがえる100年前の世界 「第4回|塹壕から見た人類初の大戦」

第一次大戦中、カーンは各地へのカメラマン派遣を中止せざるを得なかった。そのかわりフランス政府にかけあい、戦闘の最前線にカメラマンを送り、フランス軍の戦いぶりをカラー写真で撮影することを提案し実行した。その結果、フランス兵が戦争中、どのような日々を送っていたかを物語る貴重な記録が残された。スイスから北海まで続く西部戦線の塹壕も記録されている。専門家はカラーで記録することで、兵士一人一人の人間性がより生々しく映像に残されたとコメント。途中、あまりの凄惨な戦いに仏軍兵士がストを起こす様子も記録された。現在のようなハイテク戦ではなく、前線で大量の戦死者が出るという当時の戦いのリアリテイーが伝わる。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-01-08 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0338





●BS世界のドキュメンタリー
奇跡の映像 よみがえる100年前の世界 「第5回|市民たちの大戦」

この回は、戦時下の市民生活を記録した映像で構成される。その後の爆撃で命を失った市民の姿も記録されており、生存中の親族が証言に応じている。戦争が市民生活に与える計り知れない影響の大きさを示している。これらの写真をカーンは自宅に裕福な階層を招いて見せ、戦時資金を募った。最後は、勝利にわくパリの様子がムービーで紹介される。

[担当者メモ]・・・実に多くの人命が失われた第一次世界大戦。爆撃を受けた後のヨーロッパの空撮を見ると、各都市ががれきの山と化している様子がよくわかります。戦争のむごたらしさを物語る映像です。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-01-09 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0562





●BS世界のドキュメンタリー
奇跡の映像 よみがえる100年前の世界 「第6回|勝者と敗者」

カーン一行は、ヴェルサイユ講和条約の現場での撮影を許され、各国の代表団が居並ぶ貴重な映像をとらえている。さらに、一度はドイツに併合されたカーンの故郷アルザスがフランス領に戻り、人々が伝統的な衣装をまとってカメラの前に立った。勝利に沸くフランス。その一方で、敗戦国となったドイツは連合軍により巨額の補償を要求され、国全体が疲弊。戦後、フランスが占領したラインラント地方では、インフレでパンの値段が何千倍にはねあがり、長蛇の列ができている様子や、フランスの占領に抗議する工場でストを映し出し、大戦直後の混乱するヨーロッパの明と暗を浮き彫りにした。カーンは、これらの映像を2度と戦争を起こさないための資料として残す意図があったが、結局、第二次大戦を阻止することはできなかった。

[担当者メモ]・・・戦争の勝者と敗者の明暗がはっきりと出ています。このことが第二次世界大戦へとつながる大きな要因となっていくことがこの回から見えてきます。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-01-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0757





●BS世界のドキュメンタリー
奇跡の映像 よみがえる100年前の世界 「第7回|中東 分割の悲劇」

アラビアのロレンス率いるアラブの兵士たちが国家としての理念を持ち始めた一方で、レバノンにはフランス軍が入り込み、キリスト教徒主体の国家を作り上げようとしたために、アラブ系住民の猛烈な反発を買う。カーンの一行は、パレスチナにおけるユダヤ人の国家建設に賛同する書簡を書いたことで知られる当時のイギリス外相バルフォアがパレスチナを訪れ、ユダヤ人の熱烈な歓迎を受ける貴重な瞬間をとらえている。ここに現在のパレスチナ紛争の火種を見ることができる。さらに、連合軍占領下のトルコで、ケマル・アタテユルクがトルコ人の国家を建設するべく立ち上がる様子やギリシャとの激しい戦いの2年間を物語る映像を残している。

[担当者メモ]・・・世界史の教科書に出てくる「バルフォア宣言」。そのバルフォア外相本人がパレスチナを訪れた瞬間を記録していたことに驚きです。
(text from NHK site)

ノイズなし??>>PC不調により録画失敗
BS1 50min 2008-01-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)





●BS世界のドキュメンタリー
奇跡の映像 よみがえる100年前の世界 「第8回|東洋 不思議の世界」

20世紀初頭に撮影されたカンボジアのアンコール・ワットがカーン・コレクションに残されている。遺跡の前で雷神に捧げる舞が舞われる様子、アンコール・ワットに詣でる人々の様子などが記録された。また、日本では、カーンは皇室と親しくし、大正天皇崩御の際の葬儀も撮影を許されており、ムービーが残っている。インドでは、今はそのほとんどが失われたマハラジャの文化を記録。100年後の今、多くのアジアの当時の風習と文化、生活スタイルは失われている。

[担当者メモ]・・・20世紀初頭のアンコール・ワットの映像に注目してください。フランスによって“発見”されて 間もない頃のアンコールの様子です。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-01-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0805





●BS世界のドキュメンタリー
奇跡の映像 よみがえる100年前の世界 「第9回|カーンの死 “夢”の終わり」

最終回に登場するのはカナダの北東部に位置するニューファンドランド島である。20世紀初頭、フランスの漁師たちは荒波を超えてこの海域で漁を行っており、カーンのカメラマンが密着しムービーで貴重な記録を残した。アフリカの奥地にも到達し、現在のベニンで行われていたブードウーの儀式やマサイ族の人々の貴重な儀礼までをも記録した。アフリカには当時カトリック教団による熱心な布教活動が行われていたが、ある神父の布教活動に密着したことで、アフリカが20世紀初頭にどのようなプロセスでキリスト教の影響を受けるにいたったかの貴重な映像記録を残すことになった。1929年の大恐慌でカーンの世界旅は終わることになる。彼はほぼ一夜にして破産し、記録映像以外の全財産を競売にかけた。以後、80歳で亡くなるまでの数年間、孤独な日々を送った。1940年、パリはドイツ軍の手に落ち、カーンの死後、ナチの兵士が自宅に捜索に入った。しかしなぜか膨大な記録フィルムには関心を示さず、カーンコレクションは散逸を免れ、100年前の姿を映し出す貴重な記録フィルムとして後世に残ることになった。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-01-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0974





●BS世界のドキュメンタリー 「ヒラリーとビル」 (前編)

厳格なプロテスタントの家庭に生まれ、シカゴで幼少時代を送ったヒラリーは、「自分の信念を曲げてはいけない」という父の教えを受けて育った。学生運動に打ち込んだ大学時代にビルと出会う。弁護士として活躍する傍ら、30代の若さでアーカンソー知事になった夫ビル・クリントンとともに、より大きな舞台を求めて歩み始める。91年に夫ビルが大統領選に出馬した際、「専業主婦に冷たい」という批判を受けているのを知ったヒラリーは、髪型など、がらりと雰囲気を変え、ビルを支える妻のイメージを強く打ち出すことで、その年、ビルは大統領に選出された。

前編は、ビル・クリントンが大統領に当選するまでの二人の軌跡を関係者へのインタビューとアイオワ州のクリントン・ライブラリー所蔵の記録映像や写真で構成。

原題: Hillary and Bill
制作: 2001 Audiovisual(フランス) 2008年

[担当者メモ]・・・来年2月に集中している米大統領選挙の予備選を前に、フランスのプロダクションが現在、鋭意制作中。私たちも期待しています。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-02-12(2008-02-04の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->B 0317





●BS世界のドキュメンタリー 「ヒラリーとビル」 (後編)

後編は、ビル・クリントンが大統領に当選した後の様々なスキャンダルの実態に迫ると同時に、女性問題が報道される度に苦悩したヒラリー。その両親のはざまで一人娘のチェルシーの動揺などを関係者の証言でふり返る。ビル・クリントン大統領をヒラリーがどのように裏で支えたか。そして、今、アメリカ初の女性大統領をめざすヒラリーがどのように政治家として着々と準備を進めてきたかを描いていく。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-02-13(2008-02-05の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->B 0951





●BS世界のドキュメンタリー 「ベトナム戦争 もうひとつの闘い」 〜枯れ葉剤被害者 集団訴訟〜

番組は、原告のうち主に4人のケースを追いながら、ベトナムで今なお続いている枯れ葉剤被害の実態を見ていく。また、散布した米軍兵士にも被害が出ており、米兵の子どもに奇形の少女が生まれたことなどを伝え、枯れ葉剤作戦がいかに年月をこえて、ベトナムだけでなくアメリカにも被害の爪痕を残しているかを訴える。裁判では、今のところ、1960年代の国際法に照らすと、化学兵器の使用は違法であるとしながらも、その賠償責任を製造した企業にまではあてはめられないとしている。番組では、「枯れ葉剤の使用はやむをえなかった」という元米軍将校の声も紹介しながらも、集団訴訟のゆくえが不透明である現状をふまえ、アメリカがベトナムに医療支援などの手をさしのべないことには大きな人道的被害がこの後も続くとする。元駐ベトナムアメリカ大使の「この問題はいわば戦争の最後の亡霊であり早期解決が望ましい」という言葉と共に、アメリカ政府の救済措置が必要ではないかと問いかける。

原題: Last Ghost of War
制作: The Gardner Group(アメリカ) 2007年

[担当者メモ]・・・アメリカ人のディレクター/プロデューサーがベトナム出身のディレクターとともに制作した極めて良心的なドキュメンタリーで、これまで切れ切れにしか伝えられることのなかった枯れ葉剤の被害の現状を良く伝えています。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-02-15 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0617

>関連番組あり: BS世界のドキュメンタリー 「アグリビジネスの巨人 “モンサント”の世界戦略」





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・女性たちは訴える
「アルジェリア インターネットで“女性は強くなる”」

アルジェリアの地方都市コンスタンティーヌに住む女子大生のシャヒネーゼは、女性が社会のさまざまな局面で、男性より低い地位に置かれていることに疑問を抱いている。そこで、アルジェリアの人権委員会の弁護士や女性議員の元を訪ねるが、実はアルジェリアの家族法は憲法違反だが、イスラムの戒律であるシャリア法との整合性を取るために現行の形になっていると説明を受ける。納得がいかず、シャヒナはインターネット電話を使って、世界中の人たちと対話をはじめる。カリフォルニアに住む同世代の女性は、将来の夢は家族そろって日曜に教会に行くことだと語り、シャヒネーゼは意外に思う。また、インドのジャーナリストの女性からは、インドでは女性は知性の神と崇拝される一方で、多くの女性が家庭内暴力に苦しんでいる現実を聞かされる。番組のクライマックスは、世界トップクラスの女性2人との対話。カトリックの影響が強いアイルランドで、90年代に大統領まで務めたメアリー・ロビンソンは、女性が銀行口座さえ持てなかった国での自らの闘いがいかに大変だったかを語る。シャヒネーゼと同じアラブ世界のバーレーン出身で、国連総会第61代議長を務めたハヤ・ラシェッド・アル・ハリファからは、女性の地位を国際水準まで引き上げるにはどうすればよいか助言をもらう。アルジェリアとは社会制度も文化も異なる世界中の女性との対話を通して、シャヒナは、平等な家族法の制定が、男女同権の基本だという意識をいっそう強める。同時に、この先も自分の信念に基づいて生きていくことを固く誓う。

原題: Chahinaz : What Rights for Women?
制作: Article Z(フランス) 2007年

[担当者メモ]・・・問題を抱える若者が、インターネット電話を通して、世界中の政治家や専門家、同世代の若者と話し合いながら、解決法を見つけ出していくフォーマットのFrance 5の番組「Mad Mundo」の最新作です。
(text from NHK site)

ノイズなし??>>予約ミス
BS1 50min 2008-02-19 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・女性たちは訴える
「インド 裸足のソーラー・エンジニアたち」

インド南部に暮らす、チェンナマ、イエァマ、カラバティ、ザイダの4人は、政府機関である「地方開発研究所」の女性博士の元で、ソーラー・エンジニアとしての知識と技能を学んだ。ヴァランティーナ博士は、貧しい地域の女性の自立を図るために、彼女ら4人にトレーニングを受けさせた。読み書きができなかったためには、彼女らは身振りや実習を通して電気配線の仕方やソーラーパネルなどについて6ヶ月間学ぶ。その後、自分たちで購入したパネルやバッテリー、手作りの部品などを電気の通っていない村々に運び設置することで、電気の利用を可能にしてきた。

原題: Bare-Footed Women Who Make Light
制作: Caldecott(シンガポール) 2007年

(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-02-21 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->B 0282





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・女性たちは訴える
「アフガニスタン 忘れられた“女性たちとの約束”」

アフガニスタンでは、戦争で夫を失った女性の数は150〜200万人に上るが、職もなく、住む場所もなく、タリバン時代の遺物である青いブルカに身を包み、物乞いをするほか生活の道はない。灯油をかぶり、女性が焼身自殺をはかった事件の件数は、この2年で倍増したという。病院を訪ね、身の上話を聞くと、家庭内暴力や性的虐待、人身売買にも等しい強制結婚から逃れる唯一の道が、自殺しかないという現実を目の当たりにする。依然として男性優位の社会は変わらず、妻が詩人であることを妬み、殺害した夫は、わずか4ヵ月半で釈放されたという。また、タリバン崩壊直後には、表通りで堂々とデモを行った女性解放運動家たちは、いま再び地下へと潜っている。家族の許しがないと女性が病院にさえ行けないアフガンでは、新生児の死亡率は世界ワースト2位。30分に1人の女性が、出産時に命を落としている。タリバン時代に比べ唯一変わった点は、女性が学校に行けるようになった事だが、校舎などの設備は劣悪で、西側からの援助はいったい何に使われているのかと、リポーターの女性が怒りをあらわにする。番組は、アフガン空爆に際し連合国が公約とした女性解放が、全く実行されていない現実を告発する。

原題: Afghanistan Unveiled
制作: Hardcash Productions(イギリス) 2007年

[担当者メモ]・・・英国Channel 4 の看板報道番組「Dispatches」からの作品。リポーターのパキスタン女性は、5年前、タリバン政権下のアフガニスタンに潜入し、職業や教育の機会もなく、家庭に囚われの身となっていたアフガン女性の実態をリポートしています。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-02-25(2008-02-18の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->B 0964





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・プーチンのロシア
「ガスプロムの世界戦略 前編|台頭する巨大エネルギー企業」

これまで取材の難しかったロシアの巨大エネルギー企業「ガスプロム」。今回、フランスの制作会社が、生産現場の様子やパイプラインなど基幹設備の撮影と、輸出部門の最高責任者であるメドべージェフ副社長のインタビューに成功した。番組は、かつてガスプロムの社長を経験した経歴ももつチェルノムイルジン元首相や、前回の大統領選に出馬しプーチンに敗れた経済学者のグラジエフ氏、下院議会のエネルギー委員会をまとめるヤゼフ委員長など、関係者の証言を交えながら、天然ガスを武器に国際的な優位性を確保しようとするロシアの世界戦略を描く。
前編では、2006年に、ガスプロムの実力を世界に示すことになった2つの事件を紹介する。ロシアは、民主化が進む旧ソ連諸国をロシアにつなぎ止める手段として、天然ガスの販売価格を利用しているが、西寄りの政策に大きく舵を切ろうとしたウクライナに対し、ガスプロムは、1000立方b当たり従来の$50から、一気に国際価格の$230への値上げを通告。同国が拒否したため、ウクライナ向けのパイプラインのガス圧が削減された結果、同国を経て天然ガスの供給を受けている欧州諸国でガスが出なくなる事態を招き、大きな騒動となった。また、サハリン沖の海域で、日本の商社とロイヤル・ダッチ・シェル社が共同で行っていた石油と天然ガスの開発プロジェクト「サハリン2」に対し、ロシアの環境当局から、突然の中止命令が下された。あわや頓挫かと思われたが、ガスプロムが株式の過半数を所有するという条件で経営に加わったことで事態は収拾。政府の後ろ盾をバックに、市場の独占を進めるガスプロムに対し、エネルギー供給をロシアに依存せざるを得ない欧州諸国をはじめ、各国が警戒を強めている。

原題: The World According to Gazprom
制作: CAPA (フランス) 2007年

[担当者メモ]・・・この番組を制作したCAPAは、ロシアに強いパイプを持ち、最近優れたロシア関連のドキュメンタリーを発信しています。その本領が発揮された、今まさに旬の作品といえるでしょう。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-03-06(2008-03-02の再放送)
Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->B 0053





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・プーチンのロシア
「ガスプロムの世界戦略 後編|ロシア資源外交のシナリオ」

天然ガスの供給をロシアに頼らざるを得ない欧州諸国は、プーチン政権下で市場の独占を進め巨大化するガスプロムに対し、不信感を募らせている。そのため、同社のパイプライン網に依存しない、新たなエネルギー供給ルートの確保に躍起だ。カスピ海沿岸で産出される石油や天然ガスを、ロシア領内を経由せずにトルコまで運ぶ「南コーカサス・パイプライン(SCP)」もそのひとつ。油送管が領土を横切る旧ソ連のグルジアは、西側との結びつきを強め、NATOへの加盟を計画している。これに対してロシアが、グルジアにミサイルを撃ち込むなど、軍事的な緊張が起きている。欧州諸国は、SCPをさらに中央アジアまで延長し、資源の安定確保を目論んでいるが、一方でロシアと良好な関係にあるドイツは、バルト海の海底を横切るパイプライン「ノルド・ストリーム」の建設に乗り出した。他国の領土を通過せず、ロシアとドイツを直接結ぶことで、旧ソ連や東欧諸国の政情に関わらず、天然ガスの安定供給を得られると判断したためだ。こうした攻防の最中、プーチンは中国に接近し、したたかな資源外交を繰り広げている。中国、ロシアとカザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの加盟する上海協力機構(SCO)は、安全保障面での協力にとどまらず、ロシアや中央アジアの資源を中国に供給するエネルギークラブの様相を示している。また、天然ガス世界2位のイランや3位のカタールなどと共に、生産国機構(天然ガス版OPEC)を発足させると発言。実現すれば、これらの地域を結ぶパイプライン網をもつガスプロムは、世界に対する強い影響力を手に入れることになる。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-03-07(2008-03-02の再放送)
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●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・中国 「北京五輪 “鳥の巣”ができるまで」

そのユニークな外観から「バーズネスト(鳥の巣)」という愛称で呼ばれる、北京オリンピックのメインスタジアム。スイスの設計事務所と中国建築設計研究院の合同チームが、国際コンペの末に設計を勝ち取った。設計者のヘルツォーク氏は、「従来の五輪スタジアムはデザインより機能重視だった。もっと建築として魅力的で、開催国の文化を表わすものであるべきだ」と語る。しかし、2003年から始まった建設工事は困難を極めた。24本の支柱から48本のメインの梁がのび、さらに縦横無尽に張りめぐらされた梁が隙間を埋める。ただの一本も真っ直ぐな梁はなく、微妙なカーブを鋼鉄材で作り上げるのは至難の技、3ミリ以上の誤差は許されないという緻密さが要求された。局所的に強い力がかかるため、中国の鉄鋼メーカーがQ460鋼材という新素材を開発。また、気温変化による鋼材の膨張や収縮でスタジアムが壊れないよう、故意に溶接しない部位を128か所設け、まるで呼吸するように建物が形を変えるなど、様々な新技術が導入されている。現場では、70メートルの高所で命綱もつけず、不自然な姿勢で作業を行う溶接工たちが、それを支えた。観客はスタジアムに一歩足を踏み入れた瞬間から、競技者との距離の近さを実感することができる。バーズネストの独特の形が、これまでになかった臨場感を生み出すという。着工から完成間近まで、建設に携わった1万人の知恵と汗で、数々の障害を乗り越えてきた過程を伝える。

原題: Bird’s Nest:Where a Dream Begins
制作: CCTV(中国) 2007年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-03-31 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0017





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・中国 「黄砂の脅威-前編|繰り返される黒い嵐」

2002年3月、北京市で史上初の黄砂警報が発令。市民一人当たり3キロの砂が降り注ぎ、健康被害や経済活動の停滞を招いた。しかし異変は、砂漠の縁辺地域で、すでに数年前から報告されていた。内モンゴルでは一面の草原が砂漠の海に変貌し、遊牧民は銀行から借金して、家畜に食べさせる牧草を買わなくてはならない事態に追い込まれている。内モンゴルに隣接する甘粛省では、可視距離が50メートル以下という、いわゆるスーパー黄砂=「黒嵐」が町を襲い、住民に不安を与えている。金昌市では1993年、黄砂が30トンの鉄くずを巻き上げ、その高さが瞬時にして、100mから400mにまで急成長する様子が撮影された。また近隣の町では、下校途中の小学生が暗闇の中で用水路に転落するなど、子どもの死亡事故が相次いだ。事態を重く見た中国国務院は、猛威を増し続ける黄砂について、学者に詳細な原因究明と対策を命じた。しかし砂漠は拡大を続け、北京の100キロ圏内に迫る勢いだ。番組は、中国中央電視が長期取材した黄砂が発生する砂漠化の最前線からの報告だ。

原題: 砂塵暴
制作: CCTV(中国) 2004年

(text from NHK site)

ノイズなし??>>再放送を録画したい
BS1 50min 2008-04-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・中国 「黄砂の脅威-後編|湖が砂漠に変わるとき」

サハラ砂漠の調査で長い実績を持つフランスの研究チームは、タクマラカン砂漠とゴビ砂漠が接する山西省の町に、黄砂観測の拠点を構えたが、春になっても肝心の砂嵐がやって来ない。毎年大幅に進行ルートを変える、黄砂の気まぐれのためだ。考古学チームは、楼蘭文明が滅びた謎を解明することで、砂漠化対策の糸口を見つけようとするが、激しい黒嵐に行く手を阻まれてしまう。かつて文明を支えたロプノール湖は、流れ込むタリム河の水量が減少し、完全に干上がってしまった。タリム河の上流域では、1970年代まで水稲栽培が行われていたが、現在はわずかな綿花しか収穫できないという。チベット高原の北に位置する祁林山脈からは、春になると大量の雪解け水が2本の支流へと流れ込む。その片方、黒河の終点にあたる内モンゴル・居延海は2000年に消失。もう一方の石羊河の終点の甘粛省・民勤東湖も砂漠化し、ともに黄砂の発生源になってしまった。無秩序な農地の開拓や放牧地の拡大が、自然のバランスを壊してしまった結果である。人々が砂漠化した土地を捨て、水のある場所に移住すると、またそこが砂漠化する悪循環… 中国政府は、2002年から黒河と石羊河の上流域で、農業開発の管理に乗り出したが、失われた湖が蘇るまでの道のりは途方もなく長い。

原題: 砂塵暴
制作: CCTV(中国) 2004年

(text from NHK site)

ノイズなし??>>再放送を録画したい
BS1 50min 2008-04-02 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・中国 「世界最大の映画村 誕生」

上海から北に車で5時間。1998年、浙江省の寒村だった横店の郷鎮企業が、250ドルの投資で建設した映画撮影所が、経済成長の波に乗って、わずか10年で世界最大の規模に成長した。総面積330ヘクタールの広大な敷地に、実物大の秦王宮や紫禁城をはじめとする中国の歴史的な建造物や庭園が再現され、いくつもの大型時代劇が同時並行で撮られている。中国映画を代表する陳凱歌監督の「始皇帝暗殺」や張芸謀監督の「英雄(HERO)」なども、ここで撮影された。横店周辺はもともと大工職人の多かった土地で、映画セットとはいえ、緻密な手作業で作られている。番組には映画の撮影風景もふんだんに盛り込まれていて、とにかく人海戦術であったり、撮影時に音声の録音を行わなかったりという中国映画の制作手法が良くわかる。また、撮影現場は一般客にも公開されていているため、横店は新しい観光地としての人気が急上昇。訪れた際のお勧めスポットなども丁寧に紹介される。撮影所の経営者や映画製作スタッフたちのインタビューや、観光客の表情などを通して、経済成長著しい中国のスケールの大きさや活気が伝わってくる作品だ。

原題: The World's Largest Studio
制作: Bright Shadow Films(中国) 2007年

(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-04-04 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0236





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・子どもの心 「ネット時代の危うい10代」

現在、アメリカの10代の9割はネットと深いつながりを持ちながら暮らしている。番組では、ニュージャージー州のある高校に通う高校生とその親、教師を通して、アメリカの10代が毎日、どの程度ネットに依存しているのか、その実態に迫った。親や教師といった大人世代にとって、ネットがいかに「ジェネレーションギャップ」を生み出しているかを浮き彫りにする。チャタム高校3年生のクレッグにとって、情報検索サイトは宿題に欠かせない。「宿題をするのにカンニングしているみたいだけど、本を読む時間がないから仕方がない。クラスメイトの8割はこの情報検索サイトを利用している」という。レポートの作成時におけるネット情報のコピー&ペーストを防ぐために学校側も四苦八苦。コピー&ペーストした部分が瞬時にハイライトされるというサイトを利用したり、レポートを書く課題では、インターネットを利用しないように授業中にやらせるようにしている。子供たちにとってもう一つ欠かせないのが、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)。ネット上でどれだけ沢山の友達ができるか競い合う。自分の私生活や学校生活を動画や写真にしてネット配信するケースも増えている。14歳の少女、ジェシカは内気で臆病者だが、ネット上では全く別の人物として存在している。ネット上では、黒い衣装にシルバーのアクセサリーをまとった人気モデルとして、時には挑発的な自分の画像も掲載。ネット上で、本来の自分とは全く違った人物でいられることに彼女は満足している。

原題: Growing Up Online
制作: WGBH(アメリカ) 2008年

[担当者メモ]・・・この番組は、2008年1月にアメリカの・・・PBS「Frontline」で放送されました。「アメリカでは10代の子ども達がここまでネットに依存しているのか」と驚く場面もありますが、それは、日本の子ども達にとっても決して遠い未来のことではないのかもしれません。大人達が現実をどう受け止め、対処していったらいいのか深く考えさせられる番組です。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-04-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->D 0462





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・アフリカ 「空前のチャリティーバンドはこうして結成された」

第3世界への支援のためのライブ・エイドやWe are the World などのチャリテイーコンサートが大々的に企画されるきっかけとなったのは今から約20年前、1984年にイギリスで突発的に実施されたバンド・エイドプロジェクトである。BBCのリポートでエチオピアに大規模飢餓が発生していると知ったあるロックスターがこのプロジェクトを思いついたのがそもそもの始まりだ。発起人であるアイルランド出身のロック歌手ボブ・ゲルドフへのロングインタビューを軸に、プロジェクトを立ち上げようと思った理由、レコード売り上げ金を全てエチオピアへの寄付金とするための難問をくぐりぬけていったプロセスを当時の記録映像を使って描く。このプロジェクトへの参加がきっかけで、第3世界への援助活動に目覚めることにつながったボノなどが当時の熱気と意義を思い出深く語る。1ヶ月でレコードは250万枚という前代未聞の枚数を売り上げた。

原題: Band Aid Story
制作: Class Films Limited(イギリス) 2004年

[担当者メモ]・・・この番組は、「バンド・エイド」の結成20年の節目となった2004年にイギリスで制作されました。結成から20年以上経過した今、アフリカの状況は果たして変わったのか。このプロジェクトの仕掛け人ボブ・ゲルドフは、音楽家にできることの限界を語り、今もアフリカの状況は変わらず、課題は残されたままであることを訴えます。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-05-09 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->E 0209





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・アフリカ 「ダイヤモンド・ロード-前編|格差を生む魅惑の輝き」

NYのオークションでは、ちっぽけな宝飾ダイヤモンドに数百万ドルの値がつく。片や、産地のシエラレオネでは、ダイヤ堀りたちが朝から晩まで泥にまみれて、日給わずか数ドルに甘んじている。これほど川上と川下で価値が変わり、携わる人々の境遇が異なるのは、ダイヤモンド産業をおいて他にはない。シリーズの前編では、ダイヤの輝きが生み出す格差の実態を浮き彫りにする。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-05-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->G 0952





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・アフリカ 「ダイヤモンド・ロード-後編|富の分配をはばむ厚い壁」

シリーズ後編では、ダイヤモンドが最終的な顧客の手に渡るまでのプロセスを追いながら、ダイヤ産業で大きな格差が生み出される原因を探る。産地のシエラレオネで、マーティンはフェアトレードを立ち上げようと奮闘するが、その行方に立ち塞がる数々の障害から、ダイヤ取引における既得権益者の根強い搾取の構図が見えてくる。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-05-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->G 0693





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える〜水〜

「水の未来・第1回|命をつなぐ巨大プロジェクト」

ナイル河畔の人口は100年前には400万人だったが、現在は8千万人。2050年には1億4千万人に膨れ上がる。エジプト政府は、ナセル湖岸のムバラク・ポンプ場で大量の水を吸い上げ、運河を使って広大な砂漠地帯を緑化し、数百万人を入植させる国家プロジェクトを推し進めている。中国では黄河と長江を3本の運河で結び、うち2本は首都北京に、1本はゴビ砂漠に水を供給する大動脈とする計画が着々と実行にうつされている。南米のイグアスの滝周辺の地下には、天然の地下水源が存在し、英、仏、スペインを合わせた巨大な面積に匹敵する。この地下水源を利用し、ブラジルとアルゼンチンは経済成長の原動力にしようとしている。さらに、フロリダ州タンパベイにある高圧透過式の淡水化プラントは、隣接する火力発電所の廃熱利用で世界最安値を達成し注目されているが、2001の施設完成後、未だ操業開始には至っていない。

原題: The Future of Water 〜The Water Age〜
制作: Panopticon(ノルウェー) 2007年

[担当者メモ]・・・日本では飲料水についていえば何の不安もなく日々を過ごすことができますが、世界を見渡すと意外と深刻な事情を各国が抱えていることが見えてきます。
(text from NHK site)

ノイズなし??>>トップランナーを優先した
BS1 50min 2008-06-09 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1)





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える〜水〜

「水の未来・第2回|荒ぶる水との闘い」

チベットのヒマラヤ山脈はアジアの水源としての役割を果たしてきた。近年氷河が溶け始めており、1年間に失われる水量は、黄河の水量に匹敵すると中国の専門家が指摘。チベットを水源とする河川の流域には30億人が暮らしているが、すでに洪水や干魃などの影響が見られ、生活の不安に怯えている。ガンジスデルタのバングラデイシュでは、国土の浸食が急激に進んでいるが、海水面が0.5m上昇すると600万人、1.5m上昇で1700万人が住む土地を失うという。温暖化の影響で台風やモンスーンにより大洪水が発生している事態に対し政府は、国際的な支援を得られない限り、状況を改善することは難しいと語った。運河による水管理で海面よりも低い国土を維持してきたオランダも様々な対策に迫られている。

原題: The Future of Water 〜The New Uncertainty 〜
制作: Panopticon(ノルウェー) 2007年

[担当者メモ]・・・気候変動が各国に大きな影響を与えている実態をよく伝えている番組です。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-06-10 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->F0914





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える〜水〜

「水の未来・第3回|水を制する者が世界を制す」

南アフリカのヨハネスブルクは、100年前にはほとんど人が住んでいなかった乾燥地帯に作り上げられた都市。800万人の住民が使う水をいかに確保するかが課題だ。市当局は「水は人権問題」と位置づけ、1家族につき6000リットル/月までは無料としているが、到底足りず、住民の抗議運動や、水道管のバイパスによる盗水が相次いでいる。内陸の山岳国レソトは、人口200万の最貧国だが、水資源だけは潤沢にある。1998年、ヨハネスブルクに水を供給する契約を結んだが、安い価格で水を売るのに抗議する反政府運動が起き、マンデラ政権が軍事介入するという事態に発展した。スペインの地中海沿岸は、国際的な保養地で多くの観光客が訪れ、農業も盛んなため慢性的な水不足に陥っている。政府は、豊富な水に恵まれた北部のエブロ湖から、運河とトンネルを使って南部に水を供給しようと計画したが、北部の市民による大規模な反対デモで中断している。水源を握る国と水源を持たざる国の関係を見ていく。

原題: The Future of Water 〜The Waterlords〜
制作: Panopticon(ノルウェー) 2007年

[担当者メモ]・・・今後の水問題の未来図が見えてくる最終回です。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-06-11 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->F0820





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える〜水〜

「脅かされた水の安全」 〜ヨーロッパ・水道民営化の波紋〜

ヨーロッパで進められた水道事業の民営化に伴い、人件費や設備投資のコストダウンにより水質管理などがおざなりになったとして、民営化への批判が高まった。ベルリンを初めドイツの3つの都市を取材し、民営化がどのように進められたのかを行政、市民、企業の立場から検証。さらにヨーロッパの中でいち早く民営化を果たしたイギリスの例を取り上げ、民営化の是非を問う。ドイツ北部キール市では2001年に民営化された。市議会は民間の力を借りなければ公共事業は競争力を失う危機感を募らせていたが、民営化で多くの人員削減が行われたうえに売却先のファンドが破綻してしまい、市は巨額の損益をこうむることになった。ベルリンではドイツとフランスの大手エネルギー会社に株の49.9%を売却。しかし、事業の運営権も譲ったため、水道料金は値上がり。しかも、会社側は効率化を求め水道管の保守や修理を減らした。ベルリンの水源を担う川や湖には浄水場で処理しきれないレントゲンの造影剤や薬品が流れ込んでおり、水道水を危険に晒していると科学者は言う。イギリスの水道サービスは1989年に民営化され、政府は価格調整機構のOFWATを設立し、水道料金の規制とサービスの質を絶えずチェックしている。しかし、ロンドンではヴィクトリア朝時代から使い続けている老朽化した水道管からの水漏れが激しく、建物の中・高層階には水圧が低いため水の供給が滞るケースが多い。水質の汚染による魚のメス化も進んでいた。

原題: H2O up for sale ?The privatization of a human necessity
制作: Kern TV(ドイツ) 2005年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-06-12(2006-08-20の再放送)
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●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える〜水〜

「村に水を引く男」 〜インドネシア フローレス島〜

カナダ人の男性が、簡易ポンプを利用してインドネシアの水道施設の整っていない村に水を引くという地道な活動を追ったドキュメンタリー。カナダ公共放送のフランス語圏で放送された番組。ジル・レイモンドはこれまで、フローレス諸島の島々を回り、20近くの村に簡易の水道パイプを作り、水を引いてきた。村人は、毎日数キロの道のりを歩いて水汲みしていたのが、その重労働から解放され、村にはいつでも水が出るようになる。ジルがこの活動を始めたのは5年前。労働も資金も、ジル自身と村人達のボランティアで成り立っている。ジルは、村に住み込んで関係を築き、村人を巻き込んで水道パイプを引いていく。ジルは1999年に国際的な援助団体に入り、カリビアン諸島やフローレス諸島で8年間に渡って活動を続けた。しかしNGOが集めた資金が地元のNGOまでは届いても本当に必要としている人のところには届かないと気づき、退団。そのままフローレス諸島に残り、親しくなった村人と相談しながら、水を引くプロジェクトを始めた。

原題: The Water-Bearer
制作: Radio Canada/CBC(カナダ) 2006年

[担当者メモ]・・・主人公のカナダ人男性、ジルが村人と協力し、村人を巻き込みながら水道を引くというプロジェクトに取り組んでいる姿がよく描かれています。「地元の人たちを巻き込んでいかないと開発援助は成功しない」というメッセージがよく伝わってきます。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-06-13 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->F0726





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える〜大地〜

「アグリビジネスの巨人 “モンサント”の世界戦略」 (前編)

モンサントの主力商品は、自社の農薬「ラウンドアップ」に耐性を持つ遺伝子組み換え作物。番組は、ラウンドアップ耐性大豆で農作業が効率化され収入が増えたと話すアメリカ生産者の声を紹介する。モンサント社開発の遺伝子組み換え種子は90年代にFDAにより認可された。しかし、当時の農務相が認可への懸念を表明したところ、通商代表部から猛烈な抗議があったと証言。当時、農務省のバイオテクノロジー研究者の一人は「政治的判断で、遺伝子組み換え作物は従来の作物と同一物とみなすことで認可が容易になった」と証言。FDAが発表した認可の文書は、モンサント社の弁護士が作成した文書と酷似していた。さらに、モンサント社が遺伝子組み換え技術を応用した牛成長ホルモンrBGH。カナダでの承認試験に関わった科学者3人がモンサント社から賄賂を持ちかけられた事実を議会で証言すると3人は解雇された。さらにイギリスの研究者は、農薬に耐性をもつ遺伝子組み換えポテトをラットに与える実験を農務省の依頼で行った。その結果、腸の肥大と免疫システムの活性化を認めたため、遺伝子組み替えポテトを従来のポテトと異なる未知の食品として認識したと結論づけ、BBCの番組で述べたところ研究所から解雇された。など。

原題: The World According to Monsanto
制作: ARTE(フランス) 2008年

[担当者メモ]・・・フランスの公共教育放送ARTEが中心となり、ドイツ、カナダが出資して制作され、計9カ国の公共放送で放送が予定されています。日頃の疑問に丹念に答えてくれる優れた調査報道番組です。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-06-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0615

>関連番組あり: BS世界のドキュメンタリー 「ベトナム戦争 もうひとつの闘い」 〜枯れ葉剤被害者 集団訴訟〜





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える〜大地〜

「アグリビジネスの巨人 “モンサント”の世界戦略」 (後編)

世界第3位の綿花生産国インドで、モンサント社は1999年に現地の種苗会社を買収し、遺伝子組み替えの綿花種子を販売。害虫に強い品種で、防虫剤を減らすことができ、収穫量と利益を増やすというのが宣伝文句だ。農民は通常の4倍もの値段で種子を購入。しかしこの遺伝子組み換え種子は実は特定の害虫にしか効果がなく、2006年の干ばつで、大きな被害をだし、綿花栽培農家は大打撃を受けた。多くの農家は借金に苦しみ、ここ2〜3年、年間500人以上の自殺者を出している。多様なトウモロコシの種子の宝庫として知られるメキシコでは、認可されていないはずの遺伝子組み換え種子が農地に入り込み、奇形のトウモロコシが見受けられるようになり、衝撃が走った。従来の品種が壊滅するという農地も出てきている。ある研究者が、これでは世界各地の伝統農業が破壊されると批判したところ、反発メールが大量に出回ったが、その発信元をたどったところモンサント社であることが判明する。

原題: The World According to Monsanto
制作: ARTE(フランス) 2008年

(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min 2008-06-14 Air check by Sony Giga Video Recorder v4 二か国語 (MPEG-1) --->C 0709





●BS世界のドキュメンタリー シリーズ・地球は訴える〜大地〜

「母なる大地を守りたい」 〜立ち上がるアメリカ先住民〜 (前・後編)

アメリカ先住民族の多くが国土の4%に満たない居留地で暮らしている。社会資本整備は遅れ貧困や差別にあえいでいる。居留地では、政府主導によるエネルギー資源の開発が進み、深刻な環境破壊や健康被害が起きている。番組は、自治体と話し合いを続ける4つの居留地からのレポートで構成される。「我々の土地を守ることは地球を守ること。環境破壊のツケはいずれあなた方に返る」と長老たちは語る。

[前編] モンタナ州北シャイアン居留地は、周囲に天然ガスが埋蔵されているため、いずれは7万5千のガス採掘井戸に取り囲まれる予定だ。採掘に伴う地下水の汲み上げと排水に含まれる塩分で土壌汚染が懸念されている。工事の中止を求め立ち上がった北シャイアンの女性が人々と土地の結びつきを語る。アラスカ州アークティックビレッジのグイッチンは、古来、野性のカリブーを糧に暮らす。アラスカでは大手石油企業による油田開発が進み、自然保護区での採掘が検討されている。

[後編] ニューメキシコ州ナバホ居留地クラウン・ポイントでは、1950年代以後、居留地内のウラン鉱山で採掘が行われていた。作業にあたったナバホの男性は多くが肺ガンなどで死亡。90年代半ば、採掘再開の話が持ち上がると、鉱山を所有する先住民と反対派の先住民が対立。メイン州のペノブスコットは、ペノブスコット川流域に暮らし、川魚を食べてきた。しかし、製紙工場が垂れ流す汚水の影響で魚から高濃度のダイオキシンが検出される。ペノブスコットは独自に水質調査を行い汚染の状況を訴えている。

原題: Homeland :Four Portraits of Native Action
制作: Katahdin Productions(アメリカ) 2005年

[担当者メモ]・・・アメリカ先住民の血をひく制作者による渾身のドキュメンタリー。2006年、世界的に権威のある自然・環境番組フェステイバルで知られるジャクソンホールWild Film Festivalにて Best Environmental film Award /Best Festival Awardをダブル受賞した作品。
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 50min×2 2008-06-17・18(2006-09-03の再放送)
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●BS世界のドキュメンタリー選|シリーズ近未来予測
「人類滅亡を回避せよ」 〜2075年 地球温暖化のシナリオ〜 (前・後編)

2075年。地球温暖化が進んだ地球で、人類はどのような現実に直面しているのか?ノーベル平和賞を受賞した国連の機構・IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の予測データに基づき、地球と人類の将来像を描く。
制作: CAPA DRAMA フランス 2008年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 47min・48min 2009-01-01(2008-07-01の教育での再放送)
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●BS世界のドキュメンタリー選|シリーズ近未来予測 「2026年 ES細胞インパクト」 (前編)

2026年のフランス。バイオ企業が運営する裕福な高齢者向け医療施設では、入居者が高齢にもかかわらず脳卒中や心臓疾患、糖尿病、パーキンソン病などから解放され、若々しく、長寿をおう歌していた。そこはヒトの受精卵から取り出されるES細胞(胚性幹細胞)を移植することで、病気や老いで衰えた臓器をよみがえらせる再生医療の実験場であった…。フランスの公共教育放送アルテが放送した、科学ドキュメンタリードラマ。
原題: The Cell  制作: Point du Jour フランス 2006年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 41min 2009-01-02(2008-07-03の教育での再放送)
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●BS世界のドキュメンタリー選|シリーズ近未来予測 「2026年 ES細胞インパクト」 (後編)

2026年 南フランス。裕福な高齢者が入居する架空の医療施設「モンテ・サナ」が舞台。20年後には、ES細胞による「若返り医療」が富裕層に独占されるのではないか、また途上国の女性の卵子が違法に取引きされるのではないかといった、想定されうる再生医療の生み出す倫理上の問題点を描く。
原題: The Cell  制作: ポワンドジュール フランス 2006年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 49min 2009-01-02(2008-07-03の教育での再放送)
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●BS世界のドキュメンタリー選 「シリーズ近未来予測|スーパーボルケーノ」 (前・後編)

BBCとの国際共同制作サイエンス・ドラマ「スーパーボルケーノ」。第一線で活躍する火山学者の研究結果や予測に従い、起こり得る最悪のシナリオを、コンピューターグラフィックスを駆使してドラマ化した、リアリティーとスペクタクルにあふれる大型企画である。
原題: SUPERVOLCANO  制作: BBC イギリス 2005年
(text from NHK site)

ノイズなし
BS1 49・51minmin 2009-01-03(2008-07-11の教育での再放送)
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▲格納場所記載なし=おそらく廃棄したHDD-A





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